43 / 92
第三章 ノエル南部に立つ!
第43話 こんな税を考えたのは誰だ!
しおりを挟む
果物採取は無事に終了した。
沢山のオレンジが採取出来た。
何より、執事のセバスチャンのスキルが覚醒し、クロスボウで活躍をした。
セバスチャンは、五頭のホーンラビットを仕留め自信をつけた。
表情や話し方も明るい雰囲気で、帰り道は笑顔だった。
開拓村の広場に馬車を停めると、村長がやって来た。
「ご領主様! ありがとうございました! それで……、税はいくらでしょうか……?」
「しばし、待て……」
しまった! 税! 税金だよ!
そんなの考えてなかった!
とりあえず村を豊かにすれば、お金が入るとボンヤリ考えていた。
だが、領民から税金を納めさせないと、村を運営できない。
俺は自分の立ち位置が、日本でいうと地方自治体の市長に近いポジションだと認識した。
俺は執事のセバスチャンを馬車の裏へ引っ張って来て、税金について尋ねた。
「税金はどうすれば良い?」
「この場合は物納でございます」
「物納?」
「はい。農作物の収穫があった場合は、収穫した農作物の何割かを領主に納めます」
なるほど!
収穫物を税として納めるから物納か!
「セバスチャン。何割くらい税を取れば良いんだ?」
「それは領主の考え次第です。他の税との兼ね合いもございます」
「他の税?」
考えてみれば、前世日本では税金を払う側だった。
貴族に転生したが、借金だらけの貧乏貴族で税収は右から左。
税について学ぶこともなかった。
俺は執事のセバスチャンに説明を求めた。
どうやら色々な税があるらしい。
例えば……
・人頭税
これはわかりやすい。
前世日本の住民税だと思えば理解しやすい。
領民一人につきいくらと徴収するらしい。
現金、または、農作物などで物納だ。
・地代
固定資産税だ。
利用する農地に掛かる税金。
現金、または、農作物などで物納。
・作物税
今回の果物採取は、この作物税あたる。
前世日本の所得税だと思えば理解出来る。
執事のセバスチャンから、ここまで税の説明を聞いて多いなと俺は感じた。
だが、まだあるらしい。
・塩税
塩にかける税金。
・砂糖税
砂糖など贅沢品にかける税金。
まあ、この辺は日本でもあった。
酒など一部の嗜好品に税金が掛かっていたので、まだ、わかる。
だが、だんだん怪しい税が増えていく。
・労役
領地の水路建設や道路工事などで、領民がタダで働く。
つまり領民働かせ放題税。
・徴兵
戦争が起った際に徴兵する。
税なので、給料は支払われない。
まあ、仕方ない側面もあるだろうが……。
働かせ放題、戦わせ放題は不味いだろう……。
・水車税
水車で小麦の粉挽きをするなど、水車を利用すると徴収される設備使用料。
水車以外の施設でも発生する。
現金、または物納。
「セバスチャン。セコくないか? 水車を使わせて領地が豊かになれば、税収が増えるだろう?」
「ええ。無料や低額で水車を使わせている領主も沢山います。一方で、領民から絞り取ろうとする、しわい領主もおります」
「うーむ……」
・通行税
関所を設けて、通行する人から現金を徴収する。
高速道路料金と考えれば、理解出来る。
しかし……。
「セバスチャン。通行税など取ったら商人や旅人の行き来が減るだろう?」
「おっしゃる通りでございます。ですので、通行税を取らない領主もおります」
「ここまで来るのに、俺たちは取られてないよな?」
「貴族からは、税を取りません。貴族は税を取る方です」
貴族は憎まれそうだな……。
・市場税
領主が市場を開き、農民が農作物を販売した場合に課せられる税金。
現金、または物納。
「セバスチャン。農作物には、一度税をかけてるよな?」
「市場に出すと、もう一度税がかかります」
「それじゃ、領地経済が活発にならないだろ?」
「難しゅうございますね」
「うーむ……」
まったく誰が税金を考えているのだろう。
領民から絞り取ることばかりを考えている。
もっと領地経済を良くしよう。
領地を豊かにして、税収を上げようという考えはないのだろうか?
次は、どんな税金だ?
・結婚税
結婚の時に納める税。
現金、または物納。
「待て! セバスチャン! 結婚は農作物の収穫ではない。物納はおかしいだろう?」
執事のセバスチャンは、言いづらそうにしている。
「その……物納でございます。農作物ではございませんが、花嫁を一晩領主に……」
「あー……」
俺は天を仰いだ。
どこのバカだ!
