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fight for a girl 童貞 ep.1
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意識が遠のいていく。どうして、こうなってしまったのか。正直分からない。
消えてゆく生気を振り絞りながら、俺の大学生活の本拠地である八畳の部屋を見渡す。
別に床に血が流れたりしてないし、部屋も散らかってない。
どうやら俺は殺されたわけではなさそうだ。ならば、どうして俺はこんなにも死を間近に感じるのか。
その答えは案外すぐに見つかった。
ごみ箱に山のように積み重なたったテッシュがそれを物語っていた。
「ははっ……かなしいなぁ。俺は童貞のままテクノブレイクで死ぬのか」
こんな最期があってたまるものか。こんな……
消えゆく意識の中、走馬灯のように昨日の出来事が頭の中を駆け巡った。
勇気を振り絞って同じサークルの優紀に告白したのが昨日、結果は当然撃沈。
断り文句はこうだった。
「藤間は面白いけど、恋人ってなると何か違うのよね」
まぁ、そんなもんだ。
俺はコミュニケーション能力はそこそこあるほうだと自負していたし、会話の流れを作るのも完璧だった。
そう思っていた。
だけど、それはどうやら違ったらしい。
鳥貴族で一人で悲しくちびちびとやけ酒をしていると、優紀とその友人たちが楽し気に会話するのが聞こえてきた。
振られた相手がその日に友人と飲んでいるのだ、どうせ俺のことが酒の肴として会話に取りざたされるのは必至だった。
こっぴどくディスられるんだろうなぁと思いつつも、怖いもの見たさというものがやっぱりある。
そんなわけで俺は彼女たちの会話に耳をそばめた。
今考えると、実に愚かだった。
どうせひどく言われるにきまってるのに何で俺は聞き耳を立てたのか。
結果必要以上に傷つくわけである。
「ねぇ、今日さ、藤間に告白されたんだよね」
どうやら、みな酔いが回ってきて完全にそのながれになったらしい。優紀が例の話を切り出した。
「マジで! ウケる」
周りの友人たちが手を叩いて笑い声を響かせるのが、耳を澄まさなくても聞こえてきた。
何がウケるんだよ。こちとら本気なんだよ。大学入学以来、ずっとほれてた女への一世一代の勝負なんだぞ。それを笑いやがって……
いや、待て。怒りに身を任せてはならない。今回の失敗をいかして次の恋愛に生かさなければならない。
冷静になれ、俺。
深呼吸を2回する。
「で、結局どうしたの? OKしたの?」
「もちろん振ったに決まってるでしょ。だってさ、ほら、藤間って童貞臭いじゃん。なんていうかさ、計算しているってとこがバレバレなんだよね。いかにも肉食童貞」
あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
なんということか、こんなことがあってたまるだろうか。
俺は童貞だから振られたのか。童貞っぽかったから振られたのか。
ちげーだろ。順序がちげーだろ。S〇Xってのは愛し合う二人の結果なんだろ!純愛の果てになされるべきものだろ!
恋人が一人もいなかった俺が非童貞なはずがねぇだろ。
童貞だから恋人になれない、じゃなくて、恋人になって童貞は喪失するもんだろ!!!!
俺は現実から逃避するかのようにテキーラをたのんだ。
一杯、二杯、三杯……
いくら飲んでも酔えねぇじゃねぇか。気持ちよくなれねぇじゃねぇか。なんで、俺は酒に強いんだよぉぉぉぉぉ!!!!!
