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雪女篇
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「脱衣所といい、姿が薄くなったり、そして、今、この足跡が何よりも証拠だ。人間の体重だったらこんなに浅い足跡は出来ない。それに度々、おかしな言動を言っていただろ?」
「————そうか、お前は気づいていたか……。なら、何もかも隠す必要は無かろう。見破った褒美として、私の姿を見せてやる!」
そのまま雪菜は宙に浮かび、全身から溢れ出すに光に包まれて仮の姿から真の姿に変えた。
白い着物、水色のマフラー、薄水色の髪、水色の瞳、肌を白く美しい。彼女は雪が似合う妖だ。
「あと一つ、忠告でもしておこう。妖に妖怪と言うのをやめておけ。妖の中には私と違って、穏健派がいるからな……」
灯真を上から睨みつけて、そう言った。
「————そうか、お前は気づいていたか……。なら、何もかも隠す必要は無かろう。見破った褒美として、私の姿を見せてやる!」
そのまま雪菜は宙に浮かび、全身から溢れ出すに光に包まれて仮の姿から真の姿に変えた。
白い着物、水色のマフラー、薄水色の髪、水色の瞳、肌を白く美しい。彼女は雪が似合う妖だ。
「あと一つ、忠告でもしておこう。妖に妖怪と言うのをやめておけ。妖の中には私と違って、穏健派がいるからな……」
灯真を上から睨みつけて、そう言った。
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