"Tacki" for prudish Meg

森斗メメ

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Discipline5 夜のテーマパークで捧げるアナル処女

第一話 合コンその後

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 6月5日(日)の夜、芽美が5回目の週末調教から帰宅し自分のスマホを手に取ると、優斗からのSNSメッセージが届いていた。内容は先週の金曜日に食事に付き合ったことへのお礼だった。

「お礼を言わなくちゃいけないのは私のほうなのになぁ」
  芽美はそうひとりごちて苦笑する。

 4月下旬の美咲達との温泉旅行中に夜明け前の露天風呂で、芽美にとって最悪な出会い(彼にとっては最高だったかもしれないが)をした橘優斗(たちばなゆうと)。彼のスマホから私のSNSIDを消去し、住んでいる場所や仕事についていっさい明かさずに格好良く彼の前から去ったはずだった。

 しかし、GWの合コンであっさり再開。会場である新宿東口の商業ビル上階のダイニングバーに遅れて向かう芽美が視線を感じて横を向くと、そこに彼がいたのだ。

「え゛?」

 驚きのあまり硬直する芽美に優斗はニヤリとしてこう声をかけてきた。
「やっぱりあの時の“痴女”ねえさんだったんですね?こんばんは♪」

 痴女、という言葉に周囲がちらちらと芽美に好奇の視線を向ける。芽美は慌てて優斗の手を引っ張り柱の影に引きずり込んだ。

「ちょっと!やめてよ、こんなところで!」
「痴女のおねえさんは積極的ですねぇ♪」
「いいかげんにしなさい!あのことは忘れる約束でしょう?!そっちがその気なら・・・」
 そう厳しくたしなめ写真のことを匂わせると、しゅんとする。

「そうでしたね、ごめんなさい。再開できたのが嬉しくて、あの時の延長上で、ついはしゃいてしまいました」
 真摯に謝罪するその様子に、ほんとうに悪気はなかったようなので許すことにした。あのとき話した感じでも、人の良いお坊ちゃまタイプで、女の子を人前で傷つけて喜ぶ趣味の悪い男の子ではなさそうだったから。

「まあいいわ。それで、こんなところで一体全体なにをしているのよ?」
「えっと、五階のお店で飲み会がありまして・・もう始まってるんで急がないと」

―私が向かおうとしているのと同じ階?もう始まっている?それにこの後ろめたい様子は、もしかして?―

「五階のお店って、○○○だったりする?」
「え、よくわかりましたね?有名なんですか、あのお店?」

 優斗が不思議そうに尋ねてくる。これはもう間違いなさそうだった。質問をスルーしてこちらから直球を投げる。

「優斗君、今から合コンに参加するんでしょう?隠さないで正直に言いなさい!」
「えっ?そのとおりですけど、よくわかりましたね・・・まさか?!」

「そう、わたしもよ・・・お店も同じだし同じ合コンじゃないかしら?彼女がいるあなたが参加する理由がよくわからないけれど。もしかして女好きだった?」
「ちがいます!彼女とはあれから色々あって、つい最近別れたんですよ!落ち込んでいる僕のことを気にかけてくれた友人が誘ってくれたんです。くよくよしてないで新しい出会い捜したほうがいいからって、わざわざ1人追加してくれて。だから断るのも悪くて」

「ふーん、まあいいわ。遅刻しちゃってるから早くいかないと!私が先に行くからあなたは5分くらい後から来てね!ああ、私たちは今日が初対面ということでよろしく!」
「えっ?一緒に行けばいいじゃないですか?」
「そういうわけには行かないのよ。人数合わせに呼ばれただけの私が参加者の男の子と一緒に登場なんてしたら、抜け駆けしたと思われて先輩方から後でチクチク言われるのわかりきってるから」

「先輩方って職場の?」
「そうよ。すぐわかることだから言うけど、私、保育士なの。で、女子側の参加者は私が働いている保育施設の先輩方よ。20代のうちにいい男みつけて結婚したいね、ってよく話しているから、私が目立つのはまずいわけ」

「そうなんですか?女社会って大変なんですねぇ」
「そうなの。だからくれぐれも変なこと言わないでね、お願いよ?」
「わかりました。芽美おねえさまのお願いとあらば♪」
「あ~、その呼び方やめてちょうだい。そう呼べって言ったのは冗談よ冗談。まさかすぐに再開するなんて思わなかったから。普通に芽美さんでいいわ。じゃ、お先に!」

 芽美はそういい捨てて、到着したエレベーターに駆け寄り狭いスペースに体を押し込んだ。ドアが閉まって上階へ動き出すときにチラ見した優斗の顔は少し寂しげだった。
  

 合コンで芽美はなるべく目立たずに先輩を立てることに徹した。優斗が妙なことを言い出さないか心配してチラチラ見ていたら優斗狙いと見られ、先輩にトイレに誘われて釘を刺されてしまい、目を離さざるを得なくなった。

