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第16話 夕凪2-1
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「それで、同居生活を始めたの?」
ゲームセンターから帰ってきた夜の翌日、リビングで一紗から話を聞いた夕凪はそう言葉を漏らしていた。
飲みかけのグラスには結露がびっしりとついている。長い間話を聞いていた証拠だった。
「そうだぞ。だいたいふた月くらい後だったかな」
「……納得してたの?」
それは誰に向けられた言葉だったのか。ただ一紗は笑みを浮かべて、
「当たり前だろ」
「なわけあるかっ!」
そう横槍を入れていたのは海だった。
……だよね。
むしろ安心したというように夕凪は深く椅子に座り直す。
一紗の話は本来隠しておいた方がいいようなことまで赤裸々に語られていた。聞いているほうが赤面してしまうような内容に、都度都度周りの大人がフォローをしていた。
人に歴史あり。それはわかっていたが、おおよそ普通とは違う話の流れに夕凪は終始頭をひねっていた。理解しようにも根本から理論が違うようで、なぜそうなる、なぜそうなったとしか言いようがなかった。
「じゃあなんで同居したの?」
それは軽い疑問だった。嫌ならしなければいい。むしろ今まで続いていること自体が不思議で仕方がない。
それに返答はすぐには帰ってこなかった。言いよどんでいるのか考えているのか、どっちつかずの顔が並んでいた。
「……あれだ」
口火を切ったのは晴人だった。彼は苦笑しつつ、
「家電だよな」
……は?
家電。家電とは? 何かの隠喩かと思って夕凪は一応と冷蔵庫を指さす。
「家電って、あれのこと?」
「いや、違うって。炊飯器だよ」
「……はぁ」
何言ってんだこいつ。
両親の友達で姉の父親とはいえ馬鹿じゃないのと思う。
理解できない言葉に助けを求めて父親を見ると、彼は首を横に振っていた。
「違うよ。家賃でしょ」
「うーん、私はゴミ捨てだったかな」
……なるほど。
おちょくられている。そうとしか感じられない。夕凪はむくれて大人たちをにらみつけていた。
「まったく。夕凪がすねてるぞ。的外れなことばかり言うから」
予想外なところから援護射撃があって、夕凪は驚きを通り越して寒気がしていた。
しかしその思いは簡単に打ち破られることとなる。
「風呂トイレ別が決め手だったじゃないか」
「ねぇ、さっきからなんの話してんの!?」
たまらず、声を荒げていた。
理解できない言葉の羅列に、胸のむかむかが止まらない。
子供だから。そうだとしてもひどすぎる。
真剣に話を聞いた結果馬鹿にされるなんて、親としてどころか人としてどうかと思う。
……ほんと、だいっきらい!
夕凪は席を立って自室に向かおうとしていた。拳を痛いほど握りしめて、目には薄く涙を浮かべていた。
しかし、椅子から降りた時、晴人がその太い腕で夕凪の身体を抱えていた。そのまま自分の膝の上に乗せられ、抱きかかえられたせいで身動きが取れなくなる。
「離してっ!」
「まあまあ。勘違いしてるだけだからもうちょっと付き合ってな」
「やだ! 臭い!」
「くさ……」
その一言に海が口をつけていた水を盛大に吹き出していた。
「あーあ」
和はすぐにティッシュを手渡して、テーブルにこぼれた水を布巾で拭う。
笑いが止まらない海は口元をティッシュで押さえながら目に大粒の涙を浮かべていた。
「なあ、臭くないよな?」
「え、あ、うん。まだ大丈夫じゃない?」
「……なんで言い淀んだんだよ」
晴人は腕の力を緩めずに、和を見つめていた。
