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第3章 続・メイドな隊長
第50話 目標、捕縛(後編)
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カーラたちの背後、下への階段に続く通路の陰から、彼女たちの隊長――メイド服姿のレオナが現れた。
その姿を見たカーラが「いや、どう考えても『見かけによらず』だよなー」と、こっそり呟いたのは、無理もないだろう。
勇猛などという言葉とは無縁の――小柄な少女の身体にメイド服、である。
見かけは誰が見たって「可憐」。
彼女が、今ここで戦っている戦闘部隊の隊長だと一目で見抜ける方がおかしい。
「隊長、どうしました? 鼻と額が赤いですよ。まるで何もないところで転んだみたいじゃないですか」
そんなレオナを、副隊長が揶揄う。
女性が惚れてしまいそうな笑顔に、レオナは拗ねたままの表情で小さく舌を出して応えた。
カーラは笑いながら、隣まで来たレオナの肩を「まあまあ」とばかりにポンポンと叩く。
「き、貴様ら。今、なにを……」
奴隷商は、驚愕の表情で後退る。
本人にそのつもりはなく、無意識。
レオナたちに突きつける指先は、震えていた。
このメイド服の少女、そしてその後ろに控える黒髪の女――後から来たこいつらがなにか、した。
先にいた女戦士やその隣の女のように、武器で用心棒たちを叩きのめしたのではない。
おそらくは、魔法。
奴隷商にとっては知識でしか知らないその超常の力で、奴隷商を守っていた男たちが一瞬にして無力化されたのだ。
「奴隷商ルオンガム。アザリア州太守ティア・リュー・ドゥールの命により、お前を拘束する」
慄く奴隷商の目を真っ直ぐ見据え、レオナは告げる。
(こ、こうそく……拘束だと?)
目の前の華奢な少女には似合わない内容に、一瞬意味をとらえ損ねてしまったが。
――太守の命により、拘束。
その言葉の意味を、僅かに遅れて理解した奴隷商の、震えが止まった。
(……なるほどなるほど)
太守とは、大陸唯一の人間の国を七つに分ける『州』の統治者だ。
そして、ここアザリア州の太守といえば。
そして、女子供と女戦士といえば。
――なるほど。
(……どこの命知らずかと思っていたが、思い出した。噂で聞いたことがあるぞ。太守が周囲の諫めるのも聞かず強引に作ったという、女子供と蛮族の集団だったか)
正体が判った。
こいつらは、太守配下の集団だ。
それも、あの女太守以外に後ろ盾を持たない直属の集団。
それだけ判れば十分だった。
奴隷商にとっては、もう恐れるものなど何もなかった。
「よかろう。同行してやる。どう聞いているかは知らんが、ワシのことは丁重に扱えよ。さもないと、あとで悔やんでも悔やみきれないことになるぞ」
こいつらは太守の配下であり、自分の拘束を命じられているらしい。
つまり、命の心配は無用と言うこと。
ならば、今無駄に抵抗してこの道理の判らない愚か者どもの暴発で怪我でもするより、正式に無罪の裁定を受けてからこいつらに世の中の真理を思い知らせてやった方がいい。
司法長官への賄賂は高くつくが、その分はこいつらで稼がせてもらおう。
蛮族の奴隷にだって需要はあるし、人間の女は言わずもがなだ。
大商人として社会を動かすという大きな仕事をしている自分に、下賤の者共の常識やルールを当てはめようということが、社会にとってどれほどの損失か――生半可な代価で済まされることではないと、骨身に染みるまで叩き込んでやる。
そう思って、心の中で舌なめずりした奴隷商だったが。
「悪いけど、こっちは少人数なもんで、罪人をお客様扱いする余裕はないんだよね――というわけで、サイカ」
レオナは、奴隷商の反応など最初から歯牙にもかけていなかった。
サイカが、レオナから声がかかるや否や艶のある長い黒髪を靡かせ、素早く奴隷商の背後へと回り込む。
そして奴隷商の首筋に手刀。
それで終わり。
「……?」
何が起こったのかも判らないまま、奴隷商の意識は途切れた。
受け身も何もない無防備な体制で、床へと崩れ落ちる。
「最初からこいつも他の奴と一緒に、隊長の魔法で眠らせときゃよかったんじゃねーの?」
「状況は理解しておいてもらわないと、あとで面倒だから」
問答無用で眠らせ、目覚めたときにパニックになられるよりも、『命は取られない』と理解させておいて大人しくしていてもらった方が道中扱いやすい。
「隊長。理解と言うのであれば、我々が何者か、名乗るのを忘れてませんでしたか?」
「……あ」
サイカの指摘に、本気で忘れてましたと顔に浮かべて焦るレオナ。
周りの三人は、それを微笑ましそうに、あるいはニヤニヤと見ている。
しばらくして三人の表情にやっと気づき、レオナは恥ずかしそうにひとつ咳払いをした。
「あ、そ、そだマリア。こいつを縛り上げといて」
「はっ、我々の名を知らせてもらえないまま意識を刈り取られた哀れな奴隷商を縛り上げます――カーラ、手伝え」
「ほいほい。名も知れん輩に縛り上げられるとは可哀想に」
ニヤニヤ笑いを向けてレオナに「いじわる」とまた舌を出されたマリアとカーラは、昏倒している奴隷商の脇にしゃがみこんで手際よく縛り上げていく。
奴隷商に猿轡をかませながら、カーラは残りの用心棒の方へ目を遣った。
「しっかし、隊長の魔法はトンデモねーよな。十人まとめて問答無用だもんな」
カーラの剣では、十人を一斉に無力化するなど不可能だ。
最近ようやく慣れてきたとはいえ、目の前の結果にカーラは驚嘆を隠せない。
「相手をこっちの視界に入れてから悠長に呪文唱えなきゃいけないから、使い勝手悪いんだよね。うまくいったのは、これだけの人数をカーラとマリアがキッチリ抑えててくれたからだよ」
功を部下に譲ってくれる隊長の心遣いに感謝して、マリアはニヤリと笑って言った。
「そうですか――じゃあ、帰ったら褒賞を期待してますよ、隊長」
「え……」
「おー、そうだな。なにしてもらおっかなー」
「あ、あの……お手柔らかに…………」
その姿を見たカーラが「いや、どう考えても『見かけによらず』だよなー」と、こっそり呟いたのは、無理もないだろう。
勇猛などという言葉とは無縁の――小柄な少女の身体にメイド服、である。
見かけは誰が見たって「可憐」。
彼女が、今ここで戦っている戦闘部隊の隊長だと一目で見抜ける方がおかしい。
「隊長、どうしました? 鼻と額が赤いですよ。まるで何もないところで転んだみたいじゃないですか」
そんなレオナを、副隊長が揶揄う。
女性が惚れてしまいそうな笑顔に、レオナは拗ねたままの表情で小さく舌を出して応えた。
カーラは笑いながら、隣まで来たレオナの肩を「まあまあ」とばかりにポンポンと叩く。
「き、貴様ら。今、なにを……」
奴隷商は、驚愕の表情で後退る。
本人にそのつもりはなく、無意識。
レオナたちに突きつける指先は、震えていた。
このメイド服の少女、そしてその後ろに控える黒髪の女――後から来たこいつらがなにか、した。
先にいた女戦士やその隣の女のように、武器で用心棒たちを叩きのめしたのではない。
おそらくは、魔法。
奴隷商にとっては知識でしか知らないその超常の力で、奴隷商を守っていた男たちが一瞬にして無力化されたのだ。
「奴隷商ルオンガム。アザリア州太守ティア・リュー・ドゥールの命により、お前を拘束する」
慄く奴隷商の目を真っ直ぐ見据え、レオナは告げる。
(こ、こうそく……拘束だと?)
目の前の華奢な少女には似合わない内容に、一瞬意味をとらえ損ねてしまったが。
――太守の命により、拘束。
その言葉の意味を、僅かに遅れて理解した奴隷商の、震えが止まった。
(……なるほどなるほど)
太守とは、大陸唯一の人間の国を七つに分ける『州』の統治者だ。
そして、ここアザリア州の太守といえば。
そして、女子供と女戦士といえば。
――なるほど。
(……どこの命知らずかと思っていたが、思い出した。噂で聞いたことがあるぞ。太守が周囲の諫めるのも聞かず強引に作ったという、女子供と蛮族の集団だったか)
正体が判った。
こいつらは、太守配下の集団だ。
それも、あの女太守以外に後ろ盾を持たない直属の集団。
それだけ判れば十分だった。
奴隷商にとっては、もう恐れるものなど何もなかった。
「よかろう。同行してやる。どう聞いているかは知らんが、ワシのことは丁重に扱えよ。さもないと、あとで悔やんでも悔やみきれないことになるぞ」
こいつらは太守の配下であり、自分の拘束を命じられているらしい。
つまり、命の心配は無用と言うこと。
ならば、今無駄に抵抗してこの道理の判らない愚か者どもの暴発で怪我でもするより、正式に無罪の裁定を受けてからこいつらに世の中の真理を思い知らせてやった方がいい。
司法長官への賄賂は高くつくが、その分はこいつらで稼がせてもらおう。
蛮族の奴隷にだって需要はあるし、人間の女は言わずもがなだ。
大商人として社会を動かすという大きな仕事をしている自分に、下賤の者共の常識やルールを当てはめようということが、社会にとってどれほどの損失か――生半可な代価で済まされることではないと、骨身に染みるまで叩き込んでやる。
そう思って、心の中で舌なめずりした奴隷商だったが。
「悪いけど、こっちは少人数なもんで、罪人をお客様扱いする余裕はないんだよね――というわけで、サイカ」
レオナは、奴隷商の反応など最初から歯牙にもかけていなかった。
サイカが、レオナから声がかかるや否や艶のある長い黒髪を靡かせ、素早く奴隷商の背後へと回り込む。
そして奴隷商の首筋に手刀。
それで終わり。
「……?」
何が起こったのかも判らないまま、奴隷商の意識は途切れた。
受け身も何もない無防備な体制で、床へと崩れ落ちる。
「最初からこいつも他の奴と一緒に、隊長の魔法で眠らせときゃよかったんじゃねーの?」
「状況は理解しておいてもらわないと、あとで面倒だから」
問答無用で眠らせ、目覚めたときにパニックになられるよりも、『命は取られない』と理解させておいて大人しくしていてもらった方が道中扱いやすい。
「隊長。理解と言うのであれば、我々が何者か、名乗るのを忘れてませんでしたか?」
「……あ」
サイカの指摘に、本気で忘れてましたと顔に浮かべて焦るレオナ。
周りの三人は、それを微笑ましそうに、あるいはニヤニヤと見ている。
しばらくして三人の表情にやっと気づき、レオナは恥ずかしそうにひとつ咳払いをした。
「あ、そ、そだマリア。こいつを縛り上げといて」
「はっ、我々の名を知らせてもらえないまま意識を刈り取られた哀れな奴隷商を縛り上げます――カーラ、手伝え」
「ほいほい。名も知れん輩に縛り上げられるとは可哀想に」
ニヤニヤ笑いを向けてレオナに「いじわる」とまた舌を出されたマリアとカーラは、昏倒している奴隷商の脇にしゃがみこんで手際よく縛り上げていく。
奴隷商に猿轡をかませながら、カーラは残りの用心棒の方へ目を遣った。
「しっかし、隊長の魔法はトンデモねーよな。十人まとめて問答無用だもんな」
カーラの剣では、十人を一斉に無力化するなど不可能だ。
最近ようやく慣れてきたとはいえ、目の前の結果にカーラは驚嘆を隠せない。
「相手をこっちの視界に入れてから悠長に呪文唱えなきゃいけないから、使い勝手悪いんだよね。うまくいったのは、これだけの人数をカーラとマリアがキッチリ抑えててくれたからだよ」
功を部下に譲ってくれる隊長の心遣いに感謝して、マリアはニヤリと笑って言った。
「そうですか――じゃあ、帰ったら褒賞を期待してますよ、隊長」
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