 見ていると、優斗はなかなかの人気者だった。ハンサムで背が高く見た目は及第点を大きく上回っている。性格は真面目で勉強熱心。その割に天然ぽいところのある彼との会話は突っ込みどころ満載で場の盛り上げに一役買っていた。まだ学生ではあるがK○大学の学生で成績も優秀とのことで将来性は十分。姓は橘、いわゆる「源平藤橘」の「橘」で家柄もよく、話の内容から相当なお金持ちのようだ。

 もっとも本人曰く「橘の嫡流は16世紀に一度断絶してるんだよ。それにうちは橘姓を名乗らせてもらってはいるけれど庶家。しかも家を継ぐのは兄さん。僕は家を出て好きなことをやるつもり」とのこと。好きなことって何という質問から花や植物の写真を見せてうんちくを語り出した彼に男性陣はいつものことかと苦笑していたが、花の話題は女性陣には好評を博していた。

 参加者全員で連絡先を交換して1次会は終了。

「教習所通い明日も大変なんでしょう?早く帰ったほうがいいわよ」との先輩の表向き私を労わるセリフと、芽美、わかってるわよね、と訴えかけてくる視線で自分が用済みなことを悟った芽美は明日当番で朝が早い先輩と一緒にそこで帰宅した。

 優斗は残る2人の先輩方に、優しそうなメガネ男子と一緒に強引に2次会に連れて行かれた。チャラそうな幹事の男子はスマホをみて慌ててどこかに消え、自慢話と下ネタばかり話し、女の子にお酒を飲ませようとばかりしていた残る一人の男子は、ガン無視され一人寂しく帰宅していった。  

 その二人から「今度二人で飲みに行こう」という誘いのメッセージがきたことに芽美は驚いた。「お誘いありがとうございます。残念ですが忙しくてなかなか時間がとれそうにありません。時間ができたときにでもこちらからご連絡いたします」と丁寧に返信してお断りした。

 合コンの翌日、優斗からメッセージがきた。何度かメッセージ交換して要約するとこんな話だった。
『昨日は会えて嬉しかったです。二次会で先輩達から猛烈なアプローチを受けて困りました、これからどう対処すればいいのかわかりません。それに他にも相談したいことがあるから、近いうちに食事でもいかがでしょうか?』

 芽美としても、優斗が職場の先輩と付き合うことになるかどうかは重要な問題だったし、彼女といったいどういう別れ方をしたのか気になってもいたから、二つ返事でOKした。

 忙しい芽美とそれなりに忙しそうな優斗とのスケジュールがかみ合わずに伸び伸びになっていたが、、先週の金曜日にようやくお互いの時間があい、優斗が予約したお店でディナーをともにした、というわけだった。

 スケジュールが決まったときに、どんなものが食べたいか聞かれた。なんでもいいと言われると困るだろうなという気遣いと、名家のお坊ちゃんなら良いお店知ってそうだから何とかしてくれるだろうという期待から具体的に希望を伝えてみた。
「肉や魚だけじゃなく野菜もバランスよく摂りたいなぁ、できれば和食で」と。

 すぐに「よく家族と食事するお店でもいいよね?」と返信がきた。やっぱりねと思い、「いいわよ」と一言返信して以降、仮免試験などもあり自分がそんな要望を出したことなどすっかり忘れて当日を迎えたのだった。



 外苑前駅からほど近くにあるそのお店で、確かに自分がオーダーしたとおりのコース料理をいただくことができた。料理はとても美味しかったし、明るいが静かで落ち着きのある店内は居心地が良かった。サービスも抜群だった。まあ、ミシュラン三ツ星を獲得し続けているお店なら当然かもしれないが。

 コース料理の値段は1万5千円。飲み物や税・サービス料を合わせたら一人2万円近くになる。そんなお金ないと言ったら、僕が誘ったのだからもちろん僕がご馳走するよ、カードで払うし、とのこと。
 予約をしていたから帰るわけにもいかないし、押し問答しているのも迷惑だから支払いのことは食事の後で相談することにした。

 食事中に色々聞いたら、別れた彼女からこんな風に言われていたそうだ。
「男から食事に誘うときは奢るのが当然よ。お店もチェーン店とかではなくて、それなりのお店じゃないと、ミシュランガイドに掲載されているとかの」

 彼女から奢ってもらったことはあるのか聞いたら、「公園デートのときなどにお弁当を作ってきてくれたことはあるけど奢ってもらったことはない」とのこと。誕生日には高価なアクセサリーを、普段でも服をおねだりされていたりと完全にATMにされていた。

 別れた理由を尋ねたら、なんと彼女は妊娠していたらしい。父親は三股をかけていたうちの成金不細工のほう。発覚したのは、イケメンが彼女と成金不細工との浮気の証拠をつかんだから。

 彼女との結婚を本気で考えていたイケメンは、彼女に連絡がつかなかったり、自分が買った覚えのない服や高価そうなアクセサリーを身につけていることを不審に思い、貧乏だったので興信所に依頼することはできずに自分で彼女の後をつけて調べた。

 するとすぐに彼女が会社の上司=成金不細工(親の遺産を相続)と愛人関係にあることが発覚した。不倫ではなく愛人関係というのは、彼女が所属する部の長であるその上司の肉欲を満たす代わりに、部長は査定を高くするなどの彼女の仕事上の便宜を図り、欲しいものがあれば買い与えるといった愛情のともなわない相互利益供与の関係だったからだ。

