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第3章 丘の上の屋敷
その3 マリアの豹変
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二人はかすかに開いた唇を離す。
口もとに柔らかく湿った感触がまだうっすらと残っている。キュリオが目を開ける。マリアが腰に手を当てて勝気な表情で見上げている。
「あんた、けっこう、うまいじゃない」
「え…?」
「だからさ、褒めてるんだよ」
「マリア、どうしたの?」
「あたしはあたし、文句ある?」
「なんか、変だよ」
マリアはキュリオのシャツの胸飾りを指でもてあそぶ。
「変なのは、この服の方だね」
「よせよ、おじい様の趣味だぞ!」
「あ、怒った」
ケラケラと笑いだす。すぐに手のひらで頬を押さえて顔をしかめる。
「イテテ…ちきしょう、ノッポのやつ。やたらに殴りやがって…」
「覚えてないんじゃないの?」
「だれが忘れるもんか。無理やり突っ込まれたんだぞ。今度あたしに触ったらチンコをぶった切ってやる!」
「君、どうなってるの?」
「男はみんなクソだ。でも、あんたは違う。あたしを守ってくれるんだよね…」
マリアがキュリオにしがみつく。バランスを崩した二人が床に倒れこむ。マリアは首に抱きついたままキュリオの股間に手を伸ばす。
「…だからね、良いことしてあげる」
「なにするんだ」
マリアの指先がズボンの中にもぐりこむ。手のひらでキュリオを包みこむ。手首がゆっくりと動きだす。
キュリオがギュッと目をつぶる。息が荒くなり頬に赤みがさしてくる。
「ほら、良くなってきた…」
マリアが耳もとでささやくと嫌がるように首をふる。
「やめて欲しいの?」
「…」
「それとも、もっとする?」
キュリオがかすかにうなずく。マリアは器用にボタンを外すとキュリオを外に引きずりだす。皮はむけているがまだ産毛しか生えていない。
「けっこう、大きいね」
親指と人指し指を巻きつけて首の周りを刺激する。キュリオがマリアにしがみつく。体がピクピク震えている。
「へえ、感じやすいんだ」
指先で小さな穴をノックする。ヌルヌルした体液が湧いてくる。
「男の子なのに、濡れちゃったよ」
キュリオが薄く目を開ける。二本の指の間に透明な糸が伸びている。マリアは指の匂いを嗅いで舌先で味を確かめる。
「あ…」
「恥ずかしいの?」
「違うよ、ちょっと驚いただけだ」
「あんた、可愛い…」
マリアはキュリオにまたがると尻をむけて四つん這いになる。ドレスの裾をたくしあげてフリルのついたドロワーズを見せつける。
「これが、欲しいんでしょ?」
焦らすように腰をふる。キュリオの手が伸びて柔らかな布越しに股間をまさぐる。
「はあ…でも、そこはだめ」
マリアはドレスの肩ひもを落とす。下着をずらして素肌をさらす。キュリオの両手を導いて左右の胸を触らせる。
十本の指がぎこちなく動きだして小ぶりな胸を揉みしだく。
「うん…そこなら、いいよ」
マリアは目を閉じてキュリオの指の感触を味わっている。乳首の先が固くなる。呼吸がしだいに浅くなる。
「ん、ん、ん…」
喉の奥から喘ぎ声が漏れてくる。キュリオの右手が下りてきてドロワーズの中に忍び込む。指先が中心を見つけると下から上になであげる。
マリアはすっかり濡れている。
「あ、だめ…」
あわてて手首を押さえるが逆らう力は残っていない。キュリオの中指が小さなマリアを見つけだして小刻みな動きで追いつめる。
「あ、あ、あ」
口が勝手に開きだす。
「…イク、イク、イク!」
マリアの体がビクンと跳ねる。首を反らせてあごを突きだす。腰をガクガク震わせて後ろにむかって倒れこむ。
