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一七章 海と水着と将来と
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終業式の日がやってきた。
お決まりのお偉方の、お決まりの訓示を受けて、生徒たちは飛び出していく。
待ちにまった夏休み。特に笑苗にとっては樹というはじめての『本気彼氏』が出来た夏休みということで、とにかく気合いが入っている。
――樹とのはじめての夏だもんね。思いきりアピールしなくちゃ!
と、すでにやる気満々である。
「よし、海に行こう!」
そんな笑苗の気持ちを汲みとったかのように澪が宣言した。
「なんと言っても、新道が加わってからはじめての夏だもんね。これはもう、海に行くしかないでしょ」
と、澪は胸を張って宣言する。
もともと、笑苗たち五人は小学校時代からの付き合い。夏には毎年、五人そろって海やら、山やら行っていたのだ。いまさらのことではない。むしろ、言うまでもない当たり前のことである。
わざわざ『海に行こう!』などと宣言するまでもなく『今年はいつ、行く?』ですんでいた話である。それをわざわざ宣言したのは樹がいるからに他ならない。
――海! 樹と海!
そう思うだけで笑苗の胸は高鳴る。
――樹の水着姿が見られる! どんな体、してるんだろう? 服の上からでもあんなすごい筋肉してたんだもん。きっと、すごい細マッチョなのよね。
まだ見ぬ筋肉への憧れに、思わず頬の赤らむ笑苗であった。
「あ、でも……」
と、妄想から目を覚まし、現実に帰ってきた。
「樹は畑があるのよね? だいじょうぶなの?」
作物だけならまだしも、ニワトリもいる。一日だって世話を休むわけにはいかないはずだ。
樹はこともなげに答えた。
「日帰りなら大丈夫。農家でもどこかに出かけられるよう、徹底的に省力化を図ってきたからね。ニワトリたちも放っておけば勝手に、その辺の草やら虫やらを食べてるから、朝に食事をやってさえおけば、あとは放っておいてもかまわないし」
「それじゃ、決まりね!」
と、澪。思わせぶりに笑苗に目配せしている。
――これは、気合い入れて水着、選ばないと。
燃える炎を心に宿し、そう決意する笑苗であった。
そして、その日やってきた。
陽光降りそそぐ夏の浜辺で笑苗たち三人は三日かけて選んだ最新の水着姿を披露する。樹の前で並び立ち、大胆なビキニ姿を見せつける。
三人とも上位カーストだけあって顔もいいが、スタイルもいい。そんな三人がそれぞれに大胆なビキニを着て目の前に立っているのだ。女子との交際経験ひとつない生真面目系男子には刺激が強すぎる。ともすれば胸の谷間に吸い込まれそうな視線を無理やりそらし、『あ、ああ……』とかなんとか口にする。頬が赤くなっているのは日に焼けたせいではない。
そんな樹の態度に、
「んん~?」
と、澪が探るような視線を向ける。
「その態度はいけないなあ。彼氏なら彼女にはちゃんと言うこといわないと」
「そうそう。それが礼儀ってものよ」
澪とあきらがふたりして笑顔で圧をかけてくる。ふたりにはさまれた笑苗は不安と緊張、そして、期待の入り交じった顔で見つめている。
いかに交際経験のない朴念仁でも、この場で言うべきことぐらいは知っている。樹はチラリ、と、笑苗を見た。恥ずかしくて逃げ出したい気分だったが、笑苗のすがりつくような表情には逆らえない。
「に、似合ってる。……かわいいよ」
頬を真っ赤に染めて、消え入りそうな声でようやく告げる。
キャ~、と、歓声をあげて三人娘は跳びはねる。
ようやく、どうにか、礼儀を果たした樹は恥ずかしさのあまり死にたい気分を抱えてうなだれる。そんな樹を、慶吾と雅史がポンポンと肩を叩いて慰める。
なにはともあれ、儀式が終わり、夏を満喫……するはずだったのだが、その前にもうひとつ、騒ぎがあった。
はじめてのお披露目となる樹の水着姿である。
笑苗たちは樹とは高校からの付き合いだし、清風学園にはプールがないので水泳の授業もない。当然、樹の水着姿など、はじめて見る。
水着自体はごく普通の男子用の海パンだが、特筆すべきはその肉体。日々の畑仕事とパン作りで鍛えられた筋肉は、澪とあきらを色めきたたせ、慶吾と雅史を落ち込ませるのに充分なものだった。
「うわあっ。新道、すごい筋肉してたんだねえ」
「ほんと。これなら、筋肉フェチの笑苗が惚れ込むのもわかるわ」
「誰が筋肉フェチよ!」
澪が感心すると、あきらもうなずいた。そして、笑苗は不本意そうに頬をふくらませる。
「特に背筋がすごいわ。これなら、ものすごいパンチ、打てそう」
「……ま、まあ、クワを振るったり、薪割りしたり、餅つきしたりしてるから。自然とパンチ力を鍛える結果にはなってる……かな」
「なるほどねえ。三杉と遠井を一発KOできるわけだわ」
と、澪もあきらも樹の筋肉に興味津々。ぴったり寄り添い、指先でツンツンしたりと誰が樹の彼女なのかわからない状態。もちろん、本家の彼女としては黙っていられない。
笑苗は頭に角を生やして樹と澪たちの間に割って入った。
「こら! あんたたちは樹にさわっちゃダメでしょ」
樹にさわっていいのは、あたしだけなんだから!
