22 / 86
22
しおりを挟む
俺は、晴の小さく冷たい手を握りしめていた。
「直樹?」
「晴、あのさ」
一度深呼吸すると晴を力強く抱き締めた。
「晴、お前が好きだ」
「俺もだよ」
直樹の言葉に反応すると晴もゆっくりと抱き締めた。
「俺は晴が好きで好きで堪らないんだ。
笑った顔も怒った顔も泣いた顔も全部好きだ」
「やめて恥ずかしいよ」
顔を隠そうとする晴の腕をどかした。
「恥ずかしがらないで俺に顔を見せて」
晴は真剣な眼差しを向ける直樹に顔を赤く染めていた。
「晴これからもずっと俺の側にいてくれないか?結婚して子供作って暖かい家庭をお前と作りたい」
「直樹・・・それって」
軽く晴の唇を自分の唇に重ねキスを交わした。
「俺には晴が必要なんだ!俺と番になってください」
晴の心拍数と体温は上昇し、頭が真っ白になりそうだったが何とか踏ん張り、緊張の中震える声で答えた。
「こんな俺でいいの?」
「馬鹿、晴がいいんだ」
嬉しさのあまり晴の涙腺は決壊したダムのように涙は溢れた。
「こちらこそ俺を番にしてください」
直樹は晴の涙を拭くとピストン運動を再び始めた。
「晴、もうずっと俺を好きでいてくれよ」
「あっ・・・・あん・・・うん」
勃起していたカリは晴の前立腺を擦るように刺激をしていた。
「中・・・あっ・・・・熱くて気持ちいい」
「気持ちいいよ中、エッチなお汁で一杯」
ピストンを速めると前立腺はさらに刺激され晴は快楽の渦へと取り込まれた。
「晴、首見せて」
「あっ・・・・・うん」
晴は直樹のペニスを抜くと後ろに振り返り乳白色の首を見せた。
「早く噛んで?」
ねだる晴に興奮しながらも晴を押し倒しバックからもう一度愛液で濡れたペニス挿れた
「何で・・・・早く噛んで」
「悪い晴のお尻見てると挿れなと落ち着かなくて」
晴の腰を掴むとさらに刺激を与え快楽に溺れている晴の首元に近づくと耳元で小さく囁いた。
「もう晴を離さないから」
直樹は晴の首に噛みつくと晴の体は震えた。
「イク・・・・イク・・・・出ちゃう」
刺激に耐えられなくなった晴は絶頂に達しシーツに勢いよく射精すると俺の体も晴の姿に興奮しながら中に大量の精子を吐き出した。
二人は力尽きそのまま瞼を閉じると手を固く握り合うと寝息を立てて夢の中にダイブした。
晴の首には直樹の噛んだ痕がしっかりと刻まれた。
「直樹?」
「晴、あのさ」
一度深呼吸すると晴を力強く抱き締めた。
「晴、お前が好きだ」
「俺もだよ」
直樹の言葉に反応すると晴もゆっくりと抱き締めた。
「俺は晴が好きで好きで堪らないんだ。
笑った顔も怒った顔も泣いた顔も全部好きだ」
「やめて恥ずかしいよ」
顔を隠そうとする晴の腕をどかした。
「恥ずかしがらないで俺に顔を見せて」
晴は真剣な眼差しを向ける直樹に顔を赤く染めていた。
「晴これからもずっと俺の側にいてくれないか?結婚して子供作って暖かい家庭をお前と作りたい」
「直樹・・・それって」
軽く晴の唇を自分の唇に重ねキスを交わした。
「俺には晴が必要なんだ!俺と番になってください」
晴の心拍数と体温は上昇し、頭が真っ白になりそうだったが何とか踏ん張り、緊張の中震える声で答えた。
「こんな俺でいいの?」
「馬鹿、晴がいいんだ」
嬉しさのあまり晴の涙腺は決壊したダムのように涙は溢れた。
「こちらこそ俺を番にしてください」
直樹は晴の涙を拭くとピストン運動を再び始めた。
「晴、もうずっと俺を好きでいてくれよ」
「あっ・・・・あん・・・うん」
勃起していたカリは晴の前立腺を擦るように刺激をしていた。
「中・・・あっ・・・・熱くて気持ちいい」
「気持ちいいよ中、エッチなお汁で一杯」
ピストンを速めると前立腺はさらに刺激され晴は快楽の渦へと取り込まれた。
「晴、首見せて」
「あっ・・・・・うん」
晴は直樹のペニスを抜くと後ろに振り返り乳白色の首を見せた。
「早く噛んで?」
ねだる晴に興奮しながらも晴を押し倒しバックからもう一度愛液で濡れたペニス挿れた
「何で・・・・早く噛んで」
「悪い晴のお尻見てると挿れなと落ち着かなくて」
晴の腰を掴むとさらに刺激を与え快楽に溺れている晴の首元に近づくと耳元で小さく囁いた。
「もう晴を離さないから」
直樹は晴の首に噛みつくと晴の体は震えた。
「イク・・・・イク・・・・出ちゃう」
刺激に耐えられなくなった晴は絶頂に達しシーツに勢いよく射精すると俺の体も晴の姿に興奮しながら中に大量の精子を吐き出した。
二人は力尽きそのまま瞼を閉じると手を固く握り合うと寝息を立てて夢の中にダイブした。
晴の首には直樹の噛んだ痕がしっかりと刻まれた。
0
お気に入りに追加
227
あなたにおすすめの小説
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!
キンモクセイは夏の記憶とともに
広崎之斗
BL
弟みたいで好きだった年下αに、外堀を埋められてしまい意を決して番になるまでの物語。
小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。
田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。
そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然悠人の前に現われる。
純一はずっと好きだったと告白し、10年越しの想いを伝える。
しかし純一はαであり、立派に仕事もしていて、なにより見た目だって良い。
「俺になんてもったいない!」
素直になれない年下Ωと、執着系年下αを取り巻く人達との、ハッピーエンドまでの物語。
性描写のある話は【※】をつけていきます。
夢見がちオメガ姫の理想のアルファ王子
葉薊【ハアザミ】
BL
四方木 聖(よもぎ ひじり)はちょっぴり夢見がちな乙女男子。
幼少の頃は父母のような理想の家庭を築くのが夢だったが、自分が理想のオメガから程遠いと知って断念する。
一方で、かつてはオメガだと信じて疑わなかった幼馴染の嘉瀬 冬治(かせ とうじ)は聖理想のアルファへと成長を遂げていた。
やがて冬治への恋心を自覚する聖だが、理想のオメガからは程遠い自分ではふさわしくないという思い込みに苛まれる。
※ちょっぴりサブカプあり。全てアルファ×オメガです。
運命の息吹
梅川 ノン
BL
ルシアは、国王とオメガの番の間に生まれるが、オメガのため王子とは認められず、密やかに育つ。
美しく育ったルシアは、父王亡きあと国王になった兄王の番になる。
兄王に溺愛されたルシアは、兄王の庇護のもと穏やかに暮らしていたが、運命のアルファと出会う。
ルシアの運命のアルファとは……。
西洋の中世を想定とした、オメガバースですが、かなりの独自視点、想定が入ります。あくまでも私独自の創作オメガバースと思ってください。楽しんでいただければ幸いです。
噛痕に思う
阿沙🌷
BL
αのイオに執着されているβのキバは最近、思うことがある。じゃれ合っているとイオが噛み付いてくるのだ。痛む傷跡にどことなく関係もギクシャクしてくる。そんななか、彼の悪癖の理由を知って――。
✿オメガバースもの掌編二本作。
(『ride』は2021年3月28日に追加します)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる