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作戦実行
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トンネル村と川向こう村からリーダーやまとめ役などをしていたドワーフやエルフに来てもらう。
「この場所でも洗脳されているドワーフやエルフの里があるそうです。そこに食べ物を持って行って、仲良くなってほしいんです。」
「俺達に出来る事ならなんでもする!本当に反省してるんだ……なんであんな酷い事をしてしまったんだろう……。」
「信用してもらえるなら、絶対やり遂げる!!」
皆んなやる気だ!
ただ頭と足のツルツルの2人には遠慮してもらった……。あきらかに怪しい。……まぁやったのは私だけど……。
しっかりと打ち合わせをする。
2つ隣の山から来た事にして、 最近良い畑を見つけて、食べ物も余っているから同族を助けようと探していた。まだまだあるから、また持ってくる。畑仕事に奴隷が必要だから少し貸してくれないか?と奴隷を数人づつ連れて帰ってくる。
この設定でいくことにした。
次の日、男の子の里にドワーフに行ってもらう事になった。もともと着ていた服を洗濯して着てもらった。
数人のドワーフと、オーガも奴隷として使っている事にして荷物運びをしてもらう。
男の子に道案内をしてもらい山裾まで車で行く。
食べ物を沢山詰めたリュックをそれぞれ背負って、オーガには両手に袋に入った食べ物を持ってもらう。
男の子は車で待機。見つかったら大変だ。だいたいの方向を聞いて向かってくれた。
男の子の名前はマサドン。妹には名前をつけてないそうだ。生きていけるかも分からないから名前はつけなかったとお母さんが話していたそうだ。
マサドン君が、お母さんが連れて行かれるかもしれないから助けてほしいとお願いしていた。多分、この里からも女性から魔力を奪う為に連れて行かれてる。
車に乗ったまま半日ほど待機していると帰ってきた。
奴隷だろう人もオーガに背負われている。
「どうだった?うまくいった?」
「最初は信用出来ないようだったが、俺達が果物を食べて見せると安心して一緒に食べ出した。こんなに美味い物をくれるなら奴隷も使ってくれと思ったより多く助ける事ができた。」
ドワーフのリーダーが上手くいったと報告してくれる。
マサドンのお父さんも助け出されていて会えた事に大喜びしていた。
お母さんは、何処にいるかわからず今回は無理だったようだ。
今回は、マサドンのお父さん以外そのまま車に乗って中間の村に運んでもらう。
私も一緒に行き、シェアハウスを沢山出した。
ワーガとハルー村まで行きシェアハウスも増やしておいた。
ドーガに連絡を入れていたから迎えに来てくれて家を出す場所などを考えてくれていた。
大急ぎでマサドンがいる公民館に戻る。
お父さんのワータンさんが始めて娘に出会えて、それからずっと抱っこしているそうだ。
「もぅ会えないと思ってた。マサドンにもこの子にも。本当に本当にありがとう!!」
ワータンさんがお礼を何度も言ってくれる。
マサドン君も嬉しそうだ。
ミルクの作り方とかオムツの替え方などを教えてもらう為にもぅ少し公民館で過ごしてもらう事になった。
私やドワーフやエルフのリーダー達、オーガにワータンさんにも参加してもらい会議室でこれからの事を話し合う。
食堂から手伝いに来てくれている人達特製のお弁当を食べながらの会議にした。
「まず、どんな状態だったかを今日行ったドワーフのヤマドン、報告してください。」
「ははははははい!あっあああの~ささささ」
「ヤマドンさん、落ち着いて!そんなに緊張しなくても大丈夫です。普通に話してください。」
「は、はい。えーっと、難しい事は言えないから簡単に話す。山の真ん中辺りでまぁまぁ大きな里だった。家は俺達と同じような家だ。食べ物には困ってるように見えた。俺達と同じで若い女はほとんどいなかったな。」
「他にも里や村がありそうだった?」
「そこまで聞けるほど信用してないようだった。また明日にでも行って食べ物を置いてくる。食べ終わると俺達と同じように落ち着いて話せるようになった。」
「ワータンさん、辛いでしょうが奴隷の事を教えてください。」
「わかった。俺は妻のアナナンと同じ家に住んで、マサドンが産まれても同じように一緒に住んでいた。他の奴隷も今みたいに酷い事をされる事もなく、同じような家に住んでいたしドワーフと一緒に働いていた。少しづつ様子が変わって来て、最初は奴隷を家から追い出し檻に入れるようになった。それでも俺はアナナンと一緒に暮らせていたんだ。それからドワーフは働かなくなり、人間にだけ働かせ、逆らうと叩いたり蹴ったりするようになった。その頃からドワーフの女の子達を何処かに連れて行くようになり、その子達は帰って来なかった。俺も人間だからとアナナンと引き離され、妊娠中だったからマサドンだけはアナナンと一緒にいられたが、他のドワーフとの子どもは小さくても皆んな檻に入れられていた。小さな子や人間の女は別の檻に入れられていた。」
「他の里や村の話しを聞いた事はないですか?」
「ある。隣の山にも、その隣にもいくつかの里や村があってエルフやオーガも暮らしていると聞いた事がある。」
「そうですか。ありがとうございます。その情報はとても助かります。」
「いや、正確な場所までは知らない。こんな事なら、もっと色々聞いておくんだった。他にも沢山の奴隷がいる。アナナンのように人間に味方してくれていたドワーフもいる。頼む、助けてくれ!!」
「もちろんですよ!必ず助けます!アナナンさんもきっと助け出しますから!」
「この場所でも洗脳されているドワーフやエルフの里があるそうです。そこに食べ物を持って行って、仲良くなってほしいんです。」
「俺達に出来る事ならなんでもする!本当に反省してるんだ……なんであんな酷い事をしてしまったんだろう……。」
「信用してもらえるなら、絶対やり遂げる!!」
皆んなやる気だ!
ただ頭と足のツルツルの2人には遠慮してもらった……。あきらかに怪しい。……まぁやったのは私だけど……。
しっかりと打ち合わせをする。
2つ隣の山から来た事にして、 最近良い畑を見つけて、食べ物も余っているから同族を助けようと探していた。まだまだあるから、また持ってくる。畑仕事に奴隷が必要だから少し貸してくれないか?と奴隷を数人づつ連れて帰ってくる。
この設定でいくことにした。
次の日、男の子の里にドワーフに行ってもらう事になった。もともと着ていた服を洗濯して着てもらった。
数人のドワーフと、オーガも奴隷として使っている事にして荷物運びをしてもらう。
男の子に道案内をしてもらい山裾まで車で行く。
食べ物を沢山詰めたリュックをそれぞれ背負って、オーガには両手に袋に入った食べ物を持ってもらう。
男の子は車で待機。見つかったら大変だ。だいたいの方向を聞いて向かってくれた。
男の子の名前はマサドン。妹には名前をつけてないそうだ。生きていけるかも分からないから名前はつけなかったとお母さんが話していたそうだ。
マサドン君が、お母さんが連れて行かれるかもしれないから助けてほしいとお願いしていた。多分、この里からも女性から魔力を奪う為に連れて行かれてる。
車に乗ったまま半日ほど待機していると帰ってきた。
奴隷だろう人もオーガに背負われている。
「どうだった?うまくいった?」
「最初は信用出来ないようだったが、俺達が果物を食べて見せると安心して一緒に食べ出した。こんなに美味い物をくれるなら奴隷も使ってくれと思ったより多く助ける事ができた。」
ドワーフのリーダーが上手くいったと報告してくれる。
マサドンのお父さんも助け出されていて会えた事に大喜びしていた。
お母さんは、何処にいるかわからず今回は無理だったようだ。
今回は、マサドンのお父さん以外そのまま車に乗って中間の村に運んでもらう。
私も一緒に行き、シェアハウスを沢山出した。
ワーガとハルー村まで行きシェアハウスも増やしておいた。
ドーガに連絡を入れていたから迎えに来てくれて家を出す場所などを考えてくれていた。
大急ぎでマサドンがいる公民館に戻る。
お父さんのワータンさんが始めて娘に出会えて、それからずっと抱っこしているそうだ。
「もぅ会えないと思ってた。マサドンにもこの子にも。本当に本当にありがとう!!」
ワータンさんがお礼を何度も言ってくれる。
マサドン君も嬉しそうだ。
ミルクの作り方とかオムツの替え方などを教えてもらう為にもぅ少し公民館で過ごしてもらう事になった。
私やドワーフやエルフのリーダー達、オーガにワータンさんにも参加してもらい会議室でこれからの事を話し合う。
食堂から手伝いに来てくれている人達特製のお弁当を食べながらの会議にした。
「まず、どんな状態だったかを今日行ったドワーフのヤマドン、報告してください。」
「ははははははい!あっあああの~ささささ」
「ヤマドンさん、落ち着いて!そんなに緊張しなくても大丈夫です。普通に話してください。」
「は、はい。えーっと、難しい事は言えないから簡単に話す。山の真ん中辺りでまぁまぁ大きな里だった。家は俺達と同じような家だ。食べ物には困ってるように見えた。俺達と同じで若い女はほとんどいなかったな。」
「他にも里や村がありそうだった?」
「そこまで聞けるほど信用してないようだった。また明日にでも行って食べ物を置いてくる。食べ終わると俺達と同じように落ち着いて話せるようになった。」
「ワータンさん、辛いでしょうが奴隷の事を教えてください。」
「わかった。俺は妻のアナナンと同じ家に住んで、マサドンが産まれても同じように一緒に住んでいた。他の奴隷も今みたいに酷い事をされる事もなく、同じような家に住んでいたしドワーフと一緒に働いていた。少しづつ様子が変わって来て、最初は奴隷を家から追い出し檻に入れるようになった。それでも俺はアナナンと一緒に暮らせていたんだ。それからドワーフは働かなくなり、人間にだけ働かせ、逆らうと叩いたり蹴ったりするようになった。その頃からドワーフの女の子達を何処かに連れて行くようになり、その子達は帰って来なかった。俺も人間だからとアナナンと引き離され、妊娠中だったからマサドンだけはアナナンと一緒にいられたが、他のドワーフとの子どもは小さくても皆んな檻に入れられていた。小さな子や人間の女は別の檻に入れられていた。」
「他の里や村の話しを聞いた事はないですか?」
「ある。隣の山にも、その隣にもいくつかの里や村があってエルフやオーガも暮らしていると聞いた事がある。」
「そうですか。ありがとうございます。その情報はとても助かります。」
「いや、正確な場所までは知らない。こんな事なら、もっと色々聞いておくんだった。他にも沢山の奴隷がいる。アナナンのように人間に味方してくれていたドワーフもいる。頼む、助けてくれ!!」
「もちろんですよ!必ず助けます!アナナンさんもきっと助け出しますから!」
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