婚約破棄が嬉しかったのでおもわず笑ってしまったら、それを見た元婚約者様が怯え始めたようです
自分勝手で我が儘で、女癖が悪い婚約者オラース。娘は自分達が幸せになるための道具と考えていて、問題の多い侯爵家の嫡男と無理やり婚約をさせた両親。
そんな人間に囲まれ将来を不安視していた子爵令嬢ノエルは、2年前から家を出て新たな人生を歩む準備を進めていました。
そしてそれが可能となる最後の条件が、『オラースが興味を失くすこと』。けれどオラースはノエルに夢中で達成は困難だと思われていましたが、ある日そんなオラースは心変わり。現在の最愛の人・男爵令嬢ロゼッタと円滑に結婚できるよう、ロゼッタへの嫌がらせなどを捏造された上で婚約破棄を宣言されてしまったのでした。
「オラース様。私は全てを認め、罰として貴族籍を手放し『家』を去ります」
その罪を認めれば様々な問題が発生してしまいますが、今あるものを全部捨てるつもりだったノエルにはノーダメージなもの。むしろ最後の条件を満たしてくれたため嬉しい出来事で、それによってノエルはつい「ふふふふふ」と笑みを零しながら、その場を去ったのでした。
そうして婚約者や家族と縁を切り新たな人生を歩み始めたノエルは、まだ知りません。
その笑みによってオラースは様々な勘違いを行い、次々と自滅してゆくことになることを――。
自身にはやがて、とある出会いが待っていることを――。
そんな人間に囲まれ将来を不安視していた子爵令嬢ノエルは、2年前から家を出て新たな人生を歩む準備を進めていました。
そしてそれが可能となる最後の条件が、『オラースが興味を失くすこと』。けれどオラースはノエルに夢中で達成は困難だと思われていましたが、ある日そんなオラースは心変わり。現在の最愛の人・男爵令嬢ロゼッタと円滑に結婚できるよう、ロゼッタへの嫌がらせなどを捏造された上で婚約破棄を宣言されてしまったのでした。
「オラース様。私は全てを認め、罰として貴族籍を手放し『家』を去ります」
その罪を認めれば様々な問題が発生してしまいますが、今あるものを全部捨てるつもりだったノエルにはノーダメージなもの。むしろ最後の条件を満たしてくれたため嬉しい出来事で、それによってノエルはつい「ふふふふふ」と笑みを零しながら、その場を去ったのでした。
そうして婚約者や家族と縁を切り新たな人生を歩み始めたノエルは、まだ知りません。
その笑みによってオラースは様々な勘違いを行い、次々と自滅してゆくことになることを――。
自身にはやがて、とある出会いが待っていることを――。
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されたので30キロ痩せたら求婚が殺到。でも、選ぶのは私。
百谷シカ
恋愛
「私より大きな女を妻と呼べるか! 鏡を見ろ、デブ!!」
私は伯爵令嬢オーロラ・カッセルズ。
大柄で太っているせいで、たった今、公爵に婚約を破棄された。
将軍である父の名誉を挽回し、私も誇りを取り戻さなくては。
1年間ダイエットに取り組み、運動と食事管理で30キロ痩せた。
すると痩せた私は絶世の美女だったらしい。
「お美しいオーロラ嬢、ぜひ私とダンスを!」
ただ体形が変わっただけで、こんなにも扱いが変わるなんて。
1年間努力して得たのは、軟弱な男たちの鼻息と血走った視線?
