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会者定離 【避けられない別れのこと】
017 ─あと0日
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奏多さんの手が止まった。
水道から流れる水が食器に当たり跳ねる。
「伏末は今日まで。あと数時間で今日は終わる。そして私が未来に帰るまで──数時間ある。その間──抱いて欲しいの奏多さん」
後ろ姿の奏多さんに頼み事をする。
「──いいの?」
振り返らずにそんな言葉を呟く。
「その言葉は了承と取ったからね⁈ もう絶対に抱いてよ。緋和の処女を貰ってね!」
そう早口で言い──お風呂にダッシュする。
奏多さんが何を想っているかなんて考えられない。
今は羞恥と戦うことで精一杯だ。
脱衣所でしゃがみ込んだ状態で唸るけれど心はもう決まっているのだから急いでお風呂に入る。
お風呂で身体を清め少しでも奏多さんに綺麗な自分を覚えていて貰いたいと丁寧に扱いたい。
この数日の間──かなり恥ずかしい行為を2人でしてきたけれど、最後までは出来なかった。
その切なさが行為にも抑制がかかっていた。
でも──午前0時を過ぎればその必要はなくなる。
あと少しで──今日が終わる。
お別れの──明日が来る。
お風呂から出てもどう声を掛ければいいのか分からず立ち止まるってしまうけれど……女は根性!
「──奏多さんもお風呂入る?私は──どっちでもいいけれど」
なんて──本当は奏多さんの香りを感じたい自分がいるけれど、こんな変態な事を口に出せるほどではない。
「──緋和──」
「あっ、あと5分はダメだよ‼︎ 少し余裕をとって8分はダメ」
本当は1分も無駄にしたくない。
けれど時計が狂っていたとかあっちゃいけないし。
奏多さんが立ったまま此方を見ている。
「緋和──抱けない」
──な、に?
「なんで⁈ 」
「なんでも」
意味が分からない。
「もうすぐ──私と20年離れ離れになるんだよ?それでも私に触れたくないの?」
黙る奏多さんに苛立つ。
そんなことないと思いたいけれど──
「──莉緒さんに会って──好きになった?」
私よりも莉緒さんが気になっているの?
「違うよ」
「じゃあ!なんでよ⁈ あと数時間しか一緒にいられないんだよ⁈ それなら私は奏多さんと繋がっていたい‼︎ 」
時計が0時を過ぎた。
もう──エッチしてもいい時分だ。
「──答えてくれないの?なら──勝手にする。奏多さんの身体を私が誘惑してみる」
涙目で宣言しても奏多さんは無反応で突っ立ってままだ。
力一杯押してもビクともしない奏多さんを丸テーブルの上に押し倒す。
……観念してテーブルの上に座ってくれたような感じだけれども。
立ったままの私は自分の下着を脱ぎパンツをポイっと畳の上に捨てる。
「──緋和、やめろ」
ロングシャツで見えないと思うけれどノーパンは恥ずかしい。
「ヤ、誘惑するって言ったでしょう?」
奏多さんの上に乗りキスをするけれど唇を開いてくれない。
首筋を舐め耳を舐める。
「奏多さんの香りがする──大好き」
「緋和──絶対に後悔する、やめた方がいい」
何それ?
私の為だと言いたいの?
