"Tacki" for prudish Meg

森斗メメ

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Discipline2:躾けられはじめた女

第五話 初めてのクンニに悶えるマゾ牝奴隷

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 鞭打ちが終わると、拓海は拘束台から芽美をはずして床に横たえ、フェイスタオルで芽美の顔と股間をきれいに拭き、赤く腫れ上がった尻には軟膏をていねいに塗りこむ。
 芽美に冷たい水の入ったコップを渡し飲むよう促し、芽美が上半身を起こして水をゆっくりと飲んで落ち着いたのを見計らうと、よく頑張ったね、と言ってチュッと唇に軽くキスをする。

「あ・・・」
 芽美はそれだけで泣きそうになってしまう。初の鞭体験に情緒不安定になっていたが、泣くのをこらえて自分の課題をこなそうとする。
「奴隷のご挨拶の紙を見せてください、頑張って覚えますから・・・」
健気なマゾ牝奴隷に相好を崩す拓海。

「まあまあ、今度はもっと楽しいゲームをしよう」
 そういうと芽美をお姫様抱っこし、調教部屋の最奥に掛けられているモニター近くの赤いソファまで運んで座らせる。
 芽美は脚を閉じ両手を腿の上に揃えて浅く腰掛けている。しかし拓海はソファ中央に深めに腰掛けさせると、こう言った。
「Spread eagle!」
 だが、芽美はどうすればいいかわからず当惑する。

「ああ、まだ教えていなかったね。Spread eagleと命じられたら、膝を曲げてできるだけ大きく脚を開いて股を広げなさい。いわゆるM字開脚の姿勢をとるんだ。それからshowと言われたら、自分の指で性器を広げて見せなさい。sayは奴隷の口上を言う、cryは気持ち良いと言う、watchは鏡に映る自分を見る、lookは私と目を合わせる、だ。ちょっと練習してみよう、watch!」

 芽美はちょっと考えて首を右に回して右の壁の鏡に映る自分を見る。

「Look!」
 前に立つ拓海を見上げてその目を覗き込む。

「Cry!」
「気持ちいいです」

「Spread eagle!」
 赤面しながらM字開脚して股間を露わにする。

「Show!」
 恥辱のあまりうつむいてしまう芽美。それでも両手を股間にもっていき、小陰唇を両側から指で引っ張る。

「ふふ、まだほとんど未使用のお前の性器は本当にきれいな色をしているな。特にこのクリトリスのピンク色は鮮やかで綺麗だ・・・メグ、知っているかい?性器はいろいろな表現をされるけれど、クリには肉芽や花芽、秘芽というように、しばしば『芽』と表現されることがある。芽美という名前は芽美とも書ける。美しいクリトリスという意味で、まさにお前にぴったりの素敵な名前じゃないか」

 そんなことを言われ、芽美は性器を広げたまま、怒ったような、まんざらでもないような複雑な表情を浮かべて拓海を睨む。
「怒ったのかい、ごめんごめん。それじゃあ脚はそのままで両手を後ろに回して」

 拓海は背中に回された芽美の両手に手錠をかけ、脚を大きく広げた状態で斜め上に固定する。そして、これはサービスだよ、と言って勃起したままの乳首を紫色の小さな鈴がついたクリップで挟む。

「最後にこれをやったら準備完了だ。モニターに口上を映すから、できるだけ気持ちを込めて韻を踏むように詠唱しなさい。間違えないように、丁寧に、ゆっくり」

 芽美が何回か失敗したあと間違えずに詠唱することに成功すると、拓海はヘッドフォンをつけて、録音した口上が芽美自身に小さく聴こえるようにする。

「さて、それではいよいよ奴隷の口上を暗記しながら、クンニリングスの快感を存分に味わってもらうとしよう。モニター画面の口上は数分後に他の映像に切り替わるが、ヘッドフォンの声はずっと流れ続けるから覚えられないことはないだろう。覚え終わったところでこのゲームは終了だ。それまで私はお前の甘酢っぱい蜜をたっぷりと味あわせてもらおう。今日もメグには挿入と膣内射精の快感を味わってもらいたいところだが、昨日処女膜が裂けたばかりではまだ痛みが強いだろうから、残念だが諦めてくれ。ではスタート!」

