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第1部4章 親友であって親友じゃない
01 サマーホリデー前の最後の行事
しおりを挟む制服は衣替えの時期がすぎ、すっかり夏のものにと変わっていた。
学食のランチも、夏の旬野菜を使ったものに変わっており、今日も繁盛している。
「あの、今日も前、いいですか。ニル先輩」
「俺はいいけど……はは~なんか、二人とも似た者同士って感じ」
ランチをもってやってきたアイネをぎろりと睨んだセシルと、ゼラフはもうすっかり似た者同士というか、いいコンビだった。本人たちは、そう思われたくないけれど、正統派ライバルになった二人は、俺の目にはそういうふうに映ってしまうのだ。いや、正統派ライバルって思ってるのは俺だけかもしれないけど。
あの大会の日からかなり経つが、アイネはそれはもう鋼のメンタルで、俺とランチをしようといつも俺たちを見つけては駆け寄ってくるようになった。周りからどう思われているかはわからないが、主人公だからそういった行動が許されているのかもしれない、と俺は思うことにした。
だが、相変わらず席はゼラフの横である。
あの大会以来、俺はすっかりアイネに惚れられてしまって、付きまとわれている。といっても、毎時間というわけじゃない。だって、学年が違うから。それと、尾行にはすぐに気付くことができるので、「ああ、またか」程度には思って、注意はしない。支障が出るようだったらいうつもりだが、攻略キャラに追加された以上、注意したところで運命的に引き合わされるんじゃないかと思う。だから、余計なことはしない。
俺は攻略キャラになった実感がないし、実際、そういった恋とか愛とか他の人に向けたことがなかった。俺は思った以上に、周りに対して淡白な人間だから。優しいとよく言われるが、裏を返せばだれにでも等しく接しているだけで特別がいないということ。
俺の唯一無二は、永遠にセシルだから。
(てか、最近セシル、アイネにもそういうガン飛ばすようになったんだよなあ……)
前までは、アイネを快く受け入れているようにも見えたが、今は敵だ! というように、睨みをきかせてアイネをみているのだ。アイネ本人は気づく由もないが。
普通なら、ここでセシルは俺を睨んで俺を敵だ! と敵視するんだろうけど。ゲーム通りじゃないから、そうはならないというか。
「あ、あの……ニル先輩。よければ、学園創立記念のパーティー、一緒にいてくれませんか。少しでもいいので」
「ああ、学園創立記念のパーティーか……確かにもうすぐだね」
あの日も思ったが、本当に時とは早く過ぎるものだと思った。
サマーホリデー前の最後のイベントといっても過言ではない学園創立記念のパーティーは、外部からも人が訪れ、学園の歴史を感じることができるものである。
創立記念ということもあり、規模がでかいため、強制参加ではないのだが、ほぼほぼ出席するし、何だったら、秋の収穫祭くらいは盛り上がるし、露店もいくつか出る。といっても、貴族中心のパーティーなので、特待生や平民でこの学校に入った人間には少し肩身の狭いパーティーでもある。学園の、開かれた学びとは? と思うくらい、やはり貴族社会なのだ。
俺たちはもちろん出席するつもりだし、なんなら、この学園設立に携わった皇族の血筋……セシルは、ありがたいお言葉を読み上げる係りに任命されているので、外せない。俺は、そんなセシルを護衛するのだが、外部からも人がこれるということで、俺以外にもセシルを護衛する人間は増えるのだ。警備があの大会よりも厳重になる。なにせ、帝国騎士団がくるから。
「どう、ですか。夜のパーティーだけでもいいので」
「……うん。まあ」
セシルの鋭い視線にたじろぐ。
別にパーティーだからといって、パートナーを連れて歩かなければならないわけでもない。よくいうダンスのパートナーとか、エスコートしてくれる人とか。
そして、何を隠そうこのパーティーは、本来ならこのゲームの大きなイベントであり、誰を選ぶか、好感度が爆上がりイベントなのだ。だから、アイネが誰を選ぶかというのは非常に重要になっていき、ここで選んだ攻略キャラを中心にストーリーが進んでいくといっても過言ではない。だが、俺はこの間攻略キャラとして彼の眼中……心を射止めたのであって。
(そう、ストーリーにはないもの……どうなるかわからない)
はじめこそ、セシルとくっつくのではないかと予想していたが、全くセシルはそういったそぶりを見せなくなった。それどころか、アイネの攻略対象となってしまった俺は、どう行動すればいいのかわからずいた。アイネはかわいいとはいえ、そういう目で見れないし、かわいい後輩程度としか思っていない。俺のアイネに対する好感度は友情のままだ。いや、友情すら抱いていない。ちょっと過保護かも、棄権だから守ってあげなければならない存在かも、程度。特別視しているわけではない。
だが、ニル・エヴィヘットルートなるものを彼が開いてしまったせいで、ストーリーがこじれてしまっている。主人公を強制的に好きにならされるのではないかと少し怖いのだ。このかわいいという感情も、もしかしたら誰かに作られた、用意されたものなのかもしれないと思うと。俺のセシルへの気持ちが土足で踏み入られて、上書きされるのが何よりも恐ろしい。
「ダメだ」
「セシル?」
口をはさんだのはセシルだった。先ほどまで、アイネを睨み、ゼラフを睨みと忙しかった彼が、こちらの会話に割り込んできた。
それはもう冷たい夜の瞳でアイネを睨んでいる。さすがのアイネもその剣幕に圧倒されたのか、ぺこりと頭を下げた。
「おいおい、大人げねえなあ。セシル。後輩が委縮しちまったじゃねえか」
「貴様は誰の味方かわからないな。リヒトヤー悪いが、ニルは先約がある」
「それは、セシル先輩と……ですか」
ああ、とセシルはためらうことなく頷いた。そんな約束はしていないのだが、当日は彼の護衛としての役目は果たさなければならないし、それが先約であるかといわれたらそうとも言えるだろう。だが、セシルはそういうことを言いたいわけではないらしい。
ゼラフは、大人げない、大人げないと口にしながら頬杖をついている。ゼラフからしてみれば、この会話というのはとてもつまらないものなのだろう。あくびが出るほどに。
「つまらなそうだね、ゼラフ」
「ん? ああ、まあな。いつものが始まったって思って」
ふぁあ……と、あくびをしてゼラフはむすくれる。だが、何かを思いついたようにニヤリと笑うと、俺のそのローズクォーツの瞳を向けた。
「ニル、俺とはダメか。そんな、嫉妬むき出しのセシルよりも、俺と……」
「貴様はもっとダメだ。ダメだといっているだろう」
「セシル、声が大きいよ……」
ゼラフの言葉には必ずといっていいほど反応し、セシルはゼラフを牽制する。だが、ゼラフは舌を出して聞こえないというように肩をすくめた。
俺はセシルをなだめつつ、アイネのほうを見た。アイネは俺に助けてほしそうな瞳を向けている。
俺が、意思を持たないような攻略キャラだったらきっとアイネに落ちていただろう。でも、俺はそうじゃない。その瞳が、訴えてきても、それを受け入れることはできなかった。魅了の瞳といってしまったらあれだけど、アイネの瞳にはそういったくすぐるものがある。
「アイネ、ごめん。当日はセシルの護衛をしなきゃだから」
「その、ちょっとした時間だけでも、ダメ、ですか」
「うーん、難しいかも。守るって、一瞬のことじゃないからね」
そうだ。セシルを守るのは一瞬じゃない。というか、俺の立場はセシルの護衛だ。それはこれからもずっと変わることはない。
もちろん、学園生活を楽しむというのも一つ重要だと思う。でも、それよりも俺はセシルを守ることを……
「セシル、どうしたの?」
「いや……ニルらしいなと思って。まあ、ということだ。リヒトヤー、ニルは当日は俺につきっきりだ」
何威張ってんだか、と斜め向かいからゼラフの声が聞こえたが、聞こえなかったことにして、俺は申し訳なさそうにアイネのほうを見た。はじめこそ、アイネは納得できないという顔をしていたが、諦めたように、はい、と頷いた。良心が痛むが、これは仕方がないことなのだと言い聞かせる。
「わかりました。当日は、ルームメイトといることにします。でも、見かけたら挨拶くらいはさせてください」
「それくらいなら。ね、セシル」
「なんで俺に聞くんだ。別に、挨拶に許可はいらないだろう。リヒトヤー……そ、その俺は怖くないからな?」
と、セシルはちょっとたじろぎながら言う。
自分で怖くないなんて言って、悲しくないのだろうか。確かに言い方は悪かったようにも思えるが、そこまで気にするほどではないのではないか、とも思った。だが、セシル自身がそう思っているのなら、それを否定する必要もなかった。よく見せようとしているわけではないが、セシルの気持ち的には、後輩であるアイネに厳しくいってしまったことを後悔したといった感じだろう。
アイネは、大丈夫ですよ、ときょとんとした顔の後に笑って見せた。さすがは主人公、メンタルが違う。そんなことを思っていると、ゼラフと目があってしまった。
「どしたの、ゼラフ……え、怖い、何で見つめて何も言わないの!?」
「いーや、俺にも勝ち目あんのかなあって」
「なんの、勝ち目!?」
いきなり意味の分からないことを言われて、俺は目を丸くするしかなかった。何の勝負をしているのだろうか。アイネに好かれる勝負だろうか……?
いや、そもそも、ゼラフが、アイネのこと好きということだろうか。それは違う気がする。すぐに、その考えは消し去ることができた。ゼラフは強いものにしか興味ないから。
その後は、一瞬固まった空気が解けて和気あいあいと食事を済ませることができた。アイネは魔法実験の授業があるからと、その場をすぐに去ってしまったが、ゼラフは、ぽつんと取り残されたように俺たちのところにいた。
「ゼラフは、次何の授業?」
「俺はサボる。つまんねえし」
「つまんないってさあ……これ以上留年したらまずいでしょ。家的にも」
「別にいいんだよ。つまんねえ授業するほうが、つまんねえんだから」
と、意味の分からない返しをしてくる。俺が、もうこれは何を言っても聞かないな、と思っているとセシルがすっと俺の肩を抱いて、ゼラフと俺の間に立った。
「それは、貴様が学ぼうとしていないだけじゃないのか?」
「ああ?」
「確かに、貴様ほどの優秀な魔導士であれば学ぶことはないだろう。だが、実技や、実践で得られるものはある。また、基礎は定着すればするほど、自分のためになるだろう」
「はあ~お堅いねえ、皇太子殿下は」
ゼラフは、わざと皇太子といって頭の後ろで腕を組む。
セシルは顔をしかめたが、ゼラフはそんなセシルに舌を出して聞く姿勢をとらなかった。もとから合わない二人なのだから、相手に強制することもないだろう、と俺は二人を見ていた。
言い合いに発展したららちが明かないと、俺は間に入ることにした。
「でも、やっぱり、みんな揃って卒業したいじゃん。進路はバラバラかもだけど。こうして、同じ学年になったのを何かの縁だと思ってさ……ね?」
「ニル……」
思った以上に臭いセリフが出てしまい、俺は慌てて撤回といったがゼラフは「いいなそれ」と腹を抱えて笑い出した。バカにしているわけじゃないのだろうが、それがかえって羞恥心を加速させる。
「いいぜ。ニルが、俺と卒業したいっていうんなら、それで。ああ、違う意味での卒業も……いてえッ! だから、何、すんだこの野郎」
「貴様が、ニルに卑猥なことを言うからだろ」
「そう、とらえるほうが卑猥は気がするが? まあ、いい。仕方ねえから、ニルのために授業受けるとするぜ」
「仕方ないって……! ていうか、俺のためじゃないから、自分のため!」
ひらひらと手を振って去っていくゼラフに俺は叫んだ。まったく、本当に油断も隙もないやつだと思う。まあ、それよりも……
「セシル、穴あくんだけど。どうしたの、そんなじっと見て」
「いや? お前は優しいなって思って」
「優しくないよ。ただ目の前で起こっていることに対して意見しただけ。セシルだってそうでしょ?」
ゼラフはダル絡みしてくるけど、根は悪い奴じゃない。ただ、めんどくさがりで授業をさぼるだけで、やれば成績はいいのだろう。それがもったいないと思ってしまうのだ。
彼を真剣にさせられない学校側が悪いのかと言われたら、それもまた違うが。
「誰にでも優しいお前を見てると、誇らしくも思うが、寂しくも思うな」
彼の夜色の瞳が少し影る。
誇らしいと寂しいという感情は果たして結びつくものなのだろうか。首をひねった考えたが、答えは出ずに、うやむやに流そうと俺は口を開く。
「何それ。ほら、俺たちも行くよ。授業に遅れたら大変だから」
「フッ……そうだな」
俺が歩き出せば、その後ろをセシルがついてくる。いつもは逆な気がするのに、こうやって引っ張っていくのもいいなと、思いながら、俺たちはゼラフとは反対方向に歩き出した。
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