こんなクソみたいな税制を考えたのは!
「セバスチャン! エトワール伯爵領で、結婚税はナシだ!」
「承知いたしました」
領民が結婚したら、逆に祝い金を送りたいくらいだ。
まったく! 絞り取ることばかり考えている!
俺はプンスカと怒ったが、セバスチャンが上手くなだめてくれて、少し冷静になった。
さて、税を何割にしようか?
セバスチャンによれば、作物税は領地によってマチマチで、五割の領地もあれば、七割や八割とる領地もあるそうだ。
セバスチャンの言う通り、他の税との兼ね合いもある。
それに開拓村は、見ての通り貧しい。
そもそも税金が払えるとも思えない。
それなら……。
「セバスチャン。作物税は四割。そして、人頭税や地代は、村が軌道に乗るまでは免除。これでどうだろう?」
俺は、日本の江戸時代の税制である四公六民を参考にして、作物税四割を提案した。
俺の感覚だと、作物の半分近くを持って行かれるので嫌な感じだ。
一方で人頭税と地代を免除したので、領民の手元に税が払える物がある時に払えば良いシステムになる。
これなら受け入れられやすいのではないか?
「それに他領より税金が安ければ、領民が増えるかもしれないだろう?」
執事のセバスチャンは、驚いた顔をした。
「四割なら、かなり低い税率です。人頭税と地代を一時免除するのは、非常に温情のある措置でよろしいと存じます。領民の心をつかむのに役立つでしょうし、領民が増えるかもしれません」
「そうか!」
「しかし、四割の税収ですと、エトワール伯爵家としてやっていけません。金策はいかがなさいますか?」
執事のセバスチャンに合格点をもらえたと思ったが、税収が低すぎてやりくりできないとダメだしが来た。
俺は領地経営について考えていたことを、執事のセバスチャンに説明する。
「手始めに、領地の名産品を作って販売する。エトワール伯爵領の収入の柱は、名産品販売の利益にするつもりだ」
「なるほど。ドライフルーツでございますか?」
「他にも考えている。それで、名産品の販売で稼いでいる間に、農地を広げ、農産物の収穫を増やす。時間はかかるが、将来的には農産物の収穫と名産品の販売の二本柱にしたい」
魔の森は、農地を広げにくい。
相当な時間がかかるかもしれない。
農産物の収穫だけをあてにする一本足打法では、エトワール伯爵領は立ち行かなくなる。
だから、複数の名産品を開発して商人に売る。
名産品の生産には領民も参加させて、領民の収入を増やす。
こうして領地を富ませていこうと思う。
俺のプランを執事のセバスチャンに、身振り手振りを交えて説明すると納得してくれた。
「ノエル様が、そこまでお考えでしたら申し上げることは何もございません。作物税は四割にいたしましょう」
こうしてエトワール伯爵領の作物税は四割に決まり、俺は大量のオレンジを得た。
妹のマリーが、セッセとドライフルーツに加工した。
ちなみに以前開拓村にいた代官は、七割も作物税を取っていたらしい。
領民たちは、四割と低率の作物税に喜んでいた。
沢山のオレンジが採取出来た。
何より、執事のセバスチャンのスキルが覚醒し、クロスボウで活躍をした。
セバスチャンは、五頭のホーンラビットを仕留め自信をつけた。
表情や話し方も明るい雰囲気で、帰り道は笑顔だった。
開拓村の広場に馬車を停めると、村長がやって来た。
「ご領主様! ありがとうございました! それで……、税はいくらでしょうか……?」
「しばし、待て……」
しまった! 税! 税金だよ!
そんなの考えてなかった!
とりあえず村を豊かにすれば、お金が入るとボンヤリ考えていた。
だが、領民から税金を納めさせないと、村を運営できない。
俺は自分の立ち位置が、日本でいうと地方自治体の市長に近いポジションだと認識した。
俺は執事のセバスチャンを馬車の裏へ引っ張って来て、税金について尋ねた。
「税金はどうすれば良い?」
「この場合は物納でございます」
「物納?」
「はい。農作物の収穫があった場合は、収穫した農作物の何割かを領主に納めます」
なるほど!
収穫物を税として納めるから物納か!
