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アルファの俺、溺愛される(R18)(最終話)

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☆☆☆
最終話(この話)の中に軽めのスパンキングとお掃除フェラ描写が出てきます。苦手な方は今すぐ引き返してください。
☆☆☆

「アオイ~。僕と一緒に寝よ?」
「ユーマ!? お前、寝たんじゃなかったのかよ」

 俺がユーマの部屋に入ると、ユーマは手招きしながら俺を呼んでいた。

「アオイはオレと寝るんだ。夜はまだまだこれからだしなぁ」
「あれだけ俺をイジめておいてまだヤる気かよ!」

「風呂で射精したのはアオイ、テメェだけだろう? オレはすでに準備万端だ」
「ギル兄さんズルい。それなら僕もする」

「ちょっ……!」

 ユーマに引っ張られ、俺はベッドの上に……そして案の定、押し倒された。これって、さっきと同じ流れだよな?

 逃げたい。逃げたいのに身体が言うことを聞かない。それもそのはず。

「アオイ。テメェはオレの攻めがいいよなぁ?」
「次は僕と優しいセックスする約束だもんね」

「……」

 男三人でも余裕で寝れるくらいのデカいベッドの真ん中に俺は寝かされていた。両端には二人がいて、俺を左右から抱きしめている。苦しい。風呂から上がったばかりで尚更暑苦しいんだが……。

 大体、ユーマもギルも一度は射精してるはず、だよな。それなのに俺とセックスがしたい? 絶倫にも程がある。俺は実家から追放されゴブリンに殺されそうになってそれだけでも大変な半日だったってのに。それからユーマとセックスしたりギルにスパンキングされたりと、俺のキャパは既に限界を迎えていた。

「いい加減、寝かせてくれ」

さすがに疲労からか本音がこぼれた。もちろん、二人の機嫌を損ねたら俺はこの城を追い出されるかもしれない。それも覚悟の上だ。

「だったら僕が寝かしつけてあげる」
「オレも女を何度も寝かしつけてる。アオイ一人を寝かしつけるくらい朝飯前だ」

「へ? ちょ……んっ!!」

頭でも撫でて子守唄でも歌ってくれる……なんて、想像した俺が馬鹿だった。二人は左右から俺の耳を舐め始めた。クチュクチュと耳から卑猥な音がする。

「アオイは僕のオモチャなんだから、ね?」
「オレたちから逃げようなんて思うなよ」

「あっ……」

耳元で同時に囁かれた。心地いい声に一瞬、とろけそうになった。顔も良ければ、声も良いんだよな……って、相手は男だぞ!? ……あぶねぇ。流れに身を任せるところだった。

「アオイの胸、女の子みたいで可愛い」
「は? やめっ……!」

パジャマを上まで捲られ、ユーマに乳首を舐められた。

「アンッ!」
「アオイは上よりも下の方が感じるよなぁ?」

そういってジュルジュルとわざと音を立てながらギルは俺のチンコをしゃぶった。

「んっ...///」

 これのどこが寝かしつけなんだよ! と言いたかったが余裕がない俺は言葉に出来なかった。胸も吸われて、チンコもフェラで気持ち良くなって、頭がフワフワしてきた。

 駄目だ。また流される……。相手は男だってわかってるのに。俺の弱いところばかりを同時に攻められたらおかしくもなる。もう、どうにでもなれ。俺は二人に滅茶苦茶にされることを察し、抵抗することを諦めた。

「アオイの胸、綺麗なピンク色で可愛い」
「んぁぁ……! そんな、わけない、だろ」

 一人で抜くときも胸なんか触らねぇし。ユーマはちゅぱちゅぱと赤ちゃんのように俺の胸を吸い続けた。

「ッあ! そんな吸う、な……」
「にゃんで?(なんで?)」
「吸いながら喋っ……ンンッ!」

「ユーマばかり見てないでコッチにも集中したほうがいいんじゃねぇのかぁ?」
「ギ、ギルっ……」

「もうガチッガッチだなぁ、テメェの小さなチンコ」
「小さくな……ああっ!」

「こういうのも悪くねぇだろう?」
「鬼畜、野郎っ」

「どの口が言ってんだァ?」
「やめっ……! やっっ!!」

 亀頭ばかりを攻められた。手のひらでグリグリされて正直キツい。こんな強い刺激じゃイキたくてもイけない!

