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第3章 男性不信
1.
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「ほんと、今日は海でおなかいっぱいって感じ。こういうところでディナーって、最高に贅沢なデートの仕上げだよね」
梓沙はテーブルに両肘をついて手のひらに顎をのせ、うっとりと窓の外を眺めている。
八月に入って最初の土曜日、ヘリコプターをチャーターして伊豆諸島の神津島に入ったのは正午頃、一泊して明日の午後にまたチャーター機で帰る。琴子と道仁、梓沙と壮輔というダブルデートももう三回め、今回はとてつもないゴージャスなコースだ。
午後はビーチですごし、夕方は少し観光をしてから海沿いのリゾートホテルに戻り、そしていま、ディナーの時間に至っている。コース料理の最後、デザートを待っているところだ。
四人の席は、半円のテーブルが壁際につけられた場所で、琴子と梓沙を間にして道仁と壮輔が端に位置している。四人ともが海を眺められるようにセッティングされた、特等席の一つだ。
いま、海は月明かりとともに青く光の列が波に揺れている。夜光虫が輝く景色ははじめてで、梓沙と同様に琴子も見入ってしまう。
「明日も海だらけだけどな。気に入った?」
壮輔が隣にいる梓沙と、その向こうにいる琴子をかわるがわる見て問う。
「気に入ってる」
「もちろんです」
砕けた梓沙と、初対面から一カ月がすぎて何度となく会っていてもまだ他人行儀な話し方をする琴子と、壮輔はやはりかわるがわる見てその違いに失笑した。
「道仁、おれのデートプロデュースは成功かな」
壮輔は道仁へと目を転じた。おもしろがっていながらも、真剣に感想を聞きたがっているように見える。
「かなり奮発しなきゃいけないデートだけどな……惜しくはない」
道仁は、そこにスクリーンがあってなんらかの映像が浮かんでいるかのように宙に目をやったかと思うと、意味ありげに最後の言葉を付け加えた。
嫌らしい笑い方だと思うのは考えすぎか、琴子は警告を込めて道仁を見つめた。どんなに琴子が不機嫌にしても、道仁はもう慣れっこになっていて少しも効力がない。そもそもが、道仁の中で琴子はそういうものだと定着していて、懲りることがないのだ。
「ふふっ。里見さんもスーツを脱いだら、ただの男ってわけ?」
琴子だけでなく、梓沙もまた道仁の言葉を勘繰っている。
「道仁はスーツを着ててもただの男だったんだろう。だから、コンプラを無視してここにいる」
「そっか」
梓沙は吹きだした次には笑いだし、からかった壮輔も一緒になって笑っている。笑いの種にされた当の道仁は気分を害することもなく、むしろ興じて琴子を思わせぶりに見やった。
琴子はわずかに口を尖らせて不満をあらわにした。ただし、もはやそれは琴子のキャラクターとして振る舞っているにすぎない。最近になって気づいたのは、道仁が懲りない人間であろうと、琴子が道仁のペースに嵌められていようと、それが琴子にとっては不快感にも苛立ちにもなっていないことだ。最近そうなったわけではなく、最初からそうだった。
だからといって、素直に恋人として付き合っているとは、少なくとも琴子は云えない。道仁の押しと梓沙の協力という言葉に丸めこまれていまここにいるのであって、琴子の意思は関わっていないからだ。
そのキーマンとなった玉城壮輔は、琴子が想像していたよりもずっとちゃんとした人だった。壮輔にそんなことを云えば怒るだろうか。云い訳をするなら、壮輔は覚悟がなさすぎるという道仁の言葉を、その前後の会話に照らし合わせた結果、琴子が思い描いた壮輔はやる気もない“できない”男だった。
梓沙の向こうにいる壮輔は、道仁よりもひょろりとしているが頼りないほどではない。二十七歳という年相応で、今日のデート企画のようにむちゃなところも落ち着きもある好青年だ。顔つきは、道仁の男っぽさに対して、アイドルのような甘さを持ち、けして悪くない。やる気がないのは、ほかにやりたいことがあるからだということもわかった。
「おれから云わせてもらえば」
と、道仁は反論じみて――
「壮輔のように親の考えでマッチング登録するとか、あり得ないけどな。自分の意思ならともかく」
と、もしかしたら琴子の不満を解消するべく壮輔をちくりと咎めたのか、道仁の発言には果たして梓沙のほうが鋭く反応を示した。
「里見さん、あり得ていいの。でなかったら、わたしが壮輔と出会えなかったから!」
「はっ、なるほど。そう云われると、おれもつらいところあるな。壮輔と梓沙ちゃんがダブルデートっていう口実をつくってくれたから、こうやって琴子を繋ぎとめられてる」
道仁が駆け引きという盾を放棄するのは、琴子に対してという以上にプライベートで琴子が一緒にいるときで、徹底している。こんなことを恥ずかしげもなく口にして失笑を買っても、ビールジョッキをゆったりと口に運んでのん気なものだ。
「里見さんて琴子にベタ惚れだよね。どこがいちばんのポイントか聞いてみたいんだけど」
道仁は残っていたビールを飲み干すと、テーブルにジョッキを戻しながらおどけた顔をする。
「いちばんを挙げるっていうのは難しいな。琴子の無反応な反応に興味を引かれたけど、それがクセになってやめられないって感じだ」
ぷっと、梓沙と壮輔が笑う傍らで、琴子はむっつりと口を開いた。
「道仁さんは、わたしが簡単に落ちないから意地になってるだけ。最初からハイハイってついていってたら見向きもしてない、きっと」
「なるほど」
と応えつつ、道仁が納得していないのは口を歪めたことから察せられた。
「けど、琴子ちゃん、道仁がリスクを侵してまでこうなってるってことはかなり重症なんだよ。おれは覚悟がないからな。道仁が会社に対して、どう決着つけるのか見物だ」
「なるようになる」
茶化した壮輔を道仁はひと言であしらった。
続いて、じゃあ、と梓沙が人差し指を立てて注目を引いた。
「わたしから一つ進言しておく。里見さんがまずやるべきことは、琴子の男性不信をどう覆すか、だよ」
「梓沙……」
「梓沙ちゃん、その発端を知ってるなら教えてくれ」
琴子が止めようとするよりも早く道仁が梓沙に訊ねた。
梓沙はテーブルに両肘をついて手のひらに顎をのせ、うっとりと窓の外を眺めている。
八月に入って最初の土曜日、ヘリコプターをチャーターして伊豆諸島の神津島に入ったのは正午頃、一泊して明日の午後にまたチャーター機で帰る。琴子と道仁、梓沙と壮輔というダブルデートももう三回め、今回はとてつもないゴージャスなコースだ。
午後はビーチですごし、夕方は少し観光をしてから海沿いのリゾートホテルに戻り、そしていま、ディナーの時間に至っている。コース料理の最後、デザートを待っているところだ。
四人の席は、半円のテーブルが壁際につけられた場所で、琴子と梓沙を間にして道仁と壮輔が端に位置している。四人ともが海を眺められるようにセッティングされた、特等席の一つだ。
いま、海は月明かりとともに青く光の列が波に揺れている。夜光虫が輝く景色ははじめてで、梓沙と同様に琴子も見入ってしまう。
「明日も海だらけだけどな。気に入った?」
壮輔が隣にいる梓沙と、その向こうにいる琴子をかわるがわる見て問う。
「気に入ってる」
「もちろんです」
砕けた梓沙と、初対面から一カ月がすぎて何度となく会っていてもまだ他人行儀な話し方をする琴子と、壮輔はやはりかわるがわる見てその違いに失笑した。
「道仁、おれのデートプロデュースは成功かな」
壮輔は道仁へと目を転じた。おもしろがっていながらも、真剣に感想を聞きたがっているように見える。
「かなり奮発しなきゃいけないデートだけどな……惜しくはない」
道仁は、そこにスクリーンがあってなんらかの映像が浮かんでいるかのように宙に目をやったかと思うと、意味ありげに最後の言葉を付け加えた。
嫌らしい笑い方だと思うのは考えすぎか、琴子は警告を込めて道仁を見つめた。どんなに琴子が不機嫌にしても、道仁はもう慣れっこになっていて少しも効力がない。そもそもが、道仁の中で琴子はそういうものだと定着していて、懲りることがないのだ。
「ふふっ。里見さんもスーツを脱いだら、ただの男ってわけ?」
琴子だけでなく、梓沙もまた道仁の言葉を勘繰っている。
「道仁はスーツを着ててもただの男だったんだろう。だから、コンプラを無視してここにいる」
「そっか」
梓沙は吹きだした次には笑いだし、からかった壮輔も一緒になって笑っている。笑いの種にされた当の道仁は気分を害することもなく、むしろ興じて琴子を思わせぶりに見やった。
琴子はわずかに口を尖らせて不満をあらわにした。ただし、もはやそれは琴子のキャラクターとして振る舞っているにすぎない。最近になって気づいたのは、道仁が懲りない人間であろうと、琴子が道仁のペースに嵌められていようと、それが琴子にとっては不快感にも苛立ちにもなっていないことだ。最近そうなったわけではなく、最初からそうだった。
だからといって、素直に恋人として付き合っているとは、少なくとも琴子は云えない。道仁の押しと梓沙の協力という言葉に丸めこまれていまここにいるのであって、琴子の意思は関わっていないからだ。
そのキーマンとなった玉城壮輔は、琴子が想像していたよりもずっとちゃんとした人だった。壮輔にそんなことを云えば怒るだろうか。云い訳をするなら、壮輔は覚悟がなさすぎるという道仁の言葉を、その前後の会話に照らし合わせた結果、琴子が思い描いた壮輔はやる気もない“できない”男だった。
梓沙の向こうにいる壮輔は、道仁よりもひょろりとしているが頼りないほどではない。二十七歳という年相応で、今日のデート企画のようにむちゃなところも落ち着きもある好青年だ。顔つきは、道仁の男っぽさに対して、アイドルのような甘さを持ち、けして悪くない。やる気がないのは、ほかにやりたいことがあるからだということもわかった。
「おれから云わせてもらえば」
と、道仁は反論じみて――
「壮輔のように親の考えでマッチング登録するとか、あり得ないけどな。自分の意思ならともかく」
と、もしかしたら琴子の不満を解消するべく壮輔をちくりと咎めたのか、道仁の発言には果たして梓沙のほうが鋭く反応を示した。
「里見さん、あり得ていいの。でなかったら、わたしが壮輔と出会えなかったから!」
「はっ、なるほど。そう云われると、おれもつらいところあるな。壮輔と梓沙ちゃんがダブルデートっていう口実をつくってくれたから、こうやって琴子を繋ぎとめられてる」
道仁が駆け引きという盾を放棄するのは、琴子に対してという以上にプライベートで琴子が一緒にいるときで、徹底している。こんなことを恥ずかしげもなく口にして失笑を買っても、ビールジョッキをゆったりと口に運んでのん気なものだ。
「里見さんて琴子にベタ惚れだよね。どこがいちばんのポイントか聞いてみたいんだけど」
道仁は残っていたビールを飲み干すと、テーブルにジョッキを戻しながらおどけた顔をする。
「いちばんを挙げるっていうのは難しいな。琴子の無反応な反応に興味を引かれたけど、それがクセになってやめられないって感じだ」
ぷっと、梓沙と壮輔が笑う傍らで、琴子はむっつりと口を開いた。
「道仁さんは、わたしが簡単に落ちないから意地になってるだけ。最初からハイハイってついていってたら見向きもしてない、きっと」
「なるほど」
と応えつつ、道仁が納得していないのは口を歪めたことから察せられた。
「けど、琴子ちゃん、道仁がリスクを侵してまでこうなってるってことはかなり重症なんだよ。おれは覚悟がないからな。道仁が会社に対して、どう決着つけるのか見物だ」
「なるようになる」
茶化した壮輔を道仁はひと言であしらった。
続いて、じゃあ、と梓沙が人差し指を立てて注目を引いた。
「わたしから一つ進言しておく。里見さんがまずやるべきことは、琴子の男性不信をどう覆すか、だよ」
「梓沙……」
「梓沙ちゃん、その発端を知ってるなら教えてくれ」
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