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 「お前のことなんかだいっきらいだ!!!今すぐ別れてくれ!!!お前の顔なんか、いくら金をつまれようが、いや!金なんかじゃない!死んでも嫌だ!速く出ていけ!出ていってくれ!」

 急に怒号を撒き散らしたのは、私の婚約者のガスト。

 何がどうなったかというと、単刀直入に言うと、彼は逆ギレしている。

 そう。悪いのは、圧倒的に、いや、私はなにも悪くない。すべての元凶は彼である。

 自分で自分の首を絞めているのである。

 彼は、浮気をした。そして、わたしが問い詰めたら、まるで悪くない、問い詰めてるお前が悪いと言わんばかりの態度をとられた。

 だが、言わせてもらおうか。たまりにたまった怒りを。

 「奇遇ですね!私も貴方のことがだいっっっ嫌いです!なので!貴方が出ていってください!」

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