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離れた生活
実家に帰省
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「じゃあ、ミートさん。私がエリサの面倒を見るからその間に出発の準備を整えてきてくれるかな」
「わかった。エリサをお願いね」
ミートさんは出産して間もないが、僕の炎を受けある程度回復し、広間を出ていった。
「ニクス、私達はどうするの?」
ルパは僕に訊いてきた。
「僕たちも実家に帰ろうか。ガイアス兄さんとマリアさんの子供にも会って挨拶したいし」
「確かに、マリアの子供も見たい!」
「じゃあ、行こう。軽く準備をしないとね」
僕とルパ、ミアは王都で準備をする。出産祝いや正月の感謝の気持ちを伝えなければならない。その前に……。
「正月前に土地神に感謝を捧げないと! 早く早く!」
ルパは盛大に焦っていた。彼女の村は滅びる前、土地神にお供えすることが出来なかったと言う。それが原因だとよく言っている。定かではないが……。
僕たちは八時間以上掛けて鳥籠に戻り、最も近くにある火山の頂上に到着。広い噴出口から中に入る。お供え物として角ウサギの肉を置き、正月前に感謝した。
すると、三羽の角ウサギが燃え、消える。感謝の気持ちが届いたのだろう。
感謝の気持ちを伝えた後、家で数日分の宿泊準備をした。
「さっ! ニクス! 戻るよ!」
「ちょ、ちょっと休んでいかない……。さすがにずっと飛び続けるのも疲れるんだよ」
「そうだよ、ルパちゃん。ニクスさんも少しは休まないと長距離運転は危険だよ」
「むぅ……。わかった。じゃあ、休もう!」
ルパは大きな声を出し、すぐに眠った。
「はぁ……。体力お化けだな……」
「ニクスさん、休んでいきましょうよ」
ミアは両手を広げ、微笑んでいた。締め付けられていた胸もとのボタンを外し、柔らかそうな艶やかな肌を少々露出させる。
「そ、そうだなー。休んでいこうかー」
僕はミアのぱふぱふした乳に顔を当てる。それだけで癒される。結構長い間ミアに抱き着き、休憩した。
一日休んだあと、ルパとミアを先に実家に運び、そのままルークス王国付近に移動して外門を通り、王都内を走ってクワルツ兄さんの家にやって来た。
馬車で実家に行こうとすると、結構時間が掛かる。七日以上掛かるのに加え、赤子を連れたままだと危険だと思ったので、僕が運ぶことにした。王都から実家まで一時間も掛からない。エリサとミートさん、クワルツ兄さんを空を飛んで運んだ。その間は目を閉じてもらい、どうやって運んだのかは秘密にした。
「も、もう、実家についてる……。どういう魔法だ?」
クワルツ兄さんは普通ではあり得ない速度で移動したので、当たり前のように驚いていた。
「ま、まあ。気にしないで」
「そうだよ。ニクス君のおかげでエリサも実家に来れたわけだし、感謝しないと」
「そ、そうだね」
クワルツ兄さんはミートさんに言われ、頷いた。
僕達は実家の扉を叩く。
「はーい。あ、ニクス君、ミートさん、クワルツさん。え、ええ、きゃーっ! 可愛い!」
扉を開けたのは長い金髪に波が掛かっており、ふわふわしている髪型の女性だった。身長が低く、子供のようだが、全身から醸し出されている雰囲気は大人だ。
「こんにちはマリアさん。ご無沙汰してます。出産、おめでとうございます」
僕は出会い頭にマリアさんに箱を手渡した。
「え、箱……」
マリアさんは僕から箱を受け取り、パカリと開けた。
「ひゃっ!」
マリアさんは中身を見て驚いたのか、箱が吹っ飛んだ。
「あ、危ない……」
僕は箱を手に取り、もう一度渡す。
「ちょ、ニクス君。どういうつもり。これ、どう見てもオリハルコンだよ!」
「マリアさんはオリハルコンを見た覚えがありましたか?」
「虹色の光を放ち、この世の物質とは思えないほど綺麗な金属って言う噂を聞いてたから」
「なるほど。確かに言われた見たら七色に輝いているかもしれませんね」
「こ、これ、加工前のオリハルコンだから、ざっと虹硬貨一〇枚くらいするんじゃ……」
「さあ、僕はよく知りませんが、お子さんにでもあげてください。縁起が良い鉱石だと思います。きっと邪気を払ってくれますよ」
「確かに……。え、えっとありがとう。娘も喜ぶよ」
「お子さんはどちらに?」
「いま、ルパちゃんとミアちゃんが遊んでくれてるよ。って、ここじゃ、寒いでしょ。中に入って入って」
マリアさんは僕達を家の中に招き入れてくれた。
「ガイアス兄さんは今、どこにいるかわかりますか?」
「明日くらいに返ってくるはずだよ。娘が大きくなっている姿を見たらデレデレになっちゃうだろうなー」
マリアさんはずっとにこにこと笑い、ガイアス兄さんと言う言葉を聴いただけで嬉しそうだ。
僕たちは暖炉によってしっかりと暖められている広間にやって来た。
「きゃっ、きゃっ、きゃっ!」
赤色の髪が生え、顔がガイアス兄さんとマリアさんを混ぜ合わせたような赤子が小さな赤子用の布団の上で手足を動かしていた。ルパとミアが周りで見守っている。尻尾を振り、玩具代わりにしていた。
「きゃーっ! 可愛いっ!」
ミートさんは当たり前のように赤子のもとに駆けた。
マリアさんは赤子を抱き抱え、手を振らせる。
「どうもー、はじめましてー。ドロシーだよ。仲良くしてねー。えっと……」
「あ、エリサだよ。仲良くしてね、ドロシーちゃん」
ミートさんはエリサを揺らし、言う。どちらも喋れない赤子なので何を考えているかわからない無垢の表情を浮かべている。
「おおおおっ! クワルツの子かっ! よく似ている!」
赤髪が少々薄くなっている父さんはミートさんのもとに駆け寄り、赤子を見つめた。
「ただいま、父さん。元気だった?」
クワルツ兄さんは父さんと軽く抱き合い、再開を喜び合っていた。
「まあ、ぼちぼちだ。マリアさんとドロシーがいなかったら寂しすぎて死んでいたな」
「案外寂しがり屋だもんね。父さん」
僕は腕を組みながら、呟く。
「なんだ、ニクスも着ていたのか。気づかなかったぞ。いつもながら影が薄いじゃないか」
「酷いっ……」
「ははっ、嘘だ。よく帰って来たな。この流れだとルパとミアのどちらかが子を身ごもっていたりは……」
ルパとミアは顔を赤らめながら頭を横にブンブンと振るう。
「そうか。まあいい。ゆっくりして行きなさい」
父さんは椅子に座りすでに軽く飲んでいた。
「ミア、マリアさんとミートさんは赤子の面倒を見なきゃいけないし、今晩は僕たちが食事を作ろう。買い出しに行って鍋でも突こうじゃないか」
「いいですね。鍋を皆さんで食べましょう。そうと決まったら大きな鍋が必要ですね」
「肉がいっぱい入った鍋が良いっ!」
ルパはなんにでも肉を入れたがる。
「はいはい。わかったよ。今日は力が付くように肉がいっぱい入った鍋にしよう」
「はーいっ!」
ルパは手を大きく上げ、微笑んだ。
「皆、鍋で良い?」
「ああ、構わない。鍋なら白葡萄酒が合うかな」
クワルツ兄さんは顎に手を当てて言う。
「水炊きにするか、他の調味料を入れるかにもよるかもな。鍋自体ほぼした経験が無いからわからん。騎士の野営の時以来か」
父さんは腕を組み、遠い目をしながら昔を思いだしているかのように言った。
「海鮮を入れれば、風味と塩味が加わってもっと美味しくなると思いますよ」
ミートさんはすでに涎を垂らし、息を啜りながら呟いた。
「とりあえず、市場に行って素材を買って来よう。なんなら、魔石コンロも買ってくるよ」
「な、魔石コンロって、高級な魔道具じゃ……」
マリアさんはドロシーを抱きかかえながら言う。
「まあ。鍋一つ分の魔石コンロなら大金貨一枚もしないと思いますから、気にしないでください。必要なお金は出しますよ」
「はは……。ニクスが大富豪みたいなこと言っとる」
父さんは苦笑いを浮かべ、僕を見た。
「わかった。エリサをお願いね」
ミートさんは出産して間もないが、僕の炎を受けある程度回復し、広間を出ていった。
「ニクス、私達はどうするの?」
ルパは僕に訊いてきた。
「僕たちも実家に帰ろうか。ガイアス兄さんとマリアさんの子供にも会って挨拶したいし」
「確かに、マリアの子供も見たい!」
「じゃあ、行こう。軽く準備をしないとね」
僕とルパ、ミアは王都で準備をする。出産祝いや正月の感謝の気持ちを伝えなければならない。その前に……。
「正月前に土地神に感謝を捧げないと! 早く早く!」
ルパは盛大に焦っていた。彼女の村は滅びる前、土地神にお供えすることが出来なかったと言う。それが原因だとよく言っている。定かではないが……。
僕たちは八時間以上掛けて鳥籠に戻り、最も近くにある火山の頂上に到着。広い噴出口から中に入る。お供え物として角ウサギの肉を置き、正月前に感謝した。
すると、三羽の角ウサギが燃え、消える。感謝の気持ちが届いたのだろう。
感謝の気持ちを伝えた後、家で数日分の宿泊準備をした。
「さっ! ニクス! 戻るよ!」
「ちょ、ちょっと休んでいかない……。さすがにずっと飛び続けるのも疲れるんだよ」
「そうだよ、ルパちゃん。ニクスさんも少しは休まないと長距離運転は危険だよ」
「むぅ……。わかった。じゃあ、休もう!」
ルパは大きな声を出し、すぐに眠った。
「はぁ……。体力お化けだな……」
「ニクスさん、休んでいきましょうよ」
ミアは両手を広げ、微笑んでいた。締め付けられていた胸もとのボタンを外し、柔らかそうな艶やかな肌を少々露出させる。
「そ、そうだなー。休んでいこうかー」
僕はミアのぱふぱふした乳に顔を当てる。それだけで癒される。結構長い間ミアに抱き着き、休憩した。
一日休んだあと、ルパとミアを先に実家に運び、そのままルークス王国付近に移動して外門を通り、王都内を走ってクワルツ兄さんの家にやって来た。
馬車で実家に行こうとすると、結構時間が掛かる。七日以上掛かるのに加え、赤子を連れたままだと危険だと思ったので、僕が運ぶことにした。王都から実家まで一時間も掛からない。エリサとミートさん、クワルツ兄さんを空を飛んで運んだ。その間は目を閉じてもらい、どうやって運んだのかは秘密にした。
「も、もう、実家についてる……。どういう魔法だ?」
クワルツ兄さんは普通ではあり得ない速度で移動したので、当たり前のように驚いていた。
「ま、まあ。気にしないで」
「そうだよ。ニクス君のおかげでエリサも実家に来れたわけだし、感謝しないと」
「そ、そうだね」
クワルツ兄さんはミートさんに言われ、頷いた。
僕達は実家の扉を叩く。
「はーい。あ、ニクス君、ミートさん、クワルツさん。え、ええ、きゃーっ! 可愛い!」
扉を開けたのは長い金髪に波が掛かっており、ふわふわしている髪型の女性だった。身長が低く、子供のようだが、全身から醸し出されている雰囲気は大人だ。
「こんにちはマリアさん。ご無沙汰してます。出産、おめでとうございます」
僕は出会い頭にマリアさんに箱を手渡した。
「え、箱……」
マリアさんは僕から箱を受け取り、パカリと開けた。
「ひゃっ!」
マリアさんは中身を見て驚いたのか、箱が吹っ飛んだ。
「あ、危ない……」
僕は箱を手に取り、もう一度渡す。
「ちょ、ニクス君。どういうつもり。これ、どう見てもオリハルコンだよ!」
「マリアさんはオリハルコンを見た覚えがありましたか?」
「虹色の光を放ち、この世の物質とは思えないほど綺麗な金属って言う噂を聞いてたから」
「なるほど。確かに言われた見たら七色に輝いているかもしれませんね」
「こ、これ、加工前のオリハルコンだから、ざっと虹硬貨一〇枚くらいするんじゃ……」
「さあ、僕はよく知りませんが、お子さんにでもあげてください。縁起が良い鉱石だと思います。きっと邪気を払ってくれますよ」
「確かに……。え、えっとありがとう。娘も喜ぶよ」
「お子さんはどちらに?」
「いま、ルパちゃんとミアちゃんが遊んでくれてるよ。って、ここじゃ、寒いでしょ。中に入って入って」
マリアさんは僕達を家の中に招き入れてくれた。
「ガイアス兄さんは今、どこにいるかわかりますか?」
「明日くらいに返ってくるはずだよ。娘が大きくなっている姿を見たらデレデレになっちゃうだろうなー」
マリアさんはずっとにこにこと笑い、ガイアス兄さんと言う言葉を聴いただけで嬉しそうだ。
僕たちは暖炉によってしっかりと暖められている広間にやって来た。
「きゃっ、きゃっ、きゃっ!」
赤色の髪が生え、顔がガイアス兄さんとマリアさんを混ぜ合わせたような赤子が小さな赤子用の布団の上で手足を動かしていた。ルパとミアが周りで見守っている。尻尾を振り、玩具代わりにしていた。
「きゃーっ! 可愛いっ!」
ミートさんは当たり前のように赤子のもとに駆けた。
マリアさんは赤子を抱き抱え、手を振らせる。
「どうもー、はじめましてー。ドロシーだよ。仲良くしてねー。えっと……」
「あ、エリサだよ。仲良くしてね、ドロシーちゃん」
ミートさんはエリサを揺らし、言う。どちらも喋れない赤子なので何を考えているかわからない無垢の表情を浮かべている。
「おおおおっ! クワルツの子かっ! よく似ている!」
赤髪が少々薄くなっている父さんはミートさんのもとに駆け寄り、赤子を見つめた。
「ただいま、父さん。元気だった?」
クワルツ兄さんは父さんと軽く抱き合い、再開を喜び合っていた。
「まあ、ぼちぼちだ。マリアさんとドロシーがいなかったら寂しすぎて死んでいたな」
「案外寂しがり屋だもんね。父さん」
僕は腕を組みながら、呟く。
「なんだ、ニクスも着ていたのか。気づかなかったぞ。いつもながら影が薄いじゃないか」
「酷いっ……」
「ははっ、嘘だ。よく帰って来たな。この流れだとルパとミアのどちらかが子を身ごもっていたりは……」
ルパとミアは顔を赤らめながら頭を横にブンブンと振るう。
「そうか。まあいい。ゆっくりして行きなさい」
父さんは椅子に座りすでに軽く飲んでいた。
「ミア、マリアさんとミートさんは赤子の面倒を見なきゃいけないし、今晩は僕たちが食事を作ろう。買い出しに行って鍋でも突こうじゃないか」
「いいですね。鍋を皆さんで食べましょう。そうと決まったら大きな鍋が必要ですね」
「肉がいっぱい入った鍋が良いっ!」
ルパはなんにでも肉を入れたがる。
「はいはい。わかったよ。今日は力が付くように肉がいっぱい入った鍋にしよう」
「はーいっ!」
ルパは手を大きく上げ、微笑んだ。
「皆、鍋で良い?」
「ああ、構わない。鍋なら白葡萄酒が合うかな」
クワルツ兄さんは顎に手を当てて言う。
「水炊きにするか、他の調味料を入れるかにもよるかもな。鍋自体ほぼした経験が無いからわからん。騎士の野営の時以来か」
父さんは腕を組み、遠い目をしながら昔を思いだしているかのように言った。
「海鮮を入れれば、風味と塩味が加わってもっと美味しくなると思いますよ」
ミートさんはすでに涎を垂らし、息を啜りながら呟いた。
「とりあえず、市場に行って素材を買って来よう。なんなら、魔石コンロも買ってくるよ」
「な、魔石コンロって、高級な魔道具じゃ……」
マリアさんはドロシーを抱きかかえながら言う。
「まあ。鍋一つ分の魔石コンロなら大金貨一枚もしないと思いますから、気にしないでください。必要なお金は出しますよ」
「はは……。ニクスが大富豪みたいなこと言っとる」
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