と、眉を吊りあげた表情がそう言っている。
「え~。笑苗、ずる~い。独り占めする気ね」
「いいじゃない、ちょっとさわるぐらい。減るもんじゃなし」
「ダメったらダメ!」
夏の浜辺でキャイキャイやりはじめる三人だった。その間――。
連れの女子たちから完全無視された慶吾と雅史は体育座りで両ひざの間に顔を埋め、どっぷり落ち込んでいたのだった……。
それはともかく、夏である。
夏の海である。
楽しみはたのしみでしっかり満喫した。
泳いだり、ビーチバレーしたり、樹が持参したスイカでスイカ割りに興じたり……夏の日を満喫した。途中、笑苗たち目当てによって来るナンパ野郎たちを追い払わなくてはならないことも何度かあったが、今年はなにしろボクサー顔負けの細マッチョがいる。
樹が笑苗たちの前にたちはだかり、その筋肉を見せつければ、体力に自信のないチャラ男たちはすごすごと引きさがるのだから、楽なものだった。その姿に笑苗は――。
「どうだ!」
と、ばかりの自慢顔である。
かくして、澪とあきらのなかで樹の株はますますあがり、慶吾と雅史はまたしても落ち込んだのであった……。
遅めの昼食に樹お手製のリッチ&ゴージャスなサンドイッチを堪能し、昼休み。笑苗と樹は荷物番を兼ねてビーチパラソルのもとで隣り合わせに座っていた。
「海なんて、小学生のとき以来だな」
「中学のときとかは来なかったの?」
「ああ。畑仕事が優先だったし、一緒に来るような仲間もいなかったからね」
――そんなに畑仕事が大事なのに、あたしとは海に来てくれたんだ。
そのことがとにかく嬉しい笑苗だった。
「じゃあさ。今年はいっぱい来ようよ。八月いっぱいあるんだから、まだまだ来れるしさ」
「あ、それが……」
と、樹はちょっと申し訳なさそうな表情をした。
「八月からはドイツに行くんだ」
「ドイツに⁉」
「ああ。前からウォルフに誘われていてね。ネットや本で調べてはいるけど実際に海外の取り組みを見たことはないから。この機会に少しでも他の国の取り組みを見てくるつもりなんだ」
「そ、そうなんだ……」
てっきり、夏休みの間中、思いっきりイチャイチャできると思っていたのに当てが外れた。とは言え――。
――遊びに行くんじゃないもんね。将来のために勉強に行くんだから。ワガママ言って邪魔しちゃダメだよね。あ、でも……。
「それなら、畑はどうするの? なんなら、あたしがかわりに見てようか?」
そうすれば、樹の役に立てる。はなれていても一緒にいる気分にひたれる。
しかし、樹はきっぱりと言った。
「それは駄目だ。君はまだ、畑を任せられるほどくわしくない」
「うっ……」
あまりにも正論なのでぐうの音も出ない。
「畑のことは知り合いに頼んである。まあ、一週間程度の予定だから大したことはないし」
「そ、そうなんだ……」
――八月いっぱい、行っているわけじゃないんだ。
それなら、帰ってきてから一緒に夏を楽しむ時間はまだまだある。
そう思い、ホッとする笑苗だった。
八月が来て、笑苗たちに見送られながら樹はドイツへと旅立った。そして――。
樹は帰ってこなかった。
お決まりのお偉方の、お決まりの訓示を受けて、生徒たちは飛び出していく。
待ちにまった夏休み。特に笑苗にとっては樹というはじめての『本気彼氏』が出来た夏休みということで、とにかく気合いが入っている。
――樹とのはじめての夏だもんね。思いきりアピールしなくちゃ!
と、すでにやる気満々である。
「よし、海に行こう!」
そんな笑苗の気持ちを汲みとったかのように澪が宣言した。
「なんと言っても、新道が加わってからはじめての夏だもんね。これはもう、海に行くしかないでしょ」
と、澪は胸を張って宣言する。
もともと、笑苗たち五人は小学校時代からの付き合い。夏には毎年、五人そろって海やら、山やら行っていたのだ。いまさらのことではない。むしろ、言うまでもない当たり前のことである。
わざわざ『海に行こう!』などと宣言するまでもなく『今年はいつ、行く?』ですんでいた話である。それをわざわざ宣言したのは樹がいるからに他ならない。
――海! 樹と海!
そう思うだけで笑苗の胸は高鳴る。
――樹の水着姿が見られる! どんな体、してるんだろう? 服の上からでもあんなすごい筋肉してたんだもん。きっと、すごい細マッチョなのよね。
まだ見ぬ筋肉への憧れに、思わず頬の赤らむ笑苗であった。
「あ、でも……」
と、妄想から目を覚まし、現実に帰ってきた。
「樹は畑があるのよね? だいじょうぶなの?」
作物だけならまだしも、ニワトリもいる。一日だって世話を休むわけにはいかないはずだ。
樹はこともなげに答えた。
「日帰りなら大丈夫。農家でもどこかに出かけられるよう、徹底的に省力化を図ってきたからね。ニワトリたちも放っておけば勝手に、その辺の草やら虫やらを食べてるから、朝に食事をやってさえおけば、あとは放っておいてもかまわないし」
「それじゃ、決まりね!」
と、澪。思わせぶりに笑苗に目配せしている。
――これは、気合い入れて水着、選ばないと。
燃える炎を心に宿し、そう決意する笑苗であった。
そして、その日やってきた。
陽光降りそそぐ夏の浜辺で笑苗たち三人は三日かけて選んだ最新の水着姿を披露する。樹の前で並び立ち、大胆なビキニ姿を見せつける。
三人とも上位カーストだけあって顔もいいが、スタイルもいい。そんな三人がそれぞれに大胆なビキニを着て目の前に立っているのだ。女子との交際経験ひとつない生真面目系男子には刺激が強すぎる。ともすれば胸の谷間に吸い込まれそうな視線を無理やりそらし、『あ、ああ……』とかなんとか口にする。頬が赤くなっているのは日に焼けたせいではない。
そんな樹の態度に、
「んん~?」
と、澪が探るような視線を向ける。
「その態度はいけないなあ。彼氏なら彼女にはちゃんと言うこといわないと」
「そうそう。それが礼儀ってものよ」
澪とあきらがふたりして笑顔で圧をかけてくる。ふたりにはさまれた笑苗は不安と緊張、そして、期待の入り交じった顔で見つめている。
いかに交際経験のない朴念仁でも、この場で言うべきことぐらいは知っている。樹はチラリ、と、笑苗を見た。恥ずかしくて逃げ出したい気分だったが、笑苗のすがりつくような表情には逆らえない。
「に、似合ってる。……かわいいよ」
頬を真っ赤に染めて、消え入りそうな声でようやく告げる。
キャ~、と、歓声をあげて三人娘は跳びはねる。
ようやく、どうにか、礼儀を果たした樹は恥ずかしさのあまり死にたい気分を抱えてうなだれる。そんな樹を、慶吾と雅史がポンポンと肩を叩いて慰める。
なにはともあれ、儀式が終わり、夏を満喫……するはずだったのだが、その前にもうひとつ、騒ぎがあった。
はじめてのお披露目となる樹の水着姿である。
笑苗たちは樹とは高校からの付き合いだし、清風学園にはプールがないので水泳の授業もない。当然、樹の水着姿など、はじめて見る。
水着自体はごく普通の男子用の海パンだが、特筆すべきはその肉体。日々の畑仕事とパン作りで鍛えられた筋肉は、澪とあきらを色めきたたせ、慶吾と雅史を落ち込ませるのに充分なものだった。
「うわあっ。新道、すごい筋肉してたんだねえ」
「ほんと。これなら、筋肉フェチの笑苗が惚れ込むのもわかるわ」
「誰が筋肉フェチよ!」
澪が感心すると、あきらもうなずいた。そして、笑苗は不本意そうに頬をふくらませる。
「特に背筋がすごいわ。これなら、ものすごいパンチ、打てそう」
「……ま、まあ、クワを振るったり、薪割りしたり、餅つきしたりしてるから。自然とパンチ力を鍛える結果にはなってる……かな」
「なるほどねえ。三杉と遠井を一発KOできるわけだわ」
と、澪もあきらも樹の筋肉に興味津々。ぴったり寄り添い、指先でツンツンしたりと誰が樹の彼女なのかわからない状態。もちろん、本家の彼女としては黙っていられない。
笑苗は頭に角を生やして樹と澪たちの間に割って入った。
「こら! あんたたちは樹にさわっちゃダメでしょ」
樹にさわっていいのは、あたしだけなんだから!
