100 / 358
第六章 二人の王子
第100話 王位への気持ち
しおりを挟む
じいは、俺に『王位につく気はあるか?』と聞いてきた。
問い詰める雰囲気ではない。
じいの問いかけには、むしろ優しさがこもっていた。
俺は、即答できずに黙り込む。
黒丸師匠が口を開いた。
「じい殿。アンジェロ少年は、王になるに相応しい素質を持っているのである。五年後であれば、立派な王になれるのである」
「ドラゴニュート殿。それは、わかっておりますじゃ。私が聞きたいのは、アンジェロ様ご自身が国王になりたいのかどうかです」
「アンジェロ少年自身の気持ちであるか……」
じいと黒丸師匠が、俺を見る。
俺は二人から目をそらさずに答えた。
「正直、わからない」
そう、わからないのだ。
俺は第三とはいえ、王子だ。
母上が平民出身とはいえ、王子だ。
だから、俺が王位を継ぐのは法的にも、大陸北西部の慣習でも、問題はない。
後ろ暗いところは、ないのだ。
しかし、急に王位継承候補者にされて戸惑っているのも事実だ。
じいが、これまでにない優しい口調で話す。
「やはりそうでしたか。無理もございません。アンジェロ様は、王位継承には関係のない王族として育てられてきました。それが急に『五年後に王位を譲られるかもしれない』と言われても……」
「その通りだよ。正直に話すが……。ついこの間までは、クイックの開発をしたり、グースの開発をしたり、アンジェロ領で気楽に過ごしていた。それが、五年後にアルドギスル兄上か俺が王様だと言われて、正直、困っている」
「ふむ……なるほど。アンジェロ少年としては、突然、表舞台に放り出された気分なのであるな」
「その通りです。黒丸師匠」
俺は自分の気持ちが分かってもらえて、ホッとした。
こんな事を言ったら、『しっかりしろ!』、『そんな事でどうする!』と叱られるかと心配していた。
ルーナ先生が、立ち上がり俺に近づいてきた。
俺の頭を撫でながら、優しい声を出す。
「私は王になって欲しい。アンジェロが良い」
「ルーナ先生……」
いつものジト目に優しげな光がさしている。
「アンジェロは、王様になるのが嫌?」
「嫌……という訳ではないですね。王様のやり手が誰もいなければ、俺がやります。ただ、フリージア王国全体に対して、責任を負えるかな? と自分自身の気持ちに疑問を感じているだけです」
「なるほど。責任……。アンジェロ領には?」
「出来る出来ないは別として、責任を負う気持ちはあります。今、ここにいる人たちやアンジェロ領の関係者は、俺が生活を守って、食べさせていかなくちゃと思っています」
「ふむ……。新たに領地になった商業都市ザムザは?」
「ザムザは……顔見知りも多いですし、昔から活動しているので、街全体が顔見知りって感じです」
「だけど、フリージア王国全体は、わからない?」
「そうですね。冒険者として訪れた街は多いし、交流した人たちもいます。しかし、王国全体の責任は……うーん……」
話していて気がついたのだけれど、俺は『手の届く範囲の人たち』なら責任という荷物を背負っていける。
しかし、それ以外は背負えない。
俺は正直に今の自分の気持ちを話してみた。
「アンジェロ少年。自分一人で背負い込むのは、良くないのである。冒険と同じ、仲間と力を合わせるのである」
「黒丸の言う通り。今は手が届かなくても、そのうち手が伸びるかもしれない。今は責任を負えなくても、責任を負えるようになるかもしれない。時間は五年ある。仕事をしながらゆっくり考えれば良い」
黒丸師匠とルーナ先生の言葉に、俺はうなずいた。
「そうですね。五年先の事を悩んでも仕方がありません。とにかく、アンジェロ領に帰りましょう! 開発や内政で、やりたいことが沢山あります!」
それから数日をかけて、王宮や第二騎士団と打ち合わせを行い。
俺たちは、アンジェロ領に戻った。
*
女魔法使いミオは、逃亡生活を送っていた。
ハジメ・マツバヤシを殺害したので、メロビクス王大国の王宮には戻れない。
メロビクス王大国と接近したニアランド王国も危険。
敵国だったフリージア王国も危険。
