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11話
特別な存在
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俺は高校3年 サッカー部 部長 七瀬迅。
今までに複数人の女性と付き合ったことがあるが、女は面倒だから今は、部活と優しい思い出が彼女。
ある女は、1日連絡を返さないだけで怒鳴られ、謝っても口を聞いてくれず、気づいた時は自然消滅。
また別の女は、俺の予定を言わないだけで、友達に言いふらされ関係ないやつまで口を挟んできて話を拗らされたり。
最近別れた女は、しつこいほど好き?どれだけ愛してる?と毎日のようにしつこく聞かれ、毎日愛情表現してくれないから別れる。別に好きな人できたらかと言われ振られた。
「女運悪いな俺、、、」
「どうした?」
「黎斗ー俺の彼女なってー」
「だるい抱きつくな」
「暑苦しい。」
いひひひ
(本気なんだけどな)
黎斗とは中学1年の夏頃からの仲だ。
「調子乗んなよ」
ポキポキ バンっっ
うっっっ
「はっはっはー」
サッカー部のBチームの先輩から部活中にいじめ、嫌がらせを受けていた迅。
その理由は、中学一年にして迅は、Aチームに選抜され活躍していたからである。
学校に用事があった粲斗はその場を通りかかった。
「いじめか?はぁ、めんどうくさいところに、、、」
粲斗は面倒くさがりながらも学校の先生に報告した。
「先生あの人達後輩いじめてません?あれ度が過ぎますよね?」
「戯れてたんじゃなかったのか。新名報告ありがとう。」
その先輩達は退部させられ、夏休み中は補習やらいくつもの課題、おまけに反省文書かされ大変だったらしい。
「退学にならなかっただけで良かったと思え。本来なら警察沙汰だ。七瀬に感謝するんだな」
ヒィーーーー
先生が迅を呼ぶ。
「七瀬。この間の件だが一つ言い忘れていた。お前と別クラスの新名が報告してくれたんだ。お礼言っておけよ」
「はい。何組ですか?、、、」
「新名いる?」
もしかして迅くん❤︎
きゃー
女子が騒ぎ出す
「あそこにいます!」
「ありがとう」
あのツーショット神すぎない?❤︎❤︎❤︎
迅と粲斗は学校内でもうわさされ女の先輩からもわざわざ顔を見にくる人が絶えないくらいのファンがいた。
「新名!この間の件なんだけどありがとな!」
「ん?誰だ?、、、、ああ、いじめられっ子の」
ちっ
「いじめられっ子って、、、まぁいいや。俺の名前は七瀬迅!この間は本当助かった!ありがとう!」
「うん。」
(愛想悪)
「お礼したくて今度の休み空いてないか?」
「いきなりだな。」
「じゃこの間のお礼させてくれよ。」
「大した事してねーよ。」
「あいつらがいなくなったおかげで部活すげーやりやすくなってよ!お前のおかげだ!な!な!いいだろ?」
「しつこいな」
「粲斗ー」
「いきなり名前呼びとか失礼だな。」
「今日昼一緒に食べよーぜ!」
「無理」
「今日午後部活休みになったからゲーセン行こうぜ!」
「興味ない」
「なーなー聞いてくれよ俺の話し」
「なんだよしつけー」
こんな感じで毎日粲斗に絡んだ迅。
「休みの日空いてる?お前の家行っていい?」
「だめだ」
「んじゃうちこいよ!」
「行かねーよ」
「えーーーじゃお前の家行く」
「ダメだ。、、、わかったよ土曜日お前の家行けばいいんだろ」
「しゃー!!!約束な!。」
「携番教えて!」
「はい。」
(俺にそこまで話して来るやつそういないから珍しい男だな。)
粲斗は人に興味がなく会話は誰に対しても無愛想で同学年の男達からは一線を引かれており、