と、眉を吊りあげた表情がそう言っている。
「え~。笑苗、ずる~い。独り占めする気ね」
「いいじゃない、ちょっとさわるぐらい。減るもんじゃなし」
「ダメったらダメ!」
夏の浜辺でキャイキャイやりはじめる三人だった。その間――。
連れの女子たちから完全無視された慶吾と雅史は体育座りで両ひざの間に顔を埋め、どっぷり落ち込んでいたのだった……。
それはともかく、夏である。
夏の海である。
楽しみはたのしみでしっかり満喫した。
泳いだり、ビーチバレーしたり、樹が持参したスイカでスイカ割りに興じたり……夏の日を満喫した。途中、笑苗たち目当てによって来るナンパ野郎たちを追い払わなくてはならないことも何度かあったが、今年はなにしろボクサー顔負けの細マッチョがいる。
樹が笑苗たちの前にたちはだかり、その筋肉を見せつければ、体力に自信のないチャラ男たちはすごすごと引きさがるのだから、楽なものだった。その姿に笑苗は――。
「どうだ!」
と、ばかりの自慢顔である。
かくして、澪とあきらのなかで樹の株はますますあがり、慶吾と雅史はまたしても落ち込んだのであった……。
遅めの昼食に樹お手製のリッチ&ゴージャスなサンドイッチを堪能し、昼休み。笑苗と樹は荷物番を兼ねてビーチパラソルのもとで隣り合わせに座っていた。
「海なんて、小学生のとき以来だな」
「中学のときとかは来なかったの?」
「ああ。畑仕事が優先だったし、一緒に来るような仲間もいなかったからね」
――そんなに畑仕事が大事なのに、あたしとは海に来てくれたんだ。
そのことがとにかく嬉しい笑苗だった。
「じゃあさ。今年はいっぱい来ようよ。八月いっぱいあるんだから、まだまだ来れるしさ」
「あ、それが……」
と、樹はちょっと申し訳なさそうな表情をした。
「八月からはドイツに行くんだ」
「ドイツに⁉」
「ああ。前からウォルフに誘われていてね。ネットや本で調べてはいるけど実際に海外の取り組みを見たことはないから。この機会に少しでも他の国の取り組みを見てくるつもりなんだ」
「そ、そうなんだ……」
てっきり、夏休みの間中、思いっきりイチャイチャできると思っていたのに当てが外れた。とは言え――。
――遊びに行くんじゃないもんね。将来のために勉強に行くんだから。ワガママ言って邪魔しちゃダメだよね。あ、でも……。
「それなら、畑はどうするの? なんなら、あたしがかわりに見てようか?」
そうすれば、樹の役に立てる。はなれていても一緒にいる気分にひたれる。
しかし、樹はきっぱりと言った。
「それは駄目だ。君はまだ、畑を任せられるほどくわしくない」
「うっ……」
あまりにも正論なのでぐうの音も出ない。
「畑のことは知り合いに頼んである。まあ、一週間程度の予定だから大したことはないし」
「そ、そうなんだ……」
――八月いっぱい、行っているわけじゃないんだ。
それなら、帰ってきてから一緒に夏を楽しむ時間はまだまだある。
そう思い、ホッとする笑苗だった。
八月が来て、笑苗たちに見送られながら樹はドイツへと旅立った。そして――。
樹は帰ってこなかった。
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