ショタだらけのシェアハウス

ichiko

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第6話 博人きゅんとあぶない銭湯デート

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ギラギラと日が照りつけセミの声が大合唱する中、博人はサッカー少年団の練習を終えシェアハウスへ向かって歩いていた。
額には汗が流れ頬を伝い顎先からポタリポタリと滴となって地面に落ちる。

「あちぃー、早く帰ってシャワー浴びたい……」

博人の目の前に小さな公園が見えてきた。

「そうだ、ここで少し休んでいこう。」

博人は公園に入り木陰のベンチに座る。

「ふう……ちょっと疲れたな……。」

博人は首筋に流れる汗をタオルで拭う。

「ふぅ…あちぃ……。それにしても有紀さん美人だったな……。」

博人の脳裏に有紀の大きくて形の良いバストとサクランボのような乳首が浮かんだ。

「あ……だめだ……思い出しちゃった……」

博人の股間はむくっと膨らみを増しサテン生地の青いサカパンを押し上げる。

「うう…やべぇ……頭の中を無にするんだ……」

博人は目を閉じ心を落ち着かせようとする。しかし瞼の裏に浮かぶのは有紀の美しい裸体ばかり。

「くそっ…ダッシュで帰ろう!」

博人は勢いよく立ち上がり走り出した。

「ハァハァ…ぜいぜい……やっと帰ってきたぞ……。」

全身から汗が吹き出し息も絶え絶えに玄関を開けるとリビングの方から楽しげな笑い声が聞こえてくる。
管理人さんと勇太、和也、誠の4人がソファーに座って何かを食べているようだ。

「ただいま。」

博人が声を掛けると皆一斉に振り向く。

「おかえり博人きゅん。今日は早かったね。」

管理人さんがニコニコしながら言う。

「博人、おかえりー!うわっ!汗くせえ!」

勇太が鼻をつまみながら言った。
勇太の言葉に反応し管理人さんがスンスンと鼻を鳴らして博人の匂いを嗅ぐ。

「全然臭くないよ!博人きゅん。むしろ良い香りだよぉ!」

管理人さんが俺にしがみつきズリズリと頬ずりしてくる。

「あ、ありがとうございます……って、離れろ!このセクハラオヤジ!」

博人は管理人さんの頭を鷲掴みにして引き剥がす。

「あぁ……博人きゅんたら乱暴なんだからぁ……。」

管理人さんはわざとらしくヨタヨタとよろけてみせる。

「ちょ!博人!管理人さんに乱暴するんじゃねえ!」

勇太と和也が同時に立ち上がる。

「うるせーなー、別に暴力振るったりしてねえだろうが。」

勇太と和也は最近管理人に手懐けられてしまい、まるで忠犬のように管理人に尻尾を振っているのだ。
博人はそんな二人を冷ややかな目で見つめた。

「それよっか管理人さんシャワー借りますよ。」

博人はそう言うと風呂場へと向かった。
脱衣場で汗まみれのサッカーユニフォームを脱ぎ洗濯カゴに入れ全裸になると浴室に入る。
シャワーヘッドを手に取り温度調整するとシャワーの蛇口を開いた。

「ん?お湯が出ないな?」

博人は首を傾げながら何度もコックを捻るが水すら出てこない。

「ちっ!故障か?」

博人は舌打ちしながら大声で管理人さんを呼んだ。

「はいは~い!」

すぐに管理人さんがやってくる。

「どうしたのかな、博人きゅん。」

管理人さんの視線は博人の下半身に釘付けになっていた。

「あのシャワー出ないんすけど……。」

「ああ…博人きゅんの可愛い象さんが手で隠しきれずにこんにちはしてるよ。ハァハァ……興奮してきたよ……ハァハァ……じゅるり。」

「あんた何言ってんだよ!早く直してくれよ!」

博人は顔を真っ赤にして怒鳴った。

「はいはい、ちょっと待っててねぇ。」

管理人さんは博人に背を向けると蛇口を捻ったり配管をガンガン叩きながらブツブツ呟いている。

「あーこりゃ俺の手には負えないな……。」

「え!?じゃ、じゃあどうすればいいんですか!?」

博人は焦る。

「そうだな……修理屋に頼むしかないな……。でも今日はお風呂は諦めて明日にでも……」

「嫌です!今日入りたいんですよ!」

博人は必死に訴える。

「でもなあ……あ、そうだ!どうしてもって事ならこれから銭湯
に行くかい?」

「行きます!お願いします!」

博人の表情がパッと明るくなる。

「わかった。じゃあちょっと準備してくるから博人きゅんは着替えとかお風呂道具持って先に玄関で待っててくれるかな。」
「わかりました!」

博人はタオルを腰に巻き全裸で、自分の部屋へ駆けていった。

◆◆◆◆

「それじゃ管理人さん、お願いしますっ!」

助手席で博人は大きく頭を下げる。
普段は反抗的で生意気な博人がたまに見せる素直な態度に俺の胸がキュンとなるのを感じた。

「博人きゅんたらもう可愛すぎだよぉ……。」

俺はアクセルを踏み込み車を発進させた。
シェアハウスから車で10分程走った所にその銭湯はある。
駐車場に車を止め、俺たちは中へと入った。
平日の昼間という事もあり客はまばらだ。
受付で料金を支払うとロッカーの鍵を受け取り男と書かれた暖簾をくぐる。
脱衣所で服を脱ぐ博人きゅんを横目に見つつ、俺も裸になる。
博人きゅんの身体は細身だがしっかりと筋肉がついており、腹筋はシックスパックになっている。

「うぅむ、素晴らしい肉体美じゃないか。」

思わず感嘆の声が出てしまう。

「な、なんすか急に!」

突然声をかけられた事に驚いたのか博人きゅんはビクッと肩を上げた。

「いや、なんでもないよ。あ、俺はトイレ済ませてから行くから先に行っててくれ。」

「はい、分かりました。」

博人きゅんはペコリと会釈し浴場の方へ向かった。

(さて久々に魔法の出番だな。)

俺は魔法を使い一瞬にして透明人間になると博人きゅんの後を追った。
カランで身体を洗い流している博人きゅんの背後に忍び寄る。

(博人きゅん、この間は俺というものがいながら淫乱家庭教師とイチャイチャしてたよね?これはお仕置が必要だね。)

俺はそっと博人きゅんの背中に触れ背筋に添って指を這わせる。

「ひゃあっ!」

博人はビックリした様子で飛び跳ね後ろを振り向く。

「あ、あれ?誰もいない?」

キョロキョロと辺りを見回す博人きゅん。

(淫乱家庭教師にこの可愛い乳首触らせたんだろ?悪い子にはお仕置が必要だね!)

背後から博人きゅんの胸板に手を伸ばしツンとした突起を摘まみ上げる。

「んぁっ!」

博人きゅんは慌てて両手を口に当て声を抑える。

「んっ!んっ!」

それでも漏れ出る吐息。

(ほらほら、大きな声上げると隣のお爺ちゃんに聞こえちゃうぞ?)

俺は博人きゅんの突起を転がすように弄ぶ。

「んん~~~~~~っ!!」

博人は目を閉じ唇を噛み締め必死に快楽に耐えているようだ。

「んっ!んっ!」

しかし耐えきれず博人の口から甘い喘ぎが溢れ出す。

「あ……ダメ……そこは……。」

俺の手の動きに合わせて博人の腰が動く。
腰を覆うタオルの下の象さんがピンと垂直に鼻をもたげてタオルに小さな山を作っている。

「ふぅん!んん!」

博人きゅんの押し殺すような声と荒い呼吸音だけが響く。

(ふふ、可愛いよ博人きゅん。象さんも綺麗に洗ってあげるからね。)

俺は泡まみれの手を滑らせ博人きゅんの象さんの先端に掌を当て包み込むようにして優しく上下に動かしてあげた。

「んん!んんん!」

博人は首を左右に振りながら必死に快感から逃れようとしているようだった。

(ハァハァ……もっといじめてあげたいけど……これ以上すると魔法が解けてしまうな……。)

名残惜しかったが仕方がない……。

「あ……ん……あ……あ……。」

博人きゅんは急に立ち上がり腰を引くような姿勢で露天風呂の方へと小走りで行ってしまった。
博人きゅんの後に続き俺も露天風呂へと向かう。
露天風呂は博人きゅん一人だけだった。

「はぁはぁ……」

博人きゅんは岩場に腰掛け大きく深呼吸をしている。
博人きゅんの象さんを隠すタオルは相変わらず天に向かって反り返り、博人きゅんのオヘソにくっつきそうなくらい元気いっぱいだ。

(博人きゅん、そんな状態で大丈夫かい?もし他のお客が来たらどうするんだい?)

俺はそう思いながらもニヤケ顔を抑えられない。

「ん……。」

博人きゅんは自分のテント部分に手をあてがい、ゆっくりと撫で回し始めた。

「ん……。」
「んん……。」
「んあ……ん……ん……。有紀先生……。」

博人きゅんは淫乱家庭教師、サキュバス女の名前を呟きながら右手を激しく動かす。

(博人きゅん、けしからんぞ。こんな所であの女の名前を呼びながら一人で何やってるんだ。俺も博人きゅんのお手伝いしてあげるよ!)

俺は博人きゅんの背後に近づき、腕を回し博人きゅんの胸板の小さな突起を再び摘まみ上げた。

「あ…んふぅ!」

博人きゅんは再び身体を大きく震わせ声を上げてしまった。
博人きゅんの自身を擦り上げる手が止まる。

(こら、誰が休んでいいと言った?早く続きをしなさい。)

俺は左手で博人きゅんの乳首をクリクリと転がし自身を慰める行為を催促した。

「ん……ん…俺の身体なんか変、はぅん!」

博人きゅんは小さく喘ぎ身体をビクビクさせている。

(ほれほれ、早くしないと俺が限界になってしまうぞ?)

俺は右手で博人きゅんの突起を弄びつつ、左で博人きゅんの背中を指先でなぞった。

「あふぅん!んふぅ!」

博人きゅんの腰が前後に動き始める。

(おっ?やっとその気になったか?よし、そのまま続けろ!)

「はっ…はっ……はぁん!」

博人きゅんの息遣いが激しくなる。
懸命に上下する博人きゅんの手に重ねるようにして、俺は博人きゅんを掴み上下に動かした。

「んああ!だめぇ!」

博人きゅんは両手を口に当てて声を抑えようとする。

「はっ……はっ……もうダメ!」

博人きゅんのフィニッシュが近いようだ。
だけど俺もそろそろヤバイ。
博人きゅんの手に重ねる俺の手が実体化してきた。

(くそっ!時間切れだ!博人きゅん!)

「んああっ!」

博人きゅんの悲鳴のような喘ぎと共に俺の手にビクンビクンと脈打つような感覚が伝わってくる。
そして……。

「ハァハァ…ん?なに?この手?」

博人きゅんが後ろを振り向き俺とバッチリ目が合ってしまった。

「えっ!?管理人さん?いつの間にここに?って、なんで俺に抱きついてるだよ!てかどこ触ってんだよ!」

俺は慌てて手を離す。

(やべっ!)

「えっと管理人さん…一部始終見てたんですよね?」

博人きゅんは真っ赤になりながら恐る恐るという感じで聞いてきた。

「いや、それは……その……。」

「はぁ……まぁいいです。誠たちには絶対内緒にしてくださいよ。」

「あ、はい。もちろんです。」

「じゃあ俺先に上がりますから。」

「はーい。」

そう言って博人きゅんは露天風呂から出て行ってしまった。
俺の手にはまだ博人きゅんの温もりと弾けるような脈動が残っている。

(ハァハァ……博人きゅん最高だったぜ。また一緒に入ろうな。)

俺はしばらく湯船に浸かり余韻を楽しんだ後、風呂を出た。
脱衣場に戻ると博人きゅんは先に着替えを終えて俺を待ってくれていた。

「遅いぞ管理人さん!何やってたんだよ!」

「ごめんなさい!」

俺は謝りつつ博人きゅんの態度がいつも通りな事に安堵していた。

「まったく、ところで管理人さん!俺にあんな事したんだから焼き肉くらい奢ってもバチは当たらないよな!」

「うぐ……。」

俺は痛い所を突かれ言葉を失う。

「わかった。わかりました。お詫びとして今日はお好きなだけ食べてください。」

「おっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

博人きゅんはガッツポーズをして喜びの声を上げた。

(博人きゅん、最高だ!)

こうして俺と博人きゅんのどっきり銭湯デートは幕を閉じた。

                                           続く
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