婚約者を奪われて悔しいでしょう、ですか? いえまったく
かつて私の婚約者だった方・フィレーダ侯爵家のセヴラン様と婚約された、ミレネア子爵家のナディーヌ様。公爵家主催の夜会でお会いしたミレネア様は突然、『愛する人を奪われて悔しいでしょう?』と嘲笑混じりで仰られました。
どうやらあの日の婚約解消は、この方との浮気によるもの。ミレネア様は、私からフィレーダ様を奪い取れたことが嬉しくて仕方がないようです。
……そう、だったのですね。
ですが、ミレネア様。私はまったく、悔しいと感じてはいませんよ?
どうやらあの日の婚約解消は、この方との浮気によるもの。ミレネア様は、私からフィレーダ様を奪い取れたことが嬉しくて仕方がないようです。
……そう、だったのですね。
ですが、ミレネア様。私はまったく、悔しいと感じてはいませんよ?
あなたにおすすめの小説
お飾り王妃のはずなのに、黒い魔法を使ったら溺愛されてます
りんりん
恋愛
特産物のないポプリ国で、唯一有名なのは魔法だ。
初代女王は、歴史に名を残すほどの魔法使い。
それから数千年、高い魔力を引き継いだ女王の子孫達がこの国をおさめてきた。
時はアンバー女王の時代。
アンバー女王の夫シュリ王婿は、他国の第八王子であった。
どこか影の薄い王婿は、三女ローズウッドを不義の子ではと疑っている。
なぜなら、ローズウッドだけが
自分と同じ金髪碧眼でなかったからだ。
ローズウッドの薄いピンク色の髪と瞳は宰相ククスにそっくりなのも、気にいらない。
アンバー女王の子供は四人で、すべて女の子だった。
なかでもローズウッドは、女王の悩みの種だ。
ローズウッドは、現在14才。
誰に似たのか、呑気で魔力も乏しい。
ある日ストーン国のレオ王から、ローズウッド王女を妻にしたいとうい申し出が届いた。
ポプリ国は、ストーン国から魔法石の原料になる石を輸入している。
その石はストーン国からしか採れない。
そんな関係にある国の申し出を、断ることはできなかった。
しかし、レオ王に愛人がいるという噂を気にしたアンバー女王は悩む。
しかし、ローズウッド王女は嫁ぐことにする。
そして。
異国で使い魔のブーニャンや、チューちゃんと暮らしているうちに、ローズウッドはレオ王にひかれていってしまう。
ある日、偶然ローズウッドは、レオ王に呪いがかけられていることを知る。
ローズウッドは、王にかけられた呪いをとこうと行動をおこすのだった。
婚約破棄にはなりました。が、それはあなたの「ため」じゃなく、あなたの「せい」です。
百谷シカ
恋愛
「君がふしだらなせいだろう。当然、この婚約は破棄させてもらう」
私はシェルヴェン伯爵令嬢ルート・ユングクヴィスト。
この通りリンドホルム伯爵エドガー・メシュヴィツに婚約破棄された。
でも、決して私はふしだらなんかじゃない。
濡れ衣だ。
私はある人物につきまとわれている。
イスフェルト侯爵令息フィリップ・ビルト。
彼は私に一方的な好意を寄せ、この半年、あらゆる接触をしてきた。
「君と出会い、恋に落ちた。これは運命だ! 君もそう思うよね?」
「おやめください。私には婚約者がいます……!」
「関係ない! その男じゃなく、僕こそが君の愛すべき人だよ!」
愛していると、彼は言う。
これは運命なんだと、彼は言う。
そして運命は、私の未来を破壊した。
「さあ! 今こそ結婚しよう!!」
「いや……っ!!」
誰も助けてくれない。
父と兄はフィリップ卿から逃れるため、私を修道院に入れると決めた。
そんなある日。
思いがけない求婚が舞い込んでくる。
「便宜上の結婚だ。私の妻となれば、奴も手出しできないだろう」
ランデル公爵ゴトフリート閣下。
彼は愛情も跡継ぎも求めず、ただ人助けのために私を妻にした。
これは形だけの結婚に、ゆっくりと愛が育まれていく物語。
結婚を先延ばしにされたのは婚約者が妹のことを好きだったからでした。妹は既婚者なので波乱の予感しかしません。
田太 優
恋愛
結婚を先延ばしにされ続け、私は我慢の限界だった。
曖昧な態度を取り続ける婚約者に婚約破棄する覚悟で結婚する気があるのか訊いたところ、妹のことが好きだったと言われ、婚約を解消したいと言われた。
妹は既婚者で夫婦関係も良好。
もし妹の幸せを壊そうとするなら私は容赦しない。
妹の事が好きだと冗談を言った王太子殿下。妹は王太子殿下が欲しいと言っていたし、本当に冗談なの?
