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「だいたいの話は分かったわ」
母は俺の話を一時間以上黙って聞き首を縦に降り何回か頷いていた。
「晴君のフェロモンに直樹は丸め込まれたのね」
「違うよ」
「何が違うの結果あんたは晴君に惚れたじゃない」
反論するが母の声にビックリしてしまい
言葉が詰まってしまった。
「貴方が私の可愛い直樹を奪ったのよこの泥棒ネコ」
直樹の母は晴の頬を思いっきり平手で殴ると晴はその衝撃でガタンと大きな音を立てて倒れた。
「晴!大丈夫か?」
直ぐに駆け寄ると地面に叩きつけられた衝撃で肌に切れ目が入り、床にポタポタと血を流した。
「晴、頭から血が!」
「大丈夫だよ、直樹これくらいなら」
「早く私の前から消えなさい、この淫乱泥棒ネコ」
俺は、晴の体を支えると母に向かって吠えるように怒りをぶつけた
「母さん、俺は、母さんを絶対に許さない!」
「直樹そんなのΩとの番なんて解除しなさい」
「嫌だ!俺は、晴を愛してるだからこの先もずっと俺の隣にいてもらうんだ」
その言葉を聴いた晴は頭から感じる痛みはすっと何処かに消えてうるさいくらいに自分の心拍は上がっていった。
「行こう晴」
「う・・・・・・うん」
そう言われて体を直樹に預けると一つの大きな部屋に誘導された
「ここは?」
「俺の部屋」
「大きいね」
「ちょっと待ってて救急箱持ってくるから」
直樹は物凄い早さで部屋から出てった。
その瞬間誰かに操られたかのように近くにあった直樹のシャツを鼻に近づけてた
「安心する」
少し汗が染み付いた匂いに抱かれてるときに感じたボディソープがシャツにも染み込まれてその匂いが脳に行き渡ると体が熱を持ち、自身のペニスはズボンから分かるくらいに勃起の跡が出来ていた。
「何やってんだ」
目の前には救急箱をもった直樹が汗をかきながら俺をガン見していた。
「えっ!?・・・違うのただ魔が差しただけで」
そんな訳の分からない言い訳をしてると直樹は俺の頭に手をポンッと置いた
「あんまり嗅ぐなよな、それ汗の匂い一杯付いてるから臭せぇぞ」
「そんなことない、凄く好きだよ、直樹の匂い、むしろ欲しいくらい」
今自分は物凄い事を言ってしまったことに気づき、顔から火が出るような思いをした俺は、直樹の顔を見ることが出来なくなり、床に視線を合わせた。
「ほ・・・・・ほう・・・包帯ま・巻くぞ」
「・・・・・・うん」
直樹もきっとドン引きしている、言葉に乱れがあり明らかに動揺していることが分かった。
「終わったぞ」
「・・・・・ありがとう」
しばし無言の空気に一刻も早くこの部屋から立ち去りたかった、その瞬間俺の体は直樹の体に吸い込まれた。
「嬉しかった」
「えっ?」
「だから・・・・俺の匂い好きだって言ってくれたこと」
「ごめん忘れて・・・俺変態なのかな?」
「忘れることなんか出来ねぇよ、お前、そこパンパンにしといて何言ってんだよ」
直樹は俺のパンパンに膨らんだスボンの膨らみを数回揉んでいた。
「やるよ俺のシャツお前に汗付いてるけど」
「・・・・・でも」
「これで俺も変態、恋人に汗まみれのシャツやるとか変態だろ」
「それって?」
「だから俺もお前も変態同士ってことでチャラ、いいな?」
直樹は俺の心を察して自らのシャツをあげて俺の罪悪感を薄めてくれようとしてくれたんだと分かった
「嬉しい」
自然と声は漏れていた。まぁこの喜びはいろんな意味で
「送ってってやるから早く支度しろ」
「うん」
帰る支度をすると俺より何倍も大きくて暖かい直樹の手を強く握るとそれに反応してくれるように力強く握り返してくれた。
「ねぇ?帰りにアイス食べよう?」
「お!いいね、食べて帰るか」
嫌なこともあったけれど、これからは直樹のお母さんに認めてもらえるように努力しょうと心に決めていた。
「許さないわ、私の直樹を奪ったあの男は絶対に」
手を強く握る二人の影を見ながら復讐の炎が燃えていた。