迅はそんな粲斗の存在を大切に感じていて、また粲斗も迅に心を少し開いていた時だった。
(嵐みたいな奴だ)
この間の先輩が現れた。
「おい七瀬。お前のちくったやつ判明したんだけど新名ってやつ、知ってるか?」
「なんで、、、」
「また今度俺らの事センコウにチクったらあいつどうなるかわかってるだろうな?」
「あいつは関係ないだろ」
ぼこっぅっ。。。
これからも俺らのオモチャとして楽しませてくれよ。
じゃーな
「チクショウ」
プルルル プルルル ~新名粲斗♪
電話がかかってきたのは粲斗だった。
ブチ
あいつには迷惑かけられない。
粲斗の無愛想だけど優しい粲斗の顔がちらつく。
(なんだよあいつから泊まり誘って来やがったのに連絡取れねーし最近話もかけてこない。)
粲斗は疑問に思った。
粲斗の横を通る迅。
「おい、迅、なんで連絡しても、、、」
すっ
迅は、粲斗を無視をした。
「?あいつなんだか様子おかしいな。」
粲斗は迅の事を追いかけた。
「なんで無視するんだ。お前おかしいぞ」
「触んな。もう俺に関わるな」
迅は粲斗にそう吐き捨てた。
(俺がもっと強ければ、、、)
キーンコーンカーンコーン
放課後
ヒャッホーい
ボコっ ドスっ どさっ
うっっっ
「こいつ新名って奴の名前出してから全然抵抗しなくなったんだよなー。バカ真面目な奴だ。金属バット持ってこーい
見えねーとこやれよー」
行くぞー
ピコン
粲斗が動画を回しながら現れた。
「そう言う事か。次は退学だな。笑える」
「なんでここが。てか何してんだお前。」
「配信サイト」
ウーウーウー
察だやべーどうしよう。
とりあえず逃げるぞ
「粲斗」
「迅大丈夫か?」
「俺お前に」
「たく。手間をかけさせるダチだな」
「粲斗なんでわかったんだ、、、」
「お前の様子見てればわかるだろ」
「ごめん、ごめんなー」
「何泣いてんだよ、お前の家行くぞ」
「うん」
粲斗との出会いはとても特別なものだった。
今までに複数人の女性と付き合ったことがあるが、女は面倒だから今は、部活と優しい思い出が彼女。
ある女は、1日連絡を返さないだけで怒鳴られ、謝っても口を聞いてくれず、気づいた時は自然消滅。
また別の女は、俺の予定を言わないだけで、友達に言いふらされ関係ないやつまで口を挟んできて話を拗らされたり。
最近別れた女は、しつこいほど好き?どれだけ愛してる?と毎日のようにしつこく聞かれ、毎日愛情表現してくれないから別れる。別に好きな人できたらかと言われ振られた。
「女運悪いな俺、、、」
「どうした?」
「黎斗ー俺の彼女なってー」
「だるい抱きつくな」
「暑苦しい。」
いひひひ
(本気なんだけどな)
黎斗とは中学1年の夏頃からの仲だ。
「調子乗んなよ」
ポキポキ バンっっ
うっっっ
「はっはっはー」
サッカー部のBチームの先輩から部活中にいじめ、嫌がらせを受けていた迅。
その理由は、中学一年にして迅は、Aチームに選抜され活躍していたからである。
学校に用事があった粲斗はその場を通りかかった。
「いじめか?はぁ、めんどうくさいところに、、、」
粲斗は面倒くさがりながらも学校の先生に報告した。
「先生あの人達後輩いじめてません?あれ度が過ぎますよね?」
「戯れてたんじゃなかったのか。新名報告ありがとう。」
その先輩達は退部させられ、夏休み中は補習やらいくつもの課題、おまけに反省文書かされ大変だったらしい。
「退学にならなかっただけで良かったと思え。本来なら警察沙汰だ。七瀬に感謝するんだな」
ヒィーーーー
先生が迅を呼ぶ。
「七瀬。この間の件だが一つ言い忘れていた。お前と別クラスの新名が報告してくれたんだ。お礼言っておけよ」
「はい。何組ですか?、、、」
