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島に上陸
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くしゃみでだいたいの場所がわかったから、さらにもぅ一発撃ってやろうとしたら、ワーガに止められた。
「大丈夫、もぅ平気です。少し前から何も飛んで来なくなってる。投げる物が無くなったんじゃないか?」
えっ?そーなの??
なんとかワーガの仇を取る事しか考えてなくて、向こうからの攻撃が無くなったのに全く気付かなかった!!
「ワーガ、本当に大丈夫??薬が効いたの?」
「いや、強い毒ではなかったんだと思う。しばらく痺れたけど、もぅ平気だ。俺、行ってくる!」
「えっ!ちょっと」
もぅ行ってしまった。少しだけ砂浜があったので、そこから上陸しようとしてたら、ワーガが2人エルフを捕まえて戻ってきた。
2人のエルフは、胡椒と唐辛子で涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔になっている。
「離せーー!!グシュン、ズルゥーー……ハックション!!」
「た、助けて……ハックション、目が目がーー!!」
あ、またやり過ぎた。
真水をペットボトルで出して、目や顔を洗って、水を飲んだら少し落ち着いた。
「なんで急に、攻撃してきたんですか?」
「な、なんでって、そりゃ変な乗り物で猛スピードでこっちに来たらビックリするだろ!!」
「そーよ!だいたい急に変な粉を撒き散らかすなんて酷いじゃない!!」
「はぁ?そっちが先に毒の付いた矢で狙ってきたんでしょう??」
「……それは、だって。そんなに強い毒じゃないし、ちょっとビックリしたら帰るかなと思って……。」
「こっちは、大切な仲間が動けなくなって心配したんだから!!」
「そ、それは……ごめん。」
「悪かったわよ。でも、そっちの方が酷いじゃない!!まだ目が痛いし!!」
「……ちょっとやり過ぎちゃった。ごめんなさい。」
ワーガは、『大切な』の所を聞いてジーーンと感動しているようだ。
ゴーガとリリガは、気の毒そうにエルフの2人を見てる。
「ところで、この島にはあなた達2人だけ住んでるの?」
「いや、俺達はすごい音が近づいてきたから見張りに来たんだ。」
「他にもエルフがいるの?」
「最初は8人のエルフがこの島に流されて、そのまま住み出して今は56人で生活してる。ここの島は結構木の実もあるし、魚も獲れるから快適なんだ!」
「そっかぁ、急に来てごめんなさい。島が見えたから探険に来たんだ。住んでる人がいるなんて思わなかったから…。ビックリさせてごめんなさい。……じゃあ、帰ろうか!」
「そーですね。帰りましょう。」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ!帰るってあの陸地に帰るんだよな?」
「もちろん、そうだけど。」
「この島から出る事が出来なかったから、ここで生活していたけど、戻れるのなら戻りたい!」
「私のおばあちゃん達が波に攫われて、なんとかこの島に辿り着いて帰る方法がなくてここに住んでるけど……おばあちゃん達、ずっと帰りたいって言ってるの!」
「頼む!年寄りだけでもいいから一緒に連れて行ってくれないか?」
「いいですよ。住む所も用意できるし、全員連れて行けるよ!」
「ほっ、本当に??」
「はい。荷物とかあるなら、またここに取りに帰ってきてもいいし、今からでも行こう!ワーガ、ゴーガ、リリガ、お願い!連れて来て!!」
「分かった。」
エルフの女の子の方を道案内に連れて住んでいる所まで行ってくれる。
男の子の方は、残ってくれている。
船をもっと出そう。操縦は、ゴーガもリリガも出来るから問題ない!
