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33 獲得経験値の上昇
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休憩も終えて、いよいよ急な石段と断崖を下り始める。
ロアさんは少し下がった踊り場のところで一度立ち止まった。
「ここに小さな脇道があるんですけど…… 入ってすぐの場所に、空間を捻じ曲げるほどの障壁があってですね。その奥はどうなっているのかサッパリつかめません。下手をしたらどこか別な空間につながっていたり、一度進むと戻ってこられなくなる可能性もあります」
彼女の言う場所を覗き込んでみると、狭い小さな岩穴の奥にグンニャリとした何かが見えた。いかにも空間が捻じ曲がっていそうな雰囲気。瘴気も高濃度で噴出しているのが分かる。
「この場所を後回しにして崖の下へと進んだなら、おそらくダンジョンボスが発生するエリアに続いているかと」
道は2つという事だ。良く分からない領域に突撃するか、ダンジョンボスの攻略を目指すのか。
ダンジョンボスというのが何なのか、それはダウィシエさんが教えてくれた。
曰く、そのダンジョンの主であり、こいつが力を付ければ付けるほど、ダンジョンもまた広く深く強大になっていくものらしい。
一体全体どうしてそんな仕組みになっているのかは、未だに解明されていない。ともかくコイツを倒してしまえば一安心。しばらくの間ダンジョンが大きくなる心配はなくなるらしい。
今回の任務を主導するダウィシエさんの意思で、まずはボスエリアの様子を確認することに。可能ならばそのまま討伐までしてしまおうというでまとまる。
そのまま下へと降り進む。途中で一度平らな場所に出るが、その先はさらなる絶壁。下を覗きこんでも暗い崖があるばかり。
「ロアさん、この地形ってどれくらい続くのです?」
肉眼では狭くて見通せない部分もあるし、俺の探知術では地形は分からない。
「途中に平坦な場所を挟みながらですけど、100mほどは続いているようです。魔物も多数待ち構えてますね」
「なるほど」
魔物がいるのは俺にも分かった。空を飛ぶタイプの魔物が溜まっているポイントがある。
「私たちの戦力なら問題ない相手だと思います」
「ならば、とっとと行くとしよう」
やや脳筋ぎみなギルマスは、崖と石段が連続していくような地形を飛ぶように駆け下りる。
相変わらず適当についていく俺。
魔物が見えてくる。それは瘴気の風に乗って舞い踊っている。
現れたのは半人の怪鳥だった。クチバシは無く、山姥のような頭部を持っている。
「ハルピュイアか?」
先行するギルマス。そこへと向かって1体の怪鳥が牙を剥き、カギ爪を突き出した。
ギルマスは全速で駆け下りていた勢いのまま壁を蹴り、加速する。
ギルマスの大剣と、魔力に満ちたハルピュイアのカギ爪がぶつかり合う。
魔力の火花が弾ける、そして断崖の岩肌に甲高い鳴き声が響いた。
ィギィイぇぇイぃイィィィィ
羽は身体から別れ、山姥の額は半分に割られていた。
ダウィシエさんは見事に敵を切り捨てたあと、その敵の身体を蹴って飛び上がり、また壁を蹴り、次の敵へ。
トカマル君もそれを真似して跳びまわるのだが、ハルピュイアのLVは60以上にもなるらしい。ちょっと心配である。
「トカマル君、無理しないでなー」
「はーいエフィルア様、気をつけますー」
15階層までと比べると、ここで一気に難易度が上がった。
ブースト肉によるステータス上昇をプラスしても、トカマル君には荷の重い相手だ。
圧倒的な格上相手でも血気盛んに戦いを挑んでいくトカマル君だが、さすがに1人にはしておけない。
足場も良くないし、今回は俺も戦うとする。
ついでに覚えたての【鬼火】も実戦練習しておくことにした。
メラリ ボォゥゥ
「ギイイイイイアァアアアア…… ァアアアア…… ァアア」
赤黒い炎に全身をゆっくりと浸食されながら落ちていくハルピュイア。
鬼火を実戦で使ってみた結果、それは少々残酷でかわいそうな結果を引き起こした。
この魔法は肉体だけでなく半分は精神にダメージを与える。しかも瞬間的な攻撃力はあまり高くない。時間をかけて侵食してゆく魔法なので、苦しみも長そうなのだ。どちらかというと拷問向きの魔法である。
さすがに申し訳ない。魔弾ですぐに爆滅させてとどめを刺す。
結局鬼火はやめて魔弾で掃滅する事にした。
ロアさんも魔弓で攻撃に参加していて、数匹は倒したようだ。
こうしてハルピュイアの群れを撃墜しながら駆け下りた崖の先には、ひと際大きな空間が広がっていた。
「ロア。今の崖は16階層として設定しておいてくれ」
「承知しました」
これだけのダンジョンの地形探知を隅々まで余裕でこなすロアさん。
さらにその応用で地図製作まで同時にこなしているらしい。
驚異の受付嬢である。レベルも高いし、探索の最前線にうってつけの人物である。
この町にはギルドに出入りする冒険者や兵士、合わせて300名を超える戦力が存在するが、その中でNo2の実力を持つのが受付嬢という現実。
副ギルドマスターとかは何をやっているのかと思うが、これが事実なのだからしかたない。
ところで、ハルピュイア30匹以上を撃破した事によって俺のレベルが上昇していた。
Up【LV】145→ 146
ついに上がったな。このファンタジックな異世界に来てから初めて、ようやく普通のレベルアップを体験した。
しかしハルピュイアなんてレベル60相当の魔物で、俺の半分以下。これくらいの相手だとレベルなんて上がらないだろうと思っていたのだが。
まあこれもあれだな。またパッシブスキルの影響だろう。
なにせこんなものがあるのだから、少しくらいレベルが上がりやすくとも不思議はない。
【魔なる者】 獲得魔素上昇 +3000%
「エ、エフィルアお前…… 獲得魔素上昇系のスキルを持っているのか? 」
「そうみたいですね」
「上昇率は?」
「+3000%となってますが」
「そうか、プラス30倍か。普通の人間よりも31倍のスピードでレベルが上がっていくというわけだ」
「ふうむ、やはりそういう意味になりますか」
「冷静だな…… …… ああ、たっあああああ、何てことだ。わかっているのか? それは、それは、私が一番欲しいやつだぞ?」
ダウィシエさんは突如激しく反応を示した。
曰く、レベル上げには幾つかの壁があるらしい。努力で到達できる水準は決まっていて、それを超えるには特殊な境遇や才能が必要になる。その特殊な才能の最たる物の1つ、それが獲得魔素上昇系のスキルらしい。
「私やエフィルアのレベルだとな、本来この程度の魔物をいくら倒してもレベルなんて上がらんのだよ。もっと強力な魔物を捜し求めて未開の秘境にでも行かねばならん。しかもそんな場所に、ちょうど倒せるくらいの都合の良い魔物だけが出現してきてくれるわけでもない。はあぁ、経験値上昇スキルが手に入るなら、私は腕の2本を失ってもかまわないほどなのだが」
狼狽する彼女に、ロアさんが声をかける。
「もう、だめですよダウィシエさん。流石に腕2本失ったら武器もつかめませんからね、くれぐれも妙な悪魔と変な取引とかしないで下さいよ?」
「ロア、私を止めるな。この身を悪魔そのものに変えたとしても、私は、わたしはっ」
まあそうだな。魔神の俺が言うのは憚られるが、変な契約とかには気をつけたほうが良いとは思う。相手が悪魔であれ人間であれな。
さて、そんな中トカマル君はしれっとレベルアップを重ねている。
Up【LV】38→ 40
今の魔物はトカマル君にとってかなりの強敵だった。しっかり2レベルもあがっている。
ロアさんもダウィシエさんもレベルは変わっていない。
というよりも、普通はそう感単に上がるものではないらしい。
俺は崖下に落ちたハルピュイアの素材をインベントリにしまってゆく。
ここまでに出てきたアンデッド系とは違って有用な素材が採取できるらしいのだ。
肉も食えるらしい。かなり人型に近いが、あくまでも鳥というあつかい。この世界の人間は普通に食用にする。
そのあたりの基準は地球文明とはかなり違ってる。ハルピュイアなんて、むしろ上等な魔物肉として珍重すらされているらしい。
羽根も魔導具の素材になるみたいだ。
ロアさんは少し下がった踊り場のところで一度立ち止まった。
「ここに小さな脇道があるんですけど…… 入ってすぐの場所に、空間を捻じ曲げるほどの障壁があってですね。その奥はどうなっているのかサッパリつかめません。下手をしたらどこか別な空間につながっていたり、一度進むと戻ってこられなくなる可能性もあります」
彼女の言う場所を覗き込んでみると、狭い小さな岩穴の奥にグンニャリとした何かが見えた。いかにも空間が捻じ曲がっていそうな雰囲気。瘴気も高濃度で噴出しているのが分かる。
「この場所を後回しにして崖の下へと進んだなら、おそらくダンジョンボスが発生するエリアに続いているかと」
道は2つという事だ。良く分からない領域に突撃するか、ダンジョンボスの攻略を目指すのか。
ダンジョンボスというのが何なのか、それはダウィシエさんが教えてくれた。
曰く、そのダンジョンの主であり、こいつが力を付ければ付けるほど、ダンジョンもまた広く深く強大になっていくものらしい。
一体全体どうしてそんな仕組みになっているのかは、未だに解明されていない。ともかくコイツを倒してしまえば一安心。しばらくの間ダンジョンが大きくなる心配はなくなるらしい。
今回の任務を主導するダウィシエさんの意思で、まずはボスエリアの様子を確認することに。可能ならばそのまま討伐までしてしまおうというでまとまる。
そのまま下へと降り進む。途中で一度平らな場所に出るが、その先はさらなる絶壁。下を覗きこんでも暗い崖があるばかり。
「ロアさん、この地形ってどれくらい続くのです?」
肉眼では狭くて見通せない部分もあるし、俺の探知術では地形は分からない。
「途中に平坦な場所を挟みながらですけど、100mほどは続いているようです。魔物も多数待ち構えてますね」
「なるほど」
魔物がいるのは俺にも分かった。空を飛ぶタイプの魔物が溜まっているポイントがある。
「私たちの戦力なら問題ない相手だと思います」
「ならば、とっとと行くとしよう」
やや脳筋ぎみなギルマスは、崖と石段が連続していくような地形を飛ぶように駆け下りる。
相変わらず適当についていく俺。
魔物が見えてくる。それは瘴気の風に乗って舞い踊っている。
現れたのは半人の怪鳥だった。クチバシは無く、山姥のような頭部を持っている。
「ハルピュイアか?」
先行するギルマス。そこへと向かって1体の怪鳥が牙を剥き、カギ爪を突き出した。
ギルマスは全速で駆け下りていた勢いのまま壁を蹴り、加速する。
ギルマスの大剣と、魔力に満ちたハルピュイアのカギ爪がぶつかり合う。
魔力の火花が弾ける、そして断崖の岩肌に甲高い鳴き声が響いた。
ィギィイぇぇイぃイィィィィ
羽は身体から別れ、山姥の額は半分に割られていた。
ダウィシエさんは見事に敵を切り捨てたあと、その敵の身体を蹴って飛び上がり、また壁を蹴り、次の敵へ。
トカマル君もそれを真似して跳びまわるのだが、ハルピュイアのLVは60以上にもなるらしい。ちょっと心配である。
「トカマル君、無理しないでなー」
「はーいエフィルア様、気をつけますー」
15階層までと比べると、ここで一気に難易度が上がった。
ブースト肉によるステータス上昇をプラスしても、トカマル君には荷の重い相手だ。
圧倒的な格上相手でも血気盛んに戦いを挑んでいくトカマル君だが、さすがに1人にはしておけない。
足場も良くないし、今回は俺も戦うとする。
ついでに覚えたての【鬼火】も実戦練習しておくことにした。
メラリ ボォゥゥ
「ギイイイイイアァアアアア…… ァアアアア…… ァアア」
赤黒い炎に全身をゆっくりと浸食されながら落ちていくハルピュイア。
鬼火を実戦で使ってみた結果、それは少々残酷でかわいそうな結果を引き起こした。
この魔法は肉体だけでなく半分は精神にダメージを与える。しかも瞬間的な攻撃力はあまり高くない。時間をかけて侵食してゆく魔法なので、苦しみも長そうなのだ。どちらかというと拷問向きの魔法である。
さすがに申し訳ない。魔弾ですぐに爆滅させてとどめを刺す。
結局鬼火はやめて魔弾で掃滅する事にした。
ロアさんも魔弓で攻撃に参加していて、数匹は倒したようだ。
こうしてハルピュイアの群れを撃墜しながら駆け下りた崖の先には、ひと際大きな空間が広がっていた。
「ロア。今の崖は16階層として設定しておいてくれ」
「承知しました」
これだけのダンジョンの地形探知を隅々まで余裕でこなすロアさん。
さらにその応用で地図製作まで同時にこなしているらしい。
驚異の受付嬢である。レベルも高いし、探索の最前線にうってつけの人物である。
この町にはギルドに出入りする冒険者や兵士、合わせて300名を超える戦力が存在するが、その中でNo2の実力を持つのが受付嬢という現実。
副ギルドマスターとかは何をやっているのかと思うが、これが事実なのだからしかたない。
ところで、ハルピュイア30匹以上を撃破した事によって俺のレベルが上昇していた。
Up【LV】145→ 146
ついに上がったな。このファンタジックな異世界に来てから初めて、ようやく普通のレベルアップを体験した。
しかしハルピュイアなんてレベル60相当の魔物で、俺の半分以下。これくらいの相手だとレベルなんて上がらないだろうと思っていたのだが。
まあこれもあれだな。またパッシブスキルの影響だろう。
なにせこんなものがあるのだから、少しくらいレベルが上がりやすくとも不思議はない。
【魔なる者】 獲得魔素上昇 +3000%
「エ、エフィルアお前…… 獲得魔素上昇系のスキルを持っているのか? 」
「そうみたいですね」
「上昇率は?」
「+3000%となってますが」
「そうか、プラス30倍か。普通の人間よりも31倍のスピードでレベルが上がっていくというわけだ」
「ふうむ、やはりそういう意味になりますか」
「冷静だな…… …… ああ、たっあああああ、何てことだ。わかっているのか? それは、それは、私が一番欲しいやつだぞ?」
ダウィシエさんは突如激しく反応を示した。
曰く、レベル上げには幾つかの壁があるらしい。努力で到達できる水準は決まっていて、それを超えるには特殊な境遇や才能が必要になる。その特殊な才能の最たる物の1つ、それが獲得魔素上昇系のスキルらしい。
「私やエフィルアのレベルだとな、本来この程度の魔物をいくら倒してもレベルなんて上がらんのだよ。もっと強力な魔物を捜し求めて未開の秘境にでも行かねばならん。しかもそんな場所に、ちょうど倒せるくらいの都合の良い魔物だけが出現してきてくれるわけでもない。はあぁ、経験値上昇スキルが手に入るなら、私は腕の2本を失ってもかまわないほどなのだが」
狼狽する彼女に、ロアさんが声をかける。
「もう、だめですよダウィシエさん。流石に腕2本失ったら武器もつかめませんからね、くれぐれも妙な悪魔と変な取引とかしないで下さいよ?」
「ロア、私を止めるな。この身を悪魔そのものに変えたとしても、私は、わたしはっ」
まあそうだな。魔神の俺が言うのは憚られるが、変な契約とかには気をつけたほうが良いとは思う。相手が悪魔であれ人間であれな。
さて、そんな中トカマル君はしれっとレベルアップを重ねている。
Up【LV】38→ 40
今の魔物はトカマル君にとってかなりの強敵だった。しっかり2レベルもあがっている。
ロアさんもダウィシエさんもレベルは変わっていない。
というよりも、普通はそう感単に上がるものではないらしい。
俺は崖下に落ちたハルピュイアの素材をインベントリにしまってゆく。
ここまでに出てきたアンデッド系とは違って有用な素材が採取できるらしいのだ。
肉も食えるらしい。かなり人型に近いが、あくまでも鳥というあつかい。この世界の人間は普通に食用にする。
そのあたりの基準は地球文明とはかなり違ってる。ハルピュイアなんて、むしろ上等な魔物肉として珍重すらされているらしい。
羽根も魔導具の素材になるみたいだ。
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