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第八章 メロビクス戦争2
第161話 実食! マール子爵
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俺たちは、夜の王宮を空から観察した。
王宮をぐるりと囲む防壁には各所に門があり、敵兵が警備に立っている。
しかし、王宮の中は警備が緩い。
巡回もしていないし、見張りも少ない。
奇襲攻撃で敵兵も疲れているのだろう。
俺たちは事前の打ち合わせ通り、母上の宮――橙木宮に忍び込むことにした。
橙木宮は、俺とルーナ先生も生活していたので、暗くても何がどこにあるのか分かる。
橙木宮近くの建物の陰に降り立つ。
三人でそっとのぞき込むと、橙木宮の入り口で見張りの兵士がウツラウツラしていた。
俺とルーナ先生が、ヒソヒソ声で会話を交す。
『居眠りしていますよ……』
『よし! そっと忍び込む!』
その時だ――。
「ヘックション!」
黒丸師匠が派手にクシャミをした。
『黒丸ー!』
『黒丸師匠ー!』
『す、すまないのである!』
クシャミはダメでしょう!
クシャミは!
タイミング悪すぎだろう!
見張りの兵士が目を覚まし、キョロキョロと辺りを警戒しだした。
俺たちは、息を殺して兵士の様子をうかがう。
これなら橙木宮の中に転移した方が良かったか?
いや、そこで兵士と鉢合わせしたら、大騒ぎになる。
確実に忍び込もう。
見張りの兵士が、橙木宮の入り口から離れた。
どうやら用を足したいらしい。
俺たちは、そっと橙木宮に忍び込んだ。
橙木宮に忍び込むと、あちこちからいびきが聞こえてきた。
敵兵のみなさんは熟睡中だ。
俺たちは、廊下の安全を確認しつつ、手で合図を送り合いながら、橙木宮の奥へと進む。
目指すのは、母上の寝室だ。
あそこは、この橙木宮の中で一番立派な寝台がある。
そこそこ偉い敵の士官が、ふんぞり返って寝ているだろう。
『いた……』
母上の寝室に入ると、寝台の上でいびきをかくおっさんがいた。
寝台の側の椅子に、着ていた服が掛けてある。
おっさんの服は、貴族服で仕立ても良い。
それなりの地位にある人だろう。
つまり、このおっさんは、情報を持っている。
『ゴー!』
『『オーケー!』』
ルーナ先生が、慣れた手つきでおっさんをふん縛り、黒丸師匠が、身動きのとれないおっさんを担ぎ上げる。
俺が転移魔法で開いたゲートにおっさんを放り込み――撤収!
*
「き! 貴様ら! このマール子爵に対して無礼であろう!」
「マール子爵ではなく、丸出し子爵なのである」
黒丸師匠の冷静な指摘に、丸出し子爵は顔を真っ赤にする。
黒丸師匠のリクエストで、俺はゲートをシメイ伯爵領につないだ。
ここはシメイ伯爵領にある魔の森の中だ。
橙木宮から拉致したマール子爵は、下半身をスッポンポンにされてM字開脚状態で木に縛り付けられている。
当然ながら、局部は丸出し……。
いやあ……尋問の為とは言え、見たくないなあ……。
「ふざけおって! このような恥辱! 貴様ら覚えておれよ!」
「威勢が良くて結構な事である。ルーナ!」
「おう! 黒丸!」
ルーナ先生が、両手でワニ型の魔物を抱えて進みでる。
どうみても肉食です。
黒丸師匠が得意げに説明を始める。
「ルーナが抱えているのは、グンマークロコダイルという魔物である。肉食で凶暴である」
「……」
マール子爵の顔が青ざめる。
黒丸師匠は、顎に手を当てて淡々とした口調で続ける。
「さて、それがしの質問に答えて欲しいのである。素直に答えてくれれば、何もしないのである。しかし、答えないと――」
「グンマー!」
ルーナ先生が嬉しそうに、グンマークロコダイルをマール子爵に掲げてみせた。
グンマークロコダイルの爬虫類アイが、月明かりに照らされ不気味に光る。
俺なら悲鳴を上げて卒倒するよ。
マール子爵は顔を青くしながらも意識を保っている。