暑い。暑苦しい。何とか脱出しようと夕凪がもがいても、昔よりもっと太くなった腕からは簡単には逃れられない。
「やんちゃだな」
その様子を見て、笑みを浮かべた一紗がビールの缶を口に運んでいた。一口二口と勢いよく喉を鳴らして、満足そうな表情で息を吐く。
ひとしきり暴れた夕凪は疲れてぐったりとしていた。落ち着いたことを確認した晴人が優しく頭を撫でながら、
「引っ越す前にな、皆で金を出し合って炊飯器を買ったんだよ。四人いたから一人暮らし用じゃなくてもっと大きい奴。あれいくらだったっけ?」
「五万くらいだったかしら。型落ちだけどいい値段したよね」
「それでも定価の半額くらいだったろ? で、引っ越し前に和の家でその炊飯器使って食った飯がほんと上手くてな。これから毎日この飯が食えると思ったらいろいろ考えるのが馬鹿らしくなったんだよ」
「……それだけのことで?」
たったそれだけのこと。それで納得できるものなのか。
到底信じられない話に、追い打ちをかけるように海が話し出す。
「私はゴミ出しって言ったけど、正確には家事ね。四人でやると早いし楽だし、買い物だって徳用パック買っても使いきれるしで、気持ちいいのよね」
「言ってる意味が分かんないんだけど」
「うーん、夕凪にはまだ早いかな。一人暮らししてると食材は余らせるわ、腐らせるわ、冷蔵庫に入りらないわでどんどん外食の誘惑に負けていくのよ。調味料なんて大学一年の時に買ったよくわからないものが二年以上残ってるなんてざらだったし」
その言葉に他の大人たちが何人か同調して頷いていた。
分かるような分からないような。しかし大人たちの真剣な表情が、それが嘘や冗談で言っている訳では無いと分かる。
ただ、なんて愛のない話なんだろう。語られているのはメリットデメリットの話ばかりで心情に訴えるようなものは無い。そこに物悲しさのようなものを夕凪は感じていた。
大人になるってそういうことなのかな……
ドラマや漫画で出てくるような情熱と現実の違いを突きつけられたような気がして塞ぎ込むように黙ってしまう。
「あら、まだ寝てなかったの?」
そんな中で一人の女性が部屋に入ってきていた。
寝間着姿の彼女は視線を一周させたあとにテーブルに腰掛ける。
「寝た?」
「みんな寝たわ」
短い情報共有のあと、和が彼女にお茶の入ったグラスを手渡す。それを軽く口に含んで、
「何の話をしてたの?」
「陽菜さんが来る前、学生時代の時の事だよ」
晴人が言うとああ、と女性は頷いていた。
金堂 陽菜。通称ひなママ。全体的に丸みを帯びたスタイルは太っている訳では無いが女性らしさに溢れていて、特にその胸はもはや凶器に近い。五児の母であり、今なおそのお腹には六人目となる一つの命を宿していた。
そんな彼女は夕凪を見つめていた。しばらく視線を交わした後、ふっとため息をつく。
「早くない?」
「本人から聞いてきたことだ。気にする必要は無い」
その突き放すような一紗の物言いに、まったくと陽菜は言葉を漏らしていた。
彼女もこの家に住む人の一人だった。あと一人いるが仕事で夜遅くになるため不在にしていた。
夕凪は陽菜を見て迷っていた。知ってしまったからこそ、どうしても確認しておかなければならないことがあった。
「ひなママも……不倫してるの?」
「不倫、か……」
その目は笑っていた。怒られるかもと思っていたが慈愛の表情を向けられ、夕凪は言葉に詰まる。
「夕凪ちゃんは、どう思う?」
問われ、答えが出ない。どう、とは何を指しているのだろうか。
困り、悩んだ末に、
「……変だと思う」
「わかるわぁ」
まさかの肯定に夕凪は拍子抜けしていた。
なんだそれ。どういうことなの?
