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第三章 商業ギルドに気をつけろ!
第32話 作戦その一 教会で市場
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――翌日の昼。
教会の敷地は、威勢の良い掛け声で溢れていた。
「さあ、いらっしゃい! 大きなカボチャだよ! とれたてだよ!」
「串焼き! 串焼きだよ!」
「カゴ! ザル! いりませんか! カゴ! ザル!」
教会の敷地の中に沢山の露店があるのだ。
シスターメアリーが『広場の代わりに教会の敷地内に露店を出してオーケー!』と教会の敷地を開放したのだ。
広場で商売をしようとすると商業ギルドに金をせびられる。
しかし、教会は無料!
昨日から今日にかけて、孤児院の子供たちが町の中でセッセと声がけをした。
近隣の農家、屋台の商売人、手仕事でこさえた小物を売りたい住人が、喜んで教会の敷地に出店した。
そしてお店目当てで、サイドクリークの住人たちが教会にやって来た。
なかなかの賑わいだ。
教会の敷地内で商売をさせるのは、俺の発案だ。
商業ギルド長ヤーコフが失脚するまで、仮のマルシェが誕生。
まずは領主ルーク・コーエン子爵の悩みを一つ解消だ。
露店の周りには、木製のベンチやテーブルを運び込みフードコートスタイルになっている。
俺とソフィーもドリンクを販売して、まずまずの売れ行きだ。
俺がエールを一樽仕入れて来て、ソフィーが氷魔法『カチカチ!』を発動!
ロックアイス入りの冷えたエールを売っているのだ。
「さあ! エールいかがですか! 冷えて美味しいエールだよ! 氷が入った冷たいエールだよ!」
俺も周囲に負けじと声を張る。
エールは樽で買っているので、ジョッキ一杯の原価は銅貨五枚(五十円)になる。
大銅貨一枚のエールを氷入りで販売し、大銅貨五枚(五百円)で売る。
冷えたエールを出す店は、これまでなかったので、物珍しさと美味しさから飛ぶように売れている。
俺とソフィーで儲けは山分けにすることになっているので、俺もソフィーも笑いが止まらない。
何より無税なのが素晴らしい。
今までは移動販売車のビールが売り切れたら終売だったが、この町で作ったエールを販売すれば相当な量をかっぱじける。
昼から人が沢山いるし、住民の皆さんは昼でもエールをグビリとやるのだ。
幸い天気が良く、さんさんと陽射しが降り注いでいる。
喉が渇いたところに、冷えたエール。
鉄板だろう!
買い物客で賑わい良い雰囲気だったが、邪魔が入った。
「これはどういうことだ! 市場を開いているじゃないか!」
商業ギルド長ヤーコフと取り巻きのチンピラたちである。
ヤーコフは大声で『商業ギルドに金を払え』と怒鳴り続け、チンピラたちが周りを威嚇する。
露店の店主たちは手を止め、買い物に来た住民たちは何事かと足を止めた。
俺とヤーコフの目が合った。
ヤーコフはネッチリした目で俺をにらみながら近寄ってきた。
「オイ! ここで何をやっている!」
俺は営業スマイルを発動し、ヤーコフにニッコリと微笑む。
「精霊教徒として、他の信者の方と交流をしています」
「ふざけるな! 商売をしているだろう!」
「精霊教徒の交流です」
「商売するなら商業ギルドに金を払え!」
「商売ではありません。宗教活動の一環です」
「ダメだ! 金を払え!」
「そういったことは、シスターメアリーにお話しいただけますか?」
俺は笑顔でヤーコフの後ろを指さした。
ヤーコフが振り向くと、イイ笑顔のシスターメアリーが立っていた。
「シスターメアリー! 宿の経営だけでは飽き足らず市場まで開くとは! 商業ギルドにケンカを売っているのか!」
ヤーコフはシスターメアリーに凄むが、シスターメアリーは黒い笑顔を浮かべ微動だにしない。
「あら! 信者同士で物資を融通しているだけですわ! 信者の交流ですよ?」
「ふざけるな! そんな言い訳に、私が納得すると思っているのか!」
「あなたが納得しようがしまいが、私と精霊様と精霊教会には関係ありません!」
「貴様……! こうなったら実力行使だ! オイ! オマエら! 店を打ち壊せ! 商売できなくしてやれ!」
ヤーコフがチンピラたちに命令し、強硬手段に打って出た。
だが、シスターメアリーは笑顔を崩さないし、俺も動かない。
これは想定していた事態なのだ。
露店を破壊しようとしたチンピラの腕を、二回り太い腕がつかんだ。
「オイ! 何やってんだ! ここで乱暴なことをするんじゃねえ!」
冒険者の強面ガイウスである。
世紀末、反社、顔面凶器、敵に回すと怖いが、味方になるとこんなにも頼もしい。
ガイウスとガイウスの冒険者パーティー『豪腕』の面々が、ヤーコフたちと露店の間に立ち塞がった。
ヤーコフがガイウスの胸を突く。
「貴様! そこをどけ!」
「ダメだ! 俺たちは教会の警備を請け負っている。文句があるなら相手になるぞ!」
「なに? 教会の警備だと?」
「そうだ。乱暴は許さんぞ!」
「チッ!」
ヤーコフが腕を組み舌打ちをする。
だが、目は嫌な感じでギラギラしていて、まだ諦めていないとわかる。
「オイ! 貴様! 教会からいくらもらった? 私が倍だそう! こっちに付け!」
ヤーコフはガイウスたちを買収し寝返らせようとした。
だが、ガイウスは表情一つ変えずに淡々と返事をする。
「ダメだ。教会の警備は、領主が冒険者ギルドへ正式に出した依頼だ」
ヤーコフが初めて動揺した。
目を大きく開き裏返った声を出す。
「領主の依頼だと!? 嘘をつけ!」
「本当だ。教会を三つの冒険者パーティーが交代で一日中警備している。不届きな者が近づかないようにな! アンタは不届き者か?」
「嘘だ! 嘘だ!」
ヤーコフはわめきちらすが、嘘ではない。
昨日、領主ルーク・コーエン子爵に俺が発案したのだ。
『教会内で市場を開く。表向きは精霊教徒の交流とする。商業ギルド長ヤーコフが邪魔をしに来るだろうから、冒険者を警備につける』
領主、冒険者ギルド、教会の三つの勢力が、商業ギルドに対抗することになる。
ヤーコフも分の悪さを理解したのだろう。
さあ、トドメと行きますか……。
それまで騒ぎに背中を向けて、静かに座って酒を飲んでいた人物がスーッと立ち上がった。
領主ルーク・コーエン子爵だ。
コーエン子爵は、ヤーコフの後ろから近づきポンと肩を叩いた。
「やあ、ヤーコフ。僕が警備の依頼を出したけど、何か問題なの?」
「ご……ご領主様!?」
ヤーコフはまさか領主のコーエン子爵がいるとは思わなかったのだろう。
目を白黒させている。
「な、なんで領主が教会の警備を?」
「教会を保護するのは領主の務めだからね。王都でもそうでしょう?」
「いや……お待ち下さい! 見ての通り、ここで市場が開かれています! これは商業ギルドの権益を侵す敵対行為です! 領主様からも教会へ抗議して下さい!」
「信者同士の交流でしょう? さっきシスターメアリーが言ったよね?」
「しかしですね!」
「それよりさ。ヤーコフは、露店を打ち壊そうとしたでしょう?」
「いえ。そのようなことは……」
「僕は聞いていたよ。乱暴なことは止めて欲しいんだよね。わかった?」
「はい……」
ヤーコフがうなだれると同時に拍手と歓声が湧き上がった。
一連のやり取りを見ていたサイドクリークの住人たちだ。
「そうだよ! 乱暴は止めろ!」
「だいたい、商業ギルドがあちこち口を出し過ぎなんだよ!」
「帰れよ!」
「「「「「帰れ! 帰れ!」」」」」
帰れコールにヤーコフとチンピラたちは居心地悪そうな顔をした。
ヤーコフは、サイドクリークの住民も敵に回したのだ。
商業を生業とする者としては最悪だ。
そしてついにヤーコフがきびすを返した。
「クソッ! 覚えてろ!」
ヤーコフは陳腐な捨て台詞を吐いて去って行った。
俺は領主ルーク・コーエン子爵に近づき頭を下げる。
「ありがとうございます。コーエン子爵のおかげでバッチリでした!」
「礼を言うのはこちらの方だよ。リョージ君の作戦通りに上手くいったね。住民たちは買い物できて喜んでいるし、露店を出した人たちもお金になって万々歳だね」
「コーエン子爵が、私の案を採用して下さったからです」
「うんうん、ありがとうね。王都の商業ギルド本部に報告しておくよ。『ヤーコフが露店を壊そうとしていた』ってね」
「よろしくお願いします。では、続いて作戦その二を?」
「うん。お願いね」
俺は領主ルーク・コーエン子爵の了解を得て、次の作戦に着手する。
教会の敷地は、威勢の良い掛け声で溢れていた。
「さあ、いらっしゃい! 大きなカボチャだよ! とれたてだよ!」
「串焼き! 串焼きだよ!」
「カゴ! ザル! いりませんか! カゴ! ザル!」
教会の敷地の中に沢山の露店があるのだ。
シスターメアリーが『広場の代わりに教会の敷地内に露店を出してオーケー!』と教会の敷地を開放したのだ。
広場で商売をしようとすると商業ギルドに金をせびられる。
しかし、教会は無料!
昨日から今日にかけて、孤児院の子供たちが町の中でセッセと声がけをした。
近隣の農家、屋台の商売人、手仕事でこさえた小物を売りたい住人が、喜んで教会の敷地に出店した。
そしてお店目当てで、サイドクリークの住人たちが教会にやって来た。
なかなかの賑わいだ。
教会の敷地内で商売をさせるのは、俺の発案だ。
商業ギルド長ヤーコフが失脚するまで、仮のマルシェが誕生。
まずは領主ルーク・コーエン子爵の悩みを一つ解消だ。
露店の周りには、木製のベンチやテーブルを運び込みフードコートスタイルになっている。
俺とソフィーもドリンクを販売して、まずまずの売れ行きだ。
俺がエールを一樽仕入れて来て、ソフィーが氷魔法『カチカチ!』を発動!
ロックアイス入りの冷えたエールを売っているのだ。
「さあ! エールいかがですか! 冷えて美味しいエールだよ! 氷が入った冷たいエールだよ!」
俺も周囲に負けじと声を張る。
エールは樽で買っているので、ジョッキ一杯の原価は銅貨五枚(五十円)になる。
大銅貨一枚のエールを氷入りで販売し、大銅貨五枚(五百円)で売る。
冷えたエールを出す店は、これまでなかったので、物珍しさと美味しさから飛ぶように売れている。
俺とソフィーで儲けは山分けにすることになっているので、俺もソフィーも笑いが止まらない。
何より無税なのが素晴らしい。
今までは移動販売車のビールが売り切れたら終売だったが、この町で作ったエールを販売すれば相当な量をかっぱじける。
昼から人が沢山いるし、住民の皆さんは昼でもエールをグビリとやるのだ。
幸い天気が良く、さんさんと陽射しが降り注いでいる。
喉が渇いたところに、冷えたエール。
鉄板だろう!
買い物客で賑わい良い雰囲気だったが、邪魔が入った。
「これはどういうことだ! 市場を開いているじゃないか!」
商業ギルド長ヤーコフと取り巻きのチンピラたちである。
ヤーコフは大声で『商業ギルドに金を払え』と怒鳴り続け、チンピラたちが周りを威嚇する。
露店の店主たちは手を止め、買い物に来た住民たちは何事かと足を止めた。
俺とヤーコフの目が合った。
ヤーコフはネッチリした目で俺をにらみながら近寄ってきた。
「オイ! ここで何をやっている!」
俺は営業スマイルを発動し、ヤーコフにニッコリと微笑む。
「精霊教徒として、他の信者の方と交流をしています」
「ふざけるな! 商売をしているだろう!」
「精霊教徒の交流です」
「商売するなら商業ギルドに金を払え!」
「商売ではありません。宗教活動の一環です」
「ダメだ! 金を払え!」
「そういったことは、シスターメアリーにお話しいただけますか?」
俺は笑顔でヤーコフの後ろを指さした。
ヤーコフが振り向くと、イイ笑顔のシスターメアリーが立っていた。
「シスターメアリー! 宿の経営だけでは飽き足らず市場まで開くとは! 商業ギルドにケンカを売っているのか!」
ヤーコフはシスターメアリーに凄むが、シスターメアリーは黒い笑顔を浮かべ微動だにしない。
「あら! 信者同士で物資を融通しているだけですわ! 信者の交流ですよ?」
「ふざけるな! そんな言い訳に、私が納得すると思っているのか!」
「あなたが納得しようがしまいが、私と精霊様と精霊教会には関係ありません!」
「貴様……! こうなったら実力行使だ! オイ! オマエら! 店を打ち壊せ! 商売できなくしてやれ!」
ヤーコフがチンピラたちに命令し、強硬手段に打って出た。
だが、シスターメアリーは笑顔を崩さないし、俺も動かない。
これは想定していた事態なのだ。
露店を破壊しようとしたチンピラの腕を、二回り太い腕がつかんだ。
「オイ! 何やってんだ! ここで乱暴なことをするんじゃねえ!」
冒険者の強面ガイウスである。
世紀末、反社、顔面凶器、敵に回すと怖いが、味方になるとこんなにも頼もしい。
ガイウスとガイウスの冒険者パーティー『豪腕』の面々が、ヤーコフたちと露店の間に立ち塞がった。