 女は妊娠をイケメンに告げて出来婚を目論んだ。しかし責任感のあるイケメンは結婚前に妊娠させるようなことをしてはならないと、常にしっかりと避妊していたから、調査結果を突きつけて「本当の父親はこっちだろう」と言って拒絶した。

 女はラブホテルから部長と腕を組んで出てくる写真を突きつけられてもシラをきろうとした。男がそのアクセサリーも部長に買ってもらったものだと断定すると、私に惚れて貢いでくる別の男からもらったものだと言い逃れをした。それは本当に優斗が買ったものだったので、その話し合いに優斗も巻き込まれることになった。当然、部長もだ。そして部長の妻も巻き込んでかなりの大騒動になった。

 結果、部長は左遷され妻とも離婚。派遣社員のその女は会社を首になり、部長の金とサインで子どもを堕胎。イケメンは女と別れた。優斗も当然別れを告げたが、女のほうがしばらくつきまとってきて大変だったとか。学生でお人よしな優斗なら色仕掛けでなんとかなるだろうとと甘くみられたらしい。

「大変だったわね」というと彼も「今回の事件で女性って怖いなってつくづく実感しました」と苦笑いし、つづけて芽美にこんなお願いをしてきた。
「そこでひとつお願いがあるのですが、芽美さん、僕の相談相手になっていただけませんか?」と。

―女の怖さを実家したからといっても、彼女はやはり欲しい。例の合コン以降、二次会まで行った二人の先輩から積極的にアプローチを受けていて、実は、そのうちの一人のことを満更でもなく思っている―

―しかし、もし彼女もそういうタイプだったらと思うと怖くて踏み込めない。だから後輩である芽美さんに彼女のことを教えて欲しい。そのついでに、デートのやり方や女心についても教えてくれるとありがたい。自分はそういうところに疎く、自分から口説くこともできないし、変な女性につけこまれやすいのかもしれないので―

 芽美にとって、この提案は渡りに船だった。優斗に先輩のことを話す傍ら、秘密を厳守するよう念を押すことができるから。 

 1次会で帰宅したあと、二次会で優斗から足湯でのことが先輩達に暴露されたらどうしようかと気が気でならなかった。その後も先輩が優斗を気に入ってアプローチを続けていることを先輩から直接聞いて知っていたから、その過程でばれたらどうしようと不安に思っていた。それに優斗の言動そのものにも不安を感じていた。

―初めて一緒に食事するのに、いきなりミシュラン三ツ星レストランに連れてくるって問題ありすぎでしょう、学生のくせに。それも奢りでなんて―

「仕方ないわね。迷える子羊を経験豊富な芽美おねーさんが正しい方向へ導いてあげましょう!」
 初めて恋愛相談で頼られることが嬉しくて、そんなふうに安請け合いする芽美。

「はい!よろしくお願いします!芽美ねーさん!」
 優斗は承諾の返答にほっとして、そう言って笑顔をみせる。芽美は屈託のない明るい笑顔に一瞬見蕩れた。


 進路についての話もした。温泉旅行で芽美から言われた「どの進路も選べるなら、自分が好きな道を選べばいいと思う」というひとことが強く頭に残ったらしい。強く就職を勧めてきた彼女からのプレッシャーもなくなって、今は別の大学の院に進む方向で考えているとか。

「保育士という自分のやりたい仕事がしたくて就職後に資格を取って転職し、給料が安いことをはじめ色々と苦労も多いが後悔はしていないわ」
 芽美がそう話すと、優斗はわが意を得たりとでもいうように、何度も強くうなづいていた。

・今後、最低でも週に一度は定期的に連絡を取り合う。連絡方法はマイナーな無料通話アプリを用いて通話で行なう(万一先輩に見られることも懸念し証拠を残さないため、芽美としては拓海に見られることも避けたい)。
・毎月1回は直接会って話す。
 

 芽美は優斗とこんな約束をして、レストランを後にした。食事代については、話し合いの結果、芽美は5千円を払うことになった。

 優斗はこれからお世話になるからと全額奢ろうとした。芽美は私が実際に役に立ったら後でのお礼としてならいいけど今奢られるのはお金で釣られる女に思われているようでイヤだ、そもそも金銭感覚からしておかしいとダメ出しをした。 

―最近は拓海さんにご馳走になったり家賃がかからなくなってお金にも余裕ができているから、2万円は痛いけど今月はなんとかやっていけるはず―

 そんな金銭勘定を内心でしながら言う。
「そもそも年下の学生に奢ってもらうわけにはいかないわ、それに自分のお金で食べないと本当の価値がわからないでしょう?」と格好良く啖呵をきって財布を開く。

 しかし財布の中にはたったの六千円。帰りの電車賃プラスアルファとして千円を引いた残りが五千円というわけだった。

「僕もクレジットカード支払いが多いので、そういうことよくあるんですよね」
 優斗のお坊ちゃま感覚が、このときばかりはありがたかった芽美だった。
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