「セバスチャン。何割くらい税を取れば良いんだ?」
「それは領主の考え次第です。他の税との兼ね合いもございます」
「他の税?」
考えてみれば、前世日本では税金を払う側だった。
貴族に転生したが、借金だらけの貧乏貴族で税収は右から左。
税について学ぶこともなかった。
俺は執事のセバスチャンに説明を求めた。
どうやら色々な税があるらしい。
例えば……
・人頭税
これはわかりやすい。
前世日本の住民税だと思えば理解しやすい。
領民一人につきいくらと徴収するらしい。
現金、または、農作物などで物納だ。
・地代
固定資産税だ。
利用する農地に掛かる税金。
現金、または、農作物などで物納。
・作物税
今回の果物採取は、この作物税あたる。
前世日本の所得税だと思えば理解出来る。
執事のセバスチャンから、ここまで税の説明を聞いて多いなと俺は感じた。
だが、まだあるらしい。
・塩税
塩にかける税金。
・砂糖税
砂糖など贅沢品にかける税金。
まあ、この辺は日本でもあった。
酒など一部の嗜好品に税金が掛かっていたので、まだ、わかる。
だが、だんだん怪しい税が増えていく。
・労役
領地の水路建設や道路工事などで、領民がタダで働く。
つまり領民働かせ放題税。
・徴兵
戦争が起った際に徴兵する。
税なので、給料は支払われない。
まあ、仕方ない側面もあるだろうが……。
働かせ放題、戦わせ放題は不味いだろう……。
・水車税
水車で小麦の粉挽きをするなど、水車を利用すると徴収される設備使用料。
水車以外の施設でも発生する。
現金、または物納。
「セバスチャン。セコくないか? 水車を使わせて領地が豊かになれば、税収が増えるだろう?」
「ええ。無料や低額で水車を使わせている領主も沢山います。一方で、領民から絞り取ろうとする、しわい領主もおります」
「うーむ……」
・通行税
関所を設けて、通行する人から現金を徴収する。
高速道路料金と考えれば、理解出来る。
しかし……。
「セバスチャン。通行税など取ったら商人や旅人の行き来が減るだろう?」
「おっしゃる通りでございます。ですので、通行税を取らない領主もおります」
「ここまで来るのに、俺たちは取られてないよな?」
「貴族からは、税を取りません。貴族は税を取る方です」
貴族は憎まれそうだな……。
・市場税
領主が市場を開き、農民が農作物を販売した場合に課せられる税金。
現金、または物納。
「セバスチャン。農作物には、一度税をかけてるよな?」
「市場に出すと、もう一度税がかかります」
「それじゃ、領地経済が活発にならないだろ?」
「難しゅうございますね」
「うーむ……」
まったく誰が税金を考えているのだろう。
領民から絞り取ることばかりを考えている。
もっと領地経済を良くしよう。
領地を豊かにして、税収を上げようという考えはないのだろうか?
次は、どんな税金だ?
・結婚税
結婚の時に納める税。
現金、または物納。
「待て! セバスチャン! 結婚は農作物の収穫ではない。物納はおかしいだろう?」
執事のセバスチャンは、言いづらそうにしている。
「その……物納でございます。農作物ではございませんが、花嫁を一晩領主に……」
「あー……」
俺は天を仰いだ。
どこのバカだ!
こんなクソみたいな税制を考えたのは!
「セバスチャン! エトワール伯爵領で、結婚税はナシだ!」
「承知いたしました」
領民が結婚したら、逆に祝い金を送りたいくらいだ。
まったく! 絞り取ることばかり考えている!
俺はプンスカと怒ったが、セバスチャンが上手くなだめてくれて、少し冷静になった。
さて、税を何割にしようか?
セバスチャンによれば、作物税は領地によってマチマチで、五割の領地もあれば、七割や八割とる領地もあるそうだ。
セバスチャンの言う通り、他の税との兼ね合いもある。
それに開拓村は、見ての通り貧しい。
そもそも税金が払えるとも思えない。
それなら……。
「セバスチャン。作物税は四割。そして、人頭税や地代は、村が軌道に乗るまでは免除。これでどうだろう?」
俺は、日本の江戸時代の税制である四公六民を参考にして、作物税四割を提案した。
俺の感覚だと、作物の半分近くを持って行かれるので嫌な感じだ。
一方で人頭税と地代を免除したので、領民の手元に税が払える物がある時に払えば良いシステムになる。
これなら受け入れられやすいのではないか?