なかなかの胆力だと思う。
「解説すると、このルーナは回復魔法の名手であるな。ゆえに、グンマークロコダイルが、お主のポコチンをがぶりとやっても、回復魔法で回復してもらえるのである」
「グンマー!」
「……」
マール子爵の汗が凄い。
そう、この世界には回復魔法がある。
極論だけれど、体が上下に切り裂かれても、ルーナ先生クラスの回復術士が、すぐ全力で治療すれば、元の体に戻るのだ。
普通の回復術士でも、指一本を失っても回復できてしまう。
つまりは、尋問――いや、拷問か。
この世界の拷問は、前にいた世界よりも苛烈で、遠慮なく体を切り刻み、魔法で回復させ何度でも痛みと恐怖を与えられるのだ。
それに前世のハーグ陸戦協定のような条約はない。
捕虜に対する扱いは、慣習として無用に傷つけはしないが、必要とあれば拷問もあり得るのだ。
結論としては、敵に捕まらない。
捕まったら、早いとこゲロッた方が精神的なダメージは少ないから、決断はお早めに……。
「質問である。貴殿はマール子爵であるな?」
「そうだ……」
「マール子爵は、メロビクス王大国軍の所属であるな?」
「そうだ……」
黒丸師匠は、答えやすい質問、回答のハードルが低い質問から始めた。
マール子爵は、チラチラとルーナ先生が抱くグンマークロコダイルを見ながら、黒丸師匠の質問に答えた。
敵の指揮官は、宰相ミトラル。
王都の中央軍が中心で精鋭だそうだ。
数は、一万五千。
こりゃ正面から戦わない方が良いな……。
「メロビクス王大国軍の食料は、どこに保管しているのであるか?」
「……」
マール子爵は答えない。
「フリージア人の捕虜は、どこにいるのであるか?」
「……」
この質問にも、マール子爵は答えない。
敵軍の備蓄食料の奪取とフリージア人捕虜の救出をしたかったのだが……。
教えてくれないのか。
「答えてくれないのであるか……。残念であるなあ~。ルーナ!」
「グンマー!」
ルーナ先生が、グンマークロコダイルをマール子爵の股間に近づける。
マール子爵の縮み上がった逸物に、グンマークロコダイルが鼻面をくっつけて口を開く。
パクリと行く瞬間に、ルーナ先生はグンマークロコダイルを引っ込める。
「答えるのである! 食料はどこであるか! 捕虜はどこであるか!」
「……」
「答えるのである!」
「……」
マール子爵は、口を真一文字に結んで回答を拒否した。
立派な態度だ。
だが、賢い態度とは言えない。
「貴殿は立派である。貴族とは、こうありたいのである。忠誠の何たるかをマール子爵は示したのである。それがしは貴殿の態度に敬意を表して、とびきりの苦痛を与えるのである。ルーーーーーナ!」
「グンマーーーーーーーーー!」
「おのれら! そんな虚仮威しが、通用すると思うなよ!」
マール子爵、ガッツあるなあ……。
でも、俺は分かる。
この二人は、やると言ったら躊躇なくやるのだ。
ルーナ先生が、グンマークロコダイルをズイッと前に出した。
「では……いざ! 実食!」
「やめろー! やめてくれー! ぐああああああああ!」
目を覆いたくなる光景だ……。
おっさん……。
マール子爵が、丸出し子爵になり、ついに夫人になってしまった……。
合掌!
拷問は続く。
「ヒール。実食!」
「ああああああああああ!」
「ヒール。実食!」
「ぬがああああああああ!」
ルーナ先生は、淡々とマール子爵を回復しては、グンマークロコダイルをけしかけている。
俺はこの女性と結婚生活を無事におくれるのだろうか?
俺は、成人後の『生活』と『性活』に不安を覚えるのであった。
何度目かの『実食』の後、マール子爵は食料の保管場所と捕虜の監禁場所を俺たちに告げた。
「捕虜の救出からやりましょう」
「そうであるな」
「了解」
夜は長い。
フリージア王国人捕虜を救出する時間はあるのだ!
マール子爵は……うん、あまりにも可愛そうだから、彼は殺さないであげよう。
根性あるから、ウチで働いてもらおうかな……。
働いてくれるか?
