RAID05

「退屈な日々を過ごす世界と、自分が何者かにならなきゃいけない世界、どちらを選ぶ?」
 14歳の陽菜がスマホを開くと、突然ニーナという少女が語り掛けてくる。
 「何者かにならなきゃいけない世界」を選んだ陽菜は異世界へ飛ばされた。

 ニーナの守るマルクト王国は、上空に現れた火星基地に攻め込まれていた。
 陽菜が適任と啓示を受けたニーナは、陽菜を総司令官に任命する。

 陽菜はアバターとの制約により、3時間までしか異世界にいられない。
 アバターと完全に一体化すれば、制約はなくなるという。

 でも、ニーナは陽菜なら3時間でも必ず成果をあげられると話していた。

 火星基地は科学が発達しており、魔法で暮らしていたマルクト王国は対処ができていなかった。
 陽菜は今までやってきたゲームスキルを使って、軍に的確な指示を出し、次々に火星から現れるロボットを破壊していく。
 
 次第に、マルクトの悪魔と呼ばれるようになっていった。
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