1 / 34
Prolog
童貞は怪しい儀式でサキュバスを召喚する
しおりを挟む
「やっぱり夜は冷えるな……」
十一月半ば。俺は一人、山奥にいた。
そこは、一部の人しか足を踏み入れない。
それもそのはず。この場所は、ホラースポットとして有名だ。なにより、今は夜中。
好き好んでこんな時間にいるのはホラースポットに興味がある奴か、それ以外の理由だ。ちなみに俺は後者だ。
目の前には怪しい魔法陣。
これは俺が寒空の下で描いたものだ。
はたからしたら、不審者扱いされて通報も免れないだろう。
もし警察に職務質問されても、上手い言い訳は見つからない。
俺は大学生《がくせい》だ。
魔術なんてからっきしの、ただの人間。
ちなみに、年齢=彼女いない歴で気付いてる奴もいるかもしれないが、察しの通り童貞だ。
そんな俺が、何故こんなことをしてるかって?
それは……サキュバスを召喚するため。
サキュバス。それは美しい姿をしており、性行為を通じて男性を誘惑する。通称、淫魔とも呼ばれる。
今まで恋人が出来なかった俺は、今年で二十歳を迎える。
これから現実の彼女を作るなんて無謀な話だ。
諦めるのはまだ早い?女とキスも手すら繋いだことがない俺だぞ。
だから、こうして夜な夜な怪しい魔術に頼っている。
笑う奴がいるなら好きなだけ笑うがいい。
俺は今から童貞を卒業するのだから。
「最後に俺の血をっと……いてぇ」
ナイフで軽く手を切り、その血を魔法陣の中にポトンと落とす。
そして、俺は魔術本を読みながら召喚の儀を行った。
あと少しで最後のセリフ……と思いきや、
「は、は……はっくしゅん!」
盛大にクシャミをしてしまった。
やべぇ。この儀式は神聖なものなのに。
サキュバスは悪魔に分類されるから、神聖と言うにはさほど程遠いかもしれないが。
瞬間、魔法陣が光を放つ。
今ので成功、したのか?
大学の図書館で借りた、見るからに怪しい黒魔術の本に効果があるなんて誰が予想しただろうか。
案外、馬鹿にできないものだな。
ボフン!と煙が立ち込める。
「ゴホッゴホッ」
俺は咳き込む。だが、無事に召喚は出来たらしい。
だが、ここに来て召喚の途中にクシャミをしてしまった不安が残る。
ケルベロスなどといった魔物系だったらどうしよう。
いくら童貞とはいえ、動物とヤる趣味は持ち合わせていない。
「な、なんでぇ~!!いやっ、こんなの!」
「へ?」
女の声がする。その影はこちらに徐々に近づいてきて……
「キャンっ!?」
「ってぇ!?」
あろうことか女は、俺めがけてアタックしてきた。アタックというよりは激突したといったほうが正しいかもしれない。
俺は、咄嗟に相手が怪我をしないように抱きしめた。
が、あまりの衝撃に後ろに倒れる。頭をぶつけた。普通に痛い。
女は……見る限り怪我はしてないようだ。
「んっ……!」
「なんだ?この柔らかい……」
フニフニと柔らかい感触。だけど、手におさまるくらいの……まさか、これは
「やぁー!触んないでよ、エッチ!!!」
バシッ!!!!と響き渡る音。
何が起こったかわからなかったが、頬がジンジンと痛む。
どうやら俺は女にビンタされたらしい。
やはり、今のは胸だったのか。童貞には刺激が強すぎる。でも、小さすぎて触れた瞬間は判断に戸惑った。
煙が少しずつ消えていく。
女の姿も露わになって……
「あなたが私を召喚した人?
なにか着る服ちょうだい!」
月明かりに照らされてキラキラと照らされている銀色の髪。それは腰まで伸びている。が、枝毛一本すらないようにも思える。 そして、クリクリとしているルビー色の大きな瞳。
心を奪われそうになるほどの外見。
さすがはサキュバス。興奮したぜ……と言いそうになったが、前言撤回。
「こ……子供?」
何故なら、その正体は子供だったのだから。どういうわけかわからないが、全裸である。
心を奪われそうになった俺のトキメキを返してくれ。
さすがに小学生のガキに欲情するほど溜まっているわけじゃない。
……召喚はどうやら失敗したらしい。
いや、でも待てよ。俺は人を召喚したわけじゃない。見た目は子供でもサキュバスはサキュバス。きっと俺を気持ちよくしてくれるに違いない。
しかし、触れた時はぷにっとしたが見ただけだと本当に胸がない。
普通サキュバスっていったら、巨乳の年上姉さんを想像するだろ?
……うん、普通にヤバい。何がやばいかって?