王宮をぐるりと囲む防壁には各所に門があり、敵兵が警備に立っている。
しかし、王宮の中は警備が緩い。
巡回もしていないし、見張りも少ない。
奇襲攻撃で敵兵も疲れているのだろう。
俺たちは事前の打ち合わせ通り、母上の宮――橙木宮に忍び込むことにした。
橙木宮は、俺とルーナ先生も生活していたので、暗くても何がどこにあるのか分かる。
橙木宮近くの建物の陰に降り立つ。
三人でそっとのぞき込むと、橙木宮の入り口で見張りの兵士がウツラウツラしていた。
俺とルーナ先生が、ヒソヒソ声で会話を交す。
『居眠りしていますよ……』
『よし! そっと忍び込む!』
その時だ――。
「ヘックション!」
黒丸師匠が派手にクシャミをした。
『黒丸ー!』
『黒丸師匠ー!』
『す、すまないのである!』
クシャミはダメでしょう!
クシャミは!
タイミング悪すぎだろう!
見張りの兵士が目を覚まし、キョロキョロと辺りを警戒しだした。
俺たちは、息を殺して兵士の様子をうかがう。
これなら橙木宮の中に転移した方が良かったか?
いや、そこで兵士と鉢合わせしたら、大騒ぎになる。
確実に忍び込もう。
見張りの兵士が、橙木宮の入り口から離れた。
どうやら用を足したいらしい。
俺たちは、そっと橙木宮に忍び込んだ。
橙木宮に忍び込むと、あちこちからいびきが聞こえてきた。
敵兵のみなさんは熟睡中だ。
俺たちは、廊下の安全を確認しつつ、手で合図を送り合いながら、橙木宮の奥へと進む。
目指すのは、母上の寝室だ。
あそこは、この橙木宮の中で一番立派な寝台がある。
そこそこ偉い敵の士官が、ふんぞり返って寝ているだろう。
『いた……』
母上の寝室に入ると、寝台の上でいびきをかくおっさんがいた。
寝台の側の椅子に、着ていた服が掛けてある。
おっさんの服は、貴族服で仕立ても良い。
それなりの地位にある人だろう。
つまり、このおっさんは、情報を持っている。
『ゴー!』
『『オーケー!』』
ルーナ先生が、慣れた手つきでおっさんをふん縛り、黒丸師匠が、身動きのとれないおっさんを担ぎ上げる。
俺が転移魔法で開いたゲートにおっさんを放り込み――撤収!
*
「き! 貴様ら! このマール子爵に対して無礼であろう!」
「マール子爵ではなく、丸出し子爵なのである」
黒丸師匠の冷静な指摘に、丸出し子爵は顔を真っ赤にする。
黒丸師匠のリクエストで、俺はゲートをシメイ伯爵領につないだ。
ここはシメイ伯爵領にある魔の森の中だ。
橙木宮から拉致したマール子爵は、下半身をスッポンポンにされてM字開脚状態で木に縛り付けられている。
当然ながら、局部は丸出し……。
いやあ……尋問の為とは言え、見たくないなあ……。
「ふざけおって! このような恥辱! 貴様ら覚えておれよ!」
「威勢が良くて結構な事である。ルーナ!」
「おう! 黒丸!」
ルーナ先生が、両手でワニ型の魔物を抱えて進みでる。
どうみても肉食です。
黒丸師匠が得意げに説明を始める。
「ルーナが抱えているのは、グンマークロコダイルという魔物である。肉食で凶暴である」
「……」
マール子爵の顔が青ざめる。
黒丸師匠は、顎に手を当てて淡々とした口調で続ける。
「さて、それがしの質問に答えて欲しいのである。素直に答えてくれれば、何もしないのである。しかし、答えないと――」
「グンマー!」
ルーナ先生が嬉しそうに、グンマークロコダイルをマール子爵に掲げてみせた。
グンマークロコダイルの爬虫類アイが、月明かりに照らされ不気味に光る。
俺なら悲鳴を上げて卒倒するよ。
マール子爵は顔を青くしながらも意識を保っている。
なかなかの胆力だと思う。
「解説すると、このルーナは回復魔法の名手であるな。ゆえに、グンマークロコダイルが、お主のポコチンをがぶりとやっても、回復魔法で回復してもらえるのである」
「グンマー!」
「……」
