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雪女篇
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「何時頃?」
「朝の九時過ぎよ」
「ふーん。分かった。今日は風呂に入ってすぐに寝るよ」
最後の米粒まで食べ終わると、ゆっくりと立ち上がろうとすると体がふらついた。
「おっと、危ない。大丈夫なの? まだ、歩くのは止した方がいいわよ。階段から落ちると危ないし……」
「いや、大丈夫。これくらい大したことはないよ。時間が経てば普通に歩けるようになるから、母さんは先に降りてていいよ。風呂には自分一人で行くから……」
「そう、無理はしない事よ。危ないと思ったらすぐにやめること。それだけは守ってちょうだい!」
美咲はそう言って、持ってきた食器を片付けると部屋から出ていった。
残された灯真は、自分のバッグから着替えの用意を始める。
「朝の九時過ぎよ」
「ふーん。分かった。今日は風呂に入ってすぐに寝るよ」
最後の米粒まで食べ終わると、ゆっくりと立ち上がろうとすると体がふらついた。
「おっと、危ない。大丈夫なの? まだ、歩くのは止した方がいいわよ。階段から落ちると危ないし……」
「いや、大丈夫。これくらい大したことはないよ。時間が経てば普通に歩けるようになるから、母さんは先に降りてていいよ。風呂には自分一人で行くから……」
「そう、無理はしない事よ。危ないと思ったらすぐにやめること。それだけは守ってちょうだい!」
美咲はそう言って、持ってきた食器を片付けると部屋から出ていった。
残された灯真は、自分のバッグから着替えの用意を始める。
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