悪役?令嬢の矜持
「サラ・ローティシアル! 君との婚約は、この瞬間を以て破棄する!!」
ローティシアル伯爵令嬢のサラ。彼女の婚約者であるヘクターは心変わりをしており、今の想い人と交際を行うためサラの罪を捏造していました。
その結果サラは大勢の前で婚約破棄を宣言され、周囲からは白目で見られるようになってしまうのですが――。
「お待ちくださいまし。わたくし、今のお話は納得できませんわ」
そんな時でした。
サフェタンエス侯爵令嬢、アリーヌ。いつも激しくサラをライバル視をしていたはずの人が、二人の間に割って入ったのでした。
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櫻井ゆん様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
構成の都合上、ここで区切ることとなってしまいましたが……。次のお話より、お話は動き出すこととなります。
こちらも他のお話と同様に、毎日、投稿させていただくつもりでして。明日の午前8時までには投稿できると思いますので、少々お待ちくださいませ。
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