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第5章 堕天使たちの涙
その2 支配と服従
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「よいか、マリア、ワシの秘薬は女を淫らにさせるだけではない。この香りを吸いこんだお前は全身の感覚が解放されて、男が発する気をいたる所で感じるようになる」
老人が頬を撫でるように指先を動かすとマリアはうっとりした表情を浮かべる。
「ワシの気はお前の体にまとわりついて、表からも裏からも体の隅々を這いまわる」
老人は手のひらを内側に向けてゆっくりとあおる。乳首を突き上げるリズミカルな刺激にマリアは思わず声を上げる。
「あっ、あっ、あっ」
「ふふ、乳房を裏側から責められたことはあるまい。もっと面白いこともできるぞ」
老人が人差し指で空中の的を突っつくとマリアは奇妙な表情を浮かべる。
「ふむ、まだ小さいな。おまけに中身は空っぽだ」
「え…?」
「わからんのか…ほら、これだ」
「…あ、だめ!」
マリアはあわてて下腹をかばう。老人はニヤリと笑って親指と人差し指でウズラの卵ほどの空間を挟みクリクリと動かす。
「…う…う…う」
「どうだ、体の奥に隠した子袋をいじられる気分は…」
マリアは身を屈めてダラダラと涎を垂らしている。
「ふむ、それほど良いか…だが、ワシの気分しだいで、こんなものは一息にひねり潰せるぞ」
老人が指先に力を加えるとマリアはボロボロと涙を流す。
「…うう、だめよ…やめて」
「ほう、なぜだ?」
「赤ちゃんが、できなくなっちゃう」
「お前のような娘が、なにをいまさら」
「お願い、もう許して…」
「お前は口の聞き方がなっていない。それでワシに頼んだつもりか」
「ああ、おじい様、マリアはいけない娘です。どうかお許しを…」
老人は指の力を弱めるがマリアの涙は止まらない。ひっくひっくとしゃくり上げながらしきりに目頭をぬぐっている。
「マリア、なぜ泣いている。これはお前が望んだことではないか。お仕置きをしてくれといったのはどこの誰だ」
「マリアです。この口がいいました…でも、怖いのはイヤ」
マリアがむせび泣く。左手で口もとを押さえて右手で下腹をかばっている。
「恐怖と快楽は表裏一体。恐怖の果てに快楽があり、快楽の向こうには恐怖が待ち構えている。愚か者はそんなことも知らんのか?」
「…はい、愚かなマリアはなにも知りません」
「この小娘が、生意気にもワシの望みを叶えるだと?」
「…はい、マリアは生意気な小娘です」
「おまけに、老人の清らかな願いを台無しにする淫乱なメス犬だ」
「…はい、マリアは淫乱なメス犬です」
哀れなオウムは老人の言葉をいわれるままに繰り返す。
「ところで…お前はいま、なにをしている」
マリアの左手が胸を揉みしだき右手は股間をまさぐっている。
「あの…これは…体が熱くて」
「だれが触っていいといった」
「ゴメンナサイ…でも、我慢できないの」
「あきれ果てた小娘だ、そんなに男が欲しいのか」
「…お願い、いわないで」
「このイヤらしい体をもとに戻すには、一体どうしたらいいのだ」
「それは…」
「ん、なんだ?」
「おじい様が…してください」
マリアの息は乱れ白い肌が耳まで真っ赤に染まっている。
「たわけ者、お前は親代わりのワシと媾うつもりか!」
「わたし、こんなになっちゃって…もう、どうしたらいいの」
マリアの目から大粒の涙がこぼれ落ちる。老人はマリアの顔をのぞきこみ猫なで声で話しかける。
「哀れな娘だ。お前の頭は恐怖と快感でぐちゃぐちゃになっている。だが、もう少しの辛抱だ。ここを超えれば楽になれるぞ。さあ、欲しいものはなんだ。本当のことをいえ…」
「…太いので…突いて…奥まで…いっぱい…あっ、あっ、あっ」
マリアがブルブル震えだす。両目を見開いて肘掛けを握りしめると椅子の上で二度三度と跳ねあがる。
「己の言葉に興奮してイッてしまうとは、もはや手の施しようがない」
老人は冷たい声で突き放す。
老人が頬を撫でるように指先を動かすとマリアはうっとりした表情を浮かべる。
「ワシの気はお前の体にまとわりついて、表からも裏からも体の隅々を這いまわる」
老人は手のひらを内側に向けてゆっくりとあおる。乳首を突き上げるリズミカルな刺激にマリアは思わず声を上げる。
「あっ、あっ、あっ」
「ふふ、乳房を裏側から責められたことはあるまい。もっと面白いこともできるぞ」
老人が人差し指で空中の的を突っつくとマリアは奇妙な表情を浮かべる。
「ふむ、まだ小さいな。おまけに中身は空っぽだ」
「え…?」
「わからんのか…ほら、これだ」
「…あ、だめ!」
マリアはあわてて下腹をかばう。老人はニヤリと笑って親指と人差し指でウズラの卵ほどの空間を挟みクリクリと動かす。
「…う…う…う」
「どうだ、体の奥に隠した子袋をいじられる気分は…」
マリアは身を屈めてダラダラと涎を垂らしている。
「ふむ、それほど良いか…だが、ワシの気分しだいで、こんなものは一息にひねり潰せるぞ」
老人が指先に力を加えるとマリアはボロボロと涙を流す。
「…うう、だめよ…やめて」
「ほう、なぜだ?」
「赤ちゃんが、できなくなっちゃう」
「お前のような娘が、なにをいまさら」
「お願い、もう許して…」
「お前は口の聞き方がなっていない。それでワシに頼んだつもりか」
「ああ、おじい様、マリアはいけない娘です。どうかお許しを…」
老人は指の力を弱めるがマリアの涙は止まらない。ひっくひっくとしゃくり上げながらしきりに目頭をぬぐっている。
「マリア、なぜ泣いている。これはお前が望んだことではないか。お仕置きをしてくれといったのはどこの誰だ」
「マリアです。この口がいいました…でも、怖いのはイヤ」
マリアがむせび泣く。左手で口もとを押さえて右手で下腹をかばっている。
「恐怖と快楽は表裏一体。恐怖の果てに快楽があり、快楽の向こうには恐怖が待ち構えている。愚か者はそんなことも知らんのか?」
「…はい、愚かなマリアはなにも知りません」
「この小娘が、生意気にもワシの望みを叶えるだと?」
「…はい、マリアは生意気な小娘です」
「おまけに、老人の清らかな願いを台無しにする淫乱なメス犬だ」
「…はい、マリアは淫乱なメス犬です」
哀れなオウムは老人の言葉をいわれるままに繰り返す。
「ところで…お前はいま、なにをしている」
マリアの左手が胸を揉みしだき右手は股間をまさぐっている。
「あの…これは…体が熱くて」
「だれが触っていいといった」
「ゴメンナサイ…でも、我慢できないの」
「あきれ果てた小娘だ、そんなに男が欲しいのか」
「…お願い、いわないで」
「このイヤらしい体をもとに戻すには、一体どうしたらいいのだ」
「それは…」
「ん、なんだ?」
「おじい様が…してください」
マリアの息は乱れ白い肌が耳まで真っ赤に染まっている。
「たわけ者、お前は親代わりのワシと媾うつもりか!」
「わたし、こんなになっちゃって…もう、どうしたらいいの」
マリアの目から大粒の涙がこぼれ落ちる。老人はマリアの顔をのぞきこみ猫なで声で話しかける。
「哀れな娘だ。お前の頭は恐怖と快感でぐちゃぐちゃになっている。だが、もう少しの辛抱だ。ここを超えれば楽になれるぞ。さあ、欲しいものはなんだ。本当のことをいえ…」
「…太いので…突いて…奥まで…いっぱい…あっ、あっ、あっ」
マリアがブルブル震えだす。両目を見開いて肘掛けを握りしめると椅子の上で二度三度と跳ねあがる。
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老人は冷たい声で突き放す。
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