キュリオの腕の中でマリアは意識を失っている。
口もとに柔らかく湿った感触がまだうっすらと残っている。キュリオが目を開ける。マリアが腰に手を当てて勝気な表情で見上げている。
「あんた、けっこう、うまいじゃない」
「え…?」
「だからさ、褒めてるんだよ」
「マリア、どうしたの?」
「あたしはあたし、文句ある?」
「なんか、変だよ」
マリアはキュリオのシャツの胸飾りを指でもてあそぶ。
「変なのは、この服の方だね」
「よせよ、おじい様の趣味だぞ!」
「あ、怒った」
ケラケラと笑いだす。すぐに手のひらで頬を押さえて顔をしかめる。
「イテテ…ちきしょう、ノッポのやつ。やたらに殴りやがって…」
「覚えてないんじゃないの?」
「だれが忘れるもんか。無理やり突っ込まれたんだぞ。今度あたしに触ったらチンコをぶった切ってやる!」
「君、どうなってるの?」
「男はみんなクソだ。でも、あんたは違う。あたしを守ってくれるんだよね…」
マリアがキュリオにしがみつく。バランスを崩した二人が床に倒れこむ。マリアは首に抱きついたままキュリオの股間に手を伸ばす。
「…だからね、良いことしてあげる」
「なにするんだ」
マリアの指先がズボンの中にもぐりこむ。手のひらでキュリオを包みこむ。手首がゆっくりと動きだす。
キュリオがギュッと目をつぶる。息が荒くなり頬に赤みがさしてくる。
「ほら、良くなってきた…」
マリアが耳もとでささやくと嫌がるように首をふる。
「やめて欲しいの?」
「…」
「それとも、もっとする?」
キュリオがかすかにうなずく。マリアは器用にボタンを外すとキュリオを外に引きずりだす。皮はむけているがまだ産毛しか生えていない。
「けっこう、大きいね」
親指と人指し指を巻きつけて首の周りを刺激する。キュリオがマリアにしがみつく。体がピクピク震えている。
「へえ、感じやすいんだ」
指先で小さな穴をノックする。ヌルヌルした体液が湧いてくる。
「男の子なのに、濡れちゃったよ」
キュリオが薄く目を開ける。二本の指の間に透明な糸が伸びている。マリアは指の匂いを嗅いで舌先で味を確かめる。
「あ…」
「恥ずかしいの?」
「違うよ、ちょっと驚いただけだ」
「あんた、可愛い…」
マリアはキュリオにまたがると尻をむけて四つん這いになる。ドレスの裾をたくしあげてフリルのついたドロワーズを見せつける。
「これが、欲しいんでしょ?」
焦らすように腰をふる。キュリオの手が伸びて柔らかな布越しに股間をまさぐる。
「はあ…でも、そこはだめ」
マリアはドレスの肩ひもを落とす。下着をずらして素肌をさらす。キュリオの両手を導いて左右の胸を触らせる。
十本の指がぎこちなく動きだして小ぶりな胸を揉みしだく。
「うん…そこなら、いいよ」
マリアは目を閉じてキュリオの指の感触を味わっている。乳首の先が固くなる。呼吸がしだいに浅くなる。
「ん、ん、ん…」
喉の奥から喘ぎ声が漏れてくる。キュリオの右手が下りてきてドロワーズの中に忍び込む。指先が中心を見つけると下から上になであげる。
マリアはすっかり濡れている。
「あ、だめ…」
あわてて手首を押さえるが逆らう力は残っていない。キュリオの中指が小さなマリアを見つけだして小刻みな動きで追いつめる。
「あ、あ、あ」
口が勝手に開きだす。
「…イク、イク、イク!」
マリアの体がビクンと跳ねる。首を反らせてあごを突きだす。腰をガクガク震わせて後ろにむかって倒れこむ。
キュリオの腕の中でマリアは意識を失っている。
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