母は俺の話を一時間以上黙って聞き首を縦に降り何回か頷いていた。
「晴君のフェロモンに直樹は丸め込まれたのね」
「違うよ」
「何が違うの結果あんたは晴君に惚れたじゃない」
反論するが母の声にビックリしてしまい
言葉が詰まってしまった。
「貴方が私の可愛い直樹を奪ったのよこの泥棒ネコ」
直樹の母は晴の頬を思いっきり平手で殴ると晴はその衝撃でガタンと大きな音を立てて倒れた。
「晴!大丈夫か?」
直ぐに駆け寄ると地面に叩きつけられた衝撃で肌に切れ目が入り、床にポタポタと血を流した。
「晴、頭から血が!」
「大丈夫だよ、直樹これくらいなら」
「早く私の前から消えなさい、この淫乱泥棒ネコ」
俺は、晴の体を支えると母に向かって吠えるように怒りをぶつけた
「母さん、俺は、母さんを絶対に許さない!」
「直樹そんなのΩとの番なんて解除しなさい」
「嫌だ!俺は、晴を愛してるだからこの先もずっと俺の隣にいてもらうんだ」
その言葉を聴いた晴は頭から感じる痛みはすっと何処かに消えてうるさいくらいに自分の心拍は上がっていった。
「行こう晴」
「う・・・・・・うん」
そう言われて体を直樹に預けると一つの大きな部屋に誘導された
「ここは?」
「俺の部屋」
「大きいね」
「ちょっと待ってて救急箱持ってくるから」
直樹は物凄い早さで部屋から出てった。
その瞬間誰かに操られたかのように近くにあった直樹のシャツを鼻に近づけてた
「安心する」
少し汗が染み付いた匂いに抱かれてるときに感じたボディソープがシャツにも染み込まれてその匂いが脳に行き渡ると体が熱を持ち、自身のペニスはズボンから分かるくらいに勃起の跡が出来ていた。
「何やってんだ」
目の前には救急箱をもった直樹が汗をかきながら俺をガン見していた。
「えっ!?・・・違うのただ魔が差しただけで」
そんな訳の分からない言い訳をしてると直樹は俺の頭に手をポンッと置いた
「あんまり嗅ぐなよな、それ汗の匂い一杯付いてるから臭せぇぞ」
「そんなことない、凄く好きだよ、直樹の匂い、むしろ欲しいくらい」
今自分は物凄い事を言ってしまったことに気づき、顔から火が出るような思いをした俺は、直樹の顔を見ることが出来なくなり、床に視線を合わせた。
「ほ・・・・・ほう・・・包帯ま・巻くぞ」
「・・・・・・うん」
直樹もきっとドン引きしている、言葉に乱れがあり明らかに動揺していることが分かった。
「終わったぞ」
「・・・・・ありがとう」
しばし無言の空気に一刻も早くこの部屋から立ち去りたかった、その瞬間俺の体は直樹の体に吸い込まれた。
「嬉しかった」
「えっ?」
「だから・・・・俺の匂い好きだって言ってくれたこと」
「ごめん忘れて・・・俺変態なのかな?」
「忘れることなんか出来ねぇよ、お前、そこパンパンにしといて何言ってんだよ」
直樹は俺のパンパンに膨らんだスボンの膨らみを数回揉んでいた。
「やるよ俺のシャツお前に汗付いてるけど」
「・・・・・でも」
「これで俺も変態、恋人に汗まみれのシャツやるとか変態だろ」
「それって?」
「だから俺もお前も変態同士ってことでチャラ、いいな?」
直樹は俺の心を察して自らのシャツをあげて俺の罪悪感を薄めてくれようとしてくれたんだと分かった
「嬉しい」
自然と声は漏れていた。まぁこの喜びはいろんな意味で
「送ってってやるから早く支度しろ」
「うん」
帰る支度をすると俺より何倍も大きくて暖かい直樹の手を強く握るとそれに反応してくれるように力強く握り返してくれた。
「ねぇ?帰りにアイス食べよう?」
「お!いいね、食べて帰るか」
嫌なこともあったけれど、これからは直樹のお母さんに認めてもらえるように努力しょうと心に決めていた。
「許さないわ、私の直樹を奪ったあの男は絶対に」
手を強く握る二人の影を見ながら復讐の炎が燃えていた。
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