「後悔するわけない‼︎ ──信じて。きっと何があっても後悔しない」
シャツを脱ぎ私はもう裸で──まだ着衣が少し乱れただけの奏多さんの上に馬乗りになる。
股を奏多さんの股に擦り付ける。
「んっ…」
声を漏らしてしまう。
これじゃあ……私の1人エッチだ。
寂しい気持ちが溢れるけれど──奏多さんの股に感じている証を見つけて嬉しくなる。
何度も腰を動かして股を服の上から擦る。
奏多さんの性器に当たるように──首に吸い付きながら。
「んっ──んぁ…ん」
吐息が荒くなり出来るだけ奏多さんの耳元で喘ぐ。
少しでも──私を欲しいと想って欲しい。
「緋和──緋和が悪い……こんなの──我慢出来るわけない」
そう言って触れようとしなかった指が私の身体に触れる。
嬉しくて身体が敏感になる。
触られただけで心臓がキュンと締め付ける。
「ん…っあっん」
奏多さんの衣服を剥ぎ取りキスをしながら互いを求めていく。
衣服を脱ぎながらも唇を離さない。
もう前戯はこの数日、散々した。
それも気持ちいいし好きだけど──今はすぐにでも奏多さんを中に欲しい。
丸テーブルの上で反転し私が下に奏多さんが上になる。
指と指を絡め──奏多さんが私の中に侵入してくる。
「──ッ」
痛みを誤魔化すように奏多さんの指を強く握る。
躊躇うように侵入を止めようとする奏多さんに首を振り懇願する。
「や、やめないで。このまま──きて」
痛みなんて喜びでしかない。
私の中に奏多さんがいる。
そう思うと──胸が締め付けられる──
「ちょ──緋和──締め付ける過ぎ。弛めて」
「──わかんない。どうしたらいいのか……」
頭がぼっーとする。
下腹部がジンジンするけれど──感覚が全てそこに持っていかれる。
「緋和、舌だして」
ゆっくりと舌を出せば奏多さんの舌で覆われ──食べられてしまう。
言葉もなく舌の感触が気持ちよくて朦朧としてくる。
それに合わせて奏多さんが更に奥へと侵入し最深部までゆっくりと密着してくれる。
──なんだか自分の中から愛液が溢れているのが分かる。
こんな感覚──知らない。
腰が揺れてしまう。
そんなの知らないのに──本能なんだろうか?
少しずつ動ぐ奏多さんに吐息で応える。
愛しいと──気持ちいいと吐息で感じて欲しい。
「もう──大丈夫。もっと好きにして──」
そう言っても奏多さんが我慢しているのが分かる。
「私の中──気持ちいい?」
冗談めいて言えば陰核を剃られ身体が弓なりに反ってしまう。
「緋和──気持ちいい?」
余裕のある笑みを向けられる。
悔しいので意地悪を言ってみた。
「──気持ちよくない!もっと動いて私で──気持ちよくなって──奏多さんのイク時の顔を見せて?」
「気持ちよくないって──今の言葉で萎えそう」
「──嘘ばっかり。下半身はそんなこと言ってないよ?」
もう──本当は私が限界なのだけど。
早く──もっと奏多さんが欲しい。
ようやく動いてくれた奏多さんに──愛しい気持ちが溢れる。
「ああっ──んっ…あ……」
頭が真っ白になった瞬間──奏多さんが私から離れてしまう。
外に──お腹の上に白濁の液が飛び散る。
それを浅い呼吸をしながら見つめて──寂しく感じてしまう。
弛緩して動かない身体に飛び散った精液を奏多さんがティシュで拭い取ってしまう。
横目に月下美人を見ても咲いていない。
こんなに香るのに結局咲くことはなかった。
──私が未来に帰ってから咲くのか……なんだか悲しい。
「緋和、ごめんテーブルの上が初めてなんて……」
すぐ横にベットがあるのにローテーブルの上でなんて──エッチだ。
「私が誘惑したんだよ。私の誘惑──すごいでしょう?」
そう微笑めば参りましたと表情で訴える。
床に座り込んだ奏多さんの膝の上に乗り首に腕を絡める。
「まだ──誘惑は続いてるの。私が奏多さんの全てを貰うんだから」
「緋和──ゴムないしこのまま続けたら──」
「いいの──奏多さんが欲しい」
中に欲しい。
──淫乱過ぎて声には出せなかったけれど。
復活した奏多さんのを自分の中に挿れようとするけれど──上手くいかない。
焦れば焦るほどうまくいかない。
「緋和──焦らしプレイ?」
「──奏多さん──お願いします」
もうその方が早い。
こんなプレイに時間がかけられる程、2人には時間がない。
奏多さんが誘導してくれて──彼のが奥まで届くのが分かる。
「──もう緋和の為に死んでもいい。だから──本当に全部緋和を頂戴。緋和の中で出してもいい?」
突かれ中を擦られながら腰を動かす。
「欲しいの──奏多さん欲しい──」
出来るだけ全部──赦される時間全てを使って奏多さんが欲しい。
明日、筋肉痛で痛くても──繋がり過ぎて痛くて動けなくてもいい。
今は──奏多さんだけ感じていたい。
私たちは──何度も何度も抱き合った。
もう最後は精液と愛液でくちゃくちゃだったかもしれないけれど、20年分を一夜で賄うことなんて無理なのに──それでも強く繋がり続けた。
「時間だね……」
2人でシャワーを浴びてもう一度だけ身体を重ねる。
ここから夫人の邸まではお互い言葉もなく──手を繋きタクシーの車中を過ごした。
水道から流れる水が食器に当たり跳ねる。
「伏末は今日まで。あと数時間で今日は終わる。そして私が未来に帰るまで──数時間ある。その間──抱いて欲しいの奏多さん」
後ろ姿の奏多さんに頼み事をする。
「──いいの?」
振り返らずにそんな言葉を呟く。
「その言葉は了承と取ったからね⁈ もう絶対に抱いてよ。緋和の処女を貰ってね!」
そう早口で言い──お風呂にダッシュする。
奏多さんが何を想っているかなんて考えられない。
今は羞恥と戦うことで精一杯だ。
脱衣所でしゃがみ込んだ状態で唸るけれど心はもう決まっているのだから急いでお風呂に入る。
お風呂で身体を清め少しでも奏多さんに綺麗な自分を覚えていて貰いたいと丁寧に扱いたい。
この数日の間──かなり恥ずかしい行為を2人でしてきたけれど、最後までは出来なかった。
その切なさが行為にも抑制がかかっていた。
でも──午前0時を過ぎればその必要はなくなる。
あと少しで──今日が終わる。
お別れの──明日が来る。
お風呂から出てもどう声を掛ければいいのか分からず立ち止まるってしまうけれど……女は根性!