田太 優
恋愛
婚約者である王太子殿下から妹のことが好きだったと言われ、婚約破棄を告げられた。
受け入れた私に焦ったのか、王太子殿下は冗談だと言った。
妹は昔から王太子殿下の婚約者になりたいと望んでいた。
今でもまだその気持ちがあるようだし、王太子殿下の言葉を信じていいのだろうか。
…そもそも冗談でも言って良いことと悪いことがある。
だから私は婚約破棄を受け入れた。
それなのに必死になる王太子殿下。
公爵家の赤髪の美姫は隣国王子に溺愛される
佐倉ミズキ
恋愛
レスカルト公爵家の愛人だった母が亡くなり、ミアは二年前にこの家に引き取られて令嬢として過ごすことに。
異母姉、サラサには毎日のように嫌味を言われ、義母には存在などしないかのように無視され過ごしていた。
誰にも愛されず、独りぼっちだったミアは学校の敷地にある湖で過ごすことが唯一の癒しだった。
ある日、その湖に一人の男性クラウが現れる。
隣にある男子学校から生垣を抜けてきたというクラウは隣国からの留学生だった。
初めは警戒していたミアだが、いつしかクラウと意気投合する。クラウはミアの事情を知っても優しかった。ミアもそんなクラウにほのかに思いを寄せる。
しかし、クラウは国へ帰る事となり…。
「学校を卒業したら、隣国の俺を頼ってきてほしい」
「わかりました」
けれど卒業後、ミアが向かったのは……。
※ベリーズカフェにも掲載中(こちらの加筆修正版)
妹は私から奪った気でいますが、墓穴を掘っただけでした。私は溺愛されました。どっちがバカかなぁ~?
百谷シカ
恋愛
「お姉様はバカよ! 女なら愛される努力をしなくちゃ♪」
妹のアラベラが私を高らかに嘲笑った。
私はカーニー伯爵令嬢ヒラリー・コンシダイン。
「殿方に口答えするなんて言語道断! ただ可愛く笑っていればいいの!!」
ぶりっ子の妹は、実はこんな女。
私は口答えを理由に婚約を破棄されて、妹が私の元婚約者と結婚する。
「本当は悔しいくせに! 素直に泣いたらぁ~?」
「いえ。そんなくだらない理由で乗り換える殿方なんて願い下げよ」
「はあっ!? そういうところが淑女失格なのよ? バーカ」
淑女失格の烙印を捺された私は、寄宿学校へとぶち込まれた。
そこで出会った哲学の教授アルジャノン・クロフト氏。
彼は婚約者に裏切られ学問一筋の人生を選んだドウェイン伯爵その人だった。
「ヒラリー……君こそが人生の答えだ!!」
「えっ?」
で、惚れられてしまったのですが。
その頃、既に転落し始めていた妹の噂が届く。
あー、ほら。言わんこっちゃない。
あなたと妹がキモ……恐いので、婚約破棄でOKです。あ、あと慰謝料ください。
百谷シカ
恋愛
「妹が帰って来たので、今日はこれにて。また連絡するよ、ルイゾン」
「えっ? あ……」
婚約中のティボー伯爵令息マルク・バゼーヌが、結婚準備も兼ねた食事会を中座した。
理由は、出戻りした妹フェリシエンヌの涙の乱入。
それからというもの、まったく音沙汰ナシよ。
結婚予定日が迫り連絡してみたら、もう、最悪。
「君には良き姉としてフェリシエンヌを支えてほしい。婿探しを手伝ってくれ」
「お兄様のように素敵な方なんて、この世にいるわけがないわ」
「えっ? あ……ええっ!?」
私はシドニー伯爵令嬢ルイゾン・ジュアン。
婚約者とその妹の仲が良すぎて、若干の悪寒に震えている。
そして。
「あなたなんかにお兄様は渡さないわ!」
「無責任だな。妹の婿候補を連れて来られないなら、君との婚約は破棄させてもらう」
「あー……それで、結構です」
まったく、馬鹿にされたものだわ!
私はフェリシエンヌにあらぬ噂を流され、有責者として婚約を破棄された。
「お兄様を誘惑し、私を侮辱した罪は、すっごく重いんだからね!」
なんと、まさかの慰謝料請求される側。
困った私は、幼馴染のラモー伯爵令息リシャール・サヴァチエに助けを求めた。
彼は宮廷で執政官補佐を務めているから、法律に詳しいはず……
殿下に裏切られたことを感謝しています。だから妹と一緒に幸せになってください。なれるのであれば。
田太 優
恋愛
王子の誕生日パーティーは私を婚約者として正式に発表する場のはずだった。
しかし、事もあろうか王子は妹の嘘を信じて冤罪で私を断罪したのだ。
追い出された私は王家との関係を優先した親からも追い出される。
でも…面倒なことから解放され、私はやっと自分らしく生きられるようになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
出現な
おゆう様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
もう何度も、しっかりと否定されていますので。そろそろ、ですよね。
最後の反撃も、無駄だと知ることになって。
そうなったとき。彼女は、どんな行動をとるのでしょう……?
