王太子マクソンスの選択ミス
「殿下ぁ。大好きですぅ」
「俺も大好きだよ、リビア」((なんてな))
この女は男ウケしそうなキャラを演じていて、俺を籠絡し王太子妃になろうとしている――。狡猾な王太子マクソンスは、すり寄って来た公爵令嬢リビアの狙いを見抜いていました。
しかしながら――
現婚約者である聖女ルシーは、心が清らかな為つまらない。
対してリビアは打算塗れで、こんな女を傍に置いておけば毎日が面白くなる。
操ろうとしている者を手のひらで転がすほど、愉快なことはない。
――そんな理由で彼は引っかかっているフリをして、ルシーとの縁を切りリビアを婚約者にしようとします。
ですが――。その選択によって彼は、大きな誤算を招いてしまうこととなるのでした。
「俺も大好きだよ、リビア」((なんてな))
この女は男ウケしそうなキャラを演じていて、俺を籠絡し王太子妃になろうとしている――。狡猾な王太子マクソンスは、すり寄って来た公爵令嬢リビアの狙いを見抜いていました。
しかしながら――
現婚約者である聖女ルシーは、心が清らかな為つまらない。
対してリビアは打算塗れで、こんな女を傍に置いておけば毎日が面白くなる。
操ろうとしている者を手のひらで転がすほど、愉快なことはない。
――そんな理由で彼は引っかかっているフリをして、ルシーとの縁を切りリビアを婚約者にしようとします。
ですが――。その選択によって彼は、大きな誤算を招いてしまうこととなるのでした。
あなたにおすすめの小説
史上最強の料理人(物理)~役立たずと言われパーティを追放されましたが、元帝国最強騎士なのは内緒です~
水無土豆
ファンタジー
ヴィルヘルムにガレイトあり。
世界最大の国家、ヴィルヘルム帝国有する騎士団〝ヴィルヘルム・ナイツ〟
その騎士団にひとりの男がいた。
男の名はガレイト・ヴィントナーズ。
彼は出自こそ華やかなものではなかったが、皇帝にその才を見出され、騎士団に入団。
団内でもその才を遺憾なく発揮し、やがて、当時の団長を破り、新たな団長となった。
そして時は流れ――戦中。
ガレイト・ヴィントナーズは敵国の策に嵌り、行方知れずとなってしまう。
団長を失い、戦力を大幅に削られたヴィルヘルム帝国。
もはや敗戦必至かと思われたが、結果は帝国側の圧勝。
その上、行方不明だったはずのガレイトの帰還が重なり、帝国内は一気に祝勝ムードに。
……だが、ガレイトはひとり、浮かない表情のまま。
彼は勝利に酔いしれる人々を尻目に、一路、王の待つ玉座へ。
そして、誰もが耳を疑うような発言をする。
「王よ! どうか私の、この誉れある騎士団を辞する愚行をお許しいただきたい!」
ざわざわ……!