 そういい終わると、拓海は両足を斜め上に大きく開いた状態で固定されて股間を晒している芽美の前にしゃがみこみ、一言sayと言ってから女性器に舌を伸ばし丹念にじっくりと舐めはじめる。拓海の命令に従い、芽美は奴隷の挨拶を詠唱する、回数の指示は受けていないので何回も何回も。

大好きなタクミご主人様 
今日もマゾの私をお望みのままに調教してくださいませ
SMセックスの快楽で 
ふだん上品ぶっている私にメスの自覚を叩き込んでくださいませ
淫らな私のお口・牝穴・尻穴を自由にお使いいただき
何度でも気持ち良く射精してくださいませ
それが処女を捧げてマゾメス奴隷の契約を結んだ
わたくし、吉野芽美の幸せでございます

 先ほどの鞭打ちゲームと違い、今度のゲームは芽美にとって、とても気持ちが良いゲームだった。
 クンニリングス、男性に性器を舌で舐めて愛撫されるという経験は初めてだった。最初のうちはなにやら面映いというか嬉しくて恥ずかしいというか、こんな汚いところを舐めていただいて申し訳ないとか言った理性的な気持ちが勝っていたが、次第にじわりじわりと快感が生じてきて頭がぼんやりとしてくる。
 
 数十回は詠唱し暗記もできたように芽美に思えた頃、拓海の言ったとおりにモニターの画面が変わる。意味があるようには思えない色のついた映像が時折点滅しながら切り替わる。BGMも環境音楽のようなものに変わり、だんだんと眠くなってくる。その様子に気がついた拓海が顔を上げて言う。

「眠いだろうけど、がんばって挨拶を唱えつづけなさい、メグ」
「は・・い・・・がんば・・・り・・・・ま・・・・・す」
 この様子ならうまくトランス状態に入ってくれそうだな。拓海はほくそ笑んでクンニリングスに戻る。

 数分後、顔を上げると、芽美は寝ているように微動だにしていない。しかし目はうつろに開いており、聞き取れないほどの小声で何かを呟いている、耳をすませると、マゾ・・・セックス・・・ご主人様・・・・気持ちよく・・・・幸せ・・・などと聞こえ、律儀に命令を守っていることがわかり、次のステップへと移るためにこう告げる。

「タクミご主人様のマゾ牝奴隷である吉野芽美、お前は今から夢をみる、昨夜のことをテレビモニターで見る夢を。目の前のモニターにほら、昨夜の出来事が映っているだろう?夢の中の出来事だから安心して、リラックスしながら眺めるんだ。」

 拓海は顔を戻し性器への愛撫を優しく続ける。画面と音声が切り替わる。昨夜、拓海が芽美の処女を奪ったときの音声入り動画だ。ヘッドフォンからは芽美自身が口上を唱える声が小さく流れている一方、モニター両脇のスピーカーからは映像の音声が芽美の耳にもよく聞こえる大きさで流されている。

 両足を頭上の両脇に固定され、性器を男に捧げるかのように晒しているモニター内の芽美の膣内に、男根がゆっくりと消えていく。そして、契約締結の証にお前の処女を頂くぞ、マゾ牝奴隷芽美!という声が響いた直後、芽美の性器の中に全てが押し込まれる。すると、ソファに座ってモニターでその様子をぼんやり眺めている芽美はブルッと身体を震わせ、大量の愛液を放出する。モニター内の芽美とシンクロしているのだ。違っているのは、乳首につけられた鈴がチリンと鳴ったことだけだ。

 その音が芽美を一瞬現実に引き戻すが、意識はすぐに再びモニター内の芽美とシンクロする。口上の詠唱を止めていて、モニター内の芽美と同様に「気持ちいい」と囁くことを繰り返す。後押しするように拓海が命令する、「cry!」。命令に従い、芽美はモニター内を憑かれたように凝視しながら快感のセリフを繰り返し声を大きくし快感を高めていく。

