《勇者》兼《魔王の嫁》

「勇者ルーチェよ、私の嫁になれ」
勇者ルーチェは悪逆非道の魔王ソティラスを倒すべく、魔王城へとたどり着く。しかし圧倒的な力の差を前に敗北。
(人類の希望を託された勇者として諦めるわけにはいかない――)
そんな勇者の姿に、魔王は言い放つ。
「人間と魔族、双方の平和を誓う。その代わり――勇者ルーチェよ、私の嫁になれ」
ルーチェは魔王の弱点を探るため、魔王の嫁として魔王城で過ごし始めるが、ソティラスは溺愛してくるし、他の魔族も受け入れている……!? 
(俺は魔族と敵対する人間で、男で、魔王を倒しに来た勇者なんだぞ?)
魔王とともに過ごすことで見えてくる魔族と人間の真実。魔王ソティラスの真意。
《勇者》として、《魔王の嫁》として、ルーチェが出す結論は……。

・R18描写には※(それっぽい描写にも※)
・35話で完結済です
・2015年頃に書いた作品を改稿したものです
24h.ポイント 7pt
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