城内にいた騎士たちだけでなく、付き人や兵たちからもどよめきが上がる。
そんな中、玉座にて頬杖をついていたヴィルヘルム王が、口を開いた。
「……ふぅん。ちなみに、団長辞めてなにすんの?」
「りょ、料理人に、なりたい……です……!」
人々のどよめきがさらに大きくなる。
「へぇ、コックか。いいね、素敵だね。いいよ、なっても」
即答。
ここで、人々のどよめきが最高潮に達する。
「あ、ありがたき幸せ……!」
こうしてガレイトは呆気なく、世界最強の騎士団、その団長という称号を捨てた。
彼はここより心機一転、料理人として新しい人生を歩み始めたのである。
帝国はこの日、ガレイトの新しい門出を祝う者。
放心する者。
泣き崩れる者。
軽蔑する者。
発狂する者たちとで、混迷を極めた。
そして、さらに時は流れ――帝国中を巻き込んだ騒動から数年後。
ガレイトは見知らぬ国の、見知らぬ土地。
そこの底辺冒険者たちの付き人として、こき使われていた。
この物語は今まで剣を握り、プレートアーマーを身に纏っていた男が、包丁を握り、エプロンに着替えて、数多の食材たちと戦う(主に悪戦苦闘する)物語である。
※この物語の登場人物は基本的に全員ふざけています。
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
芋くさ聖女は捨てられた先で冷徹公爵に拾われました ~後になって私の力に気付いたってもう遅い! 私は新しい居場所を見つけました~
日之影ソラ
ファンタジー
アルカンティア王国の聖女として務めを果たしてたヘスティアは、突然国王から追放勧告を受けてしまう。ヘスティアの言葉は国王には届かず、王女が新しい聖女となってしまったことで用済みとされてしまった。
田舎生まれで地位や権力に関わらず平等に力を振るう彼女を快く思っておらず、民衆からの支持がこれ以上増える前に追い出してしまいたかったようだ。
成すすべなく追い出されることになったヘスティアは、荷物をまとめて大聖堂を出ようとする。そこへ現れたのは、冷徹で有名な公爵様だった。
「行くところがないならうちにこないか? 君の力が必要なんだ」
彼の一声に頷き、冷徹公爵の領地へ赴くことに。どんなことをされるのかと内心緊張していたが、実際に話してみると優しい人で……
一方王都では、真の聖女であるヘスティアがいなくなったことで、少しずつ歯車がズレ始めていた。
国王や王女は気づいていない。
自分たちが失った者の大きさと、手に入れてしまった力の正体に。
小説家になろうでも短編として投稿してます。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
異世界の叔父のところに就職します
まはぷる
ファンタジー
白木秋人は21歳。成績も運動もいたって平凡、就職浪人一歩手前の大学4年生だ。
実家の仕送りに釣られ、夏休暇を利用して、無人の祖父母宅の後片付けを請け負うことになった。
そんなとき、15年前に失踪したはずの叔父の征司が、押入れから鎧姿でいきなり帰ってきた!
異世界に行っていたという叔父に連れられ、秋人もまた異世界に行ってみることに。
ごく普通な主人公の、普通でない人たちとの異世界暮らしを綴っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前にアルファポリス様で投稿していた処女作です。
物語の大筋は変わっていませんが、文体を完全な一人称に、誤字脱字と文章修正を行なっています。
小説家になろう様とカクヨム様でも投稿している物の逆輸入版となります。
それなりに書き溜め量があるので、さくさく更新していきます。
【完結】虐待された少女が公爵家の養女になりました
鈴宮ソラ
ファンタジー
オラルト伯爵家に生まれたレイは、水色の髪と瞳という非凡な容姿をしていた。あまりに両親に似ていないため両親は彼女を幼い頃から不気味だと虐待しつづける。
レイは考える事をやめた。辛いだけだから、苦しいだけだから。心を閉ざしてしまった。
十数年後。法官として勤めるエメリック公爵によって伯爵の罪は暴かれた。そして公爵はレイの並外れた才能を見抜き、言うのだった。
「私の娘になってください。」
と。
養女として迎えられたレイは家族のあたたかさを知り、貴族の世界で成長していく。
前題 公爵家の養子になりました~最強の氷魔法まで授かっていたようです~
聖女なのに王太子から婚約破棄の上、国外追放って言われたけど、どうしましょう?
もふっとしたクリームパン
ファンタジー
王城内で開かれたパーティーで王太子は宣言した。その内容に聖女は思わず声が出た、「え、どうしましょう」と。*世界観はふわっとしてます。*何番煎じ、よくある設定のざまぁ話です。*書きたいとこだけ書いた話で、あっさり終わります。*本編とオマケで完結。*カクヨム様でも公開。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
せち様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼らの結末。それは、こういったものとなりました。
そして……。諸事情で遅くなっておりますが、ルシーのお話も投稿させていただく予定ですので。
よろしければ、少々、お待ちくださいませ。
本編完結おめでとうございます!
穢れと共鳴し終着点は『消滅』!!