ヤーコフがガイウスの胸を突く。
「貴様! そこをどけ!」
「ダメだ! 俺たちは教会の警備を請け負っている。文句があるなら相手になるぞ!」
「なに? 教会の警備だと?」
「そうだ。乱暴は許さんぞ!」
「チッ!」
ヤーコフが腕を組み舌打ちをする。
だが、目は嫌な感じでギラギラしていて、まだ諦めていないとわかる。
「オイ! 貴様! 教会からいくらもらった? 私が倍だそう! こっちに付け!」
ヤーコフはガイウスたちを買収し寝返らせようとした。
だが、ガイウスは表情一つ変えずに淡々と返事をする。
「ダメだ。教会の警備は、領主が冒険者ギルドへ正式に出した依頼だ」
ヤーコフが初めて動揺した。
目を大きく開き裏返った声を出す。
「領主の依頼だと!? 嘘をつけ!」
「本当だ。教会を三つの冒険者パーティーが交代で一日中警備している。不届きな者が近づかないようにな! アンタは不届き者か?」
「嘘だ! 嘘だ!」
ヤーコフはわめきちらすが、嘘ではない。
昨日、領主ルーク・コーエン子爵に俺が発案したのだ。
『教会内で市場を開く。表向きは精霊教徒の交流とする。商業ギルド長ヤーコフが邪魔をしに来るだろうから、冒険者を警備につける』
領主、冒険者ギルド、教会の三つの勢力が、商業ギルドに対抗することになる。
ヤーコフも分の悪さを理解したのだろう。
さあ、トドメと行きますか……。
それまで騒ぎに背中を向けて、静かに座って酒を飲んでいた人物がスーッと立ち上がった。
領主ルーク・コーエン子爵だ。
コーエン子爵は、ヤーコフの後ろから近づきポンと肩を叩いた。
「やあ、ヤーコフ。僕が警備の依頼を出したけど、何か問題なの?」
「ご……ご領主様!?」
ヤーコフはまさか領主のコーエン子爵がいるとは思わなかったのだろう。
目を白黒させている。
「な、なんで領主が教会の警備を?」
「教会を保護するのは領主の務めだからね。王都でもそうでしょう?」
「いや……お待ち下さい! 見ての通り、ここで市場が開かれています! これは商業ギルドの権益を侵す敵対行為です! 領主様からも教会へ抗議して下さい!」
「信者同士の交流でしょう? さっきシスターメアリーが言ったよね?」
「しかしですね!」
「それよりさ。ヤーコフは、露店を打ち壊そうとしたでしょう?」
「いえ。そのようなことは……」
「僕は聞いていたよ。乱暴なことは止めて欲しいんだよね。わかった?」
「はい……」
ヤーコフがうなだれると同時に拍手と歓声が湧き上がった。
一連のやり取りを見ていたサイドクリークの住人たちだ。
「そうだよ! 乱暴は止めろ!」
「だいたい、商業ギルドがあちこち口を出し過ぎなんだよ!」
「帰れよ!」
「「「「「帰れ! 帰れ!」」」」」
帰れコールにヤーコフとチンピラたちは居心地悪そうな顔をした。
ヤーコフは、サイドクリークの住民も敵に回したのだ。
商業を生業とする者としては最悪だ。
そしてついにヤーコフがきびすを返した。
「クソッ! 覚えてろ!」
ヤーコフは陳腐な捨て台詞を吐いて去って行った。
俺は領主ルーク・コーエン子爵に近づき頭を下げる。
「ありがとうございます。コーエン子爵のおかげでバッチリでした!」
「礼を言うのはこちらの方だよ。リョージ君の作戦通りに上手くいったね。住民たちは買い物できて喜んでいるし、露店を出した人たちもお金になって万々歳だね」
「コーエン子爵が、私の案を採用して下さったからです」
「うんうん、ありがとうね。王都の商業ギルド本部に報告しておくよ。『ヤーコフが露店を壊そうとしていた』ってね」
「よろしくお願いします。では、続いて作戦その二を?」
「うん。お願いね」
俺は領主ルーク・コーエン子爵の了解を得て、次の作戦に着手する。
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