「ねぇ、どっちほうがきもひぃ?(気持ちいい?)」
「亀頭責めをしながらこうやってジュポジュポフェラされんのはどうなんだぁ? あぁ?」

「アァっ! アンッ!! ぅぐぅぅう!?」

 一度に苦しさと快楽が来て俺は壊れる寸前だった。俺はただ喘ぐだけの機械と化していた。こんなんじゃ本当に二人のオモチャじゃねぇか!

「「十~九~」」
「!?」

 二人はなにかのカウントダウンをしながら胸を吸い、フェラを続けた。

「ンンッ! んー!」
「「三、二、一……イッて/イケよ」」

「ふぁぁぁぁぁ!!やぁぁぁー!!!!」

 射精しろの命令と共に俺は果てた。

「はぁ……はぁ……」

「大量に精子が出たなぁ、アオイ」
「アオイのせーし、僕が飲んであげる」

「やっ……めっ、んっ!!」

「お掃除フェラとはユーマもやるなぁ」
「ギル兄さんもどう?」
「仕方ねぇなぁ」

「あっ! あぁっ……!!」

 お掃除、フェラ? 聞き慣れない単語だ。言葉通りなら射精したあとのチンコを綺麗にするってことだよな。こんなにもネッチョリしてて汚くて、イカ臭いのに。なんで二人は俺のチンコを美味しそうに舐めてるんだ? 恥ずかしさと気持ち良さで頭がグルグルしてきた。

「アオイの甘くておいひーよ(美味しいよ)」
「テメェのはオレが全部飲み干してやるからなぁ」

「っ……!」

 こうして俺は夜が明けるまで二人にたっぷり絞られた。

◇  ◇  ◇

 こうして、今に至る。数ヶ月が経った今でも俺は毎日のようにユーマとギルに愛されていた。

「おらぁ! ケツ穴もっと締めろぉ!」

バチン! バチン!

「アァっ!」

「アオイ。下から突き上げられるのはどんな気分?」
「あっ……! ん!!」

 ギルからのスパンキングにユーマに下からチンコを突き上げられ、情けない声を出す俺。

「僕の熱いの受け取ってね?」
「オレのも受け取れぇ!」

「あぁぁぁっ!!」

 ユーマに中出しされたかと思ったら、休む暇もなくギルのチンコが挿入され、それも中にたっぷり出された。ユーマとギルの精子がケツ穴に入ったせいでボタボタとベッドに垂れていった。

「誰がオレのを垂れ流していいっていった?」
「は? へ? ……いっ!!」

 ケツ穴にギルのぶっとい指が二本入る。ゴポゴポ音を立てながら、俺のケツ穴はヒクヒクしていた。

「オレのは全部テメェの中に入れておけ」
「可哀想なアオイ。僕は優しいからアオイのチンチン舐めてるね」

「ふぁぁっ……!!」

 指がケツの穴で上下に動く。2本も入ってキツキツなはずなのに数ヶ月の間で開発されたせいか今ではギル曰く、ガバガバらしい。そのせいかケツ穴を弄られて気持ちが良い。
 ギルに罵倒され同情されたのか、ユーマには優しくフェラされた。キャンディーの棒を舐めるみたいに亀頭をペロペロされ、こっちはこっちで焦れったい。

 これが毎日のように続くものだから俺もすっかり慣れてしまった。ユーマとギルの幸せそうな顔を見ると俺も少しだが自然と笑みがこぼれるんだ。

 正直セックスをした翌日は腰とケツの穴が痛いが、それも今では日常茶飯事だ。
 だが、最後に一つだけ言わせてくれ。勘違いするなよ。俺はノンケだからな!?

 両親から追放されたアルファは双子でエリートなオメガから毎日のように溺愛されるのだった。


完。

☆☆☆
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。短編なので8割~9割セックスでした(笑)

楽しんでいただけたでしょうか?アルファポリスとムーンライトノベルズ(小説家になろう)にて、この作品が読者様に好評でしたら続編も検討します。

お時間ある方は良ければ感想で「ここが良かった!」「アオイくんがエロ可愛かった!」などコメントくれると嬉しいです。また機会がありましたら次回作でお会いしましょう!

星空永遠(ほしぞら とわ)
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みんなの感想(1件)

HALU
2024.05.06 HALU

読んでいて思うのが、3人の関係性が発展していく
途中かなって思うので、もっともっと読みたいです☺

星空永遠
2024.05.07 星空永遠

HALUさんへ
まずはコメントありがとうございます!
最新話まで読んでくれたんですか!?凄く嬉しいです。
この作品が完結後、反応が良ければ続編を検討中です(笑)最終話も気長にお待ちいただけたら幸いです。

解除
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