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新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目!
第80話 新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目! 23
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「もういいブブ! 勝手にやるブブ! フューチャークリスタル生成開始ブブ!」
謎のぬいぐるみがなんだかヤケクソ気味に叫んでいます。
その瞬間に、ぬいぐるみから虹色の光が放たれるとその光が収束していきます。
「なんだあれは?」
「魔砲撃!」
魔力を圧縮させた無属性のエネルギー体をドーラにぶちこみます。
「ぐふっ!」
今までで一番威力の高い攻撃が決まったおかげで、相手を吹き飛ばしました。
「とりあえず、この邪魔な翼をいただきます!」
私は倒れこんだドーラの翼に手をかけると、肩に足をかけて引っ張りあげます。
「ぐあああああああ!」
初めてドーラの口から悲鳴があがりました。
背中の翼の付け根だった場所から緑色の血液のようなものが滴り落ちてます。
翼はまだ3枚ありますが、高速飛行は出来なくなるはずです。
「貴様…きさまあああ!」
「ははは! 怒りましたか! 怒りますよねえ!」
私は乱暴に振り上げてきた腕を回避して後ろに飛んで高い位置を取ります。
周りを見渡すと、小さな林が広がっています。
「あそこなら上空から見えないですね」
ビルとビルの合間を縫ったおかげでジュークはこっちについてこれてません。林の中からダークネスマッスルが突如登場してしまう結果にはなりますが、そこは目を瞑るしかないでしょう。
強靭な筋肉相手ではこちらも筋肉で対抗しないと勝ち目はありません。
「くそがっ!」
「どうしました!? 、『ヒハハ!』って下品な笑い声が聞こえなくなってきてますね!」
「ころすころすころすころすころす!」
「おっと!」
飛んできた斬撃を回避して、ドーラから視線をはずさずに林の方向に誘導しなければなりません。
「くらええええ!」
衝撃波! 速い!
「ちっ!」
私は両手をクロスさせて後ろに飛ぶと衝撃波を受けます。
「思ったより痛いですね」
「痛いですませるだけじゃねえぜ!」
ドーラが迫ってきます!
それに合わせて蹴りを放ちドーラの胸板を叩きつけます。
「くることがわかってれば!」
さすがの筋肉! ビクともしませんか!
「それにザルナ力が篭ってねえんだよ!」
私の腹に拳が飛んできます!
なんとか腕でガードしますが…くそ、しびれてしまいました。
「これでその変な機械は使えないだろ!」
「この程度!」
すぐに回復するはずです!
「カア!」
また衝撃波!
「ぷあっ!」
「ヒハハ! どうした! 聞きたかったんだろう!? ヒハハハハハハ!」
「それは…どうも!」
何度も食らうわけにはいきませんが、視認できない上に初動が速く範囲も広い!
かわしにくいことこの上ありません!
「出来たブブ! 受け取るブブ!」
「なんです!?」
「ヒハハ! くらええええい!」
飛んできた何かが視界に入ります。だから手が痺れてるんですって!
仕方なく両手で挟むと同時に、衝撃波で私は吹き飛ばされてしまいます!
吹き飛ばされた先、ちょうど林の中に押し込まれました!
「今ブブ! フューチャークリスタル発動ブブ!」
プラチナピンクの光が私の両手の間から発せられました! なんですかこれは!?
謎のぬいぐるみがなんだかヤケクソ気味に叫んでいます。
その瞬間に、ぬいぐるみから虹色の光が放たれるとその光が収束していきます。
「なんだあれは?」
「魔砲撃!」
魔力を圧縮させた無属性のエネルギー体をドーラにぶちこみます。
「ぐふっ!」
今までで一番威力の高い攻撃が決まったおかげで、相手を吹き飛ばしました。
「とりあえず、この邪魔な翼をいただきます!」
私は倒れこんだドーラの翼に手をかけると、肩に足をかけて引っ張りあげます。
「ぐあああああああ!」
初めてドーラの口から悲鳴があがりました。
背中の翼の付け根だった場所から緑色の血液のようなものが滴り落ちてます。
翼はまだ3枚ありますが、高速飛行は出来なくなるはずです。
「貴様…きさまあああ!」
「ははは! 怒りましたか! 怒りますよねえ!」
私は乱暴に振り上げてきた腕を回避して後ろに飛んで高い位置を取ります。
周りを見渡すと、小さな林が広がっています。
「あそこなら上空から見えないですね」
ビルとビルの合間を縫ったおかげでジュークはこっちについてこれてません。林の中からダークネスマッスルが突如登場してしまう結果にはなりますが、そこは目を瞑るしかないでしょう。
強靭な筋肉相手ではこちらも筋肉で対抗しないと勝ち目はありません。
「くそがっ!」
「どうしました!? 、『ヒハハ!』って下品な笑い声が聞こえなくなってきてますね!」
「ころすころすころすころすころす!」
「おっと!」
飛んできた斬撃を回避して、ドーラから視線をはずさずに林の方向に誘導しなければなりません。
「くらええええ!」
衝撃波! 速い!
「ちっ!」
私は両手をクロスさせて後ろに飛ぶと衝撃波を受けます。
「思ったより痛いですね」
「痛いですませるだけじゃねえぜ!」
ドーラが迫ってきます!
それに合わせて蹴りを放ちドーラの胸板を叩きつけます。
「くることがわかってれば!」
さすがの筋肉! ビクともしませんか!
「それにザルナ力が篭ってねえんだよ!」
私の腹に拳が飛んできます!
なんとか腕でガードしますが…くそ、しびれてしまいました。
「これでその変な機械は使えないだろ!」
「この程度!」
すぐに回復するはずです!
「カア!」
また衝撃波!
「ぷあっ!」
「ヒハハ! どうした! 聞きたかったんだろう!? ヒハハハハハハ!」
「それは…どうも!」
何度も食らうわけにはいきませんが、視認できない上に初動が速く範囲も広い!
かわしにくいことこの上ありません!
「出来たブブ! 受け取るブブ!」
「なんです!?」
「ヒハハ! くらええええい!」
飛んできた何かが視界に入ります。だから手が痺れてるんですって!
仕方なく両手で挟むと同時に、衝撃波で私は吹き飛ばされてしまいます!
吹き飛ばされた先、ちょうど林の中に押し込まれました!
「今ブブ! フューチャークリスタル発動ブブ!」
プラチナピンクの光が私の両手の間から発せられました! なんですかこれは!?
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