おまけに消える前、性格が歪みきったふたりだけの世界になってしまうという……怖っっ
今回のざまぁもゾクリとして面白かったです。
聖女ルシーsideの恋愛も楽しみにしています♪
でもどうか無理はなさらずに……☆彡
弓はあと様。なぜかいただいた感想を(通知を)、見落としてしまっておりまして……。お返事が1か月も遅くなってしまったこと、お許しください。
彼と彼女。
二人がたどり着いてしまったのは、最悪の結末でしたね……。
悪いことをしなければ、なにもなかったのですが。よいことがないどころか、何もかもを、失う羽目になってしまいました。
ルシーsideですが、お待たせしてしまい申し訳ございません……。
引き続き未定ではございますが……。かならず、投稿をさせていただきたいと思います。
本編完結おめでとうございます&お疲れ様です!
マクソンスとリビアは最後まで反省しませんでしたね。
だから、彼らは人ならざる者になってしまい、あんな最期を迎えることになってしまった。
ただ、二人の転落は反面教師として、教育材料に使われそうですね。
くろいゆき様。いただいた感想の通知を、どういうわけかすべて見落としてしまっていたようでして……。お礼が遅くなってしまい、本当に申し訳ございません。
はい……。
マクソンスとリビア。二人は残念ながらすべてを失い、最悪の形で幕を閉じることとなってしまいました。
そして、おっしゃる通りでして。
反面教師として、ですね。語り継がれてゆくことになりそうです。
マクソンスとリビア
自業自得とは云え少し憐れに成りました。
彼等、彼女等がもう少し自制心があれば未来も違ったのでしょうね。
るしあん様。実は……このお話に関する通知すべてに、なぜか気が付かないという状態になっておりまして。お返事が非常に遅くなってしまったこと、お許しください。
そう、ですね。
自制心。
そちらが少しでもあれば、違っていたのだと思います。
どちらも、あのままならよい人生を歩めたのですが……。
踏み込んで、しまいましたので。崩壊することとなってしまいました。
消滅って………なんか 凄いことになった!
しかも 穢れと融合って……… ふたりとも根本的に『悪』だったんだな~(´д`|||)
どんだけ……
こすや様。いただいていた感想の通知すべてに気が付かなかったという、ありえないミスをしてしまっていたみたいでして……。1か月以上もお礼が遅くなってしまい、本当に申し訳ございません。
そう、ですね……。
ふたりは、根底から『悪』だったみたいですね。
そのため、本来はありえないことが起きてしまって。
人間。最重要な部分までもを、失ってしまう羽目になりました。
因果応報
人を呪わば穴二つ
二人の運命は………
続きを楽しみにしています❗️
るしあん様。先ほど書かせていただいた理由で、こちらもお返事がひどく遅れることとなってしまい……。本当に、申し訳ございませんでした。
因果応報。そちらが、しっかりと成立してしまいましたね……。
あのようなことをしようとするから、結果としてとんでもないものが返ってくることになって。
そんな二人は。どうなって、しまうのでしょうか……?
こち様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
激しく動揺していたとはいえ、この言い分ですので。真の有能、ではなかったみたいですね。
ですので……。
俺はすごいから、なんでもできる。ほらその通りだった。
そんな計画は、すでに完全に崩壊していて。究極の二択を、迫られる羽目になってしまいました。
Vitch様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。お返事が遅くなってしまって申し訳ございません。
マクソンス。彼が思い描いていた未来とは、まるで違う状況が続いてしまっています。
しかも。
すでにかなり大変な事態に陥っているのですが……。
これからさらに、ですね。大きなことがあるようです。
歌川ピロシキ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼女に対して、仕掛けたこと。呪い。
その影響が、今度は仕掛けた側に返ってくるときとなりました。
まずは彼女が、ああなってしまって。
さらには…………。
月白様。現在非常に慌ただしくなっておりまして、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しください。
確かに聖女の力では、あるのですが……。相当な余計なモノ、もくっついてしまっておりました。
これを宿してしまった彼女は……。どうなるのでしょうか……?