「新名いる?」
もしかして迅くん❤︎
きゃー
女子が騒ぎ出す
「あそこにいます!」
「ありがとう」
あのツーショット神すぎない?❤︎❤︎❤︎
迅と粲斗は学校内でもうわさされ女の先輩からもわざわざ顔を見にくる人が絶えないくらいのファンがいた。
「新名!この間の件なんだけどありがとな!」
「ん?誰だ?、、、、ああ、いじめられっ子の」
ちっ
「いじめられっ子って、、、まぁいいや。俺の名前は七瀬迅!この間は本当助かった!ありがとう!」
「うん。」
(愛想悪)
「お礼したくて今度の休み空いてないか?」
「いきなりだな。」
「じゃこの間のお礼させてくれよ。」
「大した事してねーよ。」
「あいつらがいなくなったおかげで部活すげーやりやすくなってよ!お前のおかげだ!な!な!いいだろ?」
「しつこいな」
「粲斗ー」
「いきなり名前呼びとか失礼だな。」
「今日昼一緒に食べよーぜ!」
「無理」
「今日午後部活休みになったからゲーセン行こうぜ!」
「興味ない」
「なーなー聞いてくれよ俺の話し」
「なんだよしつけー」
こんな感じで毎日粲斗に絡んだ迅。
「休みの日空いてる?お前の家行っていい?」
「だめだ」
「んじゃうちこいよ!」
「行かねーよ」
「えーーーじゃお前の家行く」
「ダメだ。、、、わかったよ土曜日お前の家行けばいいんだろ」
「しゃー!!!約束な!。」
「携番教えて!」
「はい。」
(俺にそこまで話して来るやつそういないから珍しい男だな。)
粲斗は人に興味がなく会話は誰に対しても無愛想で同学年の男達からは一線を引かれており、
迅はそんな粲斗の存在を大切に感じていて、また粲斗も迅に心を少し開いていた時だった。
(嵐みたいな奴だ)
この間の先輩が現れた。
「おい七瀬。お前のちくったやつ判明したんだけど新名ってやつ、知ってるか?」
「なんで、、、」
「また今度俺らの事センコウにチクったらあいつどうなるかわかってるだろうな?」
「あいつは関係ないだろ」
ぼこっぅっ。。。
これからも俺らのオモチャとして楽しませてくれよ。
じゃーな
「チクショウ」
プルルル プルルル ~新名粲斗♪
電話がかかってきたのは粲斗だった。
ブチ
あいつには迷惑かけられない。
粲斗の無愛想だけど優しい粲斗の顔がちらつく。
(なんだよあいつから泊まり誘って来やがったのに連絡取れねーし最近話もかけてこない。)
粲斗は疑問に思った。
粲斗の横を通る迅。
「おい、迅、なんで連絡しても、、、」
すっ
迅は、粲斗を無視をした。
「?あいつなんだか様子おかしいな。」
粲斗は迅の事を追いかけた。
「なんで無視するんだ。お前おかしいぞ」
「触んな。もう俺に関わるな」
迅は粲斗にそう吐き捨てた。
(俺がもっと強ければ、、、)
キーンコーンカーンコーン
放課後
ヒャッホーい
ボコっ ドスっ どさっ
うっっっ
「こいつ新名って奴の名前出してから全然抵抗しなくなったんだよなー。バカ真面目な奴だ。金属バット持ってこーい
見えねーとこやれよー」
行くぞー
ピコン
粲斗が動画を回しながら現れた。
「そう言う事か。次は退学だな。笑える」
「なんでここが。てか何してんだお前。」
「配信サイト」
ウーウーウー
察だやべーどうしよう。
とりあえず逃げるぞ
「粲斗」
「迅大丈夫か?」
「俺お前に」
「たく。手間をかけさせるダチだな」
「粲斗なんでわかったんだ、、、」
「お前の様子見てればわかるだろ」
「ごめん、ごめんなー」
「何泣いてんだよ、お前の家行くぞ」
「うん」
粲斗との出会いはとても特別なものだった。
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