さっきからずっとそうだった。変だ嫌だとわかっていながら受け入れる。
そんなのおかしい。おかしいはずなのに誰も異を唱えないのは何故なんだろう。
「悩んでるなぁ」
「こういう時はお父さんが道を示してあげるべきなんじゃないかしら?」
陽菜の言葉に和はうーんと頭を捻っていた。そして天井を見てから向き合うと、
「夕凪。衣食足りて礼節を知るって言葉があるだろ」
「知らない」
「……あるんです」
クスクスと笑い声が響く。
本当は知っていた。しかし夕凪は続く言葉を受け入れたくはなくてはぐらかそうとしていた。
「夕凪」
「お母さん……」
「恋愛に夢を見るのはほどほどにしておけ。後で嫌になるより最初から妥協していた方が案外上手くいくもんだ」
「……お父さんのどこを妥協したの?」
「セックスが下手なとこ」
ちょっと! と反論するために和が立ち上がっていた。しかし一紗がひと睨みすると萎んで座る。
……下手なのか。
下手なのかぁ。うわぁ。下手なのかぁ。
その言葉が何度も頭の中で反復される。性に関する嫌悪感よりも、格好悪い親の姿を見た悲しみの方が強かった。
ゲームセンターから帰ってきた夜の翌日、リビングで一紗から話を聞いた夕凪はそう言葉を漏らしていた。
飲みかけのグラスには結露がびっしりとついている。長い間話を聞いていた証拠だった。
「そうだぞ。だいたいふた月くらい後だったかな」
「……納得してたの?」
それは誰に向けられた言葉だったのか。ただ一紗は笑みを浮かべて、
「当たり前だろ」
「なわけあるかっ!」
そう横槍を入れていたのは海だった。
……だよね。
むしろ安心したというように夕凪は深く椅子に座り直す。
一紗の話は本来隠しておいた方がいいようなことまで赤裸々に語られていた。聞いているほうが赤面してしまうような内容に、都度都度周りの大人がフォローをしていた。
人に歴史あり。それはわかっていたが、おおよそ普通とは違う話の流れに夕凪は終始頭をひねっていた。理解しようにも根本から理論が違うようで、なぜそうなる、なぜそうなったとしか言いようがなかった。
「じゃあなんで同居したの?」
それは軽い疑問だった。嫌ならしなければいい。むしろ今まで続いていること自体が不思議で仕方がない。
それに返答はすぐには帰ってこなかった。言いよどんでいるのか考えているのか、どっちつかずの顔が並んでいた。
「……あれだ」
口火を切ったのは晴人だった。彼は苦笑しつつ、
「家電だよな」
……は?
家電。家電とは? 何かの隠喩かと思って夕凪は一応と冷蔵庫を指さす。
「家電って、あれのこと?」
「いや、違うって。炊飯器だよ」
「……はぁ」
何言ってんだこいつ。
両親の友達で姉の父親とはいえ馬鹿じゃないのと思う。
理解できない言葉に助けを求めて父親を見ると、彼は首を横に振っていた。
「違うよ。家賃でしょ」
「うーん、私はゴミ捨てだったかな」
……なるほど。
おちょくられている。そうとしか感じられない。夕凪はむくれて大人たちをにらみつけていた。
「まったく。夕凪がすねてるぞ。的外れなことばかり言うから」
予想外なところから援護射撃があって、夕凪は驚きを通り越して寒気がしていた。
しかしその思いは簡単に打ち破られることとなる。
「風呂トイレ別が決め手だったじゃないか」
「ねぇ、さっきからなんの話してんの!?」
たまらず、声を荒げていた。
理解できない言葉の羅列に、胸のむかむかが止まらない。
子供だから。そうだとしてもひどすぎる。
真剣に話を聞いた結果馬鹿にされるなんて、親としてどころか人としてどうかと思う。
……ほんと、だいっきらい!
夕凪は席を立って自室に向かおうとしていた。拳を痛いほど握りしめて、目には薄く涙を浮かべていた。
しかし、椅子から降りた時、晴人がその太い腕で夕凪の身体を抱えていた。そのまま自分の膝の上に乗せられ、抱きかかえられたせいで身動きが取れなくなる。
「離してっ!」
「まあまあ。勘違いしてるだけだからもうちょっと付き合ってな」
「やだ! 臭い!」
「くさ……」
その一言に海が口をつけていた水を盛大に吹き出していた。
「あーあ」
和はすぐにティッシュを手渡して、テーブルにこぼれた水を布巾で拭う。
笑いが止まらない海は口元をティッシュで押さえながら目に大粒の涙を浮かべていた。
「なあ、臭くないよな?」
「え、あ、うん。まだ大丈夫じゃない?」
「……なんで言い淀んだんだよ」
晴人は腕の力を緩めずに、和を見つめていた。
暑い。暑苦しい。何とか脱出しようと夕凪がもがいても、昔よりもっと太くなった腕からは簡単には逃れられない。
「やんちゃだな」
