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邪竜物語に首を突っ込む編
107-追い込み修行
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話し合いの結果、レンさんと外道丸さんは将軍に邪竜討伐の可能性と討伐協力の対価として日本人村の設立許可の掛け合いに行き、私達は戦闘系スキルをLv10にすることに専念するということになった。
一夜明け朝食を終えた私達は別行動を取ることにした。アリッサは露天を出さずに一気に仕上げると言っていたので、残り少ない鉄を使って魔力の泉の金属札を作り渡しておいた。
私は、修行前にスキル限界値が来ても良いようにステータス画面を出してスキルの上げ下げを設定することにした。ステータス画面のスキル名を押す度にスキル名の横に表示が現れる。[↑]は上昇のみ、[-]は上昇も下降もしない、[↓]は下降のみ、スキルが限界値で他のスキルが上がった場合このスキルが下がるようになる。
ーーーーーーーーーー
剣術Lv0.1[↓]、格闘Lv7[↑]、
無属性拳法Lv4[↑]、増強魔法Lv10[-]
魔道具技師Lv10[-]、鍛冶師Lv10[-]
採掘師Lv10[-]
筋力増加Lv1[↓]、投石Lv0.1[↓]
合計値 52.2/60
ーーーーーーーーーー
後はここに伐採師Lv1と採取師Lv1が入り格闘を治癒気功が使えるLv8止めで、無属性拳法をLv10にする予定だ。
格闘が上がりすぎないように注意しながらスキル上げをしないといけないわね。
私は手っ取り早くスキルを上げるため現状で戦える一番の強敵がいる[蜥蜴森]に行くことにした。[河童湿地]を西に行けばツマシュウがあるのだが南方には邪竜が占拠している[霊峰エリガミヨ]へと続く大森林の[蜥蜴森]が広がっている。
その森には邪竜を崇拝する妖魔の蜥蜴人たちが集落を作っている。蜥蜴人は私達の国ならリザードマンと呼ばれる種族で人の形をした蜥蜴です。今回戦うのはその蜥蜴人たちで彼らは、戦士や魔術師などの職業についており他の妖魔たちとは一線を引く強さだ。
森へと踏み込むと河童と蜥蜴人が戦闘をしているのが見えた。河童と蜥蜴人は敵対しているのでたまにあのような小規模な戦いが起こるのです。
戦況は蜥蜴人3人に対し河童は5人いたがすでに3人倒れていて数の有利も無くなっている。河童は絶望的状況だ。蜥蜴人が槍を持っているのに対し河童は小さな爪で対抗しているのでこうなるのは当然の結果だった。
私は漁夫の利を狙い争いに介入することにした。武具を使う蜥蜴人と武器をもたない河童……先に倒すのはもちろん蜥蜴人だ。
「双掌壁!」
両手のひらに作り出した壁を相手に叩きつける無属性拳法Lv4の技だ。不意打ちを食らった蜥蜴人は為す術もなく吹き飛び木の幹へと叩きつけられ光の粒子へと変わった。
「シュッルルルー!」
「シャー!」
蜥蜴人は何やら話しているようだが全くわからない。私は気にせず双掌壁で手早く殴り倒す。強いと言ってもやはり一撃……邪竜を倒すための修行なんてしなくて良いのでは?と思うが、悲しいゲーマーの性としては何が何でも強さを求めてしまう。それがゲームにはなかったスキルとなればその思いはより強くなる。
残りは河童ですね……腰が抜け地面を這いずりながらな逃げる二人の河童……自分を窮地に追い込んだ奴らが瞬殺されたのだ……ああなってしまうのも仕方がないだろう。いくらクチバシのついたカエルのような気持ち悪い見た目でもこの状態の彼らを攻撃する事は気が進まない。
「今日は蜥蜴人を倒しに来たのでしたわ!河童はどうでもいいですわ」
私は言い訳のような台詞を残し森の奥へと進んだ。
襲いかかってくる蜥蜴人を双掌壁で叩き潰していく。無属性拳法のLvがあがり5になったので次のテクニックに移行する。
無属性拳法Lv5[挟掌壁]……攻撃する相手の後ろに壁を作り出し吹っ飛ぶのを防止し攻撃の威力をすべて伝える技。
この技を簡単に説明すると鉄板で挟み込むようなものでとても威力が高いようです。
あら?これってもしかして二人で裏と表から同時に殴るトレイルの技[デュオ・イ・クロス]を一人でできるってことかしら!?私はウキウキ気分で近くにいた蜥蜴人に試すことにした。
「挟掌壁!」
蜥蜴人の頭の後ろに張り付くように半透明の壁が出現したのを確認した私は手のひらに壁を作り出し叩きつける。
殴られて吹き飛ぶはずの蜥蜴人は、パチュン!と音をたて辺りに赤を撒き散らした。
足元には言葉にしたくないような物が散らかっていた。
私は朝ごはんがお外に出たがっているのを必死で抑え込んだ。
「うぇぇ……流石にグロすぎるわ……」
私は爆発しないようにかなり手加減して挟掌壁を使いレベルを上げた。次の技はLv6[挟脚壁]だこれの威力はお察しいただきたい。威力が強い蹴りでの調節はかなり難しい……何度も汚い花火を見ることになってしまった。
吐き気に耐えながらなんとかLvを上げた。時間的にはお昼ごろなのだが食欲は完全になくなっていたのでそのまま修業を続けることにした。
Lv7[覆壁]……体の周囲を半透明の強固な壁で覆う防御技で使用中は動けなくなる。
対象がいらないのでとにかく連打してすばやく上げていく。私がこの防御テクニックを使う日は訪れるのでしょうか?
Lv8[空歩壁]……空中に足場を作りだす。
説明が簡素!しかし使ってみると納得の説明……好きなところに足場となる壁が出せるだけでした。空中にどんどん壁を出し階段状にして登ったりなが~く出して橋にしたりして遊んでいたらすぐにLvが上がってしまった。
「なんだか後半拳法でも何でもないような気がしますわ……」
そんな独り言に蜥蜴人魔術師が反応して火の玉を撃ち込んできたので、すばやく距離を詰めて、調節に慣れた挟脚壁でムギュッと始末しておいた。
Lv9[隔壁乱舞]……対象を隔壁空間に閉じ込め一方的に乱打を浴びせる。
「うーん……なんだか嫌な予感しかしませんね……」
私はそんな思いを抱えながら獲物を探していると森のなかでもひときわ大きな木が見えた。茂みに隠れながら様子をうかがうとそこには2メートル以上ある大きな蜥蜴人が骨で作られた玉座に腰掛けていた。
「あれは……蜥蜴人の王[ガブカ]だわ……」
ガブカは大きな槍の石突を地面にドスンと打ち付けると立ち上がり鼻の穴と目の間にある部分をひくひくと動かしながらあたりを見回した後に私のいる茂みをじっと見ている。そして先が2つに割れた舌をチロチロと出し入れしている。
あれ?こちらが見えているの?完全に隠れていいるはずよね……あっ!私は蛇や蜥蜴の生体を思い出した!赤外線を感じるピット器官と匂いの発生源を感じ取るヤコブソン器官がある……つまりは私の存在はバレバレでした……
「シシェエエェエエエエアアアアア!」
ガブカは私がいた場所に寸分違わず槍を突き刺した。
一歩引いていなかったらもろに食らっていましたわね!私の腕と同じぐらいの太さの槍が地面に突き刺さっているのを見て少しゾッとした。
「隠れてても仕方がありませんね!テクニックの実験台になってもらいますよ!」
体内で無属性魔力を練り込みガブカに向かって無属性拳法Lv9のテクニックを発動した。
「隔壁乱舞!」
半透明の壁で長方形状に六方を覆われたガブカは中で微動だにしなくなった。
「この状態で殴ればいいのかしら?」
私は半透明の壁を軽く殴りつけた。何の手応えもなかった殴る勢いだけが吸い込まれるようにして無くなった。不思議に思いながらも何度も殴り続けるも何の反応もなくムキになって力を込めて連打していく、どんなに強く殴っても何の変化もなかったので、いい加減に壁を維持するために魔力を半分ほど消費しているみたいなので解除することにした。技書で刷り込まれた記憶をめぐり解除方法を思い出す。
「えっと確か……[解]!」
すると角柱の中に変化が起こった。
キュ!と言う小さな音と共に角柱はかなり縮小し中身は赤一色に染まった。
半透明の壁が消えるとそこには、材料の事は考えたくない赤い液体が滴るブロックがぽとりと落ちた。やがてその塊はキラキラと光の粒子に変わった。
「封印する技が増えたわ……」
どうやら閉じ込めていた間に受けた外部からの衝撃を6面に分けて一気に放出するものだったようで完全なるオーバーキルでした……
しかしスキル上げのためには使わなくてはいけないので、逃げる蜥蜴人を隔壁で捕らえ軽めに一発殴って解除することで酷いことにはならなかったので修業を続け無事にLv10まで上げた。止めるのを忘れていた格闘スキルも10になっていた……
予想できなかったグロ祭りに、げんなりしながらも奥義習得のため生き物の気配の無くなった森を後にした。
<称号:「蜥蜴人の天敵:蜥蜴人から襲われなくなる」を獲得>
<称号:「河童の恩人:河童と友好関係状態になる」を獲得>
ーーーーーーーーーー
スキル
剣術Lv0[↓]、格闘Lv10[↓]、
無属性拳法Lv10[-]、増強魔法Lv10[-]
魔道具技師Lv10[-]、鍛冶師Lv10[-]
採掘師Lv10[-]伐採師Lv0[↑]、採取師Lv0[↑]
筋力増加Lv0[↓]、自然治癒Lv0[↓]、投石Lv0[↓]
合計値 60/60
ーーーーーーーーーー
クロービの地図
一夜明け朝食を終えた私達は別行動を取ることにした。アリッサは露天を出さずに一気に仕上げると言っていたので、残り少ない鉄を使って魔力の泉の金属札を作り渡しておいた。
私は、修行前にスキル限界値が来ても良いようにステータス画面を出してスキルの上げ下げを設定することにした。ステータス画面のスキル名を押す度にスキル名の横に表示が現れる。[↑]は上昇のみ、[-]は上昇も下降もしない、[↓]は下降のみ、スキルが限界値で他のスキルが上がった場合このスキルが下がるようになる。
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剣術Lv0.1[↓]、格闘Lv7[↑]、
無属性拳法Lv4[↑]、増強魔法Lv10[-]
魔道具技師Lv10[-]、鍛冶師Lv10[-]
採掘師Lv10[-]
筋力増加Lv1[↓]、投石Lv0.1[↓]
合計値 52.2/60
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後はここに伐採師Lv1と採取師Lv1が入り格闘を治癒気功が使えるLv8止めで、無属性拳法をLv10にする予定だ。
格闘が上がりすぎないように注意しながらスキル上げをしないといけないわね。
私は手っ取り早くスキルを上げるため現状で戦える一番の強敵がいる[蜥蜴森]に行くことにした。[河童湿地]を西に行けばツマシュウがあるのだが南方には邪竜が占拠している[霊峰エリガミヨ]へと続く大森林の[蜥蜴森]が広がっている。
その森には邪竜を崇拝する妖魔の蜥蜴人たちが集落を作っている。蜥蜴人は私達の国ならリザードマンと呼ばれる種族で人の形をした蜥蜴です。今回戦うのはその蜥蜴人たちで彼らは、戦士や魔術師などの職業についており他の妖魔たちとは一線を引く強さだ。
森へと踏み込むと河童と蜥蜴人が戦闘をしているのが見えた。河童と蜥蜴人は敵対しているのでたまにあのような小規模な戦いが起こるのです。
戦況は蜥蜴人3人に対し河童は5人いたがすでに3人倒れていて数の有利も無くなっている。河童は絶望的状況だ。蜥蜴人が槍を持っているのに対し河童は小さな爪で対抗しているのでこうなるのは当然の結果だった。
私は漁夫の利を狙い争いに介入することにした。武具を使う蜥蜴人と武器をもたない河童……先に倒すのはもちろん蜥蜴人だ。
「双掌壁!」
両手のひらに作り出した壁を相手に叩きつける無属性拳法Lv4の技だ。不意打ちを食らった蜥蜴人は為す術もなく吹き飛び木の幹へと叩きつけられ光の粒子へと変わった。
「シュッルルルー!」
「シャー!」
蜥蜴人は何やら話しているようだが全くわからない。私は気にせず双掌壁で手早く殴り倒す。強いと言ってもやはり一撃……邪竜を倒すための修行なんてしなくて良いのでは?と思うが、悲しいゲーマーの性としては何が何でも強さを求めてしまう。それがゲームにはなかったスキルとなればその思いはより強くなる。
残りは河童ですね……腰が抜け地面を這いずりながらな逃げる二人の河童……自分を窮地に追い込んだ奴らが瞬殺されたのだ……ああなってしまうのも仕方がないだろう。いくらクチバシのついたカエルのような気持ち悪い見た目でもこの状態の彼らを攻撃する事は気が進まない。
「今日は蜥蜴人を倒しに来たのでしたわ!河童はどうでもいいですわ」
私は言い訳のような台詞を残し森の奥へと進んだ。
襲いかかってくる蜥蜴人を双掌壁で叩き潰していく。無属性拳法のLvがあがり5になったので次のテクニックに移行する。
無属性拳法Lv5[挟掌壁]……攻撃する相手の後ろに壁を作り出し吹っ飛ぶのを防止し攻撃の威力をすべて伝える技。
この技を簡単に説明すると鉄板で挟み込むようなものでとても威力が高いようです。
あら?これってもしかして二人で裏と表から同時に殴るトレイルの技[デュオ・イ・クロス]を一人でできるってことかしら!?私はウキウキ気分で近くにいた蜥蜴人に試すことにした。
「挟掌壁!」
蜥蜴人の頭の後ろに張り付くように半透明の壁が出現したのを確認した私は手のひらに壁を作り出し叩きつける。
殴られて吹き飛ぶはずの蜥蜴人は、パチュン!と音をたて辺りに赤を撒き散らした。
足元には言葉にしたくないような物が散らかっていた。
私は朝ごはんがお外に出たがっているのを必死で抑え込んだ。
「うぇぇ……流石にグロすぎるわ……」
私は爆発しないようにかなり手加減して挟掌壁を使いレベルを上げた。次の技はLv6[挟脚壁]だこれの威力はお察しいただきたい。威力が強い蹴りでの調節はかなり難しい……何度も汚い花火を見ることになってしまった。
吐き気に耐えながらなんとかLvを上げた。時間的にはお昼ごろなのだが食欲は完全になくなっていたのでそのまま修業を続けることにした。
Lv7[覆壁]……体の周囲を半透明の強固な壁で覆う防御技で使用中は動けなくなる。
対象がいらないのでとにかく連打してすばやく上げていく。私がこの防御テクニックを使う日は訪れるのでしょうか?
Lv8[空歩壁]……空中に足場を作りだす。
説明が簡素!しかし使ってみると納得の説明……好きなところに足場となる壁が出せるだけでした。空中にどんどん壁を出し階段状にして登ったりなが~く出して橋にしたりして遊んでいたらすぐにLvが上がってしまった。
「なんだか後半拳法でも何でもないような気がしますわ……」
そんな独り言に蜥蜴人魔術師が反応して火の玉を撃ち込んできたので、すばやく距離を詰めて、調節に慣れた挟脚壁でムギュッと始末しておいた。
Lv9[隔壁乱舞]……対象を隔壁空間に閉じ込め一方的に乱打を浴びせる。
「うーん……なんだか嫌な予感しかしませんね……」
私はそんな思いを抱えながら獲物を探していると森のなかでもひときわ大きな木が見えた。茂みに隠れながら様子をうかがうとそこには2メートル以上ある大きな蜥蜴人が骨で作られた玉座に腰掛けていた。
「あれは……蜥蜴人の王[ガブカ]だわ……」
ガブカは大きな槍の石突を地面にドスンと打ち付けると立ち上がり鼻の穴と目の間にある部分をひくひくと動かしながらあたりを見回した後に私のいる茂みをじっと見ている。そして先が2つに割れた舌をチロチロと出し入れしている。
あれ?こちらが見えているの?完全に隠れていいるはずよね……あっ!私は蛇や蜥蜴の生体を思い出した!赤外線を感じるピット器官と匂いの発生源を感じ取るヤコブソン器官がある……つまりは私の存在はバレバレでした……
「シシェエエェエエエエアアアアア!」
ガブカは私がいた場所に寸分違わず槍を突き刺した。
一歩引いていなかったらもろに食らっていましたわね!私の腕と同じぐらいの太さの槍が地面に突き刺さっているのを見て少しゾッとした。
「隠れてても仕方がありませんね!テクニックの実験台になってもらいますよ!」
体内で無属性魔力を練り込みガブカに向かって無属性拳法Lv9のテクニックを発動した。
「隔壁乱舞!」
半透明の壁で長方形状に六方を覆われたガブカは中で微動だにしなくなった。
「この状態で殴ればいいのかしら?」
私は半透明の壁を軽く殴りつけた。何の手応えもなかった殴る勢いだけが吸い込まれるようにして無くなった。不思議に思いながらも何度も殴り続けるも何の反応もなくムキになって力を込めて連打していく、どんなに強く殴っても何の変化もなかったので、いい加減に壁を維持するために魔力を半分ほど消費しているみたいなので解除することにした。技書で刷り込まれた記憶をめぐり解除方法を思い出す。
「えっと確か……[解]!」
すると角柱の中に変化が起こった。
キュ!と言う小さな音と共に角柱はかなり縮小し中身は赤一色に染まった。
半透明の壁が消えるとそこには、材料の事は考えたくない赤い液体が滴るブロックがぽとりと落ちた。やがてその塊はキラキラと光の粒子に変わった。
「封印する技が増えたわ……」
どうやら閉じ込めていた間に受けた外部からの衝撃を6面に分けて一気に放出するものだったようで完全なるオーバーキルでした……
しかしスキル上げのためには使わなくてはいけないので、逃げる蜥蜴人を隔壁で捕らえ軽めに一発殴って解除することで酷いことにはならなかったので修業を続け無事にLv10まで上げた。止めるのを忘れていた格闘スキルも10になっていた……
予想できなかったグロ祭りに、げんなりしながらも奥義習得のため生き物の気配の無くなった森を後にした。
<称号:「蜥蜴人の天敵:蜥蜴人から襲われなくなる」を獲得>
<称号:「河童の恩人:河童と友好関係状態になる」を獲得>
ーーーーーーーーーー
スキル
剣術Lv0[↓]、格闘Lv10[↓]、
無属性拳法Lv10[-]、増強魔法Lv10[-]
魔道具技師Lv10[-]、鍛冶師Lv10[-]
採掘師Lv10[-]伐採師Lv0[↑]、採取師Lv0[↑]
筋力増加Lv0[↓]、自然治癒Lv0[↓]、投石Lv0[↓]
合計値 60/60
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