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第5話 博人くんのドキドキ個人授業
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《今回はおっさんの出番あまりありません》
「早く15時にならないかなー!」
こんな調子で博人は朝からソワソワしていた。
「博人きゅんは何を楽しみにしてるんだい?」
俺のとなりでポテチをかじる勇太に尋ねる。
「えー?管理人さん聞いてないの?博人の親がさあ、今日から1週間博人に家庭教師を付けるって言ったらしいよ。」
「家庭教師?勉強嫌いな博人きゅんが家庭教師が来るの待ちきれなくてソワソワしてるって変じゃない?」
玄関先で落ち着きなくウロウロする博人を遠目に眺めながら俺は呟く。
「ふふ、それがさあ…すっげえ美人な女子大生のお姉さんが来てくれるらしくってさ。」
美人な女子大生だと?
「け、けしからん!!博人きゅんの貞操の危機じゃないか!!」
俺は血相を変えて立ち上がった。
「ちょ、ちょっと待ってよ!博人から管理人さんが邪魔しないようにお守りしてって俺頼まれてんだけど!?」
「ええい!知った事か!!俺は行くぞ!!」
俺は勇太に掴まれ引き止められるが強引に振りほどき玄関に向かう。
「ねえ、管理人さん…俺より博人の方が大事なの?」
背後から寂しげな声が聞こえる。
「ち、違うんだ勇太きゅん……。」
俺は振り返ると涙を浮かべた勇太の顔があった。
「じゃあ、行かないよね!?」
「いや、それは……その……うん。」
俺の返事を聞くと勇太はニッコリと笑みを見せた。
「そっか、良かった。ならアニメの続き一緒に見よ!ほら行くよ!」
「お、おい引っ張るなってば。」
俺は勇太に引きずられ居間へと戻った。
15時前にインターホンが鳴る。
「先生!待ってましたよ!今日からよろしくお願いします!」
玄関から博人の弾むような声が聞こえてきた。
「あら~、元気いっぱいね。よろしくね。博人くん。」
鈴をころがす様な綺麗な声で挨拶をする女性の声が聞こえてくる。
パタパタと二人の足音が近づきドアが開かれるとそこには美しい女性が立っていた。
長い黒髪に切れ長の目をした知的な雰囲気の女性だ。
「先生!こいつらは管理人と勇太です。」
悔しいけど美人な女性が博人の頬をツンと突いた。
「こら!博人くん。こいつらなんて言っちゃダメでしょ。」
「はーい。」
いつも反抗的で生意気な博人だが、猫なで声を出すくらいにデレているようだ。
(くそう……どうせなら俺も美人な女子大生に生まれ変わりたかったぜ。)
そんな事を考えているうちに二人は部屋に入っていった。
「管理人さん、博人の家庭教師の先生すげー美人だったね。」
「そうだね……。」
俺は勇太の言葉に適当に答えておいた。
「ああっ!そうだ…博人と家庭教師の先生にお茶とお菓子を用意しないと……。」
慌てて立ち上がろうとする俺の手を勇太が握ってきた。
「管理人さん……。」
「勇太きゅん?」
「行っちゃダメだよ……。」
「いや、でも……」
「俺と二人きりでテレビ見てようよ……。」
(くっ!勇太きゅん可愛い……。)
俺は仕方なく勇太の隣りに座ってテレビを見始めた。
◆◆◆◆
その頃博人の部屋では……。
「わぁー!男の子の部屋ってもっと散らかってると思ってたけど、意外ときっちりと片付いてるんだねー。」
博人の家庭教師、有紀はキョロキョロと見回しながら感心していた。
そんな有紀を見て博人は当然と
言わんばかりに胸を張る。
「さあ、お勉強始めましょうか。」
博人は勉強机の前に座り教科書を開く。
その横に有紀も座った。
(ふわぁ…良い匂い……。)
博人はドキドキしながらも必死に平静を装った。
「博人くんは今何年生?」
「えっと、6年生です!」
「そうなんだー。じゃあ色々と興味ある年頃だよねー。」
有紀は博人の耳元で囁きながら妖艶な視線を送る。
「う、うん。」
博人が顔を赤らめながら答える。
「さあ…この問題集解いてみて?」
「はい!」
博人は問題を解き始めるが10分もしない内に手が止まる。
「あちゃー!全然分からないや。」
「ふふふ、しょうがないなあ。ここはこうやって解くんだよ。」
有紀の手が博人の手の上に重なると博人の心臓がドクンと跳ねた。
「分かった?やってみて。」
「はい!ええと、ここをこうして、ああ、そっか……ええと、それで、ええと……あれ……ええと、ええと……ええと、ええと……ええと……え……え……?」
博人の頭から煙が上がりオーバーヒートする。
「あらあら、もうギブアップ?」
「はい……。」
有紀はクスリと笑うと立ち上がり博人に背を向けた。
「じゃあお勉強が楽しくなるようにしてあげる。」
有紀はワンピースの肩紐を外し博人の方へ振り返るとブラジャーに包まれた大きな乳房が露になった。
「え!?ちょ、ちょっと!?」
「ほらほらちゃんと見る!」
「はい!」
思わず見入ってしまう。
「それじゃ二択問題にします。」
有紀は2枚の付箋にそれぞれ違う答えを書き込むと左右の乳首に付箋を貼りつけた。
「せ、先生!そ、それは一体……?」
「どっちが正解でしょう?」
「えっ!?」
博人の目の前には二つの膨らみがある。
おっぱいの先端は残念ながら付箋で隠されている。
それでも男子小学生にとってこの光景はかなり刺激的だった。
博人は身体の中心に血液が集中していくのを感じた。
「博人くんが正解だと思う方の付箋を剥がして良いわ。だけど当てずっぽうはダメよ。しっかり考えて解いてね。」
「はい……。」
博人の頭がフル回転し始める。
「ふふ、正解なら博人君の好きにさせてあげる♡」
「な、何を?」
「あら、想像しただけでこんなに大きくなっちゃって……。」
有紀が博人の股間を指差す。
「こ、これは……その……!」
「ふふ、可愛い。だけど不正解の時は…」
有紀の右手に物差しが現れる。
「わたしのオッパイに触れる前に博人くんのエッチなお手てをこれでお仕置きしまーす。」
博人の手の甲にピタリと冷たい感触が伝わる。
「わ、分かりました!頑張ります!」
(よし!絶対に当ててやる!)
博人は目を閉じ集中すると真剣に考え始めた。
「はい!解けました!」
有紀は博人のノートに目を通す。
「ふむ……なるほど……。うんうん、良い感じね……。なるほどね……。」
そしてニヤリと笑った。
「じゃあ、正解だと思う方の付箋を剥がしても良ーよ♪」
「はい!ではこちらを……」
博人が右側の乳首に貼られた付箋に手を伸ばした時、ピシャッと音が鳴って博人の手に痛みが走った。
「痛いっ!」
「残念!不正解!考え方は悪くないんだけどねー。」
有紀は叩かれもなお執念深く有紀の乳首に触れようとする博人の手を掴んで止めた。
「さあ、次の問題行ってみようか。」
有紀は再び博人に背を向け新しい付箋を乳首に貼り付ける。
(くっそぉ……今度こそ……。)
博人は再び思考を始める。
「はい、解けました!今度はどうですか?」
再び有紀は博人の解答を確認すると豊満な乳房を博人の顔の前に突き出してきた。
「じゃあ正解だと思う方の付箋を剥がして良いわ。」
「はい!」
博人は左側の乳首に貼られた付箋に手を伸ばし…付箋に触れた。
物差しは飛んで来ない…博人はホッとした。
「やった!当たりだ!」
「正解よ…よく頑張ったわね。どうしたの?付箋を剥がさないの?」
有紀が首を傾げる。
「あ、いや、あの……えっと……本当に良いんですか?先生の…そのぉ…ち、乳首……見えちゃいますけど……?」
博人は顔を紅潮させながら有紀を見つめた。
「もちろん。だって約束したもの。さ、早く剥がしなさい。」
「はい……。」
博人の手がゆっくりと付箋に近づく。
そして付箋を剥がし有紀の綺麗なピンク色をした乳輪とツンと上向きになった可愛らしい乳首が現れた。
「あ…す、すごい……これが……女の人の……おっぱい……。先生、とても綺麗です……。」
博人は完全に興奮していた。
「あら、ありがとう。でも見るだけで良いの?博人君?」
「え!?」
「ふふ、だって正解したら博人くんの好きにさせてあげるって言ったでしょ?なのに見るだけで良いの?ねえ…」
有紀はもう片方の乳首に貼った付箋も剥がし博人の目の前に差し出した。
「ほら、見て。男の子がとっても好きな女の子のおっぱいだよ?」
「う……うぅ……先生ぇ……僕……ぼく……もう我慢できない……!」
博人は有紀の乳首を指先できゅっと摘んだ。
「あんっ♡」
有紀が甘い声を上げる。
「ああぁ……柔らかい……それにすごく良い匂いがする……。」
博人は夢中で有紀の形の良い綺麗な乳首を指先で弄り続けた。
「んふふ、博人くんったら女の子の身体はもっと優しく扱わないとダメよ?」
「ごめんなさい……。」
「ふふ、じゃあ次はわたしが問題を解くわね。」
有紀は博人から離れて机の上に座り直す。
「問題集の中から博人くんが一番難しいと思う問題を先生に出してみて?」
「は、はい……。」
博人は難しい問題を選び有紀に渡した。
「ふむふむ、なるほどねぇ……。これはちょっと難問かも……。それじゃ博人くん服を脱いでパンツ一枚になってくれるかな?」
「えっ!ここでですか!」
「そうよ。先生だって胸を出して博人くんに触らせたじゃない。お互い様でしょう?」
「う……はい。」
博人は渋々シャツとズボンと靴下を脱ぎ黒のボクサーブリーフ一枚の姿になる。
有紀の視線が博人の股間に注がれる。
「ふふ、凄いわ。おっきくなってる……。」
「せ、せんせい……。恥ずかしいからあまり見ないでください……。」
博人は自分の股間を両手で隠すように覆った。
「ふふ、可愛い。じゃあ三枚の付箋に一つは正解、残りに間違った答えを書いて私に渡してね?」
「はい……」
博人は三枚の付箋に指示通り記入し有紀に渡す。
「ありがとう…それじゃ私の前に立って頂戴。」
有紀に言われるまま博人は彼女の前に立つ。
「じゃあ三枚の付箋を博人君の身体に貼り付けるわね…んふ、どこにしようかなー♪」
有紀は楽しそうな表情を浮かべながら博人の左右の乳首に一枚ずつ貼り付け博人の顔を覗き込む。
「ねえ、残り一枚はどこが良いかしら?」
有紀は悪戯っぽく笑いかけた。
「そ、そんなこと……言えません……。」
「あら?言えないような場所に付箋を貼りたいのかしら?」
「そ、それは……」
付箋を摘まんだ有紀の指先が博人の股間に伸びてくる。
「あ……だめ……そこは……あっ……」
「ふふ、ここがいいんでしょう?」
有紀は博人のボクサーブリーフの上から膨らみをなぞるようにして付箋を貼った。
「ふふ、身体が子猫みたいにビクビク震えてるわよ?可愛い……じゃあ先生問題を解いてみるわね。」
有紀は再び机に戻り問題を解き始める。
(うう……先生の指が僕の……)
博人は悶々とした気持ちを抱えながら有紀の後ろ姿を眺めていた。
「さあ、出来た!博人くん、また私の前に来て。」
有紀の言葉に従い博人は彼女に近づく。
「ふふ、正解はこれかしら?それともこっち?」
有紀は博人の左右の乳首に貼られている付箋を指先でツンツンと突いた。
「あ……あぁ……ど、どっちかわかりませ……あんっ♡」
有紀は博人の言葉を遮り彼の右の乳首を摘んで引っ張った。
「もう、出題者が解答が分からないなんて駄目でしょ?それともこっちかな?」
有紀は博人の前にしゃがみこみ博人のボクサーブリーフに貼られた付箋にフウッと息を吹きかける。
「ひゃっ!だ、ダメです!やめてくださ……」
「ねえ?どれが正解なのぉ…?」
有紀は博人の股間に貼られている付箋に顔を近づけて囁く。
「これかなー?」
有紀の鼻先が股間の付箋にコツンと当たった。
「あふ…せ、正解……で……す……♡」
博人は有紀の顔に自分の股間を差し出すようにして腰を突き出した。
「ふふ、正解したら御褒美あるのよね?」
有紀はボクサーブリーフに貼り付いた付箋を引き剥がし、博人のボクサーブリーフの山頂部分に顔を近付ける。
「ああぁぁっ!」
博人が甘い声を上げる。
「ふぅん……これが男の子の匂いなんだ……。」
有紀はそう言うと博人の匂いが染み込んだ布地を嗅いだ。
「あ……あぅぅ……。」
「ふふ、いい香り……。」
有紀は博人のパンツに顔を埋めたまま呟き、そしてその唇を博人の性器へと移動させようとしたその時だった。
バンっ! 突然部屋の扉が開き、誠、勇太、和也そして管理人さんが倒れ込むように部屋の中に雪崩れ込み折り重なってしまった。
「きゃっ!なになに!?」
有紀は慌てて立ち上がり胸を両腕で隠しながら四人に目を向ける。
「お、お前ら何やってんだよ!」
博人が目を丸くしながら叫ぶ。
「ご、ごめん。管理人さんが博人がちゃんと勉強してるか気になるからって……。」
勇太が申し訳なさそうに頭を下げた。
「そうそう、だからこっそり盗み聞き、い、いや様子を伺おうと思って……」
「そ、そうそう、でもまさかこんなことになってるとは思わなかったけど……」
「あはははは……」
「あははははじゃないよ!みんな出てけよ!!」
博人は真っ赤になりながら叫んだ。
こうして博人は有紀との勉強会は中断され、その後しばらく俺達と口を利いてはくれなかったのであった。
続く
「早く15時にならないかなー!」
こんな調子で博人は朝からソワソワしていた。
「博人きゅんは何を楽しみにしてるんだい?」
俺のとなりでポテチをかじる勇太に尋ねる。
「えー?管理人さん聞いてないの?博人の親がさあ、今日から1週間博人に家庭教師を付けるって言ったらしいよ。」
「家庭教師?勉強嫌いな博人きゅんが家庭教師が来るの待ちきれなくてソワソワしてるって変じゃない?」
玄関先で落ち着きなくウロウロする博人を遠目に眺めながら俺は呟く。
「ふふ、それがさあ…すっげえ美人な女子大生のお姉さんが来てくれるらしくってさ。」
美人な女子大生だと?
「け、けしからん!!博人きゅんの貞操の危機じゃないか!!」
俺は血相を変えて立ち上がった。
「ちょ、ちょっと待ってよ!博人から管理人さんが邪魔しないようにお守りしてって俺頼まれてんだけど!?」
「ええい!知った事か!!俺は行くぞ!!」
俺は勇太に掴まれ引き止められるが強引に振りほどき玄関に向かう。
「ねえ、管理人さん…俺より博人の方が大事なの?」
背後から寂しげな声が聞こえる。
「ち、違うんだ勇太きゅん……。」
俺は振り返ると涙を浮かべた勇太の顔があった。
「じゃあ、行かないよね!?」
「いや、それは……その……うん。」
俺の返事を聞くと勇太はニッコリと笑みを見せた。
「そっか、良かった。ならアニメの続き一緒に見よ!ほら行くよ!」
「お、おい引っ張るなってば。」
俺は勇太に引きずられ居間へと戻った。
15時前にインターホンが鳴る。
「先生!待ってましたよ!今日からよろしくお願いします!」
玄関から博人の弾むような声が聞こえてきた。
「あら~、元気いっぱいね。よろしくね。博人くん。」
鈴をころがす様な綺麗な声で挨拶をする女性の声が聞こえてくる。
パタパタと二人の足音が近づきドアが開かれるとそこには美しい女性が立っていた。
長い黒髪に切れ長の目をした知的な雰囲気の女性だ。
「先生!こいつらは管理人と勇太です。」