この状況そのものが、だ。
夜中、大学生の俺と子供。誰がどう見ても即警察に電話するに違いない。ホラーマニアがたまたま通りかかって見られたら……と考えるだけで、冷や汗が。
「服ー!寒いっ!」
「わかった、わかったから!」
肩を捕まれ、揺らされる。そんなことをされたら、ぶつけた頭が響く。頭痛が悪化する。
って、俺が助けたのは、この子供にはわからないよな。
俺はコートを子供に着せてやった。
……ダラーン。スカートよりも長い。俺のコートが地面についてる。
これで歩くのは無理じゃないか?
「なぁ。お前さ、名前は?
あと、念の為に聞くが年齢とか聞きたいんだが……」
返答次第では、俺が救われるかもしれない。
成人していたら合法だし。って、サキュバスに合法も犯罪も存在しないか。
「十六!名前はルリエ」
「んー……十歳かな?」
「あなた耳が悪いの?十六。
こっちでいうと高校生!」
「え……嘘だろ」
相手には悪いとは思っていたが、信じられず言葉を発してしまう。
見る限り、身長140cmくらいで顔も幼い。胸に関していえば、お世辞にもあるとは言えない。むしろ、ないに等しい。
そんな子がまさかの高校生。ホッと安堵する。が、いや待て。高校生なら未成年ということになる。それは……間違いなく犯罪。これって援助交際とかそういうのに近い、のか?
だが、サキュバスなら問題はない。
「ルリエ。俺は白銀《はくぎん》龍幻《りゅうげん》。お前を召喚した主だ。サキュバスなら、この後は言わなくてもわかるよな?」
侍従関係。召喚したのが俺なら主はオレ。つまり、俺の命令は絶対というわけだ。
お決まりのセリフを吐いた。鏡で自分を見たのなら、今の俺はきっと悪い顔をしてることだろう。しかし、今はそんなことはどうだっていい。
「召喚をしたのが貴方なら、私は貴方の家に住む。責任取ってくれるってことでしょ?」
「ん?」
微塵も俺の話が伝わっていないようだ。なんだろう、さっきから感じるこの違和感は。
「私はサキュバスだけど、まだ見習い。
魔界で勉強してた。それで勉強終わったからお風呂入ってたら、急にここに……。
そもそも貴方が考えてるようなこと、私は一度もしたことがない」
「見習いぃぃぃぃ!?」
山奥に響く俺の大声。あまりの衝撃に俺は叫ばずにはいられなかった。
……俺、来世は魔法使いになろう。と決意した瞬間だった。
これが、見習いロリっ子サキュバスと童貞の俺、白銀《はくぎん》龍幻《りゅうげん》の出会いである。
十一月半ば。俺は一人、山奥にいた。
そこは、一部の人しか足を踏み入れない。
それもそのはず。この場所は、ホラースポットとして有名だ。なにより、今は夜中。
好き好んでこんな時間にいるのはホラースポットに興味がある奴か、それ以外の理由だ。ちなみに俺は後者だ。
目の前には怪しい魔法陣。
これは俺が寒空の下で描いたものだ。
はたからしたら、不審者扱いされて通報も免れないだろう。
もし警察に職務質問されても、上手い言い訳は見つからない。
俺は大学生《がくせい》だ。
魔術なんてからっきしの、ただの人間。
ちなみに、年齢=彼女いない歴で気付いてる奴もいるかもしれないが、察しの通り童貞だ。
そんな俺が、何故こんなことをしてるかって?
それは……サキュバスを召喚するため。
サキュバス。それは美しい姿をしており、性行為を通じて男性を誘惑する。通称、淫魔とも呼ばれる。
今まで恋人が出来なかった俺は、今年で二十歳を迎える。
これから現実の彼女を作るなんて無謀な話だ。
諦めるのはまだ早い?女とキスも手すら繋いだことがない俺だぞ。
だから、こうして夜な夜な怪しい魔術に頼っている。
笑う奴がいるなら好きなだけ笑うがいい。
俺は今から童貞を卒業するのだから。
「最後に俺の血をっと……いてぇ」
ナイフで軽く手を切り、その血を魔法陣の中にポトンと落とす。
そして、俺は魔術本を読みながら召喚の儀を行った。
あと少しで最後のセリフ……と思いきや、
「は、は……はっくしゅん!」
盛大にクシャミをしてしまった。
やべぇ。この儀式は神聖なものなのに。
サキュバスは悪魔に分類されるから、神聖と言うにはさほど程遠いかもしれないが。
瞬間、魔法陣が光を放つ。
今ので成功、したのか?
