義理の父さんが好きすぎる

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ゴールデンウィーク京都旅行

番外編 3日目の夜

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「どうしょう」

俺は、祐介と手を繋ぎながらゆっくりと観光をしていたがいきなり人の波が押し寄せてきてはぐれてしまい呆然と立ち尽くしていた。

「はぁ~仕方がない祐介を捜そう」


俺は、下駄を鳴らしながら歩き始めた。するとあることを思い出した。



祐介が好きなのがバレてしまい
雨の町のなか俺は、身体中を濡らしながら必死に祐介から逃げてしまったけれども祐介は自分が濡れても俺を捜してくれた。


「俺も陽が好きだ、好きで好きで心が熱くなる」

「いいんだ、もう戻れなくて愛してるよ、陽」


一言一句全て思い出すと顔は真っ赤に染まり胸が締め付けられた。
苦しい・・・・・けど嬉しい
親子だとしても祐介は俺のことを親として恋人として愛してくれている。


「待ってて今度は俺が絶対に見つけるから」


そう俺は、心に決めた瞬間

「あっ~あん・・・・・・あん、あっ~」


「えっ?・・・・・何?」


男子トイレから喘ぎ声が大きく響いていた俺は、恐る恐る中を覗くと一人の青年が複数の男達にセックスをされていた。

「誰か来てください!」


俺は、必死に叫ぶと男達は急ぎ足で逃げていった。


「大丈夫?」
「うっせぇ!余計なことを」
「・・・・・・ごめん」


何で俺が謝ってるの?



口の悪い青年は少し日焼けをしたピンクが目立つ白肌で服装はベロベロにくたびれたジーパンと破れた白シャツ。殴られたのか所々無数の傷跡と傷口から血を流し髪を掴まれたのか黒髪はボサボサになっていた。




「くっそ!あの爺中に、射精しゃがって!」

俺が傷口を拭こうとすると着物を着た男が俺の手を押さえた。

「ダメだよ、バイキンが傷口に入っちゃう」

男はバックからハンカチを取り出し俺の傷口にハンカチを当ててくれた。

「血、止まるまでいてあげる」
「おう、サンキュー」


男は黙って血が止まるまで俺の隣でハンカチを当ていた。


・・・・・美しい
ただそれだけしか言葉に出来なかった。白銀の着物は乳白色の彼をより一層美しくしていた。


「俺は進。さっきは助けてくれてありがとう」

いきなり何言ってんだ!!

着物の男もびっくりしたのか目を大きく見開いていたしかしその表情は一瞬で変わり美しく声で笑っていた。


「クッ・・・・・・クスッ・・・・ごめん、いきなり言うから可笑しくて」


男はお腹を押さえて笑っていたけどその動作もまた美しくかった


「俺の名前は陽。宜しく」


チュッと俺は、肩にキスをした。

「な、何するの!」

「悪い、この先にさぁ男でも入れるラブホテルがあるんだ」



俺は、着物隙間から手を入れ陽の乳首を弄った。


「あっ~や・・・・・めて」
「頼むよ、俺を愛してくれ」




一目惚れだった。
どんな男とも女ともセックスをしてきたけどどれも気持ちいいセックスじゃなかったし性処理だと思った・・・・・
もしかしたらこいつは俺を愛で満たしてくれるのではないのか?




頭は陽に愛されたい
一つの気持ちが進の頭を支配してた


進は陽の体を持ち上げラブホテルへと向かった。
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