「……私は着せ替え人形じゃないわ」
でも、ひとりだけ変わらない人がいた。
毎年、冬になると砂漠の別荘地で顔を合わせた幼馴染の伯爵令息。
「あれっ、オーロラ!? なんか痩せた? ちゃんと肉食ってる?」
ダニエル・グランヴィルは、変わらず友人として接してくれた。
だから好きになってしまった……友人のはずなのに。
======================
(他「エブリスタ」様に投稿)
婚約破棄にはなりました。が、それはあなたの「ため」じゃなく、あなたの「せい」です。
百谷シカ
恋愛
「君がふしだらなせいだろう。当然、この婚約は破棄させてもらう」
私はシェルヴェン伯爵令嬢ルート・ユングクヴィスト。
この通りリンドホルム伯爵エドガー・メシュヴィツに婚約破棄された。
でも、決して私はふしだらなんかじゃない。
濡れ衣だ。
私はある人物につきまとわれている。
イスフェルト侯爵令息フィリップ・ビルト。
彼は私に一方的な好意を寄せ、この半年、あらゆる接触をしてきた。
「君と出会い、恋に落ちた。これは運命だ! 君もそう思うよね?」
「おやめください。私には婚約者がいます……!」
「関係ない! その男じゃなく、僕こそが君の愛すべき人だよ!」
愛していると、彼は言う。
これは運命なんだと、彼は言う。
そして運命は、私の未来を破壊した。
「さあ! 今こそ結婚しよう!!」
「いや……っ!!」
誰も助けてくれない。
父と兄はフィリップ卿から逃れるため、私を修道院に入れると決めた。
そんなある日。
思いがけない求婚が舞い込んでくる。
「便宜上の結婚だ。私の妻となれば、奴も手出しできないだろう」
ランデル公爵ゴトフリート閣下。
彼は愛情も跡継ぎも求めず、ただ人助けのために私を妻にした。
これは形だけの結婚に、ゆっくりと愛が育まれていく物語。
巻き戻される運命 ~私は王太子妃になり誰かに突き落とされ死んだ、そうしたら何故か三歳の子どもに戻っていた~
アキナヌカ
恋愛
私(わたくし)レティ・アマンド・アルメニアはこの国の第一王子と結婚した、でも彼は私のことを愛さずに仕事だけを押しつけた。そうして私は形だけの王太子妃になり、やがて側室の誰かにバルコニーから突き落とされて死んだ。でも、気がついたら私は三歳の子どもに戻っていた。
親友に婚約者を奪われ婚約破棄されました。呪われた子と家族に邪険にされ続けた私には帰る場所はありません。
五月ふう
恋愛
「サナ!
この呪われた奴め!!」
足を止めて振り返ると
そこにいたのは、
「ハイリ、、、。
サンディア、、。」
私の婚約者であるハイリと
友人のサンディアだった。
「人の心を読み取れるんだろう!!
僕のことを
ずっと騙していたんだな!」
貴方も、
そう言って私を責めるのね。
この力のせいで、家族からずっと
気味悪いと邪険にされてきた。
「ハイリ。」
「俺の名を呼ぶな!!
気味が悪い!」
もう、貴方とはいられないのね。
「婚約破棄しましょうか?」
ハイリは私を絶望に突き落とした。
婚約破棄されましたが、むしろ幸せですの! ―偽りの婚約から始まる、真実の愛―
ゆる
恋愛
公爵令嬢セリカ・ラピッドは、婚約破棄という屈辱を乗り越え、自らの力で未来を切り開く決意をする。貴族社会に渦巻く陰謀と偏見の中、彼女は国の貿易体制を改革する提案を掲げ、困難な道を進む。支援者と敵対者が入り乱れる中、セリカは果たして自らの信念を貫き、国の未来を変えることができるのか――令嬢の成長と挑戦を描く物語。
心が見えるバケモノだと家族に虐げられてる侯爵令嬢、賑やかな侯爵子息様に出会って即告白をされ、毎日溺愛されてるんですがどうすればいいのかしら…
ゆうき@初書籍化作品発売中
恋愛
他人の心を見る魔法。それは使い手の意思に関係なく発動し、他人が心で思っている言葉や感情を見てしまう魔法です。
この魔法が使えてしまう私、アイリス・ハーウェイは家族からバケモノとして扱われ、毎日のように虐げられて育ちました。そのせいで、私は人間不信になり、他人が嫌いになりましたわ。
そんな私は、お姉様に押し付けられたパーティーに参加していたのですが、人がいないバラ園で休憩していると、パーティーの主催者であるディヒラー家のご子息様、レックス様に声をかけられました。
声をかけられた時、私は魔法の才に優れる我が家の血が欲しくて、私に言い寄ってきただけかと思ってました。実際に、今回のパーティーの間だけでも、九人の殿方のお誘いをお断りしてます。
ですが、私の想像を裏切るように、レックス様はこう仰いました。
「俺は君に惚れてしまった! 一目惚れだ! だから……俺と結婚を前提に付き合ってくれ!!」
……信じられますか? 私、この方とは初対面なんですのよ? しかも、心の声も同じような事を仰っていたので、この告白に嘘偽りはありませんでした。
この声量も心の声も賑やかな彼との出会いによって、ずっとバケモノとして虐げられていた私の人生は大きく変わりました。
毎日のようにレックス様は私に会いに来てくれて、愛してくださいました。そんな彼に、私は惹かれていきましたの。
それは幸せでもありましたが、同時に私を虐げてきた家族との最大の争いになるきっかけになるとは――私には知る由もありませんでしたわ。
☆文字数の都合でタイトルが若干違いますが、同じ内容のものを小説家になろう、カクヨムにも投稿しております☆
無実の罪で投獄されました。が、そこで王子に見初められました。
百谷シカ
恋愛
伯爵令嬢シエラだったのは今朝までの話。
継母アレハンドリナに無実の罪を着せられて、今は無力な囚人となった。
婚約関係にあるベナビデス伯爵家から、宝石を盗んだんですって。私。
そんなわけないのに、問答無用で婚約破棄されてしまうし。
「お父様、早く帰ってきて……」
母の死後、すっかり旅行という名の現実逃避に嵌って留守がちな父。
年頃の私には女親が必要だって言って再婚して、その結果がこれ。
「ん? ちょっとそこのお嬢さん、顔を見せなさい」
牢獄で檻の向こうから話しかけてきた相手。
それは王位継承者である第一王子エミリオ殿下だった。
「君が盗みを? そんなはずない。出て来なさい」
少し高圧的な、強面のエミリオ殿下。
だけど、そこから私への溺愛ライフが始まった……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
柚木ゆずさま😆✨こんばんは!
恋愛大賞エントリー二作品目
こちらも最新まで拝読致しました😊
悪役令嬢ものの王道スタートから
どう料理するのかワクワクと
読み進めました。
アンジェリクさんの
(と呼ばせて頂きますね😆)
貴族らしからぬ清らかな性格は
素直に応援したい気持ちになります!
片や、オラースさんとその周囲🤣
些細な笑顔から、
疑心暗鬼を拗らせまくって
終いには、自ら罰を受けにいくw
斬新!そこまでいくと
いっそ清々しいですね😆
ざまぁしてやるぅ!と言った
展開が多い中、
本人にその気が無いのに
戦わずして勝つ。そして、
ラストがとても綺麗でした😊
三作品目も楽しみに
読ませて頂きますね😆✨
退会済ユーザのコメントです
アンジェリクちゃんの気持ちも分かるけど有名店になったら妨害も入りそう😓ファイトだ🚩😃🚩完結おめでとうございます🎊
弓はあと様。お返事が遅れてしまい、申し訳ございません。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
諸事情により、時期は未定となってしまっておりますが……。番外編ではその先、おっしゃられている部分も、描かせていただく予定となっております。
そちらのストーリーは本編と一緒に作っておりまして(すでに頭の中では準備ができておりまして)、必ず投稿させていただきますので。すみませんが、少々、お待ちくださいませ。
さこゼロ様。お返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。こちらはありがたいものですので、感謝をしつつ承認をさせていただきました。
やはり。文章面でも、内容(構成)面でも。こちらのお話でも、改善点が多々存在していると思います。
まだまだ未熟ゆえに、頭では理解していても、完全なる実現は難しいことではありますが……。少しでも改善点を減らしてゆき、反対に、良い点だけをどんどんと増やしていけるように。
今後もいただいたご意見、ご指摘などを真摯に受け止め、力とさせていただいて。前へと進んでまいりたいと思います。
ぱら様。お返事が非常に遅くなってしまい、申し訳ございません。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼女へのあたたかいお言葉、本当にありがとうございます。
予期せぬ形で、あの頃を取り戻せると知って。色々なものも、手に入ると知った。
そんな彼女が、選んだのは……。
イエス、ノー。
どちら、なのでしょうか……?
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます(お返事が遅くなってしまったこと、お許しくださいませ)。
あの頃に戻れる。それによる、得られるもの。
そちらが浮かび上がってきましたが……。彼女は、どんな選択をするのでしょうかね……?
悩んで、そちらへと、傾きかけているとき。ふいに……?
能登原あめ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
戻るか、戻らないか。ああいったことによって選択肢が生まれ、これから彼女は、どちらかを選ぶことになります。
どうやら現在、揺れているようですが。
とあることが、あったようでして……?
ぱら様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
申し訳ございません……っ。
そちらは、彼の(彼らの)、渾身の告白でしたので。その1回に感情を込めてしまったため、アンコールはないようです。
急に集められて、こんなことになって。ものすごい幸せそうに、貴族籍を失って連行されていって。
生徒たちは、ポカンとなっていそうですよね。
FRMK様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
すべてを失う羽目に、なっているのですが。彼らは全員が、とても幸せそうですよね(笑)。
もともと、まったく悪びれない性格だった人たちでしたが……。あの勘違いによって、考えがまるで変わってしまって。
実は彼らにとってはバッドエンドなのですが、ハッピーエンドでもあるという……。
おかしなことに、なってしまいました(笑)。
ここで許す❗って言わなかったまた付きまとわれるもんね😅
一般生徒(o゚▽゚)👏👏👏👏👏👏👏👏
フィクション作家を目指したらどうかな❓(((・・;)
いじめる側はいじめていたという意識や記憶自体が薄いと言いますよね。
いじめる側だったオラースが被害妄想が強すぎるにしてもいじめられる側の心境を理解出来たのだから、成長した!?
これにて、オラース劇場は閉幕とさせていただきます! 許して! と逃げようとしても全てが白日の下に晒されて、理解した以上、許されそうにないですね。
ノエルは復讐を考えそうにないですが、続きがどうなってしまうのか、楽しみです。
ぱら様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼らは、必死にやっていることなのですが。はたから見ると、それはもうひどい言動となってしまっていますよね(笑)。
勘違いが積もった結果、こうなってしまって。
そうして6人は、いよいよ……?
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
思い込み。こちらは、ある意味、非常に恐ろしいものですよね。
しかも本人を前にしておりますので、そのプレッシャーなどは、増していて。全員が現在、心と体に、かなりのダメージを受けております。
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
おっしゃる通りでして。ふつうは、そこにたどり着きませんよね……。
勘違いが勘違いを呼んで、恐怖を勝手に増やしていって。
その結果……。
彼らの中でアンジェリクたちは、ここまでの規格外な存在となってしまいました。
月白様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
そちらに関して、ですが。明日の投稿分で、はっきりすることとなりそうです。
笑みを偶然見たことから始まった、大きな大きな勘違い。
それは……。どういった結末と、なるのでしょうか……っ?
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
彼の(彼らの)中では、人間を超えてしまっているみたいですね……!
そんな相手ですので、こんな風になってしまって。
謝罪を(説明を)終えた彼らは……。激しく緊張しながら、返事を待っているのだと思います。
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
どうにかここで許しを得ないといけない、という激しいプレッシャー。こちらによって、余計に狼狽えてしまっているのかもしれません(笑)。
とにかく全力で、必死に謝罪をして。
そんな彼らに待っているのは……。なんなのでしょう……?
ぱら様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
一般生徒にとってあの件は、張本人も認めた、事実ですので。ぽかんとなってしまいますよね(笑)。
ですので何か特別な理由があると感じていたら、なにもなくなって。
そのため揃って、そのような表情であり反応に、なってしまっていると思います……!
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
少しでも抵抗したら、確実にやられてしまう。その恐怖に負けて、認めてしまいました。
そして今度は、別の点で、悩み始めるのですが。
彼は(彼らは)無事、安心することができるのでしょうか……っ?
FRMK様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
ざまぁ、に関してですが。大量のストレスや恐怖を受けてしまい、最終的に本日の投稿分のようなことになってしまう。それらの点により、ざまぁタグをつけさせていただきました。
ですがいただいたご意見を拝見していたら、自分自身でも、確かにと思うようになりまして。
このあとそちらの部分について、色々と検討をさせていただきます。
太真様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
アンジェリク達がまるで予想できないことを、やりそうな気がしますね(笑)。
これまでの、勘違い。恐怖。
そちらの嫌な(おかしな)集大成が、幕をあけます……っ。
ぱら様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
ほかの生徒にとっては、わけが分からない状況ですよね(笑)。
まったく理解できない理由で集められて、その人たちはおかしな行動をとり始めて。かなり困惑していると思いますが……。
このあとさらに、困惑することになりそうです(笑)。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。