『気持ち、いい』
「気持ち、いい」
『気持ちいいっ!』
「気持ちいいっ!」
『気持ち、いいっ!いいっ!』
「気持ち、いいっ!いいっ!」

 この間もずっと、両耳のヘッドホンには奴隷の口上が途切れることなく小さな音で流れている。
 芽美の股間には拓海が陣取って、優しく丁寧なクンニリングスを淡々と続けている。拓海の舌が性器の敏感な箇所を探りあてるたびに芽美の身体がビクビクと反応してしまい、乳首の鈴がチリンチリンと鳴り、淫らな気持ちが一層かきたてられる。気が狂いそうな快感の嵐に飲み込まれていき、なにが現実でなにが非現実なのかわからなくなる芽美。

「「はっ、はっ、いいっ!」」
「「い、いいっ!」」
「「いいわっ!」」
「「いいっ!いいっ!」」

 先ほどまではモニター内の芽美に数秒の遅れをもって復唱されていたソファの芽美の喘ぎ声も、いまはシンクロしほとんど時間差がなくなっている。芽美の意識はモニター内の昨夜の自分と完全に同調していたが、快感の大きさの度合いは現在進行形で目・耳・乳首、性器の刺激を受けている芽美のほうがはるかに深く大きい。

 画面の中は、いよいよクライマックスを迎える。
「中に出すぞ、俺の可愛い、マゾ牝奴隷芽美っ!」
 すると、クンニを続けながらも芽美の状態を冷静に観察していた拓海が驚いたことに、モニター内の芽美と完全にシンクロしていたかに見えていた芽美が違うセリフを放つ。
「はいっ、私の牝穴の中に気持ちよく射精してくださいませっ、タクミごしゅじんさまっ!」

 拓海が思わずハーフパンツの中で思わず射精してしまいそうなほど色気を帯びたゾクッとする声。牝穴という下品な言葉が無意識に口をつくとは、奴隷口上が頭の中にすっかり染み込んでいるようだとほくそ笑む。

ー調教を開始したばかりなのに、もうこんな声が出せるようになるとはお前のセックス奴隷としての素質は素晴らしいなー
 拓海が内心でそう驚嘆しながらクンニを続けていると、芽美が目を見開いて身体を震わせる。まるで自分が膣内射精をされている感覚なのだろう。モニター画面は中出しが終わって二人が落ち着いたところで終了していたが、拓海は堪えきれずにモニターの続きを最後まで展開することにした。ただし多少のアレンジを加えて。

 クンニを止めて芽美の顔に自分の顔を近づけ、ヘッドフォンをはずして質問する。
「気持ちよかったか、メグ?」
「・・・はい・・・」
 気だるげな表情と眠そうな声で答える芽美。

「それは良かった。では、今日最後の命令を与える。今からやってもらう口での奉仕を終えたら、お前はそのまま眠りにつきなさい。いいね、マゾ牝奴隷メグ?」

 拓海はそう言って頭を撫でた後、ソファの上に芽美をまたいで立ちあがると、口を半開きにしてキスを待っているぽってりした唇に、いきり立ったままの剛直を差し込む。

 記憶と異なる展開に驚いたのか眉を寄せた芽美だが、フェラチオには慣れているのであろう、すぐに舌をペニスに絡ませはじめる。
 ぎこちない技巧ではあったが、処女を奪ったばかりのウブな女を性欲処理の道具に仕込んでいることが拓海を激しく昂ぶらせていた。快感を我慢する必要もなく、射精感が強まるとマゾ牝奴隷の口内に遠慮なく情欲のエキスをドクドクと噴出する。

 芽美は驚いた表情を浮かべるが、孝にフェラを要求されたときにはいつもそうしていたように慌てずに飲み込んでいく。

 口からペニスが抜かれると、命令どおり芽美はうつらうつらし始める。拓海は今夜もまた拘束されたままの姿勢で眠りに落ちてしまった芽美の拘束を解き、お姫様抱っこでマゾ牝奴隷の寝所である檻の中へと運んでいく。ご主人様に大事に運ばれるマゾ牝奴隷の顔には嬉しそうな表情が浮かんでいる。

―ご主人様からたっぷりと快感を与えられて幸せ、なんて思っているのかもしれないな、ふふふ―
 拓海は都合よくそんな風に解釈すると、腕の中の芽美がとても愛らしく思えて、その唇に自分のそれを重ね合わせるのだった。自分の精液の味や匂いがすることなど、全く気にせずに。


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