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第一節
氷結
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「いくらインディヴィール・シリーズ、があったって、数の力には敵わないんだよ~死ね~!」
そういって、デモナが兵士に合図をした、その瞬間、兵士が一気に能力を発動した。
「ウィダーさっき渡した武器があんだろ、なんでもいいから、刃の部分を、能力に当てろ!」
「わ、分かった!」
とりあえずジョニーにうなずいたあと、ウィダーは、手に持ってるダガーで、二人を囲んでる能力を切りつけた。
すると、能力の動きが止まったあと、分散して消えていった。
「なっなんだ!?いきなり、俺たちの能力が消えた。」
「すげー!なんか消えた。何だよこれ。」
「あ~これ? インディヴィール・ダガーっていう、インディヴィール・シリーズていう武器の一つらしい。
どうやらこれで切りつけたものは、魔力の流れが1分ぐらい乱れるらしい。これで、悪魔の再生を無効化出来る。
ちなみの俺が持ってるのは、インディヴィール・ソードって名前らしい。」
「へ~すげ~!」
「ブゥエッヘッへ~ インディヴィール・シリーズがあったって、この城には数千人の兵士が潜んでるんだ。
たった二人だけで生き残れるわけねぇだろう? バーカ!」
そう言い捨てたあと、壁に穴を開けて逃げていった。
「あいつ、逃げやがった!ジョニー追いかけんぞ!」
そして、二人がデモナを追いかけようとしたとき、デモナが開けた穴から、数百人の兵士が入ってきた。
「何人来ても変わらねぇよ!」
そういって、ウィダーが軍勢に突っ込んでいきその中にいる、白髪の男に向けて飛び蹴りをかました。
それを男は片手で受け止め、足を思い切り掴んで投げ飛ばし、壁を貫き大広間へとウィダーが飛んでいった。
「初対面の相手に自己紹介もなしに蹴りかかるとは、品性の欠片もないな。 野良犬のほうがまだマシだな。」
「なんだよ、兵士と一緒に俺のとこに来たってことは、つまり俺を殺しに来たってことだろ?だったらいちいち文句つけずにかかってこいよ!」
「それもそうか、ならば遠慮なく行かせてもらおう!」
そして男は、地面に手をおいた、すると、ウィダーに向けて広範囲に巨大な氷塊が出現した。すでにウィダーの体力は、限界に達しており能力を使えるだけの魔力は、もう残っていなかった。そのため、ウィダーは男の攻撃を、避けることも魔法で防ぐこともできず、ダガーで防ぐことが精一杯であった。
「なんだ?さっきまでの威勢はどうした?もう虫の息ではないか。」
何とか、急所は避けることはできたが、下半身は守りきれず足のほうが、氷漬けになった。
{やべぇ!!まじかよ! こいつ・・・めちゃくちゃ強い。今の状態で勝てる相手じゃねぇ!雑魚複数の相手ぐらいならまだなんとかなる。ならここは、一度こいつを巻いて、ジョニーに任せる。}
ウィダーは、しばらく思考した後、足元の氷をダガーで解いた、そして、二回ほど跳躍した後、後を向いて扉の方へ
全速力で走った。
「そうか、逃げるのか、 それがお前の選択か!」
「嗚呼そうだよ!こんなとこで死んでたまるかよ!」
そしてウィダーがドアノブへと指をかけ、今、扉を開けようとした。その時、正面から刺々しい巨大な氷塊が、男が床に手を置いた位置からウィダーの方へとまっすぐ生成された。ウィダーは慌てて扉に入り廊下の左方向に飛び込み何とかそれを回避した。
それを、魔力探知により察知した男は、自身の周りに拳1個分ほどの大きさの、大量の氷塊を量産し、それを銃弾のように高速で飛ばした。その氷塊は壁を貫きウィダーの方へ一斉に飛んでいった。ウィダーは、左側に今出せる最高速で必死に走ることにより何とかそれを避けようとした、しかし、わずかながらに反応が遅れたウィダーの膝や、あばらに氷塊が直撃し、ゴリッと骨を砕く音がした。足が砕けたウィダーは、地面に倒れ込みんだ、そしてボロボロになった壁の瓦礫がウィダーの方へ落ちていきウィダーはそれの下敷きとなった。
「体力も底をつき、もう再生する体力も残っていないか。」
「クッソ!クソがぁ!!!!」
もう呻くことしかできなくなったウィダーを、冷徹な目で見下ろし、ゆっくりと手をかざした。
「じゃあな・・・愚かな国賊よ」
そういって、デモナが兵士に合図をした、その瞬間、兵士が一気に能力を発動した。
「ウィダーさっき渡した武器があんだろ、なんでもいいから、刃の部分を、能力に当てろ!」
「わ、分かった!」
とりあえずジョニーにうなずいたあと、ウィダーは、手に持ってるダガーで、二人を囲んでる能力を切りつけた。
すると、能力の動きが止まったあと、分散して消えていった。
「なっなんだ!?いきなり、俺たちの能力が消えた。」
「すげー!なんか消えた。何だよこれ。」
「あ~これ? インディヴィール・ダガーっていう、インディヴィール・シリーズていう武器の一つらしい。
どうやらこれで切りつけたものは、魔力の流れが1分ぐらい乱れるらしい。これで、悪魔の再生を無効化出来る。
ちなみの俺が持ってるのは、インディヴィール・ソードって名前らしい。」
「へ~すげ~!」
「ブゥエッヘッへ~ インディヴィール・シリーズがあったって、この城には数千人の兵士が潜んでるんだ。
たった二人だけで生き残れるわけねぇだろう? バーカ!」
そう言い捨てたあと、壁に穴を開けて逃げていった。
「あいつ、逃げやがった!ジョニー追いかけんぞ!」
そして、二人がデモナを追いかけようとしたとき、デモナが開けた穴から、数百人の兵士が入ってきた。
「何人来ても変わらねぇよ!」
そういって、ウィダーが軍勢に突っ込んでいきその中にいる、白髪の男に向けて飛び蹴りをかました。
それを男は片手で受け止め、足を思い切り掴んで投げ飛ばし、壁を貫き大広間へとウィダーが飛んでいった。
「初対面の相手に自己紹介もなしに蹴りかかるとは、品性の欠片もないな。 野良犬のほうがまだマシだな。」
「なんだよ、兵士と一緒に俺のとこに来たってことは、つまり俺を殺しに来たってことだろ?だったらいちいち文句つけずにかかってこいよ!」
「それもそうか、ならば遠慮なく行かせてもらおう!」
そして男は、地面に手をおいた、すると、ウィダーに向けて広範囲に巨大な氷塊が出現した。すでにウィダーの体力は、限界に達しており能力を使えるだけの魔力は、もう残っていなかった。そのため、ウィダーは男の攻撃を、避けることも魔法で防ぐこともできず、ダガーで防ぐことが精一杯であった。
「なんだ?さっきまでの威勢はどうした?もう虫の息ではないか。」
何とか、急所は避けることはできたが、下半身は守りきれず足のほうが、氷漬けになった。
{やべぇ!!まじかよ! こいつ・・・めちゃくちゃ強い。今の状態で勝てる相手じゃねぇ!雑魚複数の相手ぐらいならまだなんとかなる。ならここは、一度こいつを巻いて、ジョニーに任せる。}
ウィダーは、しばらく思考した後、足元の氷をダガーで解いた、そして、二回ほど跳躍した後、後を向いて扉の方へ
全速力で走った。
「そうか、逃げるのか、 それがお前の選択か!」
「嗚呼そうだよ!こんなとこで死んでたまるかよ!」
そしてウィダーがドアノブへと指をかけ、今、扉を開けようとした。その時、正面から刺々しい巨大な氷塊が、男が床に手を置いた位置からウィダーの方へとまっすぐ生成された。ウィダーは慌てて扉に入り廊下の左方向に飛び込み何とかそれを回避した。
それを、魔力探知により察知した男は、自身の周りに拳1個分ほどの大きさの、大量の氷塊を量産し、それを銃弾のように高速で飛ばした。その氷塊は壁を貫きウィダーの方へ一斉に飛んでいった。ウィダーは、左側に今出せる最高速で必死に走ることにより何とかそれを避けようとした、しかし、わずかながらに反応が遅れたウィダーの膝や、あばらに氷塊が直撃し、ゴリッと骨を砕く音がした。足が砕けたウィダーは、地面に倒れ込みんだ、そしてボロボロになった壁の瓦礫がウィダーの方へ落ちていきウィダーはそれの下敷きとなった。
「体力も底をつき、もう再生する体力も残っていないか。」
「クッソ!クソがぁ!!!!」
もう呻くことしかできなくなったウィダーを、冷徹な目で見下ろし、ゆっくりと手をかざした。
「じゃあな・・・愚かな国賊よ」
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