クロエ・モーリアの非日常

 クロエ・モーリアは、史上最年少で高位魔術師となった天才だった。保護者じみた白い子狐を連れて、魔術師の指導をしたり、ツンデレな王女様の世話をしてりして、おおむね平穏に暮らしていた。
 ある日、王城に侵入者があり、なりゆきで誘拐されていくことに。行きついたのは、お隣の弱小国。出会ったのは、気弱な国王。…なんだかんだ居つく内に、どうも妙な国だと分かってきて――。

 歪み気味の日常を生きる王様を眺めつつ、その非日常にけろりと付き合う魔術師のお話です。

*小説家になろうでも投稿しています
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