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新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目!

第81話 新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目! 24

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「プリピュア! フューチャーアップ!」

 口から勝手に声が!
 先ほど投げられた…これは、ザルナクリスタル!?

 プラチナピンクの光に私は包まれると、体の衣装が勝手に代わっていきます! ひい! なんですこれ!?

「希望を胸に、適えた夢が! 作り出す道の先!」

 口から声が勝手に! そしてポーズも勝手に! 内股は嫌です内股は!

「純粋なる未来! ピュアフューチャー! ひい! なんなんですかコレは! 呪いですか! 呪いのアイテムですか!?」
「フューチャークリスタルは資格あるものが使用することによりピュアフューチャーに変身するブブ!」
「呪いのアイテムですね!」

 せめて男性用のコスチュームを用意して貰いたいものです!
 しかもなんか夢さんや希望さんよりもスカートの丈が短いんですけど!

「ハッ!?」

 嫌な予感がしたのでその場から飛び上がって回避!
 身体能力も上がってますコレ!

「ヒハハ! まさかお前もプリピュアだったとはな!」
「知りませんよ!」

 というか嫌です!

 お二人のプリピュアと違って肩とおへそ、背中も大きく開いてます! スースーする! 肌面積の方が広くないですか!? その癖ピンクのフリフリがふんだんに! スカートも短い! リボン邪魔!

「頑張って作ったブブ! 似合うブブ!」
「飛んで…いけ!」
 
 こいつは呪いのアイテムを授けてくれた呪いの人形です! 頭を掴んで遠くにぶんなげます! 星になれ!

「くう! こんなにも恥ずかしい目に合うなんて!」

 林に逃げ込んで良かったです! あとは目撃者を消すのみ!

「ヒハハ! 死ね!」

 私に向かって剣が振り下ろされます。が、それは分かっていた事です!

「ふむ、これは…ふざけた能力ですね。流石HEROといったところですか」

 流石は未来を司るプリピュア、敵の攻撃が確実に、一瞬先の行動が視覚出来ます。

「浦安の『先読み』の上位互換ですね…」

 あの男は一瞬先でしたが、こちらはその上を行けそうですね。

「何故だ! 何故当たらぬ!」

 衝撃波!

「こいつをくら…「隆脈の絶壁!」

 大地を隆起させて衝撃波を防ぎます。

「システムはわかりませんが、魔法も使い放題ですね!」

 プリピュアになってから魔法を使うのに制限がありません!
 林の中にも地面やらには魔遮陣が仕込まれています、ですが効きません!

「つまりは! こういうことだ!」

 私は叫び声をあげると共に、足元に魔法陣を生み出します。
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