悔しいけど美人な女性が博人の頬をツンと突いた。
「こら!博人くん。こいつらなんて言っちゃダメでしょ。」
「はーい。」
いつも反抗的で生意気な博人だが、猫なで声を出すくらいにデレているようだ。
(くそう……どうせなら俺も美人な女子大生に生まれ変わりたかったぜ。)
そんな事を考えているうちに二人は部屋に入っていった。
「管理人さん、博人の家庭教師の先生すげー美人だったね。」
「そうだね……。」
俺は勇太の言葉に適当に答えておいた。
「ああっ!そうだ…博人と家庭教師の先生にお茶とお菓子を用意しないと……。」
慌てて立ち上がろうとする俺の手を勇太が握ってきた。
「管理人さん……。」
「勇太きゅん?」
「行っちゃダメだよ……。」
「いや、でも……」
「俺と二人きりでテレビ見てようよ……。」
(くっ!勇太きゅん可愛い……。)
俺は仕方なく勇太の隣りに座ってテレビを見始めた。
◆◆◆◆
その頃博人の部屋では……。
「わぁー!男の子の部屋ってもっと散らかってると思ってたけど、意外ときっちりと片付いてるんだねー。」
博人の家庭教師、有紀はキョロキョロと見回しながら感心していた。
そんな有紀を見て博人は当然と
言わんばかりに胸を張る。
「さあ、お勉強始めましょうか。」
博人は勉強机の前に座り教科書を開く。
その横に有紀も座った。
(ふわぁ…良い匂い……。)
博人はドキドキしながらも必死に平静を装った。
「博人くんは今何年生?」
「えっと、6年生です!」
「そうなんだー。じゃあ色々と興味ある年頃だよねー。」
有紀は博人の耳元で囁きながら妖艶な視線を送る。
「う、うん。」
博人が顔を赤らめながら答える。
「さあ…この問題集解いてみて?」
「はい!」
博人は問題を解き始めるが10分もしない内に手が止まる。
「あちゃー!全然分からないや。」
「ふふふ、しょうがないなあ。ここはこうやって解くんだよ。」
有紀の手が博人の手の上に重なると博人の心臓がドクンと跳ねた。
「分かった?やってみて。」
「はい!ええと、ここをこうして、ああ、そっか……ええと、それで、ええと……あれ……ええと、ええと……ええと、ええと……ええと……え……え……?」
博人の頭から煙が上がりオーバーヒートする。
「あらあら、もうギブアップ?」
「はい……。」
有紀はクスリと笑うと立ち上がり博人に背を向けた。
「じゃあお勉強が楽しくなるようにしてあげる。」
有紀はワンピースの肩紐を外し博人の方へ振り返るとブラジャーに包まれた大きな乳房が露になった。
「え!?ちょ、ちょっと!?」
「ほらほらちゃんと見る!」
「はい!」
思わず見入ってしまう。
「それじゃ二択問題にします。」
有紀は2枚の付箋にそれぞれ違う答えを書き込むと左右の乳首に付箋を貼りつけた。
「せ、先生!そ、それは一体……?」
「どっちが正解でしょう?」
「えっ!?」
博人の目の前には二つの膨らみがある。
おっぱいの先端は残念ながら付箋で隠されている。
それでも男子小学生にとってこの光景はかなり刺激的だった。
博人は身体の中心に血液が集中していくのを感じた。
「博人くんが正解だと思う方の付箋を剥がして良いわ。だけど当てずっぽうはダメよ。しっかり考えて解いてね。」
「はい……。」
博人の頭がフル回転し始める。
「ふふ、正解なら博人君の好きにさせてあげる♡」
「な、何を?」
「あら、想像しただけでこんなに大きくなっちゃって……。」
有紀が博人の股間を指差す。
「こ、これは……その……!」
「ふふ、可愛い。だけど不正解の時は…」
有紀の右手に物差しが現れる。
「わたしのオッパイに触れる前に博人くんのエッチなお手てをこれでお仕置きしまーす。」
博人の手の甲にピタリと冷たい感触が伝わる。
「わ、分かりました!頑張ります!」
(よし!絶対に当ててやる!)
博人は目を閉じ集中すると真剣に考え始めた。
「はい!解けました!」
有紀は博人のノートに目を通す。
「ふむ……なるほど……。うんうん、良い感じね……。なるほどね……。」
そしてニヤリと笑った。
「じゃあ、正解だと思う方の付箋を剥がしても良ーよ♪」
「はい!ではこちらを……」
博人が右側の乳首に貼られた付箋に手を伸ばした時、ピシャッと音が鳴って博人の手に痛みが走った。
「痛いっ!」
「残念!不正解!考え方は悪くないんだけどねー。」
有紀は叩かれもなお執念深く有紀の乳首に触れようとする博人の手を掴んで止めた。
「さあ、次の問題行ってみようか。」
有紀は再び博人に背を向け新しい付箋を乳首に貼り付ける。
(くっそぉ……今度こそ……。)
博人は再び思考を始める。
「はい、解けました!今度はどうですか?」
再び有紀は博人の解答を確認すると豊満な乳房を博人の顔の前に突き出してきた。
「じゃあ正解だと思う方の付箋を剥がして良いわ。」
「はい!」
博人は左側の乳首に貼られた付箋に手を伸ばし…付箋に触れた。
物差しは飛んで来ない…博人はホッとした。
「やった!当たりだ!」
「正解よ…よく頑張ったわね。どうしたの?付箋を剥がさないの?」
有紀が首を傾げる。
「あ、いや、あの……えっと……本当に良いんですか?先生の…そのぉ…ち、乳首……見えちゃいますけど……?」
博人は顔を紅潮させながら有紀を見つめた。
「もちろん。だって約束したもの。さ、早く剥がしなさい。」
「はい……。」
博人の手がゆっくりと付箋に近づく。
そして付箋を剥がし有紀の綺麗なピンク色をした乳輪とツンと上向きになった可愛らしい乳首が現れた。
「あ…す、すごい……これが……女の人の……おっぱい……。先生、とても綺麗です……。」
博人は完全に興奮していた。
「あら、ありがとう。でも見るだけで良いの?博人君?」
「え!?」
「ふふ、だって正解したら博人くんの好きにさせてあげるって言ったでしょ?なのに見るだけで良いの?ねえ…」
有紀はもう片方の乳首に貼った付箋も剥がし博人の目の前に差し出した。
「ほら、見て。男の子がとっても好きな女の子のおっぱいだよ?」
「う……うぅ……先生ぇ……僕……ぼく……もう我慢できない……!」
博人は有紀の乳首を指先できゅっと摘んだ。
「あんっ♡」
有紀が甘い声を上げる。
「ああぁ……柔らかい……それにすごく良い匂いがする……。」
博人は夢中で有紀の形の良い綺麗な乳首を指先で弄り続けた。
「んふふ、博人くんったら女の子の身体はもっと優しく扱わないとダメよ?」
「ごめんなさい……。」
「ふふ、じゃあ次はわたしが問題を解くわね。」
有紀は博人から離れて机の上に座り直す。
「問題集の中から博人くんが一番難しいと思う問題を先生に出してみて?」
「は、はい……。」
博人は難しい問題を選び有紀に渡した。
「ふむふむ、なるほどねぇ……。これはちょっと難問かも……。それじゃ博人くん服を脱いでパンツ一枚になってくれるかな?」
「えっ!ここでですか!」
「そうよ。先生だって胸を出して博人くんに触らせたじゃない。お互い様でしょう?」
「う……はい。」
博人は渋々シャツとズボンと靴下を脱ぎ黒のボクサーブリーフ一枚の姿になる。
有紀の視線が博人の股間に注がれる。
「ふふ、凄いわ。おっきくなってる……。」
「せ、せんせい……。恥ずかしいからあまり見ないでください……。」
博人は自分の股間を両手で隠すように覆った。
「ふふ、可愛い。じゃあ三枚の付箋に一つは正解、残りに間違った答えを書いて私に渡してね?」
「はい……」
博人は三枚の付箋に指示通り記入し有紀に渡す。
「ありがとう…それじゃ私の前に立って頂戴。」
有紀に言われるまま博人は彼女の前に立つ。
「じゃあ三枚の付箋を博人君の身体に貼り付けるわね…んふ、どこにしようかなー♪」
有紀は楽しそうな表情を浮かべながら博人の左右の乳首に一枚ずつ貼り付け博人の顔を覗き込む。
「ねえ、残り一枚はどこが良いかしら?」
有紀は悪戯っぽく笑いかけた。
「そ、そんなこと……言えません……。」
「あら?言えないような場所に付箋を貼りたいのかしら?」
「そ、それは……」
付箋を摘まんだ有紀の指先が博人の股間に伸びてくる。
「あ……だめ……そこは……あっ……」
「ふふ、ここがいいんでしょう?」
有紀は博人のボクサーブリーフの上から膨らみをなぞるようにして付箋を貼った。
「ふふ、身体が子猫みたいにビクビク震えてるわよ?可愛い……じゃあ先生問題を解いてみるわね。」
有紀は再び机に戻り問題を解き始める。
(うう……先生の指が僕の……)
博人は悶々とした気持ちを抱えながら有紀の後ろ姿を眺めていた。
「さあ、出来た!博人くん、また私の前に来て。」
有紀の言葉に従い博人は彼女に近づく。
「ふふ、正解はこれかしら?それともこっち?」
有紀は博人の左右の乳首に貼られている付箋を指先でツンツンと突いた。
「あ……あぁ……ど、どっちかわかりませ……あんっ♡」
有紀は博人の言葉を遮り彼の右の乳首を摘んで引っ張った。
「もう、出題者が解答が分からないなんて駄目でしょ?それともこっちかな?」
有紀は博人の前にしゃがみこみ博人のボクサーブリーフに貼られた付箋にフウッと息を吹きかける。
「ひゃっ!だ、ダメです!やめてくださ……」
「ねえ?どれが正解なのぉ…?」
有紀は博人の股間に貼られている付箋に顔を近づけて囁く。
「これかなー?」
有紀の鼻先が股間の付箋にコツンと当たった。
「あふ…せ、正解……で……す……♡」
博人は有紀の顔に自分の股間を差し出すようにして腰を突き出した。
「ふふ、正解したら御褒美あるのよね?」
有紀はボクサーブリーフに貼り付いた付箋を引き剥がし、博人のボクサーブリーフの山頂部分に顔を近付ける。
「ああぁぁっ!」
博人が甘い声を上げる。
「ふぅん……これが男の子の匂いなんだ……。」
有紀はそう言うと博人の匂いが染み込んだ布地を嗅いだ。
「あ……あぅぅ……。」
「ふふ、いい香り……。」
有紀は博人のパンツに顔を埋めたまま呟き、そしてその唇を博人の性器へと移動させようとしたその時だった。
バンっ! 突然部屋の扉が開き、誠、勇太、和也そして管理人さんが倒れ込むように部屋の中に雪崩れ込み折り重なってしまった。
「きゃっ!なになに!?」
有紀は慌てて立ち上がり胸を両腕で隠しながら四人に目を向ける。
「お、お前ら何やってんだよ!」
博人が目を丸くしながら叫ぶ。
「ご、ごめん。管理人さんが博人がちゃんと勉強してるか気になるからって……。」
勇太が申し訳なさそうに頭を下げた。
「そうそう、だからこっそり盗み聞き、い、いや様子を伺おうと思って……」
「そ、そうそう、でもまさかこんなことになってるとは思わなかったけど……」
「あはははは……」
「あははははじゃないよ!みんな出てけよ!!」
博人は真っ赤になりながら叫んだ。
こうして博人は有紀との勉強会は中断され、その後しばらく俺達と口を利いてはくれなかったのであった。
続く
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