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魅了?

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 私、リリアーニャ ミロンサムは、王子と付き合っている。

 何で、こんなことになったかというと、私が王子に魅了魔法をかけたからである。

 本来の魅了魔法というものは、すぐに切れてしまうのだが、私の魅了魔法は一味、いや、全く違う。

 まるで呪いのように、なかなか消えることがなくなっている。

 そう。つまりら魅了魔法が切れない限り、私は王子に愛され続けるということだ。

 つかの間かもしれないが、これが幸せなのだ。

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 「えぇ!?魔法が切れている!?」

 王子を見たら、魔法がかかっている人に現れる、ピンク色のオーラが消えていた。

 まずい!もう、婚約破棄をされてしまう!

 と、思ったのだが……

 「あぁ、リリアーニャ。今日も美しい。」

 え?魅了魔法が切れているのに?もしかして、私って、本当に王子に愛されている……?
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