Vitch様。現在非常に慌ただしくなっておりまして、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しください。
1つでも厄介なもの。こちらが5人分も、含まれておりました。
そしてそれは現在、あの人へと、移動しておりまして。こんなものを、宿してしまったら…………。
銀タ篇様。現在非常に慌ただしくなっておりまして、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しください。
マクソンスは、厄介な性格の持ち主ですよね……。
愉快。そんな理由で動き始めて、完璧な計画を立てて。実行して、いますが…………?
Vitch様。現在非常に慌ただしくなっておりまして、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しください。
うまくいっている。そんな認識はどうやら、そもそも間違っていたみたいです。
現在あのペンダントが、なくなっている意味。理由。
それは……………。
こち様。現在非常に慌ただしくなっておりまして、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しください。
そう、ですね……! このペンダントには、何かしらの秘密が、あるようです。
そして、それは……。彼に、特大の誤算を与えてしまうみたいです……っ。
月白様。現在非常に慌ただしくなっておりまして、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しください。
実はこちらには……。とある秘密が、あるみたいでして。
かなり、ですね。大変なことに、なりそうな気がします……!
Vitch様。現在非常に慌ただしくなっておりまして、その影響でお返事が短くなってしまうことを、お許しください。
そして。
お返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。
いつもあるはずのものが、なかった理由。こちらは、実は……。
彼に(彼らに)、ですね。大変な影響をもたらすもの、みたいです……!
能登原あめ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
証拠の確実な隠滅。そのために、汚い紙を食べたのに……。予想外が、起きてしまいました。
その詳細は、もうすぐ明らかになる、みたいでして。
このあと、マクソンスは……。彼も知っている『とある点』によって、大きな後悔をする羽目になりそうです……!
歌川ピロシキ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼女は、あんなことを考えていて。彼もまた、あのようなことを考えていて。どちらもかなり、問題のある人達ですよね……。
こういうことをしなければ、どちらも幸せに暮らせたはずなのですが……。
こうしてしまったことで、ですね。これから二人ともに、かなりのことに、なってしまいそうです。
こち様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
隙がないように、見えますが……。
こういう風に自信たっぷりな場合は、そういったことになりがちですよね。
こうして次のステップへと進み始めた、マクソンス。彼を待っているのは、どんな未来なのでしょうか……?
るしあん様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
破棄だけではなく、力(資格)まで。
本当に……。彼は、最低な人ですよね……。
こんなことを、平然としていたら……。
いつか。
大きなことが、返ってきてしまいそうです……!
くろいゆき様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
マクソンス。彼は自分が、頂点にいる、と感じている(確信している)みたいですね。
おそらく。これから色々なことが、あると思うのですが。この自信を、最後まで維持することができるのでしょうか……?
本当に彼は、頂点なのでしょうか……?
こちらのお話も、毎日投稿させていただくつもりですので。少々、お待ちくださいませ……っ。
退会済ユーザのコメントです
平沢美月様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼が口にした、あの内容。彼女はそちらに、まったく罪悪感を覚えていないようですので……。
なにかありそうな気も、しますよね。
『倒れる』ことになるのは、ひとりだけなのでしょうか? それとも、ふたりなのでしょうか……っ?
おゆう様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
どうやら、そうみたいです。マクソンスに偽りだと思わせている性格が本来のものでして、現在の言動は研究して覚えたもののようですね。
しっかりと勉強して備えて、自信をもって仕掛けた彼女ですが……。あっさりと見破られてしまっていて。
このあとも『騙せている』と思い込みながら、動いてゆくようです……!
おゆう様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼は王太子ですので、未来は保証されていたのですが……。こうしたことで、そんな未来は大きく変わってしまうことになりそうです。
完璧だ。
今はそう言っている彼に、何が待っているのでしょうか……?
るしあん様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
こちらのお話も、毎日投稿させていただく予定となっておりまして。ここから色々なことが、起きてゆくみたいです。
今は自信満々なマクソンス、ですが……?
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。