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Running horse light turns
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翼が休みでエイレンがバイトのある日。
掃除に洗濯も終わらせて、お煎餅食べながらワイドショーでも見ようかなとソファーに座った時、悠理ちゃんからの着信音が流れた。
「もしもーし、翼ちゃん今日暇だったら映画行かない?チケット貰ったからデート行こう」
「映画か、そう言えば見たい奴があったんだよな。いいよ、行こう。ついでに、例の展覧会も行きたかったんだ。敦啓ちゃんそっくりの絵画の」
「OK。じゃあ私の自宅で待ち合わせね」とスマホを切って着替えて電車に乗り
日暮里駅から『Eternal』へ向かう。
「ついでにエイレンの接客みようかな。気付いたらびっくりするだろうな」と裏口のドアを少し開けてこっそり見ようとしたが、後ろから声がした。
「翼ちゃん?今日は私とのデートなのになにクソガキにうつつを抜かしちゃっているのかしらね」
ゆっくり後ろを振り向くと物凄い笑顔の悠理ちゃんが腕を組んで立っており、すぐに私と腕を組んで駅まで引っ張り有楽町へ向かった。
丁度今の時期にやっているアニメの映画と少女漫画の実写版恋愛映画
(恋愛映画はポタ×まおの実写版で魔王様をやっていた俳優がクズライバル役をすると)
運良く立て続けに見れるので見ることに。
結果は両方面白かったので私も悠理ちゃんも大満足。
流石に2本立て続けは疲れたので少し早めのランチをおしゃれなカフェのテラス席でと悠理ちゃんが提案したので乗る事に。
静さんとの時もそうだったけど
私的には場違いにど緊張しているが、悠理ちゃんは慣れてるのか堂々としていてかっこいい。2人はおしゃれカタカナアイスティーを飲みながらランチプレートをスマホを見ながら待っていた。
「悠理ちゃん、たしかこの店クーポンあった気がする。この間静さんにエイレン紹介した時の店検索した時に見た記憶あるから」
そう言って検索サイトからこの間の店の履歴を探そうとすると、検索サイトのニュースのトップが元総理大臣がネクストチルドレン候補の応援演説に出たと言う記事が。
そして、横の写真には元総理大臣と一緒に肩を組み笑顔の”アノ時”からあまり変わってないイケメンの男性『椿原夏生』の姿が。
それを見た瞬間、頭の中にどす黒い闇が次から次へと溢れ出し今までの楽しかった記憶が塗りつぶされていく感覚が。
『嫌だ、嫌だ。お願いだから、私の幸せを消さないで。嫌っ!助けて・・・』
無邪気な笑顔のエイレンの姿に亀裂が入り”パキーン”と砕け散ると共に闇が段々と椿原夏生の顔になり
「お前みたいな奴には一生助けなんか来るわけないよ」
闇と共に私の頭の中を侵食していった。
掃除に洗濯も終わらせて、お煎餅食べながらワイドショーでも見ようかなとソファーに座った時、悠理ちゃんからの着信音が流れた。
「もしもーし、翼ちゃん今日暇だったら映画行かない?チケット貰ったからデート行こう」
「映画か、そう言えば見たい奴があったんだよな。いいよ、行こう。ついでに、例の展覧会も行きたかったんだ。敦啓ちゃんそっくりの絵画の」
「OK。じゃあ私の自宅で待ち合わせね」とスマホを切って着替えて電車に乗り
日暮里駅から『Eternal』へ向かう。
「ついでにエイレンの接客みようかな。気付いたらびっくりするだろうな」と裏口のドアを少し開けてこっそり見ようとしたが、後ろから声がした。
「翼ちゃん?今日は私とのデートなのになにクソガキにうつつを抜かしちゃっているのかしらね」
ゆっくり後ろを振り向くと物凄い笑顔の悠理ちゃんが腕を組んで立っており、すぐに私と腕を組んで駅まで引っ張り有楽町へ向かった。
丁度今の時期にやっているアニメの映画と少女漫画の実写版恋愛映画
(恋愛映画はポタ×まおの実写版で魔王様をやっていた俳優がクズライバル役をすると)
運良く立て続けに見れるので見ることに。
結果は両方面白かったので私も悠理ちゃんも大満足。
流石に2本立て続けは疲れたので少し早めのランチをおしゃれなカフェのテラス席でと悠理ちゃんが提案したので乗る事に。
静さんとの時もそうだったけど
私的には場違いにど緊張しているが、悠理ちゃんは慣れてるのか堂々としていてかっこいい。2人はおしゃれカタカナアイスティーを飲みながらランチプレートをスマホを見ながら待っていた。
「悠理ちゃん、たしかこの店クーポンあった気がする。この間静さんにエイレン紹介した時の店検索した時に見た記憶あるから」
そう言って検索サイトからこの間の店の履歴を探そうとすると、検索サイトのニュースのトップが元総理大臣がネクストチルドレン候補の応援演説に出たと言う記事が。
そして、横の写真には元総理大臣と一緒に肩を組み笑顔の”アノ時”からあまり変わってないイケメンの男性『椿原夏生』の姿が。
それを見た瞬間、頭の中にどす黒い闇が次から次へと溢れ出し今までの楽しかった記憶が塗りつぶされていく感覚が。
『嫌だ、嫌だ。お願いだから、私の幸せを消さないで。嫌っ!助けて・・・』
無邪気な笑顔のエイレンの姿に亀裂が入り”パキーン”と砕け散ると共に闇が段々と椿原夏生の顔になり
「お前みたいな奴には一生助けなんか来るわけないよ」
闇と共に私の頭の中を侵食していった。
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