その様子を見て、笑みを浮かべた一紗がビールの缶を口に運んでいた。一口二口と勢いよく喉を鳴らして、満足そうな表情で息を吐く。
ひとしきり暴れた夕凪は疲れてぐったりとしていた。落ち着いたことを確認した晴人が優しく頭を撫でながら、
「引っ越す前にな、皆で金を出し合って炊飯器を買ったんだよ。四人いたから一人暮らし用じゃなくてもっと大きい奴。あれいくらだったっけ?」
「五万くらいだったかしら。型落ちだけどいい値段したよね」
「それでも定価の半額くらいだったろ? で、引っ越し前に和の家でその炊飯器使って食った飯がほんと上手くてな。これから毎日この飯が食えると思ったらいろいろ考えるのが馬鹿らしくなったんだよ」
「……それだけのことで?」
たったそれだけのこと。それで納得できるものなのか。
到底信じられない話に、追い打ちをかけるように海が話し出す。
「私はゴミ出しって言ったけど、正確には家事ね。四人でやると早いし楽だし、買い物だって徳用パック買っても使いきれるしで、気持ちいいのよね」
「言ってる意味が分かんないんだけど」
「うーん、夕凪にはまだ早いかな。一人暮らししてると食材は余らせるわ、腐らせるわ、冷蔵庫に入りらないわでどんどん外食の誘惑に負けていくのよ。調味料なんて大学一年の時に買ったよくわからないものが二年以上残ってるなんてざらだったし」
その言葉に他の大人たちが何人か同調して頷いていた。
分かるような分からないような。しかし大人たちの真剣な表情が、それが嘘や冗談で言っている訳では無いと分かる。
ただ、なんて愛のない話なんだろう。語られているのはメリットデメリットの話ばかりで心情に訴えるようなものは無い。そこに物悲しさのようなものを夕凪は感じていた。
大人になるってそういうことなのかな……
ドラマや漫画で出てくるような情熱と現実の違いを突きつけられたような気がして塞ぎ込むように黙ってしまう。
「あら、まだ寝てなかったの?」
そんな中で一人の女性が部屋に入ってきていた。
寝間着姿の彼女は視線を一周させたあとにテーブルに腰掛ける。
「寝た?」
「みんな寝たわ」
短い情報共有のあと、和が彼女にお茶の入ったグラスを手渡す。それを軽く口に含んで、
「何の話をしてたの?」
「陽菜さんが来る前、学生時代の時の事だよ」
晴人が言うとああ、と女性は頷いていた。
金堂 陽菜。通称ひなママ。全体的に丸みを帯びたスタイルは太っている訳では無いが女性らしさに溢れていて、特にその胸はもはや凶器に近い。五児の母であり、今なおそのお腹には六人目となる一つの命を宿していた。
そんな彼女は夕凪を見つめていた。しばらく視線を交わした後、ふっとため息をつく。
「早くない?」
「本人から聞いてきたことだ。気にする必要は無い」
その突き放すような一紗の物言いに、まったくと陽菜は言葉を漏らしていた。
彼女もこの家に住む人の一人だった。あと一人いるが仕事で夜遅くになるため不在にしていた。
夕凪は陽菜を見て迷っていた。知ってしまったからこそ、どうしても確認しておかなければならないことがあった。
「ひなママも……不倫してるの?」
「不倫、か……」
その目は笑っていた。怒られるかもと思っていたが慈愛の表情を向けられ、夕凪は言葉に詰まる。
「夕凪ちゃんは、どう思う?」
問われ、答えが出ない。どう、とは何を指しているのだろうか。
困り、悩んだ末に、
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「わかるわぁ」
まさかの肯定に夕凪は拍子抜けしていた。
なんだそれ。どういうことなの?
さっきからずっとそうだった。変だ嫌だとわかっていながら受け入れる。
そんなのおかしい。おかしいはずなのに誰も異を唱えないのは何故なんだろう。
「悩んでるなぁ」
「こういう時はお父さんが道を示してあげるべきなんじゃないかしら?」
陽菜の言葉に和はうーんと頭を捻っていた。そして天井を見てから向き合うと、
「夕凪。衣食足りて礼節を知るって言葉があるだろ」
「知らない」
「……あるんです」
クスクスと笑い声が響く。
本当は知っていた。しかし夕凪は続く言葉を受け入れたくはなくてはぐらかそうとしていた。
「夕凪」
「お母さん……」
「恋愛に夢を見るのはほどほどにしておけ。後で嫌になるより最初から妥協していた方が案外上手くいくもんだ」
「……お父さんのどこを妥協したの?」
「セックスが下手なとこ」
ちょっと! と反論するために和が立ち上がっていた。しかし一紗がひと睨みすると萎んで座る。
……下手なのか。
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