マール子爵の汗が凄い。
そう、この世界には回復魔法がある。
極論だけれど、体が上下に切り裂かれても、ルーナ先生クラスの回復術士が、すぐ全力で治療すれば、元の体に戻るのだ。
普通の回復術士でも、指一本を失っても回復できてしまう。
つまりは、尋問――いや、拷問か。
この世界の拷問は、前にいた世界よりも苛烈で、遠慮なく体を切り刻み、魔法で回復させ何度でも痛みと恐怖を与えられるのだ。
それに前世のハーグ陸戦協定のような条約はない。
捕虜に対する扱いは、慣習として無用に傷つけはしないが、必要とあれば拷問もあり得るのだ。
結論としては、敵に捕まらない。
捕まったら、早いとこゲロッた方が精神的なダメージは少ないから、決断はお早めに……。
「質問である。貴殿はマール子爵であるな?」
「そうだ……」
「マール子爵は、メロビクス王大国軍の所属であるな?」
「そうだ……」
黒丸師匠は、答えやすい質問、回答のハードルが低い質問から始めた。
マール子爵は、チラチラとルーナ先生が抱くグンマークロコダイルを見ながら、黒丸師匠の質問に答えた。
敵の指揮官は、宰相ミトラル。
王都の中央軍が中心で精鋭だそうだ。
数は、一万五千。
こりゃ正面から戦わない方が良いな……。
「メロビクス王大国軍の食料は、どこに保管しているのであるか?」
「……」
マール子爵は答えない。
「フリージア人の捕虜は、どこにいるのであるか?」
「……」
この質問にも、マール子爵は答えない。
敵軍の備蓄食料の奪取とフリージア人捕虜の救出をしたかったのだが……。
教えてくれないのか。
「答えてくれないのであるか……。残念であるなあ~。ルーナ!」
「グンマー!」
ルーナ先生が、グンマークロコダイルをマール子爵の股間に近づける。
マール子爵の縮み上がった逸物に、グンマークロコダイルが鼻面をくっつけて口を開く。
パクリと行く瞬間に、ルーナ先生はグンマークロコダイルを引っ込める。
「答えるのである! 食料はどこであるか! 捕虜はどこであるか!」
「……」
「答えるのである!」
「……」
マール子爵は、口を真一文字に結んで回答を拒否した。
立派な態度だ。
だが、賢い態度とは言えない。
「貴殿は立派である。貴族とは、こうありたいのである。忠誠の何たるかをマール子爵は示したのである。それがしは貴殿の態度に敬意を表して、とびきりの苦痛を与えるのである。ルーーーーーナ!」
「グンマーーーーーーーーー!」
「おのれら! そんな虚仮威しが、通用すると思うなよ!」
マール子爵、ガッツあるなあ……。
でも、俺は分かる。
この二人は、やると言ったら躊躇なくやるのだ。
ルーナ先生が、グンマークロコダイルをズイッと前に出した。
「では……いざ! 実食!」
「やめろー! やめてくれー! ぐああああああああ!」
目を覆いたくなる光景だ……。
おっさん……。
マール子爵が、丸出し子爵になり、ついに夫人になってしまった……。
合掌!
拷問は続く。
「ヒール。実食!」
「ああああああああああ!」
「ヒール。実食!」
「ぬがああああああああ!」
ルーナ先生は、淡々とマール子爵を回復しては、グンマークロコダイルをけしかけている。
俺はこの女性と結婚生活を無事におくれるのだろうか?
俺は、成人後の『生活』と『性活』に不安を覚えるのであった。
何度目かの『実食』の後、マール子爵は食料の保管場所と捕虜の監禁場所を俺たちに告げた。
「捕虜の救出からやりましょう」
「そうであるな」
「了解」
夜は長い。
フリージア王国人捕虜を救出する時間はあるのだ!
マール子爵は……うん、あまりにも可愛そうだから、彼は殺さないであげよう。
根性あるから、ウチで働いてもらおうかな……。
働いてくれるか?
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