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極道と冒険者ギルド
極道とイナズマサイクロン
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「ちっ、違うんだっ、ギルドマスター……」
「そっ、そうじゃあねえんだってばっ……」
怒れるギルドマスターと、全裸で必死に、事情を説明する冒険者達。
「なにがっ、違うってんだっ? てめえらっ? 俺だけを仲間外れにして、よろしくやりやがって」
ギルドマスターは、まるで、自分が仲間に入れてもらえなかったら、怒っているかのような口振りで、案外、そっち方面に、興味があるのかもしれない。
「だからあっ、ここで冒険者になりたいとかいうマヌケなガキを、ちょっと、からかってやったら、あいつがいきなり、慰謝料をよこせと言い出しやがったんだって……」
そう言いながら、石動を指差す冒険者の男。
「おいっ、お前等、まだ俺をだまそうってえのかっ? 」
石動の姿を確認したギルドマスターは、何度か首を左右に振る。
「いくらあいつが強かったとしてもだ、たった一人で、ここに居る全員がやられるなんて、そんな訳はねえだろっ?」
大の男達、冒険者二十人が、たった一人を相手に、身ぐるみをはがされたなんて、確かに、にわかに信じられるものではない、ギルドマスターの言い分にも一理ある。
「そうやって、また俺を除け者にする気なんだろっ? まったくっ、そうはいかねえからなっ」
その外見とは裏腹に、拗ねて、こじらせる、意外と面倒くさいおっさんだったギルドマスター。
-
「あっ、あれがっ、ギルドマスターなの?」
「うん、そうみたい」
男の大声を耳にして、やはり、店の奥から出て来たバトゥコタとズッチィ。
「へえっ、すごいなあっ」
そして、その後に続くムゥジャ。
女子二人は小声で囁いてはいたが、その声はしっかり、ギルドマスターの地獄耳にも聞こえていた。
「んっ?」
そちらを見やると、女二人の服、その胸元が、明らかに引き千切られている。
「…………。」
その破れ方からしても、男の腕力で、強引に引き千切ったのは、間違いなさそうだ。
「…………。」
そこでようやく、本当に自分の勘違いであったことに気づく。
「……まっ、まぁっ、そんなことじゃあねえかと思っていたんだよっ」
まるで、数秒前までの発言など、全く記憶に無いかのように、突然、態度を豹変させたギルドマスター。
「てっ、てめえらもっ、まったく、だらしがねえなあっ、俺様がいなきゃあ、このざまかよっ?」
「だがなあっ、俺も、まぁっ、信じたくはなかったんだよっ……」
さらに、若干、いい話風にまとめようとすらしはじめる。
「まさか、お前等全員が、こんな野郎一人に、身ぐるみはがされて、全裸にされちまうとはなあっ」
それを言われてしまっては、冒険者達も立つ瀬がない。
「そんな、みっともねえ話を聞かされるぐらいだったら、野郎同士で、イチャイチャ、ケツ穴でも掘り合っててくれてたほうが、まだマシだったってもんさっ」
割と、上手いこと話をすり替えられたのではないかと、内心ドヤるギルドマスターは、調子に乗りはじめた。
-
「まあなあっ、確かに、たまに居るんだよっ、ちいっとばっかし強いからって、勘違いしちまって、ギルドに乗り込んで来る、馬鹿な野郎がよおっ……まぁっ、道場破りみたいなもんだなっ……昔はよく、この俺も、そんな連中に挑まれたもんだぜっ……何せ俺は、このアレクランダで一番強かったからなあっ……アラクレンダの暴帝なんて、呼ばれちまってなっ……もちろん、俺に挑んで来た連中は、みんなぶっ殺してやったぜっ……こいつも、そうな……ブヘッ!!」
まだ、話の途中ではあったが、ギルドマスターの左頬には、すでに、石動の大きな右拳が、激突していた。
「話がっ!! 長えっ!!」
そう怒鳴りながら、右フックを放っていた石動。基本、相手のターンでも、空気を読まずに、平気で攻撃するのがデフォルトだ。
「ええっ!!」
