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甘やかな『ミーム』

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 俺は一瞬迷った。
 奴に料理をさせるという事は、奴に刃物を渡すということだ。
 だが、奴が武器を持ったところで俺に敵うとは思えなかった。
 俺は任せることにした。

 奴は得意げな表情を見せると石の上で鳩をさばきだした。
 その手際は見事で、料理をし慣れていることがわかる。
 さっき外でとってきた野草を小刀で丁寧に刻むと、塩と一緒に肉の表面にすり込むなどして何か凝ったことをしている。
 いろいろ加工した後に枝に刺し遠火で焼き始めた。
 さらに俺の持っていた器を借りると、野草や鳩の内臓と一緒に水を入れ、中に焼けた小石を放り込んでぐつぐつと煮込んでいる。
 洞穴内にとてもいい匂いが漂いだした。

 俺は関心しながらその様子を見守っていた。
 ミームは野蛮だと聞いていたが、この姿を見る限り決してそんなことはなかった。
 肉に塩を付けて焼くことしか考えていなかった俺よりも、はるかに高度な調理の仕方を知っている。

 そして、俺はその間にファームの証をおっ立てていた。
 なにしろ奴はマントしか羽織っていない。
 手を上げる度にそれがはだけ、白い裸体が見え隠れする。
 奴は料理に集中しており、俺がチロチロと見ていることに気づいてなかった。
 ミームの裸体にこんなにも惹かれるのは昨夜のあの行為のせいだ。
 あの体に触れ、もう一度極上の快感を味わいたいのだ。
 だが、それはファームの種族を冒涜する行為でもある。
 俺は心の中で必死に欲望と戦っていた。
 そんな俺の苦悩も知らず、奴は何の気無しに白い乳房をチラチラと見せつける。

 もう襲いかかろうか?

 欲望に負けそうになりそう考えている時に、奴が出来上がった肉を持ってきてくれた。
 こんがりと焼けた肉を差し出す。
 美味そうな匂いが漂い、それを受け取ると食欲の方に気を取られて俺の心は一旦落ち着いた。
 その肉にかぶりつく。

 うまい!!!

 あの野草が香りを引き立て、塩だけで焼いた肉とは雲泥の差だ。
 食い進めると肉の中からも肉汁を吸った野草が出てきて、香りと共に口の中に旨味が広がる。こんな凝った料理は今まで食ったことがなかった。
 夢中で食っている俺を見届け、白いミームも満足そうに肉を齧る。
 奴は半分ほど食うと残りを俺に差し出した。

「え? いいのか?」

 奴は頷くとマントの上からお腹のあたりをポンポンと叩く。もう腹がいっぱいらしい。
 とうに自分の分を食い終えていた俺は、それも受け取り齧り付く。
 それも食い終えると、今度は器に入ったスープが差し出された。
 野草と内臓で煮込んだものらしい。
 この道具のない中、よくここまでできるなと感心しながら器を受け取ろうとして、俺は息をのむ。
 器が熱いのかその両端をもっている為、あげた両腕でマントの前がはだけまくって、乳房や股間が丸見えだった。
 マントの中の薄暗がりに浮かぶ白い裸体を見て、俺の中で何かが弾け飛ぶ。
 奴は俺の視線が裸体に注がれている事に気付くと、途端に顔を赤くし何かを叫んだ。早く受け取れと言っているらしい。
 奴の体に視線を注いだまま、ノロノロと腕をあげ片手で器を受け取る。
 そしてもう一方の手で奴の腰を抱き寄せた。

「キャッ!」

 突然俺に引き寄せられ奴が悲鳴をあげる。
 俺は器を離れた安全な場所に置くと、奴を地面に組み敷いた。
 マントはそのまま敷物になり、白い髪が地面に広がる。
 マントの胸元のボタンを外し全裸にさせると、そのまま覆いかぶさった。
 奴は悲鳴をあげ必死で抵抗するが、余りにも体格差がありすぎた。