そしてその先には、何が、待っているのでしょうか……っ?
歌川ピロシキ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
そう、ですよね。性格の悪い格上が相手なら、もしかすると……。無視された上に、不愉快にさせたからと、何かがあったかもしれません。
ですので、相手がよかった、のだと思います。
ナディーヌはそれを理解して、序盤で手を引いていれば、ダメージは少なかったのですが。進んで、しまいましたので……。
(((o(*゚▽゚*)o)))♡
良い点 展開。
来たらしい。
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
おっしゃる通りでして。まったくライバルとは思っておらず、そもそも……。同級生であること、名前と家の爵位、この程度の認識しかなかったようです。
ですので。
彼女は、そういった部分でも、ですね。大きな勘違い(思い込み)を、していたようです……。
モルガナ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
お待たせいたしました。やっと、登場となりました。
ですので、もうそろそろ、そういった時間が訪れることとなるのですが。
この場で受けるショックと、その後に受けるショック。複数のショックが、あるようでして。
色々なことが、発生してしまうようです……っ。
退会済ユーザのコメントです
デイジー様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
本当に、お待たせいたしました。
そう、ですね。新たな人が、現れましたので。これ以上無駄な会話は、できなくなってしまいそうです。
これから、彼女は……。
Vitch様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
すみません……っ。
どうやら。元婚約者が言っていた、あの人、ではないようです。
ですがおそらく彼女は、これから……。かなりのショックを、受ける羽目になりそうです。
しかも。そちらは、1度では、終わらないようですよ……!
おゆう様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
掴む。をやってしまいましたので。きっと、そういったことになると思いますね……。
それだけで、済めばよかったのですが……。
このあと彼女はついに、知ることになりまして。
それが原因となり、かなり、困った状況となってしまうようです……!
哀れな
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
おっしゃる通りでして。
認めたくない。負けたくない。それによって、かなりの思い込みが、生まれてしまっているようですね。
少しでもすがれそうな場所を見つけて、すがって。
でも……。
そんな時間も、終わりとなりそうです……っ。
蓮様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
勘違い、ですので。笑えそうには、ありませんよね……。
しかも。今回は、このあと、何かがあるようでして。
これまでのように。繰り返す、こちらも、できなくなってしまいそうです。
良い点 最後。
いよいよ、か。
一色様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
相変わらず……。自信の塊のような、人ですよね……。
今回もあのように、本気で思ってしまって。確信を持ってしまっていて。
こんなことを、言い出してしまいました。
ですが、どうやら。
明日のお話より、とある衝撃が、彼女にやってくることとなりそうです……!
リッカ様。わざわざありがとうございます。
こちらはずっと、味わわせる、が正解だと思い込んでおりまして。味合わせるが間違いだと、勘違いをしておりました。
該当部分はこのあと、修正をさせていただきます。
リッカ様。繰り返しと、なってしまうのですが。
わざわざ教えてくださり、まことにありがとうございました。
歌川ピロシキ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
そちらはまさに、おっしゃる通りでして。
そういった人で、あるのならば。こんな言い方はしませんし、そもそも、マウントを取ろうとはしませんよね。
ですので彼女は、そういうことでして。だけど自分では、まったく気づいていなくって。認めようとは、まったくしなくって。
本当に……。困った状態と、なっております……。
椿様。わざわざ読んでいただけたのに、申し訳ございません。
ふたたび発生した、彼女の思い込みですが。どうやら、このまま今までのように続くことは、ないようです。
ネタバレとなってしまうので、この場でお伝えはできないのですが……。
明日の投稿分で、大きな進展が、あるみたいです。
ぽるくす様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
とにかく自分に自信があって、負けたくなくって。勝てそうな部分を、必死に見つけましたね……。
でもそろそろ、そうできる時も、終わりなようでして。
明日の投稿分より、何かが、起きるみたいです……!
もちろん。
明日も本日と同じ時間に、投稿をさせていただく予定となっております……っ。
おゆう様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
おっしゃる通りでして。その時点で、なのですよね……。
今の彼女は、それに気づいていなくって。どんな形でも勝とうとしていて、ここを出してきました。
でも……。
それはすぐに(明日の投稿分で)否定されることになり、さらには同じく明日の投稿分で、大きな進展があるようです……!
退会済ユーザのコメントです
退会済ユーザのコメントです
まいん様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼女は更に、悪化してしまって。本当に、しつこいですよね……。
このまま続けば、また多くの時間を、奪われることになってしまうのですが……。
どうやら。そろそろ、これまでとは違う何かが、起きるようで……?
こち様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
おっしゃる通りでして。ひくべき、なのですよね……。
なのに本人は、まるで分っていなくって。
ですので、そろそろ(明日の投稿分で)……。
さらなるなにかを、知ることと、なりそうです。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。