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交渉
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オーガの皆さんはフードファイターのような食べっぷりで、出しても出しても綺麗に消えていく。ハゼドンも、今度はひたすらホットケーキを焼いている。ライルさんには西瓜を半分に切ってもらう。もぅ西瓜は皮ごと食べている。ダンドンさんとルイ君には、バナナと牛乳でバナナジュースを作り続けてもらった。バナナジュースはかなりお腹に溜まるはずだ!
外が明るくなってきた頃、やっと食欲が落ち着いたようだ。
美形赤鬼ゴーガも、カレーを食べたら止まらなくなり、結局大量に食べていた。
「もぅ食べ物はありません。私達は行きますね!」
「いや、待ってくれ!俺達はオーガの若い男ばかりだ。オーガの里には女、子ども年寄りが沢山いる。食べ物をもっとくれ!」
「……いや、貴方達が全部食べてしまったんだから仕方ないでしょ?」
美形鬼達は、気まずそうにしている。
「この前嵐が来て、里がめちゃくちゃになった。魔物を捕まえようにも魔物もほとんど土と一緒に流されて死んでしまった。山の木の実も、木が折れたり倒れたりして食べる物が無くなってしまったんだ。」
ゴーガが辛そうに言う。
「それは気の毒だと思いますが、私達だって嵐で全部無くなってしまったんです。なのに、子どもに人を騙すような事をさせて、脅して食べ物を奪うなんて……許せない!」
「それは……。悪かった。」
「ごめんなさい。僕……優しくしてもらったのに……。」
「ターガは、俺に言われて嫌々やったんだ。」
一応ゴーガはターガ君を庇った。少し許す気になったが、やはり気に入らない!
「最初から、食べ物を分けてほしいと頼めば良かったんじゃないですか?事情を聞けば、私達だって食べ物を分けましたよ!」
「………。そーだな。だが、オーガは恐れられている。普通に会話をしてくれる事はない。出会ったら皆んな逃げて行くんだ。」
あっ、そーいえばダンドンさんがオーガに会ったら逃げろと教えられたと言ってたな…。
でも、あんな事してたら逃げろと言われても仕方ないと思う。
話しを聞いてダンドンさんとライルさんが
「陽菜、わしらは陽菜がいるから食べ物を分ける事ができるが、出会う前なら分けなかったぞ。」
「そうだ。自分達だけで精一杯の生活を送っていたんだ。食べ物を分けるなど考えられない事だろう。」
あぁ、そうか。ハルー村の人達も食べ物に余裕があるから優しく出来るけど、食べ物に余裕がないと心も余裕が無くなる。人から奪ってでも自分達の家族を守ろうとするかもしれない。
「分かりました。食べ物を出しましょう。」
「本当か?……ありがとう!」
美形鬼達が一斉に土下座する。うーん、ちょっとスカッとするかも。
「じゃあ里に行きましょう。」
ここから近いと言うので後をついて行くが、山の中は酷い状態だった。今にも崩れそうな所があちこちにある。
里に着いたが、ここも酷い状態だ。家らしき物が壊れて積み上げられている。
丸太を並べた所に草を集めて敷いてある。これが家代わりなんだそうだ。寝るだけで体が痛くなりそう……。
「あの、ここにこれからも住むんですか?」
「……何処に行けばいいか分からないんだ。俺達は、ドワーフやエルフのように長く生きる事はない。人間より少し長いくらいだ。力はあるが知識がない。」
「そうですか……。あの、海は近いですか?」
「海か?海ならこの山を越えて少し行くとある。」
「もしかして、塩を作ったりしてますか?」
「あぁ、塩なら海水を汲んできて作っている。」
よし、取り引きだ!
「私が、住む所をなんとかします。作った塩を分けてくれませんか?私達からは食べ物を渡します。どうでしょう?」
「本当か?それは、とても助かる。」
交渉成立だ!やった~!
早速、色々と道具を出して材料も出してハゼドンに料理を作ってもらい、ライルさんには、またまた果物係をお願いした。ダンドンさんもバナナジュース作りだ!
私とルイ君とゴーガで新しい土地探しに行く。
初めて車に乗るゴーガは、恐怖で固まっていた。
海に向かって進んでみる。谷を抜けると川幅も広くなり平な場所がしばらく続き海に出た。一部だけ砂浜になっていて、山もあり、崖になっていて下は海だ。谷を抜けた所が開けているだけで山に囲まれている。ここは入り江になっているようだ。
「ここに海水を汲みに来るの?」
「あぁ、ここまで走って帰りは樽を担いで走る。」
なんとも体力勝負な話だ。
砂浜には、この前の嵐の影響か色んなものが打ち上げられている。流木や草がほとんどだ。嵐の前は綺麗な砂浜だったらしい。そろそろ片付けに来る予定だったと教えてくれる。
谷を出た所に家を建ててもいいけど、危険な気がする。海に近いと津波の被害なんか出れば、確実に全員流される。高波くらいでは届かないくらいの距離はあるけど、何があるか分からない。今が引き潮の可能性だってある。満ちたらどこまで海水が来るか分からない。
そんな事を考えながら、周りをキョロキョロと見ている間にゴーガは砂浜のゴミを1箇所に集めている。大きな大木もヒョイと担いで避けている。すごい力だ。
ルイ君はしばらく初めての海に感動していたが、細かいゴミを拾ってお手伝いをしている。
かなり遠くに島が見える。まぁまぁ大きな島なようだ。また探検に行ってみるのも楽しそうだ。
少し考えて、試してみることにした。
外が明るくなってきた頃、やっと食欲が落ち着いたようだ。
美形赤鬼ゴーガも、カレーを食べたら止まらなくなり、結局大量に食べていた。
「もぅ食べ物はありません。私達は行きますね!」
「いや、待ってくれ!俺達はオーガの若い男ばかりだ。オーガの里には女、子ども年寄りが沢山いる。食べ物をもっとくれ!」
「……いや、貴方達が全部食べてしまったんだから仕方ないでしょ?」
美形鬼達は、気まずそうにしている。
「この前嵐が来て、里がめちゃくちゃになった。魔物を捕まえようにも魔物もほとんど土と一緒に流されて死んでしまった。山の木の実も、木が折れたり倒れたりして食べる物が無くなってしまったんだ。」
ゴーガが辛そうに言う。
「それは気の毒だと思いますが、私達だって嵐で全部無くなってしまったんです。なのに、子どもに人を騙すような事をさせて、脅して食べ物を奪うなんて……許せない!」
「それは……。悪かった。」
「ごめんなさい。僕……優しくしてもらったのに……。」
「ターガは、俺に言われて嫌々やったんだ。」
一応ゴーガはターガ君を庇った。少し許す気になったが、やはり気に入らない!
「最初から、食べ物を分けてほしいと頼めば良かったんじゃないですか?事情を聞けば、私達だって食べ物を分けましたよ!」
「………。そーだな。だが、オーガは恐れられている。普通に会話をしてくれる事はない。出会ったら皆んな逃げて行くんだ。」
あっ、そーいえばダンドンさんがオーガに会ったら逃げろと教えられたと言ってたな…。
でも、あんな事してたら逃げろと言われても仕方ないと思う。
話しを聞いてダンドンさんとライルさんが
「陽菜、わしらは陽菜がいるから食べ物を分ける事ができるが、出会う前なら分けなかったぞ。」
「そうだ。自分達だけで精一杯の生活を送っていたんだ。食べ物を分けるなど考えられない事だろう。」
あぁ、そうか。ハルー村の人達も食べ物に余裕があるから優しく出来るけど、食べ物に余裕がないと心も余裕が無くなる。人から奪ってでも自分達の家族を守ろうとするかもしれない。
「分かりました。食べ物を出しましょう。」
「本当か?……ありがとう!」
美形鬼達が一斉に土下座する。うーん、ちょっとスカッとするかも。
「じゃあ里に行きましょう。」
ここから近いと言うので後をついて行くが、山の中は酷い状態だった。今にも崩れそうな所があちこちにある。
里に着いたが、ここも酷い状態だ。家らしき物が壊れて積み上げられている。
丸太を並べた所に草を集めて敷いてある。これが家代わりなんだそうだ。寝るだけで体が痛くなりそう……。
「あの、ここにこれからも住むんですか?」
「……何処に行けばいいか分からないんだ。俺達は、ドワーフやエルフのように長く生きる事はない。人間より少し長いくらいだ。力はあるが知識がない。」
「そうですか……。あの、海は近いですか?」
「海か?海ならこの山を越えて少し行くとある。」
「もしかして、塩を作ったりしてますか?」
「あぁ、塩なら海水を汲んできて作っている。」
よし、取り引きだ!
「私が、住む所をなんとかします。作った塩を分けてくれませんか?私達からは食べ物を渡します。どうでしょう?」
「本当か?それは、とても助かる。」
交渉成立だ!やった~!
早速、色々と道具を出して材料も出してハゼドンに料理を作ってもらい、ライルさんには、またまた果物係をお願いした。ダンドンさんもバナナジュース作りだ!
私とルイ君とゴーガで新しい土地探しに行く。
初めて車に乗るゴーガは、恐怖で固まっていた。
海に向かって進んでみる。谷を抜けると川幅も広くなり平な場所がしばらく続き海に出た。一部だけ砂浜になっていて、山もあり、崖になっていて下は海だ。谷を抜けた所が開けているだけで山に囲まれている。ここは入り江になっているようだ。
「ここに海水を汲みに来るの?」
「あぁ、ここまで走って帰りは樽を担いで走る。」
なんとも体力勝負な話だ。
砂浜には、この前の嵐の影響か色んなものが打ち上げられている。流木や草がほとんどだ。嵐の前は綺麗な砂浜だったらしい。そろそろ片付けに来る予定だったと教えてくれる。
谷を出た所に家を建ててもいいけど、危険な気がする。海に近いと津波の被害なんか出れば、確実に全員流される。高波くらいでは届かないくらいの距離はあるけど、何があるか分からない。今が引き潮の可能性だってある。満ちたらどこまで海水が来るか分からない。
そんな事を考えながら、周りをキョロキョロと見ている間にゴーガは砂浜のゴミを1箇所に集めている。大きな大木もヒョイと担いで避けている。すごい力だ。
ルイ君はしばらく初めての海に感動していたが、細かいゴミを拾ってお手伝いをしている。
かなり遠くに島が見える。まぁまぁ大きな島なようだ。また探検に行ってみるのも楽しそうだ。
少し考えて、試してみることにした。
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