「それに他領より税金が安ければ、領民が増えるかもしれないだろう?」
執事のセバスチャンは、驚いた顔をした。
「四割なら、かなり低い税率です。人頭税と地代を一時免除するのは、非常に温情のある措置でよろしいと存じます。領民の心をつかむのに役立つでしょうし、領民が増えるかもしれません」
「そうか!」
「しかし、四割の税収ですと、エトワール伯爵家としてやっていけません。金策はいかがなさいますか?」
執事のセバスチャンに合格点をもらえたと思ったが、税収が低すぎてやりくりできないとダメだしが来た。
俺は領地経営について考えていたことを、執事のセバスチャンに説明する。
「手始めに、領地の名産品を作って販売する。エトワール伯爵領の収入の柱は、名産品販売の利益にするつもりだ」
「なるほど。ドライフルーツでございますか?」
「他にも考えている。それで、名産品の販売で稼いでいる間に、農地を広げ、農産物の収穫を増やす。時間はかかるが、将来的には農産物の収穫と名産品の販売の二本柱にしたい」
魔の森は、農地を広げにくい。
相当な時間がかかるかもしれない。
農産物の収穫だけをあてにする一本足打法では、エトワール伯爵領は立ち行かなくなる。
だから、複数の名産品を開発して商人に売る。
名産品の生産には領民も参加させて、領民の収入を増やす。
こうして領地を富ませていこうと思う。
俺のプランを執事のセバスチャンに、身振り手振りを交えて説明すると納得してくれた。
「ノエル様が、そこまでお考えでしたら申し上げることは何もございません。作物税は四割にいたしましょう」
こうしてエトワール伯爵領の作物税は四割に決まり、俺は大量のオレンジを得た。
妹のマリーが、セッセとドライフルーツに加工した。
ちなみに以前開拓村にいた代官は、七割も作物税を取っていたらしい。
領民たちは、四割と低率の作物税に喜んでいた。
149
お気に入りに追加
3,633
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
追放王子の異世界開拓!~魔法と魔道具で、辺境領地でシコシコ内政します
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した王子・アンジェロは、隣国の陰謀によって追放される。しかし、その追放が、彼の真の才能を開花させた。彼は現代知識を活かして、内政で領地を発展させ、技術で戦争を制することを決意する。
アンジェロがまず手がけたのは、領地の開発だった。新しい技術を導入し、特産品を開発することで、領地の収入を飛躍的に向上させた。次にアンジェロは、現代の科学技術と異世界の魔法を組み合わせ、飛行機を開発する。飛行機の登場により、戦争は新たな局面を迎えることになった。
戦争が勃発すると、アンジェロは仲間たちと共に飛行機に乗って出撃する。追放された王子が突如参戦したことに驚嘆の声が上がる。同盟国であった隣国が裏切りピンチになるが、アンジェロの活躍によって勝利を収める。その後、陰謀の黒幕も明らかになり、アンジェロは新たな時代の幕開けを告げる。
アンジェロの歴史に残る勇姿が、異世界の人々の心に深く刻まれた。
※書籍化、コミカライズのご相談をいただけます。
成長促進と願望チートで、異世界転生スローライフ?
後藤蓮
ファンタジー
20年生きてきて不幸なことしかなかった青年は、無職となったその日に、女子高生二人を助けた代償として、トラックに轢かれて死んでしまう。
目が覚めたと思ったら、そこは知らない場所。そこでいきなり神様とか名乗る爺さんと出会い、流れで俺は異世界転生することになった。
日本で20年生きた人生は運が悪い人生だった。来世は運が良くて幸せな人生になるといいな..........。
そんな思いを胸に、神様からもらった成長促進と願望というチートスキルを持って青年は異世界転生する。
さて、新しい人生はどんな人生になるのかな?
※ 第11回ファンタジー小説大賞参加してます 。投票よろしくお願いします!
◇◇◇◇◇◇◇◇
お気に入り、感想貰えると作者がとても喜びますので、是非お願いします。
執筆スピードは、ゆるーくまったりとやっていきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇
9/3 0時 HOTランキング一位頂きました!ありがとうございます!
9/4 7時 24hランキング人気・ファンタジー部門、一位頂きました!ありがとうございます!
【完結】神様と呼ばれた医師の異世界転生物語 ~胸を張って彼女と再会するために自分磨きの旅へ!~
川原源明
ファンタジー
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる