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第1章
話し合い
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二戸「B5がいってる面白いことなんだが、これは我々にもわからないことだらけなんだ」
ゼロ「何が起こってるんですか?」
二戸「昨日から全国各地に見慣れない車両が現れて、しかも全部国鉄の主要車両基地に正確に向かってきてるんだ。しかもそいつらの話を聞くと、“自分は廃車解体されたはずなのになぜかここにいる”っていうもんだ。本社も現場も大混乱さ」
ミワ「私たち以外にも転生した車両がいるんですか!?」
二戸「ああ。すでに報告が上がったので10編成くらいだな」
ゼロ「そんなにですか…」
二戸「そんで、お前らはどんな車両だ?」
ゼロ「私とミワは元JR北海道函館運転区所属DD51形ディーゼル機関車です。後の皆さんはJR北海道&東日本所属24系客車です。」
二戸「二つともわからん」
ゼロ「DD51の最初のDは動力の種類を指して次のDは動輪の数を表しています。動輪の数はAから数えてDは4つ目なので4輪。次に51にも意味があってD型機関の機関車は10からが最高速度が85km/h以下の機関車で50からが85km/h以上の機関車を指します。51は50から数えて二つ目です。これから私達はD型機関を積んだ4軸動輪の85km/hの機関車の二種類目と言うことがわかります。あ、こちらの動力は何ですか?」
二戸「本州で電気と内燃機関が導入されているが、北海道はここらを除いてまだ蒸気機関のほうが多いな」
ミワ「私たちはその内燃機関で走っています」
二戸「そうなのか!?」
ゼロ「はい。あ、こちらの世界の路線図を見せてください。」
二戸「それならここにあるぞ。」
路線図を見ると、大いに驚愕する点がたくさんあった。
ゼロ「北海道の未成線がすべて開通している。青函トンネルがすでにある。新幹線が存在しない。青森~函館~室蘭~札幌が全線電化されてる…」
二戸「そんなに違うのか?」
ゼロ「はい。違いすぎます」
二戸「そうか。それで、24系客車とはなんだ?」
ゼロ「ニーシさん、お願いします。」
ニーシ「はい。24系客車とは、1973年から1980年にかけて作られた寝台客車のことです。それまで製造されていた14系が分散電源方式を採用して火災事故を起こしたので、私たち24系は集中電源方式を採用しています。」
二戸「そうなのか。こちらからの質問は以上だ。なにか、質問はあるか?」
全員の手が上がる。
全員「私たちはこれからどうなるんですか?」
二戸「そうだな…とりあえず、本社からは“見知らぬ車両が来たら東京に誘導するように”という命令が来ている」
ゼロ「ということは、『北斗星』としての運行ができますね!」
二戸「その、『北斗星』とは?」
ゼロ「上野~札幌間を結ぶ寝台特急です。私たちはその『北斗星』の最終運行で走った編成なんです」
二戸「わかった。じゃあ、臨時夜行特急としてダイヤを組むから、東京に向かってくれ」
B5「俺たちは?」
二戸「君たちも同じだ。夜行運用で東京に向かってくれ」
B5「わかった。」
二戸「上野駅まで行けばそこの職員が誘導してくれるはずだ。あと、こちらからは報告のため大井を同乗させる」
大井「よろしくお願いします。」
二戸「では、解散!」
ゼロ「何が起こってるんですか?」
二戸「昨日から全国各地に見慣れない車両が現れて、しかも全部国鉄の主要車両基地に正確に向かってきてるんだ。しかもそいつらの話を聞くと、“自分は廃車解体されたはずなのになぜかここにいる”っていうもんだ。本社も現場も大混乱さ」
ミワ「私たち以外にも転生した車両がいるんですか!?」
二戸「ああ。すでに報告が上がったので10編成くらいだな」
ゼロ「そんなにですか…」
二戸「そんで、お前らはどんな車両だ?」
ゼロ「私とミワは元JR北海道函館運転区所属DD51形ディーゼル機関車です。後の皆さんはJR北海道&東日本所属24系客車です。」
二戸「二つともわからん」
ゼロ「DD51の最初のDは動力の種類を指して次のDは動輪の数を表しています。動輪の数はAから数えてDは4つ目なので4輪。次に51にも意味があってD型機関の機関車は10からが最高速度が85km/h以下の機関車で50からが85km/h以上の機関車を指します。51は50から数えて二つ目です。これから私達はD型機関を積んだ4軸動輪の85km/hの機関車の二種類目と言うことがわかります。あ、こちらの動力は何ですか?」
二戸「本州で電気と内燃機関が導入されているが、北海道はここらを除いてまだ蒸気機関のほうが多いな」
ミワ「私たちはその内燃機関で走っています」
二戸「そうなのか!?」
ゼロ「はい。あ、こちらの世界の路線図を見せてください。」
二戸「それならここにあるぞ。」
路線図を見ると、大いに驚愕する点がたくさんあった。
ゼロ「北海道の未成線がすべて開通している。青函トンネルがすでにある。新幹線が存在しない。青森~函館~室蘭~札幌が全線電化されてる…」
二戸「そんなに違うのか?」
ゼロ「はい。違いすぎます」
二戸「そうか。それで、24系客車とはなんだ?」
ゼロ「ニーシさん、お願いします。」
ニーシ「はい。24系客車とは、1973年から1980年にかけて作られた寝台客車のことです。それまで製造されていた14系が分散電源方式を採用して火災事故を起こしたので、私たち24系は集中電源方式を採用しています。」
二戸「そうなのか。こちらからの質問は以上だ。なにか、質問はあるか?」
全員の手が上がる。
全員「私たちはこれからどうなるんですか?」
二戸「そうだな…とりあえず、本社からは“見知らぬ車両が来たら東京に誘導するように”という命令が来ている」
ゼロ「ということは、『北斗星』としての運行ができますね!」
二戸「その、『北斗星』とは?」
ゼロ「上野~札幌間を結ぶ寝台特急です。私たちはその『北斗星』の最終運行で走った編成なんです」
二戸「わかった。じゃあ、臨時夜行特急としてダイヤを組むから、東京に向かってくれ」
B5「俺たちは?」
二戸「君たちも同じだ。夜行運用で東京に向かってくれ」
B5「わかった。」
二戸「上野駅まで行けばそこの職員が誘導してくれるはずだ。あと、こちらからは報告のため大井を同乗させる」
大井「よろしくお願いします。」
二戸「では、解散!」
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