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雪女篇
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蔵から部屋に戻ると、灯真は決心して自分にできることが無いか古い本の中から封印の術や妖祓いについて夢中になって調べた。
妖力の強い妖に対しての術、陣など読み続けるがさっぱり分からない。
だが、妖を式にする儀式はなぜかすぐに分かった。
書かれている文字は何十年、何百年以上に書かれたものであり解読するのにも一苦労である。
だが、この儀式は書物の方で書かれたものであり、文字が次から次へと浮かび上がってくる。そこから見開き六ページはすぐに理解することが出来た。
「ふぅ……。頭が痛いな。それにしてもこの難しい文字は専門の誰かに依頼するしかなさそうだけど……。いや、これは見せたらそれこそやばいかもしれないな」
集中していたせいなのか、いつの間にか太陽が西に傾き始めていた。
妖力の強い妖に対しての術、陣など読み続けるがさっぱり分からない。
だが、妖を式にする儀式はなぜかすぐに分かった。
書かれている文字は何十年、何百年以上に書かれたものであり解読するのにも一苦労である。
だが、この儀式は書物の方で書かれたものであり、文字が次から次へと浮かび上がってくる。そこから見開き六ページはすぐに理解することが出来た。
「ふぅ……。頭が痛いな。それにしてもこの難しい文字は専門の誰かに依頼するしかなさそうだけど……。いや、これは見せたらそれこそやばいかもしれないな」
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