大学の図書館で借りた、見るからに怪しい黒魔術の本に効果があるなんて誰が予想しただろうか。
案外、馬鹿にできないものだな。
ボフン!と煙が立ち込める。
「ゴホッゴホッ」
俺は咳き込む。だが、無事に召喚は出来たらしい。
だが、ここに来て召喚の途中にクシャミをしてしまった不安が残る。
ケルベロスなどといった魔物系だったらどうしよう。
いくら童貞とはいえ、動物とヤる趣味は持ち合わせていない。
「な、なんでぇ~!!いやっ、こんなの!」
「へ?」
女の声がする。その影はこちらに徐々に近づいてきて……
「キャンっ!?」
「ってぇ!?」
あろうことか女は、俺めがけてアタックしてきた。アタックというよりは激突したといったほうが正しいかもしれない。
俺は、咄嗟に相手が怪我をしないように抱きしめた。
が、あまりの衝撃に後ろに倒れる。頭をぶつけた。普通に痛い。
女は……見る限り怪我はしてないようだ。
「んっ……!」
「なんだ?この柔らかい……」
フニフニと柔らかい感触。だけど、手におさまるくらいの……まさか、これは
「やぁー!触んないでよ、エッチ!!!」
バシッ!!!!と響き渡る音。
何が起こったかわからなかったが、頬がジンジンと痛む。
どうやら俺は女にビンタされたらしい。
やはり、今のは胸だったのか。童貞には刺激が強すぎる。でも、小さすぎて触れた瞬間は判断に戸惑った。
煙が少しずつ消えていく。
女の姿も露わになって……
「あなたが私を召喚した人?
なにか着る服ちょうだい!」
月明かりに照らされてキラキラと照らされている銀色の髪。それは腰まで伸びている。が、枝毛一本すらないようにも思える。 そして、クリクリとしているルビー色の大きな瞳。
心を奪われそうになるほどの外見。
さすがはサキュバス。興奮したぜ……と言いそうになったが、前言撤回。
「こ……子供?」
何故なら、その正体は子供だったのだから。どういうわけかわからないが、全裸である。
心を奪われそうになった俺のトキメキを返してくれ。
さすがに小学生のガキに欲情するほど溜まっているわけじゃない。
……召喚はどうやら失敗したらしい。
いや、でも待てよ。俺は人を召喚したわけじゃない。見た目は子供でもサキュバスはサキュバス。きっと俺を気持ちよくしてくれるに違いない。
しかし、触れた時はぷにっとしたが見ただけだと本当に胸がない。
普通サキュバスっていったら、巨乳の年上姉さんを想像するだろ?
……うん、普通にヤバい。何がやばいかって?
この状況そのものが、だ。
夜中、大学生の俺と子供。誰がどう見ても即警察に電話するに違いない。ホラーマニアがたまたま通りかかって見られたら……と考えるだけで、冷や汗が。
「服ー!寒いっ!」
「わかった、わかったから!」
肩を捕まれ、揺らされる。そんなことをされたら、ぶつけた頭が響く。頭痛が悪化する。
って、俺が助けたのは、この子供にはわからないよな。
俺はコートを子供に着せてやった。
……ダラーン。スカートよりも長い。俺のコートが地面についてる。
これで歩くのは無理じゃないか?
「なぁ。お前さ、名前は?
あと、念の為に聞くが年齢とか聞きたいんだが……」
返答次第では、俺が救われるかもしれない。
成人していたら合法だし。って、サキュバスに合法も犯罪も存在しないか。
「十六!名前はルリエ」
「んー……十歳かな?」
「あなた耳が悪いの?十六。
こっちでいうと高校生!」
「え……嘘だろ」
相手には悪いとは思っていたが、信じられず言葉を発してしまう。
見る限り、身長140cmくらいで顔も幼い。胸に関していえば、お世辞にもあるとは言えない。むしろ、ないに等しい。
そんな子がまさかの高校生。ホッと安堵する。が、いや待て。高校生なら未成年ということになる。それは……間違いなく犯罪。これって援助交際とかそういうのに近い、のか?
だが、サキュバスなら問題はない。
「ルリエ。俺は白銀《はくぎん》龍幻《りゅうげん》。お前を召喚した主だ。サキュバスなら、この後は言わなくてもわかるよな?」
侍従関係。召喚したのが俺なら主はオレ。つまり、俺の命令は絶対というわけだ。
お決まりのセリフを吐いた。鏡で自分を見たのなら、今の俺はきっと悪い顔をしてることだろう。しかし、今はそんなことはどうだっていい。
「召喚をしたのが貴方なら、私は貴方の家に住む。責任取ってくれるってことでしょ?」
「ん?」
微塵も俺の話が伝わっていないようだ。なんだろう、さっきから感じるこの違和感は。
「私はサキュバスだけど、まだ見習い。
魔界で勉強してた。それで勉強終わったからお風呂入ってたら、急にここに……。
そもそも貴方が考えてるようなこと、私は一度もしたことがない」
「見習いぃぃぃぃ!?」
山奥に響く俺の大声。あまりの衝撃に俺は叫ばずにはいられなかった。
……俺、来世は魔法使いになろう。と決意した瞬間だった。
これが、見習いロリっ子サキュバスと童貞の俺、白銀《はくぎん》龍幻《りゅうげん》の出会いである。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる