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火の章
第44話 高く飛ぼうとする事、イカロスの如し
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――時と所は変る。
今川義元は、右手に富士山を眺めながらのんびりと馬に揺られていた。
場所は駿河から甲斐に向かう中道往還の駿河側である。
「なあ、雪斎はん。富士が美しゅう――」
「富士など、どうでもよろしい。甲斐武田家を屠る事こそが肝要。集中されたし」
義元に馬を並べる僧形の大男が、義元の言葉を途中でぶった切った。
太源雪斎である。
「キツキツ言うなあ」
「その取って付けた京言葉、煩わし」
「かんにんしたってえ」
義元は甘えた声を出した。
数え年で十五歳になる義元にとって、太源雪斎は親代わりでもある。
義元は今川家の当主であった今川氏親の五男に生まれた。
家督争いを避ける配慮から、義元は幼くして寺に預けられる。
預けられた寺は、駿河の善得院――現代日本では臨済寺――であった。
この寺は、義元の父今川氏親が、太源雪斎を招き建立した寺院である。
幼くして親元を離れた義元は、太源雪斎を師とし、また、育ての親として良く懐いた。
「義元殿は、京都を気に入られたか?」
「ええなあ、京都。何もかも好きや。京都の女子を嫁にしたいなあ」
太源雪斎は義元を伴い何度も京都を訪れている。
自身が仏教を学んだ建仁寺や妙心寺で、義元に良質な教育を与えた。
義元は太源雪斎に懐いていたが、太源雪斎もまた義元を可愛がったのだ。
「ならば、そのようにすれば宜しい。京都のしかるべき公家より、嫁を取られよ。その為にも、京都、獲るべし」
「和尚。過程をすっ飛ばして、結果だけを論じるのはどうかと思う」
義元は普段の言葉遣いに戻し、師をたしなめる。
この武将としても優秀な師は、時として性急すぎるように、結果を求めすぎるように、義元は感じていた。
そんな義元の気持ちなどお構いなしに、太源雪斎は断ずる。
「物事は結果から考えるべし。義元殿が京都を獲らんと強く欲すれば、いずれ京都は義元殿の物となろう」
「和尚は、怖いね。その為にも、まず武田だ。策の首尾は?」
「上々」
「さすがは、わが師!」
「世辞不要」
義元の知恵袋と呼ばれた太源雪斎。
今回の甲斐武田家攻めの絵を描いたのは雪斎である。
当然ながら、策も弄する。
雪斎の策が上首尾である事を確認し、初陣の義元は内心安堵した。
そして、若者らしく次へ次へと考えを飛躍する。
「武田家の次は、我が今川家の家督相続だ。私は今川家当主になれるかな?」
「心配無用。既に手を回しており候」
義元の兄であり、今川家の当主今川氏輝は、体調を崩し、もう長くは生きられない。
今川氏輝に子は無く、近親者の誰かが今川家の跡を継ぐのだ。
その中で有力な一人が、今川良真。
義元の異母兄であり、今川家の有力者福島氏の支持を取り付けている。
「では、良真兄上よりも私の方が――」
「家中の支持を集める。問題なし」
雪斎は、義元の言葉にかぶせる。
今川義元と今川良真、雪斎の目から見れば、愛弟子の義元の方がはるかに優秀なのだ。
論じる価値も無い事である。
「しかし、彦五郎兄上がおる。筋から言えば、彦五郎兄上こそ……と言う者も家中に出て来よう?」
今川彦五郎も有力な後継候補の一人である。
今川家において次期当主候補者は、『五郎』ないし、『彦五郎』と名乗る。
現今川家当主の今川氏輝には子がない。
そこで、自分と年が近く、落ち着いた年齢の『彦五郎』を、次期当主にと今川氏輝は考えていた。
義元の兄彦五郎は、特にこれといって良い点はないが、悪い点もない。
無難な後継者として、今川家家中に受け入れられる可能性はある。
「……彦五郎殿は病を抱えておる」
「なに!? 彦五郎兄上が病!? そのような話は聞いた事もない。いやさ、つい先達て挨拶をしたばかりだが、血色も良く非常に健康そうであったぞ?」
「彦五郎殿は、病になり申す。死病にて、お亡くなりになり申す」
雪斎の低いつぶやき声を聞いた義元は、思わず声を荒げた。
雪斎の言いようは、兄彦五郎の暗殺を暗示している。
健康で顔色の良い人間が、突然死病にかかり亡くなるなど、まず、あり得ないのだ。
「和尚!」
「我が策によって、義元殿は今川家を手に入れ申す。そして、京へ上り天下を手に入れ申す」
「物事は結果から考えるべし――か?」
「左様。弟子の成長に喜びを感ずる」
義元と雪斎は目を合わす。
義元はクスリと笑うとくだけて見せた。
「いややわ。和尚は、怖い、怖い」
「とってつけた京言葉は――」
「止めにしておこう。あの先に武田家の本栖城があるからな」
「うむ。気を引き締めるべし」
今川氏輝が亡くなれば、今川家では間違いなく家督相続争いが起こる。
義元と雪斎は、家督相続争いで優位に立つ為に、武田家への侵攻を選んだ。
そして、干ばつにより不足する食糧を、甲斐から分捕る
その為に甲斐国内に調略を仕掛け、武田家よりも有利に立てたのだ。
二人は今回の甲斐侵攻が、成功すると確信していた。
今川義元と太源雪斎の後ろには、長い蛇のように今川の軍勢が続いていた。
駿河から甲斐にいたる中道往還は、現代のように舗装はされておらず、足軽たちは二列縦隊でノロノロと進む。
義元も太源雪斎も道の重要性をわかってはいたが、それはこの世界での常識の範疇に過ぎない。
この戦国時代のような異世界では、兵を移動させるのが道であり、敵が攻めて来る経路が道であった。
一方、現代日本からの転生者である武田晴信は、義元や雪斎とは違った。
現代日本人感覚の武田晴信にとって道とは、『領地の大動脈』と捉えていた。
軍の機動化、人の行き来と物流の活発化、情報伝達の高速化、それらを実現する為には、整備された道路が必要であり、現代日本に近い道路が最良であると武田晴信は肌感覚でわかっていた。
それ故、馬場信春に命じ領内の道を整備させ、道普請に資金人材を惜しむ事なく投入したのだ。
そこに何の躊躇もなかった。
間もなく、武田家と今川家の戦が始まる。
その前哨戦の一つ、軍の展開速度では、甲斐武田家――転生者武田晴信に軍配が上がった。
今川義元は、右手に富士山を眺めながらのんびりと馬に揺られていた。
場所は駿河から甲斐に向かう中道往還の駿河側である。
「なあ、雪斎はん。富士が美しゅう――」
「富士など、どうでもよろしい。甲斐武田家を屠る事こそが肝要。集中されたし」
義元に馬を並べる僧形の大男が、義元の言葉を途中でぶった切った。
太源雪斎である。
「キツキツ言うなあ」
「その取って付けた京言葉、煩わし」
「かんにんしたってえ」
義元は甘えた声を出した。
数え年で十五歳になる義元にとって、太源雪斎は親代わりでもある。
義元は今川家の当主であった今川氏親の五男に生まれた。
家督争いを避ける配慮から、義元は幼くして寺に預けられる。
預けられた寺は、駿河の善得院――現代日本では臨済寺――であった。
この寺は、義元の父今川氏親が、太源雪斎を招き建立した寺院である。
幼くして親元を離れた義元は、太源雪斎を師とし、また、育ての親として良く懐いた。
「義元殿は、京都を気に入られたか?」
「ええなあ、京都。何もかも好きや。京都の女子を嫁にしたいなあ」
太源雪斎は義元を伴い何度も京都を訪れている。
自身が仏教を学んだ建仁寺や妙心寺で、義元に良質な教育を与えた。
義元は太源雪斎に懐いていたが、太源雪斎もまた義元を可愛がったのだ。
「ならば、そのようにすれば宜しい。京都のしかるべき公家より、嫁を取られよ。その為にも、京都、獲るべし」
「和尚。過程をすっ飛ばして、結果だけを論じるのはどうかと思う」
義元は普段の言葉遣いに戻し、師をたしなめる。
この武将としても優秀な師は、時として性急すぎるように、結果を求めすぎるように、義元は感じていた。
そんな義元の気持ちなどお構いなしに、太源雪斎は断ずる。
「物事は結果から考えるべし。義元殿が京都を獲らんと強く欲すれば、いずれ京都は義元殿の物となろう」
「和尚は、怖いね。その為にも、まず武田だ。策の首尾は?」
「上々」
「さすがは、わが師!」
「世辞不要」
義元の知恵袋と呼ばれた太源雪斎。
今回の甲斐武田家攻めの絵を描いたのは雪斎である。
当然ながら、策も弄する。
雪斎の策が上首尾である事を確認し、初陣の義元は内心安堵した。
そして、若者らしく次へ次へと考えを飛躍する。
「武田家の次は、我が今川家の家督相続だ。私は今川家当主になれるかな?」
「心配無用。既に手を回しており候」
義元の兄であり、今川家の当主今川氏輝は、体調を崩し、もう長くは生きられない。
今川氏輝に子は無く、近親者の誰かが今川家の跡を継ぐのだ。
その中で有力な一人が、今川良真。
義元の異母兄であり、今川家の有力者福島氏の支持を取り付けている。
「では、良真兄上よりも私の方が――」
「家中の支持を集める。問題なし」
雪斎は、義元の言葉にかぶせる。
今川義元と今川良真、雪斎の目から見れば、愛弟子の義元の方がはるかに優秀なのだ。
論じる価値も無い事である。
「しかし、彦五郎兄上がおる。筋から言えば、彦五郎兄上こそ……と言う者も家中に出て来よう?」
今川彦五郎も有力な後継候補の一人である。
今川家において次期当主候補者は、『五郎』ないし、『彦五郎』と名乗る。
現今川家当主の今川氏輝には子がない。
そこで、自分と年が近く、落ち着いた年齢の『彦五郎』を、次期当主にと今川氏輝は考えていた。
義元の兄彦五郎は、特にこれといって良い点はないが、悪い点もない。
無難な後継者として、今川家家中に受け入れられる可能性はある。
「……彦五郎殿は病を抱えておる」
「なに!? 彦五郎兄上が病!? そのような話は聞いた事もない。いやさ、つい先達て挨拶をしたばかりだが、血色も良く非常に健康そうであったぞ?」
「彦五郎殿は、病になり申す。死病にて、お亡くなりになり申す」
雪斎の低いつぶやき声を聞いた義元は、思わず声を荒げた。
雪斎の言いようは、兄彦五郎の暗殺を暗示している。
健康で顔色の良い人間が、突然死病にかかり亡くなるなど、まず、あり得ないのだ。
「和尚!」
「我が策によって、義元殿は今川家を手に入れ申す。そして、京へ上り天下を手に入れ申す」
「物事は結果から考えるべし――か?」
「左様。弟子の成長に喜びを感ずる」
義元と雪斎は目を合わす。
義元はクスリと笑うとくだけて見せた。
「いややわ。和尚は、怖い、怖い」
「とってつけた京言葉は――」
「止めにしておこう。あの先に武田家の本栖城があるからな」
「うむ。気を引き締めるべし」
今川氏輝が亡くなれば、今川家では間違いなく家督相続争いが起こる。
義元と雪斎は、家督相続争いで優位に立つ為に、武田家への侵攻を選んだ。
そして、干ばつにより不足する食糧を、甲斐から分捕る
その為に甲斐国内に調略を仕掛け、武田家よりも有利に立てたのだ。
二人は今回の甲斐侵攻が、成功すると確信していた。
今川義元と太源雪斎の後ろには、長い蛇のように今川の軍勢が続いていた。
駿河から甲斐にいたる中道往還は、現代のように舗装はされておらず、足軽たちは二列縦隊でノロノロと進む。
義元も太源雪斎も道の重要性をわかってはいたが、それはこの世界での常識の範疇に過ぎない。
この戦国時代のような異世界では、兵を移動させるのが道であり、敵が攻めて来る経路が道であった。
一方、現代日本からの転生者である武田晴信は、義元や雪斎とは違った。
現代日本人感覚の武田晴信にとって道とは、『領地の大動脈』と捉えていた。
軍の機動化、人の行き来と物流の活発化、情報伝達の高速化、それらを実現する為には、整備された道路が必要であり、現代日本に近い道路が最良であると武田晴信は肌感覚でわかっていた。
それ故、馬場信春に命じ領内の道を整備させ、道普請に資金人材を惜しむ事なく投入したのだ。
そこに何の躊躇もなかった。
間もなく、武田家と今川家の戦が始まる。
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