「※△☆▲ッッ!」

 恐怖に目を見開き、手で俺の顔を押し上げ遠ざけようとするが、その力は弱く何の抵抗にもなっていなかった。

「すまん。苦しいかもしれんが、もう一度だけミームの壺に入れさせてくれ!」

 そう言うと獣のように奴の乳房に食らいつき舐め回す。
 もうファームの尊厳なんかどうでも良くなっていた。
 昨夜とかわらない、その柔らかさや肌の滑らかさを存分に味わう。
 奴の喘ぐような悲鳴が聞こえる。
 この白い肌の滑らかさもっとを感じ取りたくて、覆い被さりながら俺も服を脱いだ。
 裸になり、白い首筋に顔を埋め匂いを嗅ぎながら奴の身体を撫で回す。
 水浴びをしたにも関わらず、俺の気持ちを高ぶらせる甘い香りがし、その白い肌はピタリと俺に吸い付き馴染む。

 気持ちよかった。
 白いミームの肌の温もりが俺に伝わり、その体は熱く火照っているようだ。
 自身の身体を擦り付け、柔らかいミームの肌と滑りを堪能する。

 しばらく声をあげ抵抗していたが、俺が奴を舐め上げるにつれそれは無くなり、昨夜と同様喘ぐようなくぐもった声をあげ始めた。
 奴を舐め、揉みしだきながら俺は思う。

 やはり乳がいい。
 ファームには無い乳房の感触に俺は異様に興奮し、集中的に弄くり回した。
 乳房を揉み上げ、両手でギュッとわし掴み、盛り上がったピンクの乳首を交互に舐め上げる。乳首をすくい取るように舌先でクリクリと舐め回す。
 その乳首は少し膨らんできているように思えた。

「ああっ…あっ…※△☆…ううっ…」

 甘い喘ぎ声が漏れる。
 特に乳首を舐めると奴は気持ち良さげな声をあげる。
 身体を舐め回す分にはおそらく奴も快感を感じているのだろう。
 だが、ミームの壺に肉棒を入れると奴は苦しむ。
 その壺がある股間に手を這わせると、肉の割れ目から液が染み出していた。
 股間の膨らみに添わせ手のひらを何度もさする。
 摩る度に割れ目から染み出す液の量が多くなる。
 ミームの喘ぎ声もますます高まってくる。
 俺は割れ目の中に指を入れてみた。

「アアッッ!!  アンッ…☆▲ッ!!」

 ヌプリとした感触と共に指は中に吸い込まれ、滑る肉に包まれる。
 気持ち良いのだろうか?
 苦し気だった昨日とは違って気持ち良さそうな声を上げている。
 昨日は肉棒だったから苦しかったのだろうか?
 奴の横に身体をずらし、白髪の頭を腕で抱え込みながら割れ目の中の指をかき回した。
 くたりと俺に身を預けているミームは、顔を赤くし眉を顰め、時折ビクリと体を震わせながら細く高い喘ぎ声を上げる。
 盛り上がった乳房が動きに合わせフルフルとふるえていた。
 時折思い出したようにその乳首を口に含むとクンクンと喘ぐ。
 俺はミームの壺を弄りつづけた。
 指が割れ目の中を這い回る度に、激しく髪を振り乱し艶やかな声をあげる。
 特に割れ目の直ぐ上にある小さな蕾のような肉の芽を弄ると、のたうつ様に激しく反応し息を荒くする。
 最初はあれだけ抵抗していたくせに、今は俺のなすがままだ。

「気持ち良いのか?」

 その赤く火照った顔を見つめ俺は聞く。

「ハァ…ハァ…ハァ…☆▲♡♡…ハァ…」

 目を細め、切なげな表情で俺に答える。
 意味は分からないが気持ちが良いらしい。
 さらに、

「▼※△☆▲♡♡♡…」

 そういうと俺の首に両手を回し顔を埋めた。
 だめだ、何言ってるか分からんが、こいつは子猫の様に可愛すぎる。
 俺の肉棒はもうはち切れんばかりに巨大化しており、奴の中に入れたくて我慢できなかった。
 再び覆い被さり奴の股を開く。