石動の言葉に、思わず驚きの声を上げる、全裸の冒険者達。
その時、ここに居る一同、その心の声は、再び一つになっていた。
『あんたが、それ言うっ!? 』
『自分は、あんなに、長いこと話してたのにいっ!?』
歯を三本ばかし、宙に飛ばしながら、転げ回って、ぶっ飛ぶギルドマスター。
石の壁に、体を強かに打ちつけて、そのまま、頭の上にヒヨコが回っている、ピヨピヨ状態に。
「まぁっ、ここのギルドマスターが、さっきのハゲだったなんてなっ、がっかりもいいとこだせっ」
最初から雑魚だと思っていたスキンヘッドの男が、ギルドマスターだと知って、すっかり落胆していた石動。
さらに、雑魚のくせに、過去の栄光、自慢話なんぞをしはじめたので、ついイラッとなり、むしゃくしゃして、思わず殴り飛ばしてしまったのだ、もちろん、反省はしていない。
結局、先制の一撃で、ギルドマスターをのしてしまっため、イナズマサイクロンという二つ名の、イナズマ要素も、サイクロン要素も、石動には、全く分からず終いとなる。
「まぁっ、あれだな、このギルドにある有り金、全部出してもらうぜっ」
倒れているギルドマスターを、上から見下ろす石動は、そう言葉を吐き捨てた。
「あぁっ、それと、てめえも、服、全部脱いで、床に正座だかんなっ」
-
石動が寄り掛かっているカウンターの前には、このギルドに置いてあった金、金塊、貴金属、宝石、そのすべてが集めらていた。
「……ちょっ、ちょっと待って、慰謝料って、こんなに貰えるもんなの?」
「……うん、これって、もう、一生遊んで暮らせるんじゃないかな?」
それを見たバトゥコタとズッチィは、喜ぶよりも、もはや震えが止まらない。ビビり属性が発動してしまった女子二人は、やはり、目の前に大金にすらビビッている。
「すごいなあっ、こんなの貰えたら、僕ら、超ラッキーだねっ」
ムゥジャは、相変わらずブレないが、全裸で正座させられている冒険者達を前にして、平然とそう言うあたりは、ナチュラルな煽り体質なのかもしれない。
この世界の金銭感覚も無く、物価すら知らない石動でも、いくらなんでも、さすがにこれは、かなりの財になるだろうぐらいのことは分かった。
「まぁっ、あれだな、いくら銀行がねえからって、タンス貯金にもほどがあんなっ、これじゃあっ、どうぞ強盗に入ってくださいと言ってるようなもんだぜっ」
本人もついつい、強盗行為だと認めてしまいそうな石動。それぐらい、慰謝料の取り立て額としては、あまりにも法外過ぎる。
しかし、そもそも、屈強な男達が常に出入りする、冒険者ギルドに強盗に入ろうとする命知らずなどが、この世界に居るはずもなく、もしそんなことをする人間がいたとしたら、石動ぐらいのものであろう。
-
その光景を前に、歯軋りをしているギルドマスター、全裸で床に正座させられてはいるが。
――クソッ、こんなコケにされたのは、生まれてはじめてだっ
これまで何十年も冒険者をやって来たが、こんな屈辱を受けたことは、ただの一度もねえ
これまで冒険者のトップとして君臨し続けて来た、そのギルドマスターのプライドが、まだ負けを認めてはいなかった。
――だが、まだ、俺はツイてる、俺には運がある
女神様は、まだ俺を見捨てちゃあいねえっ
意外に、敬虔な信者でもあるギルドマスター。
――そっ、そうだっ、何も、強いだけが、優秀な冒険者じゃあねえっ
大事なのは運っ、そして知恵と機転、それに経験だっ
ギルドマスターにはまだ、微かな望みをつなぐ秘策があった。
――そろそろ、さっき約束した、衛兵隊の連中がやって来る頃だ……
ちょうど、あんな約束をしてるなんざあっ、俺は本当に運がいい
あのクソみてえな寄生虫野郎に、助けられるのは不本意だが、もう、そうは言っていられねえっ
そもそも、こういう時のために、いつも金を渡してたんだからなっ
――衛兵隊の連中を相手にしている隙に、この野郎を後ろから殺ってやるっ
必ずこいつ等に、ギャフンと言わせてやるぜっ
自らの運を根拠に、ギルドマスターは、この状況からの起死回生、リベンジを虎視眈々と狙っていた。
だが、この中には、本当の、とんでもない幸運持ちが潜んでいる。そして、そんなことを、ギルドマスターが、知る由もなかった。
「そっ、そうじゃあねえんだってばっ……」
怒れるギルドマスターと、全裸で必死に、事情を説明する冒険者達。
「なにがっ、違うってんだっ? てめえらっ? 俺だけを仲間外れにして、よろしくやりやがって」
ギルドマスターは、まるで、自分が仲間に入れてもらえなかったら、怒っているかのような口振りで、案外、そっち方面に、興味があるのかもしれない。
「だからあっ、ここで冒険者になりたいとかいうマヌケなガキを、ちょっと、からかってやったら、あいつがいきなり、慰謝料をよこせと言い出しやがったんだって……」
そう言いながら、石動を指差す冒険者の男。
「おいっ、お前等、まだ俺をだまそうってえのかっ? 」
石動の姿を確認したギルドマスターは、何度か首を左右に振る。
「いくらあいつが強かったとしてもだ、たった一人で、ここに居る全員がやられるなんて、そんな訳はねえだろっ?」
大の男達、冒険者二十人が、たった一人を相手に、身ぐるみをはがされたなんて、確かに、にわかに信じられるものではない、ギルドマスターの言い分にも一理ある。
「そうやって、また俺を除け者にする気なんだろっ? まったくっ、そうはいかねえからなっ」
その外見とは裏腹に、拗ねて、こじらせる、意外と面倒くさいおっさんだったギルドマスター。
-
「あっ、あれがっ、ギルドマスターなの?」
「うん、そうみたい」
男の大声を耳にして、やはり、店の奥から出て来たバトゥコタとズッチィ。
「へえっ、すごいなあっ」
そして、その後に続くムゥジャ。
女子二人は小声で囁いてはいたが、その声はしっかり、ギルドマスターの地獄耳にも聞こえていた。
「んっ?」
そちらを見やると、女二人の服、その胸元が、明らかに引き千切られている。
「…………。」
その破れ方からしても、男の腕力で、強引に引き千切ったのは、間違いなさそうだ。
「…………。」
そこでようやく、本当に自分の勘違いであったことに気づく。
「……まっ、まぁっ、そんなことじゃあねえかと思っていたんだよっ」
まるで、数秒前までの発言など、全く記憶に無いかのように、突然、態度を豹変させたギルドマスター。
「てっ、てめえらもっ、まったく、だらしがねえなあっ、俺様がいなきゃあ、このざまかよっ?」
「だがなあっ、俺も、まぁっ、信じたくはなかったんだよっ……」
さらに、若干、いい話風にまとめようとすらしはじめる。
「まさか、お前等全員が、こんな野郎一人に、身ぐるみはがされて、全裸にされちまうとはなあっ」
それを言われてしまっては、冒険者達も立つ瀬がない。
「そんな、みっともねえ話を聞かされるぐらいだったら、野郎同士で、イチャイチャ、ケツ穴でも掘り合っててくれてたほうが、まだマシだったってもんさっ」
割と、上手いこと話をすり替えられたのではないかと、内心ドヤるギルドマスターは、調子に乗りはじめた。
-
「まあなあっ、確かに、たまに居るんだよっ、ちいっとばっかし強いからって、勘違いしちまって、ギルドに乗り込んで来る、馬鹿な野郎がよおっ……まぁっ、道場破りみたいなもんだなっ……昔はよく、この俺も、そんな連中に挑まれたもんだぜっ……何せ俺は、このアレクランダで一番強かったからなあっ……アラクレンダの暴帝なんて、呼ばれちまってなっ……もちろん、俺に挑んで来た連中は、みんなぶっ殺してやったぜっ……こいつも、そうな……ブヘッ!!」
まだ、話の途中ではあったが、ギルドマスターの左頬には、すでに、石動の大きな右拳が、激突していた。
「話がっ!! 長えっ!!」
そう怒鳴りながら、右フックを放っていた石動。基本、相手のターンでも、空気を読まずに、平気で攻撃するのがデフォルトだ。
「ええっ!!」
石動の言葉に、思わず驚きの声を上げる、全裸の冒険者達。
その時、ここに居る一同、その心の声は、再び一つになっていた。
『あんたが、それ言うっ!? 』
『自分は、あんなに、長いこと話してたのにいっ!?』
歯を三本ばかし、宙に飛ばしながら、転げ回って、ぶっ飛ぶギルドマスター。
石の壁に、体を強かに打ちつけて、そのまま、頭の上にヒヨコが回っている、ピヨピヨ状態に。
「まぁっ、ここのギルドマスターが、さっきのハゲだったなんてなっ、がっかりもいいとこだせっ」
最初から雑魚だと思っていたスキンヘッドの男が、ギルドマスターだと知って、すっかり落胆していた石動。
さらに、雑魚のくせに、過去の栄光、自慢話なんぞをしはじめたので、ついイラッとなり、むしゃくしゃして、思わず殴り飛ばしてしまったのだ、もちろん、反省はしていない。
結局、先制の一撃で、ギルドマスターをのしてしまっため、イナズマサイクロンという二つ名の、イナズマ要素も、サイクロン要素も、石動には、全く分からず終いとなる。
「まぁっ、あれだな、このギルドにある有り金、全部出してもらうぜっ」
倒れているギルドマスターを、上から見下ろす石動は、そう言葉を吐き捨てた。
「あぁっ、それと、てめえも、服、全部脱いで、床に正座だかんなっ」
-
石動が寄り掛かっているカウンターの前には、このギルドに置いてあった金、金塊、貴金属、宝石、そのすべてが集めらていた。
「……ちょっ、ちょっと待って、慰謝料って、こんなに貰えるもんなの?」
「……うん、これって、もう、一生遊んで暮らせるんじゃないかな?」
それを見たバトゥコタとズッチィは、喜ぶよりも、もはや震えが止まらない。ビビり属性が発動してしまった女子二人は、やはり、目の前に大金にすらビビッている。
「すごいなあっ、こんなの貰えたら、僕ら、超ラッキーだねっ」
ムゥジャは、相変わらずブレないが、全裸で正座させられている冒険者達を前にして、平然とそう言うあたりは、ナチュラルな煽り体質なのかもしれない。
この世界の金銭感覚も無く、物価すら知らない石動でも、いくらなんでも、さすがにこれは、かなりの財になるだろうぐらいのことは分かった。
「まぁっ、あれだな、いくら銀行がねえからって、タンス貯金にもほどがあんなっ、これじゃあっ、どうぞ強盗に入ってくださいと言ってるようなもんだぜっ」
本人もついつい、強盗行為だと認めてしまいそうな石動。それぐらい、慰謝料の取り立て額としては、あまりにも法外過ぎる。
しかし、そもそも、屈強な男達が常に出入りする、冒険者ギルドに強盗に入ろうとする命知らずなどが、この世界に居るはずもなく、もしそんなことをする人間がいたとしたら、石動ぐらいのものであろう。
-
その光景を前に、歯軋りをしているギルドマスター、全裸で床に正座させられてはいるが。
――クソッ、こんなコケにされたのは、生まれてはじめてだっ
これまで何十年も冒険者をやって来たが、こんな屈辱を受けたことは、ただの一度もねえ
これまで冒険者のトップとして君臨し続けて来た、そのギルドマスターのプライドが、まだ負けを認めてはいなかった。
――だが、まだ、俺はツイてる、俺には運がある
女神様は、まだ俺を見捨てちゃあいねえっ
意外に、敬虔な信者でもあるギルドマスター。
――そっ、そうだっ、何も、強いだけが、優秀な冒険者じゃあねえっ
大事なのは運っ、そして知恵と機転、それに経験だっ
ギルドマスターにはまだ、微かな望みをつなぐ秘策があった。
――そろそろ、さっき約束した、衛兵隊の連中がやって来る頃だ……
ちょうど、あんな約束をしてるなんざあっ、俺は本当に運がいい
あのクソみてえな寄生虫野郎に、助けられるのは不本意だが、もう、そうは言っていられねえっ
そもそも、こういう時のために、いつも金を渡してたんだからなっ
――衛兵隊の連中を相手にしている隙に、この野郎を後ろから殺ってやるっ
必ずこいつ等に、ギャフンと言わせてやるぜっ
自らの運を根拠に、ギルドマスターは、この状況からの起死回生、リベンジを虎視眈々と狙っていた。
だが、この中には、本当の、とんでもない幸運持ちが潜んでいる。そして、そんなことを、ギルドマスターが、知る由もなかった。
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