「──奏多さんもお風呂入る?私は──どっちでもいいけれど」
なんて──本当は奏多さんの香りを感じたい自分がいるけれど、こんな変態な事を口に出せるほどではない。
「──緋和──」
「あっ、あと5分はダメだよ‼︎ 少し余裕をとって8分はダメ」
本当は1分も無駄にしたくない。
けれど時計が狂っていたとかあっちゃいけないし。
奏多さんが立ったまま此方を見ている。
「緋和──抱けない」
──な、に?
「なんで⁈ 」
「なんでも」
意味が分からない。
「もうすぐ──私と20年離れ離れになるんだよ?それでも私に触れたくないの?」
黙る奏多さんに苛立つ。
そんなことないと思いたいけれど──
「──莉緒さんに会って──好きになった?」
私よりも莉緒さんが気になっているの?
「違うよ」
「じゃあ!なんでよ⁈ あと数時間しか一緒にいられないんだよ⁈ それなら私は奏多さんと繋がっていたい‼︎ 」
時計が0時を過ぎた。
もう──エッチしてもいい時分だ。
「──答えてくれないの?なら──勝手にする。奏多さんの身体を私が誘惑してみる」
涙目で宣言しても奏多さんは無反応で突っ立ってままだ。
力一杯押してもビクともしない奏多さんを丸テーブルの上に押し倒す。
……観念してテーブルの上に座ってくれたような感じだけれども。
立ったままの私は自分の下着を脱ぎパンツをポイっと畳の上に捨てる。
「──緋和、やめろ」
ロングシャツで見えないと思うけれどノーパンは恥ずかしい。
「ヤ、誘惑するって言ったでしょう?」
奏多さんの上に乗りキスをするけれど唇を開いてくれない。
首筋を舐め耳を舐める。
「奏多さんの香りがする──大好き」
「緋和──絶対に後悔する、やめた方がいい」
何それ?
私の為だと言いたいの?
「後悔するわけない‼︎ ──信じて。きっと何があっても後悔しない」
シャツを脱ぎ私はもう裸で──まだ着衣が少し乱れただけの奏多さんの上に馬乗りになる。
股を奏多さんの股に擦り付ける。
「んっ…」
声を漏らしてしまう。
これじゃあ……私の1人エッチだ。
寂しい気持ちが溢れるけれど──奏多さんの股に感じている証を見つけて嬉しくなる。
何度も腰を動かして股を服の上から擦る。
奏多さんの性器に当たるように──首に吸い付きながら。
「んっ──んぁ…ん」
吐息が荒くなり出来るだけ奏多さんの耳元で喘ぐ。
少しでも──私を欲しいと想って欲しい。
「緋和──緋和が悪い……こんなの──我慢出来るわけない」
そう言って触れようとしなかった指が私の身体に触れる。
嬉しくて身体が敏感になる。
触られただけで心臓がキュンと締め付ける。
「ん…っあっん」
奏多さんの衣服を剥ぎ取りキスをしながら互いを求めていく。
衣服を脱ぎながらも唇を離さない。
もう前戯はこの数日、散々した。
それも気持ちいいし好きだけど──今はすぐにでも奏多さんを中に欲しい。
丸テーブルの上で反転し私が下に奏多さんが上になる。
指と指を絡め──奏多さんが私の中に侵入してくる。
「──ッ」
痛みを誤魔化すように奏多さんの指を強く握る。
躊躇うように侵入を止めようとする奏多さんに首を振り懇願する。
「や、やめないで。このまま──きて」
痛みなんて喜びでしかない。
私の中に奏多さんがいる。
そう思うと──胸が締め付けられる──
「ちょ──緋和──締め付ける過ぎ。弛めて」
「──わかんない。どうしたらいいのか……」
頭がぼっーとする。
下腹部がジンジンするけれど──感覚が全てそこに持っていかれる。
「緋和、舌だして」
ゆっくりと舌を出せば奏多さんの舌で覆われ──食べられてしまう。
言葉もなく舌の感触が気持ちよくて朦朧としてくる。
それに合わせて奏多さんが更に奥へと侵入し最深部までゆっくりと密着してくれる。
──なんだか自分の中から愛液が溢れているのが分かる。
こんな感覚──知らない。
腰が揺れてしまう。
そんなの知らないのに──本能なんだろうか?
少しずつ動ぐ奏多さんに吐息で応える。
愛しいと──気持ちいいと吐息で感じて欲しい。
「もう──大丈夫。もっと好きにして──」
そう言っても奏多さんが我慢しているのが分かる。
「私の中──気持ちいい?」
冗談めいて言えば陰核を剃られ身体が弓なりに反ってしまう。
「緋和──気持ちいい?」
余裕のある笑みを向けられる。
悔しいので意地悪を言ってみた。
「──気持ちよくない!もっと動いて私で──気持ちよくなって──奏多さんのイク時の顔を見せて?」
「気持ちよくないって──今の言葉で萎えそう」
「──嘘ばっかり。下半身はそんなこと言ってないよ?」
もう──本当は私が限界なのだけど。
早く──もっと奏多さんが欲しい。
ようやく動いてくれた奏多さんに──愛しい気持ちが溢れる。
「ああっ──んっ…あ……」
頭が真っ白になった瞬間──奏多さんが私から離れてしまう。
外に──お腹の上に白濁の液が飛び散る。
それを浅い呼吸をしながら見つめて──寂しく感じてしまう。
弛緩して動かない身体に飛び散った精液を奏多さんがティシュで拭い取ってしまう。
横目に月下美人を見ても咲いていない。
こんなに香るのに結局咲くことはなかった。
──私が未来に帰ってから咲くのか……なんだか悲しい。
「緋和、ごめんテーブルの上が初めてなんて……」
すぐ横にベットがあるのにローテーブルの上でなんて──エッチだ。
「私が誘惑したんだよ。私の誘惑──すごいでしょう?」
そう微笑めば参りましたと表情で訴える。
床に座り込んだ奏多さんの膝の上に乗り首に腕を絡める。
「まだ──誘惑は続いてるの。私が奏多さんの全てを貰うんだから」
「緋和──ゴムないしこのまま続けたら──」
「いいの──奏多さんが欲しい」
中に欲しい。
──淫乱過ぎて声には出せなかったけれど。
復活した奏多さんのを自分の中に挿れようとするけれど──上手くいかない。
焦れば焦るほどうまくいかない。
「緋和──焦らしプレイ?」
「──奏多さん──お願いします」
もうその方が早い。
こんなプレイに時間がかけられる程、2人には時間がない。
奏多さんが誘導してくれて──彼のが奥まで届くのが分かる。
「──もう緋和の為に死んでもいい。だから──本当に全部緋和を頂戴。緋和の中で出してもいい?」
突かれ中を擦られながら腰を動かす。
「欲しいの──奏多さん欲しい──」
出来るだけ全部──赦される時間全てを使って奏多さんが欲しい。
明日、筋肉痛で痛くても──繋がり過ぎて痛くて動けなくてもいい。
今は──奏多さんだけ感じていたい。
私たちは──何度も何度も抱き合った。
もう最後は精液と愛液でくちゃくちゃだったかもしれないけれど、20年分を一夜で賄うことなんて無理なのに──それでも強く繋がり続けた。
「時間だね……」
2人でシャワーを浴びてもう一度だけ身体を重ねる。
ここから夫人の邸まではお互い言葉もなく──手を繋きタクシーの車中を過ごした。
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