「もう我慢できん。入れるぞ! 苦しいかもしらんが辛抱してくれ!」

 昨日の様子を考えると抵抗するかと思ったが、不思議なことにそれは無かった。
 上気し潤んだ目を見ると、俺が入れるのを待っている様にも思われた。
 奴の肉壷に肉棒を突き入れる。
 割れ目の中に亀頭がヌプリと吸い込まれ、暖かい温もりと共に快感が湧き上がる。

「ああッ…くぅんッ!」

 奴が声を上げ、ギュッと肉壺が締まる。
 その締め付けを感じながらズブズブと肉棒を押し進めた。昨日よりも断然スムーズに肉棒が咥えこまれ、奴の胎内に根元まであっさりと収まってしまった。
 そして中の肉襞の蠢きは昨日の以上で、まるで奥に吸い込む様に脈動し、その気持ち良さに俺は身動きができなかった。
 不意に俺の背に奴の手が回される。
 見下ろすと、昨日の苦しげな顔とは全然違う、艶やかで気持ち良さげに顔を顰める、白いミームの姿があった。
 ハァハァと荒い息を吐きつつも、その表情は恍惚として快感に溺れている様だ。

「おい、苦しくないのか?」

「ハァ…ハァ…♡♡♡♡…、▲※◎♡♡」

 その表情を見ると、どうも気持ち良いらしい。
 俺は安心し、素晴らしい快感に打ち震えながら、もっと貪欲に快感を味わおうと腰を揺すり始めた。

「ああッ…、アッ、アッ、アッ…」

 ミームの艶やかな声が上がる。

「おおっう! ふんっ」

 俺も突き抜ける様な快感に、思わず声が出る。
 より快感を求め、奴の股間に肉棒を打ち付ける速度がだんだんと早くなる。
 亀頭と肉棒が、奴の腹の中で揉みくちゃに締め上げられる。
 洞穴の中に互いの肉がぶつかる音と、二人の叫ぶような喘ぎ声が響き続けた。
 下腹部から全身に響きわたる凄まじい快感に、脳天が真っ白になる。
 汗を撒き散らし、腰を何度も奴の中に叩きつける。白いミームも悲鳴の様な喘ぎ声を上げ続けている。
 襲い来る快感に、とうとう肉棒の根元に精の種が集まり出し俺は限界を迎えそうだった。
 上体を起こすと奴の膝をもって股を広げさせ、体勢を変える。
 肉棒を根元までしっかり肉壷に埋め込むと、互いの股間が密着する様子を見ながら、さらに腰を反らせドクリと精を吐き出した。
 快感が体の芯を突き抜ける。
 その後もドクドクと脈を打ち、胎内奥深くに精が注ぎ込まれる。
 奴は精を受け止めながら、長い髪を乱れさせ、恍惚とした表情で俺を見つめていた。

 全てを出し切り肉棒を引き抜くと「ひゃん」と声をあげる。
 肉棒を引き抜いた後のパックリと開いた割れ目から、タラタラと俺の精が流れ出していた。

 満足した俺は素晴らしい快感を名残惜しみながら奴に声をかける。

「おい、白いミーム。今日は昨日よりももっと良かったぞ。お前の肉壷は最高だ」

 その声を聞いてか聞かずか、奴は不意に起き上がると俺に抱きついてきた。
 首に手を回し、乳房が俺の胸板に押し付けられる。

「 ☆※◎★●…♡♡♡…♡…♡ 」

 蕩けるような甘い表情でそう言うと、俺に顔を寄せ、チュッと俺の唇に自分の唇を重ねた。

 俺にはそれが何なのか分からなかったが、とても甘やかな気持ちになる事は確かだった。
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