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トンボのメガネ
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「赤いね」
私は両手を広げて夕焼けを眺める。
「今急にトンボのメガネが脳内再生されちゃった」
ハミングする彼。
「私のメガネは何色?」
私の視線は彼に向く。
「……好きな色、かな」
一瞬音が消えて彼は堪えきれずに目をそらす。
「私も好きだよ」
金木犀が香り始める季節、私の瞳は彼に染まる。
私は両手を広げて夕焼けを眺める。
「今急にトンボのメガネが脳内再生されちゃった」
ハミングする彼。
「私のメガネは何色?」
私の視線は彼に向く。
「……好きな色、かな」
一瞬音が消えて彼は堪えきれずに目をそらす。
「私も好きだよ」
金木犀が香り始める季節、私の瞳は彼に染まる。
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