大きめの船を2つ出した。これで一気に帰れる。
待つ間、話しを聞いてみる。
「ねぇ、名前は?」
「俺は、ヒュール。一緒にいたのはルール。俺の姉さんだ。」
「へぇ、兄弟なんだ。この島で産まれたの?」
「うん。この島には、時々流されてくる人がいて、少しづつ増えていったんだ。エルフだけじゃなくて、オーガやドワーフ、人間もいる。」
「そっかぁ。食べ物は足りているの?」
「空腹で倒れる事はないけど、お腹いっぱい食べられる事は少ない。」
「これ、食べて!」
バナナを出して渡す。皮を剥いて白い所を食べるんだよと言うと、パクパク食べ始めてあっという間に無くなった。
「甘くて、美味しい……。」
「もぅ一つどーぞ!」
「ありがとう!!」
しばらくすると、ワーガ達が帰ってきた。オーガも海の近くに住んでいたからか、10人ほどいて、人間や足が悪い人を背負って来てくれる。
そのまま、船まで板を渡してどんどん乗り込んでもらう。
岸に着いて、船から降りると泣いている人が多くいた。
「まさかもう一度帰って来れるとは思わなかった。」
「あぁ………懐かしい………。」
バスを2台出して、オーガの里まで帰る。
バスにビックリして、トンネルにビックリして、大きな建物にビックリして……と、カチンコチンのまま里に着く。
空いている家や、アパートなどに案内を頼み、住宅やアパートも増やしておく。
慣れたもので、また私が沢山連れて帰ってきた!と、テキパキ準備をしてくれる。お風呂に入ってもらったり、服を着替えてもらったり、何も指示しなくても大丈夫だ!
ワーガの腕に縋り付く女性のオーガがいる。ワーガが困ったような顔をして、私の所まで来た。
「ご、ご主人様!こ、これは違うんだ!!かなり前に行方不明になった幼馴染で……。」
「ワーガ!!これは誰??ご主人様って何??私は、ワーガを忘れた事無かったのに!!」
「いや、だって、ナナガがいなくなったから……」
「私達は婚約者でしょ!!誰よ、この女!!!」
「お前、失礼だろ!この方がお前達を助けてくれて、俺達もこの場所に住まわせてくれているんだ!!」
「そっ、そんなの関係ない!!」
「あのぉ、私は陽菜と言います。ワーガとは特に何もありませんので心配しなくてもいいですよ。大切な仲間ですが、今日からナナガさん?も大切な仲間です。」
「そっ、そんなーー!!ご主人様ーーーー!!!」
「ワーガ、陽菜さんって良い人ね!ありがとうございます。私はワーガの婚約者のナナガと言います。これからよろしくお願いします!」
「はい、こちらこそ!一緒に住むならアパートが良いですよ。」
「ご、ご主人様ーーーーー!!!」
ふぅ、これでワーガも私にベッタリではなくなるだろう。ちょっと寂しい気もするけど、お似合いの2人だし祝福してあげよう!!
「大丈夫、もぅ平気です。少し前から何も飛んで来なくなってる。投げる物が無くなったんじゃないか?」
えっ?そーなの??
なんとかワーガの仇を取る事しか考えてなくて、向こうからの攻撃が無くなったのに全く気付かなかった!!
「ワーガ、本当に大丈夫??薬が効いたの?」
「いや、強い毒ではなかったんだと思う。しばらく痺れたけど、もぅ平気だ。俺、行ってくる!」
「えっ!ちょっと」
もぅ行ってしまった。少しだけ砂浜があったので、そこから上陸しようとしてたら、ワーガが2人エルフを捕まえて戻ってきた。
2人のエルフは、胡椒と唐辛子で涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔になっている。
「離せーー!!グシュン、ズルゥーー……ハックション!!」
「た、助けて……ハックション、目が目がーー!!」
あ、またやり過ぎた。
真水をペットボトルで出して、目や顔を洗って、水を飲んだら少し落ち着いた。
「なんで急に、攻撃してきたんですか?」
「な、なんでって、そりゃ変な乗り物で猛スピードでこっちに来たらビックリするだろ!!」
「そーよ!だいたい急に変な粉を撒き散らかすなんて酷いじゃない!!」
「はぁ?そっちが先に毒の付いた矢で狙ってきたんでしょう??」
「……それは、だって。そんなに強い毒じゃないし、ちょっとビックリしたら帰るかなと思って……。」
「こっちは、大切な仲間が動けなくなって心配したんだから!!」
「そ、それは……ごめん。」
「悪かったわよ。でも、そっちの方が酷いじゃない!!まだ目が痛いし!!」
「……ちょっとやり過ぎちゃった。ごめんなさい。」
ワーガは、『大切な』の所を聞いてジーーンと感動しているようだ。
ゴーガとリリガは、気の毒そうにエルフの2人を見てる。
「ところで、この島にはあなた達2人だけ住んでるの?」
「いや、俺達はすごい音が近づいてきたから見張りに来たんだ。」
「他にもエルフがいるの?」
「最初は8人のエルフがこの島に流されて、そのまま住み出して今は56人で生活してる。ここの島は結構木の実もあるし、魚も獲れるから快適なんだ!」
「そっかぁ、急に来てごめんなさい。島が見えたから探険に来たんだ。住んでる人がいるなんて思わなかったから…。ビックリさせてごめんなさい。……じゃあ、帰ろうか!」
「そーですね。帰りましょう。」
「ちょっ、ちょっと待ってくれ!帰るってあの陸地に帰るんだよな?」
「もちろん、そうだけど。」
「この島から出る事が出来なかったから、ここで生活していたけど、戻れるのなら戻りたい!」
「私のおばあちゃん達が波に攫われて、なんとかこの島に辿り着いて帰る方法がなくてここに住んでるけど……おばあちゃん達、ずっと帰りたいって言ってるの!」
「頼む!年寄りだけでもいいから一緒に連れて行ってくれないか?」
「いいですよ。住む所も用意できるし、全員連れて行けるよ!」
「ほっ、本当に??」
「はい。荷物とかあるなら、またここに取りに帰ってきてもいいし、今からでも行こう!ワーガ、ゴーガ、リリガ、お願い!連れて来て!!」
「分かった。」
エルフの女の子の方を道案内に連れて住んでいる所まで行ってくれる。
男の子の方は、残ってくれている。
船をもっと出そう。操縦は、ゴーガもリリガも出来るから問題ない!
大きめの船を2つ出した。これで一気に帰れる。
待つ間、話しを聞いてみる。
「ねぇ、名前は?」
「俺は、ヒュール。一緒にいたのはルール。俺の姉さんだ。」
「へぇ、兄弟なんだ。この島で産まれたの?」
「うん。この島には、時々流されてくる人がいて、少しづつ増えていったんだ。エルフだけじゃなくて、オーガやドワーフ、人間もいる。」
「そっかぁ。食べ物は足りているの?」
「空腹で倒れる事はないけど、お腹いっぱい食べられる事は少ない。」
「これ、食べて!」
バナナを出して渡す。皮を剥いて白い所を食べるんだよと言うと、パクパク食べ始めてあっという間に無くなった。
「甘くて、美味しい……。」
「もぅ一つどーぞ!」
「ありがとう!!」
しばらくすると、ワーガ達が帰ってきた。オーガも海の近くに住んでいたからか、10人ほどいて、人間や足が悪い人を背負って来てくれる。
そのまま、船まで板を渡してどんどん乗り込んでもらう。
岸に着いて、船から降りると泣いている人が多くいた。
「まさかもう一度帰って来れるとは思わなかった。」
「あぁ………懐かしい………。」
バスを2台出して、オーガの里まで帰る。
バスにビックリして、トンネルにビックリして、大きな建物にビックリして……と、カチンコチンのまま里に着く。
空いている家や、アパートなどに案内を頼み、住宅やアパートも増やしておく。
慣れたもので、また私が沢山連れて帰ってきた!と、テキパキ準備をしてくれる。お風呂に入ってもらったり、服を着替えてもらったり、何も指示しなくても大丈夫だ!
ワーガの腕に縋り付く女性のオーガがいる。ワーガが困ったような顔をして、私の所まで来た。
「ご、ご主人様!こ、これは違うんだ!!かなり前に行方不明になった幼馴染で……。」
「ワーガ!!これは誰??ご主人様って何??私は、ワーガを忘れた事無かったのに!!」
「いや、だって、ナナガがいなくなったから……」
「私達は婚約者でしょ!!誰よ、この女!!!」
「お前、失礼だろ!この方がお前達を助けてくれて、俺達もこの場所に住まわせてくれているんだ!!」
「そっ、そんなの関係ない!!」
「あのぉ、私は陽菜と言います。ワーガとは特に何もありませんので心配しなくてもいいですよ。大切な仲間ですが、今日からナナガさん?も大切な仲間です。」
「そっ、そんなーー!!ご主人様ーーーー!!!」
「ワーガ、陽菜さんって良い人ね!ありがとうございます。私はワーガの婚約者のナナガと言います。これからよろしくお願いします!」
「はい、こちらこそ!一緒に住むならアパートが良いですよ。」
「ご、ご主人様ーーーーー!!!」
ふぅ、これでワーガも私にベッタリではなくなるだろう。ちょっと寂しい気もするけど、お似合いの2人だし祝福してあげよう!!
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