(身の置き場がありませんね……。しかし、戦場近くにとどまるのも危険です……)
仕方なくメロビクス王大国とニアランド王国の国境線近くの街を、点々と伝って南下していた。
移動は乗合馬車や徒歩だ。
ハジメ・マツバヤシは、金払いは悪くない主君であったので、幸い逃亡資金は十分に持っていた。
(どこかで冒険者でもやりますか……。ミスル、イタロス、ベロイア……。うーん、どこが安全でしょう)
将来の事を色々考えながら、メロビクス王大国の南東部まで下ってきた。
小さな街の宿屋に入り、部屋で荷物の整理を始めた。
金はまだある。
しかし、どこかで落ち着いてくらしたい。
服や下着を洗濯して、ゆっくりと食事をして、自分のベッドに横になる。
「当たり前の普通の生活で良いのですが……」
荷物を整理しながら、独り言をつぶやく。
孤独が嫌いではないが、ずっと一人は気が詰まる。
解消する為に、何かを口にするのだ。
荷物の中から、小さな革袋が出てきた。
あの日、ハジメ・マツバヤシを殺害した日から見ていない物――拳銃が入っている革袋だ。
女魔法使いミオは、革袋をジッと見た。
自分の気持ちに区切りをつけるつもりで、革袋から拳銃を取り出してみた。
拳銃を握ってみるが、手に馴染まない。
この武器の威力は認める。
ハジメ・マツバヤシだけが、持っていた武器だ。
価値は高いだろう。
拳銃を触っている内に、あの日の記憶が蘇ってきた。
敵国の魔法使いである自分を見逃した二人の王子。
「名前は、アルドギスルとアンジェロでしたね……。そう言えば……拳銃について何も聞かれませんでしたね……。なぜ?」
ミオは不思議に思った。
自分がハジメ・マツバヤシを殺害した武器は、フリージア王国の王子二人が見たこともない武器のはずだ。
何も聞かれなかったのは、なぜだろう?
「……興味が出てきました」
それに二人の印象は悪くない。
フリージア王国は敵国ではあるが、あの王子二人なら話が出来るのではないか?
「あの時も見逃してくれたし」
翌朝、ミオは宿屋の女将に、フリージア王国への行き方を聞いた。
「フリージア王国なら、シメイ伯爵領まで乗合馬車が出ているよ」
「シメイ伯爵領ですね。ありがとうございます」
女魔法使いミオは、シメイ伯爵領へ向かうことにした。
オンボロ乗合馬車に乗り、メロビクス王大国から東へ。
安全な訳ではない。
不安はある。
荷台にゴロリと寝転がり、ミオはつぶやいた。
あの日アンジェロに言われた言葉だ。
「美人が嫌いなヤツは、いないでしょう」
問い詰める雰囲気ではない。
じいの問いかけには、むしろ優しさがこもっていた。
俺は、即答できずに黙り込む。
黒丸師匠が口を開いた。
「じい殿。アンジェロ少年は、王になるに相応しい素質を持っているのである。五年後であれば、立派な王になれるのである」
「ドラゴニュート殿。それは、わかっておりますじゃ。私が聞きたいのは、アンジェロ様ご自身が国王になりたいのかどうかです」
「アンジェロ少年自身の気持ちであるか……」
じいと黒丸師匠が、俺を見る。
俺は二人から目をそらさずに答えた。
「正直、わからない」
そう、わからないのだ。
俺は第三とはいえ、王子だ。
母上が平民出身とはいえ、王子だ。
だから、俺が王位を継ぐのは法的にも、大陸北西部の慣習でも、問題はない。
後ろ暗いところは、ないのだ。
しかし、急に王位継承候補者にされて戸惑っているのも事実だ。
じいが、これまでにない優しい口調で話す。
「やはりそうでしたか。無理もございません。アンジェロ様は、王位継承には関係のない王族として育てられてきました。それが急に『五年後に王位を譲られるかもしれない』と言われても……」
「その通りだよ。正直に話すが……。ついこの間までは、クイックの開発をしたり、グースの開発をしたり、アンジェロ領で気楽に過ごしていた。それが、五年後にアルドギスル兄上か俺が王様だと言われて、正直、困っている」
「ふむ……なるほど。アンジェロ少年としては、突然、表舞台に放り出された気分なのであるな」
「その通りです。黒丸師匠」
俺は自分の気持ちが分かってもらえて、ホッとした。