結局、財布が空になるまで飲んだが酔うことは出来ず、トボトボとひとりで家に帰る。
家に着いた俺は行き場の無い、この怒りをティッシュにぶちまけ続けた。
40発目あたりぐらいだっただろうか。もう意識はなくなっていた。
俺は死んだ。テクノブレイクで。
*
眩い光が瞼をこじ開けて、眼球に飛び込んでくるような感覚を覚え、俺は目を覚ました。
周辺を見渡すと、あたりは霧に包まれていて、なんというかよくSNSとかテレビのCMで見る「天空の城 竹田城址」見たいな風景が広がっていた。
「あれ、俺は死んだはずじゃ……」
やけ酒しても、発散できなかったモヤモヤをテッシュに吐き出した結果、不名誉な死を遂げたはずの俺になぜ意識があるのか。
考えられる答えは一つ、ここは死後の世界だということぐらいか。
いやいや、そんな馬鹿な……
「そんな馬鹿なのでアール」
「ってびっくりしたじゃねか。誰だよお前」
考え事をしていると男の声が割と近くからしたので驚いて顔を上げると、そこにはだいたい60歳ぐらいは越えているだろうか、いい年したおばあちゃんがギリシャ神話的な白い衣と月桂樹の冠だけという姿で立っていた。
「よくぞ聞いてくれた。わしの名前はエクスタシス。とある世界の転生女神じゃ」
転生女神か。
どう見てもただのおばあちゃんだが、この女の言葉を信用したとすると、やはり俺はテクノブレイクで死んで、そんでもってここが死後の世界ってことは間違いなさそうだ。
「ってことはあれか。あんたが俺をもれなくチートがついてくる異世界転生させてくれるってことか」
「話が早くて助かるのぅ。お前には異世界転生して、世界の危機を救う英雄として戦ってもらう素質がある。だからここに呼び出したってことじゃ」
これは来たんじゃないか。
21年にもわたり恋人がいなかった俺にとって、新たな世界で環境が一変しての生活は自らの生き方を変える大きなチャンスでもある。
恋人を作り、愛を育み、そして現実で果たすことのできなかった童貞を卒業する。
それにもれなくチートが付いてくるのだ。これは勝ちの決まった戦いみたいなもんだろ。
「引き受けるぞ。俺はこの世界で人生をやり直す。世界の危機もついでに救ってやる」
「ハハハ……よく言った。お前には他人の5倍の魔力をくれてやったぞ。この力で世界を救え。それじゃ行ってこい。世界の名はクロスディア。S〇Xするまで出られない異世界。お前はそこで子供をたくさん作り、少子高齢化の果ての人類滅亡という最悪のシナリオを書き換えるのだ」
「最後、今何って……」
S〇Xするまででられない異世界だと。少し前にはやったエロ同人みたいな世界観じゃねぇか。
俺はそんなことを思いながら眩い光に包まれると、その異世界へとワープしはじめた。
*
目を開けると、そこはレンガで舗装された広場の真ん中だった。
目の前には女性器の形をした大きな噴水が水を2メートルぐらいの高さまで水を噴き上げていた。
「おいおい、どういうことだ……」
日本だと間違えなくコンプラとかそういうのに引っかかるだろ、この造形。
しかもメチャクチャ精巧に掘られている。まるで目の前に実物があるみたいだ。
世界的に有名な写実主義画家のギュスターヴ・クールベ、彼は女性器を精巧に描いた「世界の起源」という絵画を発表しているけど……
クールベもびっくりするだろこれ。
しかしながら、周りの人間は誰もこの異常な彫刻に目を止めようともしない。
きわめて写実的なま〇この彫刻が、このいわゆるテンプレート的な中世ヨーロッパの世界観に溶け込んでいるなんて、正直言って意味不明だ。
とりあえず、誰かにこの世界のことを聞かないと……
「あらあら、どうしたのかしら?」
途方に暮れる俺のもとにやってきたのは背中の大きく空いており、乳袋とでもいえばいいのだろうか、極端に胸が誇張された服を着た大人の女性だった。
やたら艶めかしい。真昼間からこんな格好をしてたら、路地裏で巨漢に襲われるぞ。
「固まっちゃって、どうしたの坊や?」
動けない。
その女の目線から逃れることができない。
体を動かせないまま、完全に女のペースに乗せられていた。
素早く背中に右腕を回され、顔の近くまで引き寄せられると、細くて美しい左手の指が胸を優しくなぞる。
「ハァハァ……」
心臓が波打つ速度がどんどん早くなっていくのを感じる。もうだめだ……
「ッツ!」
理性が崩壊しかけたその時突然、頭に目が覚めるような強烈な痛みが走った。
その痛みで何とか自我を取り戻すことができた。
「これは……」
「失礼したわね」
先ほどまで俺のすぐそばまで迫っていた女が、俺から離れていく。
さっきまでのアレは一体何だったんだ。
「なぜ、俺にあんなことを……」
乱れた息を整えながら女に問いかける。
「気づいてないかもしれないけど、君が垂れ流してる魔力、相当なものよ。だからそれを少しいただこうと思っただけなの」
「そのための性交渉か」
「正解」
彼女は人差し指を唇に当てながら、笑った。
少子高齢化対策のためにS〇Xをさせたい神、そして魔力アップのための性交渉。
そして俺が転生するにおいて神にチートとして与えられた規格外の魔力量。
少しずつだが、この世界の仕組みが分かってきた気がする。
「じゃあ私は行くから。私の名前はヴェルディ。また会うと思うからその時はよろしくね。童貞君」
彼女は小さく笑うとそういって僕の前から立ち去って行った。
「クソ、童貞だからってバカにしやがって」
俺は立ち上がり、女が向かった方向と逆の路地の方へと足を進めた。
どうにかして、この世界は純愛厨である俺には少し生きにくいかもしれない。
だが、俺の信念は変わらない。
愛し愛される関係になれるような人を見つけ、その人で童貞を捨てる。
消えてゆく生気を振り絞りながら、俺の大学生活の本拠地である八畳の部屋を見渡す。
別に床に血が流れたりしてないし、部屋も散らかってない。
どうやら俺は殺されたわけではなさそうだ。ならば、どうして俺はこんなにも死を間近に感じるのか。
その答えは案外すぐに見つかった。
ごみ箱に山のように積み重なたったテッシュがそれを物語っていた。
「ははっ……かなしいなぁ。俺は童貞のままテクノブレイクで死ぬのか」
こんな最期があってたまるものか。こんな……
消えゆく意識の中、走馬灯のように昨日の出来事が頭の中を駆け巡った。
勇気を振り絞って同じサークルの優紀に告白したのが昨日、結果は当然撃沈。
断り文句はこうだった。
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まぁ、そんなもんだ。
俺はコミュニケーション能力はそこそこあるほうだと自負していたし、会話の流れを作るのも完璧だった。
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だけど、それはどうやら違ったらしい。
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振られた相手がその日に友人と飲んでいるのだ、どうせ俺のことが酒の肴として会話に取りざたされるのは必至だった。
こっぴどくディスられるんだろうなぁと思いつつも、怖いもの見たさというものがやっぱりある。
そんなわけで俺は彼女たちの会話に耳をそばめた。
今考えると、実に愚かだった。
どうせひどく言われるにきまってるのに何で俺は聞き耳を立てたのか。
結果必要以上に傷つくわけである。
「ねぇ、今日さ、藤間に告白されたんだよね」
どうやら、みな酔いが回ってきて完全にそのながれになったらしい。優紀が例の話を切り出した。
「マジで! ウケる」
周りの友人たちが手を叩いて笑い声を響かせるのが、耳を澄まさなくても聞こえてきた。
何がウケるんだよ。こちとら本気なんだよ。大学入学以来、ずっとほれてた女への一世一代の勝負なんだぞ。それを笑いやがって……
いや、待て。怒りに身を任せてはならない。今回の失敗をいかして次の恋愛に生かさなければならない。
冷静になれ、俺。
深呼吸を2回する。
「で、結局どうしたの? OKしたの?」
「もちろん振ったに決まってるでしょ。だってさ、ほら、藤間って童貞臭いじゃん。なんていうかさ、計算しているってとこがバレバレなんだよね。いかにも肉食童貞」
あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
なんということか、こんなことがあってたまるだろうか。
俺は童貞だから振られたのか。童貞っぽかったから振られたのか。
ちげーだろ。順序がちげーだろ。S〇Xってのは愛し合う二人の結果なんだろ!純愛の果てになされるべきものだろ!
恋人が一人もいなかった俺が非童貞なはずがねぇだろ。
童貞だから恋人になれない、じゃなくて、恋人になって童貞は喪失するもんだろ!!!!
俺は現実から逃避するかのようにテキーラをたのんだ。
一杯、二杯、三杯……
いくら飲んでも酔えねぇじゃねぇか。気持ちよくなれねぇじゃねぇか。なんで、俺は酒に強いんだよぉぉぉぉぉ!!!!!
結局、財布が空になるまで飲んだが酔うことは出来ず、トボトボとひとりで家に帰る。
家に着いた俺は行き場の無い、この怒りをティッシュにぶちまけ続けた。
40発目あたりぐらいだっただろうか。もう意識はなくなっていた。
俺は死んだ。テクノブレイクで。
*
眩い光が瞼をこじ開けて、眼球に飛び込んでくるような感覚を覚え、俺は目を覚ました。
周辺を見渡すと、あたりは霧に包まれていて、なんというかよくSNSとかテレビのCMで見る「天空の城 竹田城址」見たいな風景が広がっていた。
「あれ、俺は死んだはずじゃ……」
やけ酒しても、発散できなかったモヤモヤをテッシュに吐き出した結果、不名誉な死を遂げたはずの俺になぜ意識があるのか。
考えられる答えは一つ、ここは死後の世界だということぐらいか。
いやいや、そんな馬鹿な……
「そんな馬鹿なのでアール」
「ってびっくりしたじゃねか。誰だよお前」
考え事をしていると男の声が割と近くからしたので驚いて顔を上げると、そこにはだいたい60歳ぐらいは越えているだろうか、いい年したおばあちゃんがギリシャ神話的な白い衣と月桂樹の冠だけという姿で立っていた。
「よくぞ聞いてくれた。わしの名前はエクスタシス。とある世界の転生女神じゃ」
転生女神か。
どう見てもただのおばあちゃんだが、この女の言葉を信用したとすると、やはり俺はテクノブレイクで死んで、そんでもってここが死後の世界ってことは間違いなさそうだ。
「ってことはあれか。あんたが俺をもれなくチートがついてくる異世界転生させてくれるってことか」
「話が早くて助かるのぅ。お前には異世界転生して、世界の危機を救う英雄として戦ってもらう素質がある。だからここに呼び出したってことじゃ」
これは来たんじゃないか。
21年にもわたり恋人がいなかった俺にとって、新たな世界で環境が一変しての生活は自らの生き方を変える大きなチャンスでもある。
恋人を作り、愛を育み、そして現実で果たすことのできなかった童貞を卒業する。
それにもれなくチートが付いてくるのだ。これは勝ちの決まった戦いみたいなもんだろ。
「引き受けるぞ。俺はこの世界で人生をやり直す。世界の危機もついでに救ってやる」
「ハハハ……よく言った。お前には他人の5倍の魔力をくれてやったぞ。この力で世界を救え。それじゃ行ってこい。世界の名はクロスディア。S〇Xするまで出られない異世界。お前はそこで子供をたくさん作り、少子高齢化の果ての人類滅亡という最悪のシナリオを書き換えるのだ」
「最後、今何って……」
S〇Xするまででられない異世界だと。少し前にはやったエロ同人みたいな世界観じゃねぇか。
俺はそんなことを思いながら眩い光に包まれると、その異世界へとワープしはじめた。
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目を開けると、そこはレンガで舗装された広場の真ん中だった。
目の前には女性器の形をした大きな噴水が水を2メートルぐらいの高さまで水を噴き上げていた。
「おいおい、どういうことだ……」
日本だと間違えなくコンプラとかそういうのに引っかかるだろ、この造形。
しかもメチャクチャ精巧に掘られている。まるで目の前に実物があるみたいだ。
世界的に有名な写実主義画家のギュスターヴ・クールベ、彼は女性器を精巧に描いた「世界の起源」という絵画を発表しているけど……
クールベもびっくりするだろこれ。
しかしながら、周りの人間は誰もこの異常な彫刻に目を止めようともしない。
きわめて写実的なま〇この彫刻が、このいわゆるテンプレート的な中世ヨーロッパの世界観に溶け込んでいるなんて、正直言って意味不明だ。
とりあえず、誰かにこの世界のことを聞かないと……
「あらあら、どうしたのかしら?」
途方に暮れる俺のもとにやってきたのは背中の大きく空いており、乳袋とでもいえばいいのだろうか、極端に胸が誇張された服を着た大人の女性だった。
やたら艶めかしい。真昼間からこんな格好をしてたら、路地裏で巨漢に襲われるぞ。
「固まっちゃって、どうしたの坊や?」
動けない。
その女の目線から逃れることができない。
体を動かせないまま、完全に女のペースに乗せられていた。
素早く背中に右腕を回され、顔の近くまで引き寄せられると、細くて美しい左手の指が胸を優しくなぞる。
「ハァハァ……」
心臓が波打つ速度がどんどん早くなっていくのを感じる。もうだめだ……
「ッツ!」
理性が崩壊しかけたその時突然、頭に目が覚めるような強烈な痛みが走った。
その痛みで何とか自我を取り戻すことができた。
「これは……」
「失礼したわね」
先ほどまで俺のすぐそばまで迫っていた女が、俺から離れていく。
さっきまでのアレは一体何だったんだ。
「なぜ、俺にあんなことを……」
乱れた息を整えながら女に問いかける。
「気づいてないかもしれないけど、君が垂れ流してる魔力、相当なものよ。だからそれを少しいただこうと思っただけなの」
「そのための性交渉か」
「正解」
彼女は人差し指を唇に当てながら、笑った。
少子高齢化対策のためにS〇Xをさせたい神、そして魔力アップのための性交渉。
そして俺が転生するにおいて神にチートとして与えられた規格外の魔力量。
少しずつだが、この世界の仕組みが分かってきた気がする。
「じゃあ私は行くから。私の名前はヴェルディ。また会うと思うからその時はよろしくね。童貞君」
彼女は小さく笑うとそういって僕の前から立ち去って行った。
「クソ、童貞だからってバカにしやがって」
俺は立ち上がり、女が向かった方向と逆の路地の方へと足を進めた。
どうにかして、この世界は純愛厨である俺には少し生きにくいかもしれない。
だが、俺の信念は変わらない。
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