こんな事を言ったら、『しっかりしろ!』、『そんな事でどうする!』と叱られるかと心配していた。
ルーナ先生が、立ち上がり俺に近づいてきた。
俺の頭を撫でながら、優しい声を出す。
「私は王になって欲しい。アンジェロが良い」
「ルーナ先生……」
いつものジト目に優しげな光がさしている。
「アンジェロは、王様になるのが嫌?」
「嫌……という訳ではないですね。王様のやり手が誰もいなければ、俺がやります。ただ、フリージア王国全体に対して、責任を負えるかな? と自分自身の気持ちに疑問を感じているだけです」
「なるほど。責任……。アンジェロ領には?」
「出来る出来ないは別として、責任を負う気持ちはあります。今、ここにいる人たちやアンジェロ領の関係者は、俺が生活を守って、食べさせていかなくちゃと思っています」
「ふむ……。新たに領地になった商業都市ザムザは?」
「ザムザは……顔見知りも多いですし、昔から活動しているので、街全体が顔見知りって感じです」
「だけど、フリージア王国全体は、わからない?」
「そうですね。冒険者として訪れた街は多いし、交流した人たちもいます。しかし、王国全体の責任は……うーん……」
話していて気がついたのだけれど、俺は『手の届く範囲の人たち』なら責任という荷物を背負っていける。
しかし、それ以外は背負えない。
俺は正直に今の自分の気持ちを話してみた。
「アンジェロ少年。自分一人で背負い込むのは、良くないのである。冒険と同じ、仲間と力を合わせるのである」
「黒丸の言う通り。今は手が届かなくても、そのうち手が伸びるかもしれない。今は責任を負えなくても、責任を負えるようになるかもしれない。時間は五年ある。仕事をしながらゆっくり考えれば良い」
黒丸師匠とルーナ先生の言葉に、俺はうなずいた。
「そうですね。五年先の事を悩んでも仕方がありません。とにかく、アンジェロ領に帰りましょう! 開発や内政で、やりたいことが沢山あります!」
それから数日をかけて、王宮や第二騎士団と打ち合わせを行い。
俺たちは、アンジェロ領に戻った。
*
女魔法使いミオは、逃亡生活を送っていた。
ハジメ・マツバヤシを殺害したので、メロビクス王大国の王宮には戻れない。
メロビクス王大国と接近したニアランド王国も危険。
敵国だったフリージア王国も危険。
(身の置き場がありませんね……。しかし、戦場近くにとどまるのも危険です……)
仕方なくメロビクス王大国とニアランド王国の国境線近くの街を、点々と伝って南下していた。
移動は乗合馬車や徒歩だ。
ハジメ・マツバヤシは、金払いは悪くない主君であったので、幸い逃亡資金は十分に持っていた。
(どこかで冒険者でもやりますか……。ミスル、イタロス、ベロイア……。うーん、どこが安全でしょう)
将来の事を色々考えながら、メロビクス王大国の南東部まで下ってきた。
小さな街の宿屋に入り、部屋で荷物の整理を始めた。
金はまだある。
しかし、どこかで落ち着いてくらしたい。
服や下着を洗濯して、ゆっくりと食事をして、自分のベッドに横になる。
「当たり前の普通の生活で良いのですが……」
荷物を整理しながら、独り言をつぶやく。
孤独が嫌いではないが、ずっと一人は気が詰まる。
解消する為に、何かを口にするのだ。
荷物の中から、小さな革袋が出てきた。
あの日、ハジメ・マツバヤシを殺害した日から見ていない物――拳銃が入っている革袋だ。
女魔法使いミオは、革袋をジッと見た。
自分の気持ちに区切りをつけるつもりで、革袋から拳銃を取り出してみた。
拳銃を握ってみるが、手に馴染まない。
この武器の威力は認める。
ハジメ・マツバヤシだけが、持っていた武器だ。
価値は高いだろう。
拳銃を触っている内に、あの日の記憶が蘇ってきた。
敵国の魔法使いである自分を見逃した二人の王子。
「名前は、アルドギスルとアンジェロでしたね……。そう言えば……拳銃について何も聞かれませんでしたね……。なぜ?」
ミオは不思議に思った。
自分がハジメ・マツバヤシを殺害した武器は、フリージア王国の王子二人が見たこともない武器のはずだ。
何も聞かれなかったのは、なぜだろう?
「……興味が出てきました」
それに二人の印象は悪くない。
フリージア王国は敵国ではあるが、あの王子二人なら話が出来るのではないか?
「あの時も見逃してくれたし」
翌朝、ミオは宿屋の女将に、フリージア王国への行き方を聞いた。
「フリージア王国なら、シメイ伯爵領まで乗合馬車が出ているよ」
「シメイ伯爵領ですね。ありがとうございます」
女魔法使いミオは、シメイ伯爵領へ向かうことにした。
オンボロ乗合馬車に乗り、メロビクス王大国から東へ。
安全な訳ではない。
不安はある。
荷台にゴロリと寝転がり、ミオはつぶやいた。
あの日アンジェロに言われた言葉だ。
「美人が嫌いなヤツは、いないでしょう」
19
お気に入りに追加
4,055
あなたにおすすめの小説

元ゲーマーのオタクが悪役令嬢? ごめん、そのゲーム全然知らない。とりま異世界ライフは普通に楽しめそうなので、設定無視して自分らしく生きます
みなみ抄花
ファンタジー
前世で死んだ自分は、どうやらやったこともないゲームの悪役令嬢に転生させられたようです。
女子力皆無の私が令嬢なんてそもそもが無理だから、設定無視して自分らしく生きますね。
勝手に転生させたどっかの神さま、ヒロインいじめとか勇者とか物語の盛り上げ役とかほんっと心底どうでも良いんで、そんなことよりチート能力もっとよこしてください。
転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」
なつきコイン
ファンタジー
転生者の幼女レイニィは、女神から現代知識を異世界に広めることの引き換えに、なりたかった『お天気キャスター』になるため、加護と仮職(プレジョブ)を授かった。
授かった加護は、前世の記憶(異世界)、魔力無限、自己再生
そして、仮職(プレジョブ)は『大魔術師(仮)』
仮職が『お天気キャスター』でなかったことにショックを受けるが、まだ仮職だ。『お天気キャスター』の職を得るため、努力を重ねることにした。
魔術の勉強や試練の達成、同時に気象観測もしようとしたが、この世界、肝心の観測器具が温度計すらなかった。なければどうする。作るしかないでしょう。
常識外れの魔法を駆使し、蟻の化け物やスライムを狩り、素材を集めて観測器具を作っていく。
ほのぼの家族と周りのみんなに助けられ、レイニィは『お天気キャスター』目指して、今日も頑張る。時々は頑張り過ぎちゃうけど、それはご愛敬だ。
カクヨム、小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ノベルバ、アルファポリス、に公開中
タイトルを
「転生したって、あたし『お天気キャスター』になるの! そう女神様にお願いしたのに、なぜ『大魔術師(仮)』?!」
から変更しました。
異世界王女に転生したけど、貧乏生活から脱出できるのか
片上尚
ファンタジー
海の事故で命を落とした山田陽子は、女神ロミア様に頼まれて魔法がある世界のとある国、ファルメディアの第三王女アリスティアに転生!
悠々自適の贅沢王女生活やイケメン王子との結婚、もしくは現代知識で無双チートを夢見て目覚めてみると、待っていたのは3食草粥生活でした…
アリスティアは現代知識を使って自国を豊かにできるのか?
痩せっぽっちの王女様奮闘記。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。

転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。

転生貴族の異世界無双生活
guju
ファンタジー
神の手違いで死んでしまったと、突如知らされる主人公。
彼は、神から貰った力で生きていくものの、そうそう幸せは続かない。
その世界でできる色々な出来事が、主人公をどう変えて行くのか!
ハーレム弱めです。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる